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ペットを飼って困ったこと1位は「高額な入院費」 4人に1人は10万円以上の入院費を払った経験あり

- ペット医療に関する調査結果 -

au損害保険株式会社(東京都渋谷区/代表取締役社長:島田信之)は、
日本におけるペット(犬および猫)の 飼育頭数が約2,150万頭
(※一般社団法人ペットフード協会調べ)に達する昨今、
飼い主のペット医療への関心の高まりを受け、20代から60代の
犬か猫を飼っている方を対象に「ペット医療に関する意識調査」を行いました。
(インターネット調査、調査期間:2014年11月6日(木)、サンプル数:607人)

調査の結果、ペットを飼って困ったことの1位が「高額な入院費」であり、
4人に1人は10万円以上の入院費を払った経験があるにも関わらず、
ペット保険の加入者は2割にも満たないことが分かりました。




<調査総括>
■8割以上がペットは「家族」のような存在
ペットが回答者にとってどのような存在かを聞いたところ、
「家族」のような存在と答えた方が84.3%と群を抜いて多く、
飼い主にとって大切な存在となっていることが分かります。

(図表1)Q.あなたにとってのペットの存在


■約6割がペットの入院経験あり
■4人に1人は1回あたりの入院費で10万円以上支払い
ペットの入院、通院経験を聞くと、「手術を伴う入院」「手術を伴わない入院」を
合わせて59.2%もいることが分かります。その中でも入院費が高額になりやすい
「手術を伴う入院」を経験した人は4割以上に及びます。
また、実際に入院1回当たりにかかった費用を聞くと、25.4%の人が
10万円以上の入院費を払ったと回答しました。30万円以上支払っている方もおり、
医療費が高額になっていることが分かります。

(図表2)Q.ペットの入院、通院の経験


(図表3)Q.実際の入院費(1回あたり)


■ペットを飼って困ったこと1位「高額な入院費」、2位「しつけの悩み」
ペットを飼って困った経験を問う質問では、「入院費が高額だった」が最多の37.9%で、
「いくらしつけても治らない」という悩みが36.2%と続きました。
先の質問でもあった通り、4人に1人は10万円以上という高額な入院費を
払った経験を持っており、ペットの医療費でお困りの方が多いことが分かります。
また、ペットの年齢が0〜2歳の方に絞った結果を見ると、
「いくらしつけても治らない」が48.3%と全体よりも12ポイントも高く、
ペットが小さいうちは医療費よりもしつけに困っていることが分かりました。

(図表4)Q.ペットを飼っていて困った経験

※「いくらしつけをしても治らない」回答内訳
全体 : 36.2%
ペット年齢0〜2歳 : 48.3%

○入院費の例
※あくまでも一例であり、診療機関や治療内容により金額が異なります

【白内障手術】
診察費 2,000円
血液検査 10,000円
レントゲン 7,000円
眼検査 45,000円
手術 380,000円
入院 20,000円
点滴 15,000円
点眼薬 6,000円
内服薬 3,500円
合計 488,500円

【骨盤骨折】
診察費 5,000円
血液検査 20,000円
レントゲン 24,000円
クロスマッチ 15,000円
輸血 60,000円
手術 400,000円
入院 35,000円
点滴 30,000円
内服薬 7,000円
合計 596,000円

■ペット保険について約9割が知っているが、加入しているのは2割未満
ペット保険について聞いたところ、88%の人が「知っている」と答え、
高い認知がある一方、加入状況を問うと、加入しているのは18.7%と
2割に満たないことが分かりました。

(図表5)Q.ペット保険認知


(図表6)Q.ペット保険加入状況


■ペット保険で重視するのは、1位保険料の安さ、2位補償金額、3位サポートの充実
ペット保険で重視する点を聞くと、「毎月の保険料が安い」が最多の68.7%、
続いて「入院・手術費・通院の補償金額が多い」が44.8%で、
「保険金の支払い回数や1回あたりの限度額の条件がない」も
約25%の人が選んでおり、お金の面を重視する傾向が見えます。
また、3番目には「サポート体制の充実」を40.4%の人が選んでおり、
何かあったときに相談できるサポート体制を多くの人が重視していることがわかります。

(図表7)Q.ペット保険で重視する点


<専門家の声>
電話どうぶつ病院「Anicli24」 三宅 亜希 院長

ペットにかかる医療費は年々増加傾向にあります。
理由として、予防医療の 重要性が浸透し
ワクチン接種や寄生虫予防を確実に
行うようになったことや、獣医療の向上により
受けられる治療が増えたことなどが挙げられます。
高度な設備を有した二次診療施設で手術を行う
ケースも増えており、飼い主さんが選択できる治療法は
以前に比べて明らかに多くなっています。
いざという時に安心できるよう、予防から病気のことまで
なんでも相談できるかかりつけの先生を見つけ、
共にペットを守っていくという意識を持ちましょう。
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