東京大学生産技術研究所実験住宅「COMMAハウス」における実験・計測環境の向上
[15/01/29]
提供元:PRTIMES
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(スマートメーターBルート使用実験環境等の整備)
東京大学生産技術研究所(所在:東京都目黒区、所長:中埜良昭)は、2020年に広く普及するスマートハウスを目指し、東京大学駒場IIキャンパス内の実験住宅『COMMAハウス(コマハウス:COMfort MAnagement ハウス)』)において、各種エネルギーマネジメントの実証実験を行っています。
『COMMAハウス』は、
1.家電・機器分野と建築分野の関係者の連携による住宅トータルとしての快適性、意匠性の追求
2.さまざまなメーカー・異業種の機器の協調運用を行う、マルチベンダーのオープンなシステム
3.蓄積データの活用により、ライフスタイルの提案など、住み手を巻き込んだ提案を目指し、2011年8月の設備完成後、さまざまな基礎的実験と住宅用エネルギーマネジメントシステム(HEMS)(1)構築を進めてきました。
先般、さらなる実験環境の向上を図るため一部設備を改修、新設致しました。COMMAハウス屋内に取り付けてある実験用スマートメーターのBルート(スマートメーターと宅内機器(HEMSやスマート家電)間の通信回線)も新たに開通させ、使用実験を可能と致しました。
(1) HEMS(Home Energy Management System):センサやITを活用し、住宅のエネルギー管理を行うシステム。]
A 実験環境の向上
♦スマートメーターBルート使用実験環境
スマートメーターBルートは、電気使用量や、現在の使用電流値をユーザが読み取ることができる仕組みであり、今後豊富なアプリケーション創出が期待されています。手軽に使用実験をして頂ける環境も用意してありますので、御関心のある方々の参加をお待ちしております。
Bルート使用実験環境の概要は下記の通りです。
イ)物理層(920MHz特定小電力無線)も含めたBルート使用実験
ロ)Web APIを経由したBルート使用実験
具体的に読み出せるデータは下記です。
1)定期的(自動的)に送出される情報((イ)条件のみ)30分ごとのメーター指針値[kWh]
(30分値はHEMS等端末側で差分を計算して算出)
2)HEMS等の端末からの問い合わせに対して送信する情報
・瞬時電流[A]、電力計測値[W]
・現在のメーター指針値
・直前の30分値計算用メーター指針値
・過去45日(2)(含む当日)以内のメーター指針値(毎時0分/30分)の履歴
(但し、1回の要求・読み出しあたり、0:00〜23:30の48データ分)
(2) 東京電力株式会社仕様。
詳しくはhttp://www.ogimotolab.iis.u-tokyo.ac.jp/index.html をご覧ください。
♦ロールスクリーンによる室内温度分布の可視化
空間の温度分布を可視化するために取り付けたスクリーン。熱画像装置で撮影することで、上下温度分布を感覚的に捉えることができます。
♦エネルギーデータと屋内外環境(温湿度)の計測と可視化
エネルギーデータと屋内外環境(温湿度)を計測し可視化します。
[画像: http://prtimes.jp/i/12572/1/resize/d12572-1-807588-0.jpg ]
B COMMAハウスとしての機能向上
♦床暖房システム
♦ロフト窓の遠隔開閉化
手動開閉の窓に電動ユニットを取り付けました。既存の電動窓のネットワークに加えることで、自動窓開閉のバリエーションを拡充しました。
♦最先端家電:ロボット掃除機の設置
♦ECHONET Lite対応冷蔵庫・エアコンの新設
東京大学生産技術研究所(所在:東京都目黒区、所長:中埜良昭)は、2020年に広く普及するスマートハウスを目指し、東京大学駒場IIキャンパス内の実験住宅『COMMAハウス(コマハウス:COMfort MAnagement ハウス)』)において、各種エネルギーマネジメントの実証実験を行っています。
『COMMAハウス』は、
1.家電・機器分野と建築分野の関係者の連携による住宅トータルとしての快適性、意匠性の追求
2.さまざまなメーカー・異業種の機器の協調運用を行う、マルチベンダーのオープンなシステム
3.蓄積データの活用により、ライフスタイルの提案など、住み手を巻き込んだ提案を目指し、2011年8月の設備完成後、さまざまな基礎的実験と住宅用エネルギーマネジメントシステム(HEMS)(1)構築を進めてきました。
先般、さらなる実験環境の向上を図るため一部設備を改修、新設致しました。COMMAハウス屋内に取り付けてある実験用スマートメーターのBルート(スマートメーターと宅内機器(HEMSやスマート家電)間の通信回線)も新たに開通させ、使用実験を可能と致しました。
(1) HEMS(Home Energy Management System):センサやITを活用し、住宅のエネルギー管理を行うシステム。]
A 実験環境の向上
♦スマートメーターBルート使用実験環境
スマートメーターBルートは、電気使用量や、現在の使用電流値をユーザが読み取ることができる仕組みであり、今後豊富なアプリケーション創出が期待されています。手軽に使用実験をして頂ける環境も用意してありますので、御関心のある方々の参加をお待ちしております。
Bルート使用実験環境の概要は下記の通りです。
イ)物理層(920MHz特定小電力無線)も含めたBルート使用実験
ロ)Web APIを経由したBルート使用実験
具体的に読み出せるデータは下記です。
1)定期的(自動的)に送出される情報((イ)条件のみ)30分ごとのメーター指針値[kWh]
(30分値はHEMS等端末側で差分を計算して算出)
2)HEMS等の端末からの問い合わせに対して送信する情報
・瞬時電流[A]、電力計測値[W]
・現在のメーター指針値
・直前の30分値計算用メーター指針値
・過去45日(2)(含む当日)以内のメーター指針値(毎時0分/30分)の履歴
(但し、1回の要求・読み出しあたり、0:00〜23:30の48データ分)
(2) 東京電力株式会社仕様。
詳しくはhttp://www.ogimotolab.iis.u-tokyo.ac.jp/index.html をご覧ください。
♦ロールスクリーンによる室内温度分布の可視化
空間の温度分布を可視化するために取り付けたスクリーン。熱画像装置で撮影することで、上下温度分布を感覚的に捉えることができます。
♦エネルギーデータと屋内外環境(温湿度)の計測と可視化
エネルギーデータと屋内外環境(温湿度)を計測し可視化します。
[画像: http://prtimes.jp/i/12572/1/resize/d12572-1-807588-0.jpg ]
B COMMAハウスとしての機能向上
♦床暖房システム
♦ロフト窓の遠隔開閉化
手動開閉の窓に電動ユニットを取り付けました。既存の電動窓のネットワークに加えることで、自動窓開閉のバリエーションを拡充しました。
♦最先端家電:ロボット掃除機の設置
♦ECHONET Lite対応冷蔵庫・エアコンの新設