アイギーク、オープンソースのストレージ管理システム「Indelible FS」のベータ版をリリース
[14/04/26]
提供元:PRTIMES
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Indelible FSにより、統合されたストレージ・システムが手頃な価格で実現クラウド・プロバイダやデータセンター運用者の収益向上に貢献
アイギーク株式会社(東京都目黒区、社長:デイビッド L. スミス、代表:内田あゆみ)はオープンソースのストレージ管理システム「Indelible FS」ベータ版のリリースおよび京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)との技術提携を発表しました。
ストレージは情報テクノロジーの重要なコンポーネントのひとつです。今日のストレージ環境では、多種多様なハードウェア、ソフトウェア製品を統合してひとつのインフラストラクチャにまとめる必要があり混乱が生じていますが、Indelible FSでは、従来型のファイル・システム、オブジェクト・ストレージ、仮想ディスクなどを含んだ総合的なストレージ・システムを提供します。また、スケーラブルで分散型のIndelible FSは、取り扱いが容易な製品となっております。
Indelible FSは、バックアップ機能およびデータ重複の排除機能を基本ファイル・システムに統合しており、データの安全性を確保するために他のソフトウェアを使用する必要性がなくなります。また、Indelible FSは分散型であり、アクセスする必要のある場所にデータを自動的にキャッシュします。
アイギーク株式会社社長およびヘッドギークのデイビッド・スミスは次のように述べています。「2014年となった現在でも、1970年代に基本設計されたファイル・システムが使用されています。今こそ、システム管理者が常時ディスク障害やスペース不足を人的に管理運用するのではなく、ストレージ管理の詳細を自動で確実に処理する新しいストレージ管理システムへ移行していくべきです。バックアップとデータ保護はストレージ・システムの基本機能としてあるべきで、後から追加するようではいけません。アイギークは、スーパーコンピューティング、クラウド・ストレージ、デスクトップ・アプリケーション分野での経験・知識を結集させ、スケーラブルかつ手頃な価格で使いやすいストレージ・システムの構築に向けてIndelible FSを開発しました」
Indelible FSは、シングルサーバからクラウド規模までスケール対応できるように設計されています。Indelible FSの高度なソフトウェア設計により、汎用ハードウェアをエンタープライズレベルの安定性で使用することが可能となります。
Indelible FSはクラウド・プロバイダ向けにも適しており、ペタバイト級以上のストレージも管理できるよう設計されています。また、ほとんどのストレージ・システムとは異なり、安全なマルチテナント運用への対応機能もビルトインされています。さらに、ハイブリッド運用方式にも対応しており、ユーザーはデータをローカルシステムやバックアップに保存し、また、負荷軽減のためにクラウド・プロバイダに送ることもできます。
デイビッド・スミスは、「Amazon、Google、Facebook、Zantazなど大手のオンライン・ストレージ・プロバイダは、汎用品のストレージと高度なソフトウェアを使って信頼性の高いストレージ・サービスを安価に提供しています。ただ残念ながら、彼らのソフトウェアを使うには彼らのサービスを利用するしかありません。Indelible FSを採用することで、クラウド・プロバイダやデータセンター運用者は、Amazon S3と同じ価格でストレージ・サービスを提供し、しかも利益を上げることが可能になります」と述べています。
アイギークは今夏から、KCCSのデータセンターを通じて、Indelible FSを利用したストレージ・サービスを提供する予定です。KCCSではさらに、同社のクラウド・ソリューション用のストレージ・システムとして、Indelible FSの評価を行う予定です。
Indelible FSはApache Licenseに基づきリリースされるもので、自由に使用・改変できます。Indelible FSはLinux上で動作し、Red HatやDebian、Ubuntu、CentOSに対応しています。商用利用については、現時点ではベータ版のリリースのみとなるため、推奨しておりません。また、アイギークでは、Indelible FSのオープンソース・リリースについていかなる保証およびサポートも行いません。サポートおよびコンサルティング・サービスについては、アイギークまでお問い合わせください。
Indelible FSは、株式会社あくしゅ(axsh)の「Wakame-vdc」クラウド・コンピューティング・フレームワークとの統合化を実現しています。4月25日に開催されるあくしゅのユーザー・グループ・ミーティングにおいて、Indelible FSのデータ版が紹介される予定です。また、他のクラウド・コンピューティング・フレームワークとの統合化も現在進行中です。
本日リリースされるモジュールは、以下の3つとなります。
■「Indelible FS」
中核となるストレージ・システム。POSIX準拠のファイル・システム、データ重複排除、リモート・レプリケーションおよびバージョン管理を含みます。
■「Indelible Virtual SAN」
仮想ディスクシステム。iSCSIターゲット、コピーオンライト・セマンティクスおよび分散キャッシュ機能を提供。
■「Indelible Web Access」
Indelible FSの制御およびIndelible FS内に保存したデータへのウェブアクセスのためのREST APIを提供。
全ソースコードはダウンロードできます。詳しくは、
http://www.indeliblefs.comをご覧ください。またコンサルティングやサポートについてのご相談やご質問は info@igeekinc.com までお問い合わせください。
■アイギーク株式会社について
アイギークはストレージ・ソフトウェアおよび関連サービスのプロバイダであり、米国シリコンバレーと東京に事業所を置いています。2005年に発売され賞を獲得した「Indelible Desktop Backup」は、世界中で使用されています。アイギーク株式会社は2000年に設立されました。
■株式会社あくしゅ(axsh)について
あくしゅはクラウド・コンピューティング・ソフトウェアのリーディング・サプライヤー企業です。あくしゅのクラウド・コンピューティングの基盤となる「Wakame-vdc」は現在、京セラコミュニケーションシステムの「GreenOffice Unified Cloud」およびNTTPCコミュニケーションズの「WebARENA VPSクラウド」に利用されています。
※本プレスリリースに記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
アイギーク株式会社(東京都目黒区、社長:デイビッド L. スミス、代表:内田あゆみ)はオープンソースのストレージ管理システム「Indelible FS」ベータ版のリリースおよび京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)との技術提携を発表しました。
ストレージは情報テクノロジーの重要なコンポーネントのひとつです。今日のストレージ環境では、多種多様なハードウェア、ソフトウェア製品を統合してひとつのインフラストラクチャにまとめる必要があり混乱が生じていますが、Indelible FSでは、従来型のファイル・システム、オブジェクト・ストレージ、仮想ディスクなどを含んだ総合的なストレージ・システムを提供します。また、スケーラブルで分散型のIndelible FSは、取り扱いが容易な製品となっております。
Indelible FSは、バックアップ機能およびデータ重複の排除機能を基本ファイル・システムに統合しており、データの安全性を確保するために他のソフトウェアを使用する必要性がなくなります。また、Indelible FSは分散型であり、アクセスする必要のある場所にデータを自動的にキャッシュします。
アイギーク株式会社社長およびヘッドギークのデイビッド・スミスは次のように述べています。「2014年となった現在でも、1970年代に基本設計されたファイル・システムが使用されています。今こそ、システム管理者が常時ディスク障害やスペース不足を人的に管理運用するのではなく、ストレージ管理の詳細を自動で確実に処理する新しいストレージ管理システムへ移行していくべきです。バックアップとデータ保護はストレージ・システムの基本機能としてあるべきで、後から追加するようではいけません。アイギークは、スーパーコンピューティング、クラウド・ストレージ、デスクトップ・アプリケーション分野での経験・知識を結集させ、スケーラブルかつ手頃な価格で使いやすいストレージ・システムの構築に向けてIndelible FSを開発しました」
Indelible FSは、シングルサーバからクラウド規模までスケール対応できるように設計されています。Indelible FSの高度なソフトウェア設計により、汎用ハードウェアをエンタープライズレベルの安定性で使用することが可能となります。
Indelible FSはクラウド・プロバイダ向けにも適しており、ペタバイト級以上のストレージも管理できるよう設計されています。また、ほとんどのストレージ・システムとは異なり、安全なマルチテナント運用への対応機能もビルトインされています。さらに、ハイブリッド運用方式にも対応しており、ユーザーはデータをローカルシステムやバックアップに保存し、また、負荷軽減のためにクラウド・プロバイダに送ることもできます。
デイビッド・スミスは、「Amazon、Google、Facebook、Zantazなど大手のオンライン・ストレージ・プロバイダは、汎用品のストレージと高度なソフトウェアを使って信頼性の高いストレージ・サービスを安価に提供しています。ただ残念ながら、彼らのソフトウェアを使うには彼らのサービスを利用するしかありません。Indelible FSを採用することで、クラウド・プロバイダやデータセンター運用者は、Amazon S3と同じ価格でストレージ・サービスを提供し、しかも利益を上げることが可能になります」と述べています。
アイギークは今夏から、KCCSのデータセンターを通じて、Indelible FSを利用したストレージ・サービスを提供する予定です。KCCSではさらに、同社のクラウド・ソリューション用のストレージ・システムとして、Indelible FSの評価を行う予定です。
Indelible FSはApache Licenseに基づきリリースされるもので、自由に使用・改変できます。Indelible FSはLinux上で動作し、Red HatやDebian、Ubuntu、CentOSに対応しています。商用利用については、現時点ではベータ版のリリースのみとなるため、推奨しておりません。また、アイギークでは、Indelible FSのオープンソース・リリースについていかなる保証およびサポートも行いません。サポートおよびコンサルティング・サービスについては、アイギークまでお問い合わせください。
Indelible FSは、株式会社あくしゅ(axsh)の「Wakame-vdc」クラウド・コンピューティング・フレームワークとの統合化を実現しています。4月25日に開催されるあくしゅのユーザー・グループ・ミーティングにおいて、Indelible FSのデータ版が紹介される予定です。また、他のクラウド・コンピューティング・フレームワークとの統合化も現在進行中です。
本日リリースされるモジュールは、以下の3つとなります。
■「Indelible FS」
中核となるストレージ・システム。POSIX準拠のファイル・システム、データ重複排除、リモート・レプリケーションおよびバージョン管理を含みます。
■「Indelible Virtual SAN」
仮想ディスクシステム。iSCSIターゲット、コピーオンライト・セマンティクスおよび分散キャッシュ機能を提供。
■「Indelible Web Access」
Indelible FSの制御およびIndelible FS内に保存したデータへのウェブアクセスのためのREST APIを提供。
全ソースコードはダウンロードできます。詳しくは、
http://www.indeliblefs.comをご覧ください。またコンサルティングやサポートについてのご相談やご質問は info@igeekinc.com までお問い合わせください。
■アイギーク株式会社について
アイギークはストレージ・ソフトウェアおよび関連サービスのプロバイダであり、米国シリコンバレーと東京に事業所を置いています。2005年に発売され賞を獲得した「Indelible Desktop Backup」は、世界中で使用されています。アイギーク株式会社は2000年に設立されました。
■株式会社あくしゅ(axsh)について
あくしゅはクラウド・コンピューティング・ソフトウェアのリーディング・サプライヤー企業です。あくしゅのクラウド・コンピューティングの基盤となる「Wakame-vdc」は現在、京セラコミュニケーションシステムの「GreenOffice Unified Cloud」およびNTTPCコミュニケーションズの「WebARENA VPSクラウド」に利用されています。
※本プレスリリースに記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。