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スタジオ設立30周年記念「ピクサー展」

2016年3月5日(土)〜5月29日(日) 東京都現代美術館

世界中を熱狂させるアニメーション・スタジオ「ピクサー」の展覧会が2016年3月から東京で開幕!





 「芸術はテクノロジーの限界に挑み、テクノロジーは芸術にひらめきを与える。」
ジョン・ラセター
ピクサー&ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ
チーフ・クリエイティブ・オフィサー

[画像1: http://prtimes.jp/i/16447/1/resize/d16447-1-539728-1.jpg ]

 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館、読売新聞社、TBSは「スタジオ設立30周年記念 ピクサー展」を2015年3月5日(土)から5月29日(日)にかけて、東京都現代美術館で開催いたします。

【開催趣旨】
 「トイ・ストーリー」や「ファインディング・ニモ」、「インサイド・ヘッド」そして最新作「アーロと少年」など、数々の人気作品を世界に送り出すピクサー・アニメーション・スタジオ。1986年、アメリカのカリフォルニアで、ジョン・ラセター、エド・キャットムル、スティーブ・ジョブズらが奇跡のような運命で共に集いピクサーは設立されました。2016年はそのスタジオ設立30周年の記念の年にあたります。
 ピクサー作品は、日本やアメリカだけでなく、世界中で上映され多くのファンに愛され続けていますが、それはコンピュータ・アニメーションという優れた技術だけによるものではなく、独創的なストーリーや魅力的なキャラクターの存在があるからです。驚くべきことに、ピクサーには技術スタッフと同じくらい多くのアーティストやデザイナーたちが在籍しており、彼らはストーリーや映画のビジュアルなどを考える企画の構想段階で、手描きのドローイングや、パステル画、彫刻などを数々生みだしているのです。
 本展は、そうした創作活動にスポットライトをあて、ピクサーに所属するアーティストたちが創り出したドローイング、カラースクリプト、マケット(キャラクター模型)など多種多様なアートワークの数々を紹介するものです。2005年にニューヨーク近代美術館でスタートし世界各国で好評を博した世界巡回展が、2016年、スタジオ設立30周年を記念した新たな作品群を加え日本に上陸します。

【展覧会のみどころ】
◇ 世界初のフルCGアニメーション映画『トイ・ストーリー』(1996年日本公開)から最新作『アーロと少年』まで、映画制作の源となったアートワーク約500点を一挙公開。

[画像2: http://prtimes.jp/i/16447/1/resize/d16447-1-358494-2.jpg ]

◇ ピクサーがアニメーション制作で最も大事にしている「ストーリー」「キャラクター」そして「世界観」を、多才なアーティストたちが様々な技法を使って表現!

[画像3: http://prtimes.jp/i/16447/1/resize/d16447-1-654762-3.jpg ]

◇ 大型ゾートロープと迫力のスクリーン映像でピクサー・アニメーションの世界観を表現!
 この世界巡回展のために特別に開発された2つのインスタレーション、「トイ・ストーリー ゾートロープ」と
「アートスケープ」が登場します。
[画像4: http://prtimes.jp/i/16447/1/resize/d16447-1-921062-4.jpg ]

 「トイ・ストーリー ゾートロープ」は、円盤の上に配置されたウッディやバズといった『トイ・ストーリー』に登場するキャラクターの立体フィギュアたちを暗闇の中で高速回転させ、それらをストロボライトで照らすことでキャラクターたちがあたかも生きて動いているように見せる装置です。アニメーションの原理を体感できます。
 アートスケープは平面に描かれたアートワークを、デジタル技術を用いて三次元(3D)の動画へと変換し、幅10メートルを超える大型スクリーンに投影するインスタレーションです。アートとテクノロジーの融合により生まれたこのインスタレーションは、見た人を、まるでピクサーの世界に紛れ込んだような臨場感あふれる空間へと誘います。

【関連年表】
1979年 ピクサー設立者の一人であるエド・キャットムルが、ジョージ・ルーカスの呼びかけにより、ルーカスフィルムのコンピュータ部門に加わる。

1984年 ディズニーで活動をしていたアニメーター、ジョン・ラセターがルーカスフィルムのコンピュータ部門に加わる。ラセターが最初に制作したコンピュータ・アニメーション「アンドレとウォーリーB.の冒険」が展示会で披露される。

1986年  ルーカスフィルムのコンピュータグラフィックス部門をスティーブ・ジョブズが買収し、ピクサーを設立。エド・キャットムルがチーフ・テクニカル・オフィサーに就任。
ピクサーとして最初の短編作品「ルクソーJr.」を発表。

1989年 ピクサーがレンダリング用ソフト「RenderMan(R)」を発表。
前年に公開された短編作品「ティン・トイ」がコンピュータ・アニメーションとしては初めてアカデミー賞短編アニメ部門を受賞。

1991年 ピクサーとウォルト・ディズニー・スタジオが3つの劇場用長編アニメーションを共同製作する
契約を結ぶ。

1995年 「トイ・ストーリー」が初めての劇場用長編アニメーション映画として公開される。(日本公開は96年)

1996年 ジョン・ラセターがアカデミー特別業績賞を受賞。

1998年 ピクサーの2作品目となる長編映画「バグズ・ライフ」が公開。同年に公開されたアニメーショ
ン映画の最高興行収入を記録。

1999年 「トイ・ストーリー2」が公開。

2001年 チーフ・テクニカル・オフィサーだったエド・キャットムルがピクサーの社長に就任。ジョン・ラセ
ターがピクサーと10年間の所属契約を結ぶ。
「モンスターズ・インク」が公開。

2003年 「ファインディング・ニモ」が公開。アニメーション映画としては全世界で過去最高の興行記録を樹立。

2004年 「Mr.インクレディブル」が公開。「ファインディング・ニモ」がアカデミー賞長編アニメ部門受賞。

2005年 ピクサーの最初の展覧会「PIXAR:20 Years of Animation」がニューヨーク近代美術館で開
催される。「Mr.インクレディブル」がアカデミー賞長編アニメ部門受賞。

2006年 「カーズ」が公開。
ディズニーがピクサーを買収。エド・キャットムルがピクサーおよびウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの社長に就任。ジョン・ラセターが両スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーに、また、ウォルト・ディズニー・イマジニアリングのプリンシパル・クリエイティブ・アドバイザーに就任。

2007年 「レミーのおいしいレストラン」が公開。翌年アカデミー賞長編アニメ部門受賞。

2008年 「ウォーリー」が公開。翌年アカデミー賞長編アニメ部門受賞。

2009年 「カールじいさんの空飛ぶ家」が公開。

2010年 「トイ・ストーリー3」が公開。アニメーション映画では歴代最高の興行収入を記録。
翌年、アカデミー賞長編アニメ部門などを受賞。

2011年 スティーブ・ジョブズが死去。ジョン・ラセターの5作品目となる監督作品「カーズ2」が公開。

2012年 「メリダとおそろしの森」が公開。翌年にアカデミー賞長編アニメ部門を受賞。

2013年 「モンスターズ・ユニバーシティ」が公開。

2015年 「インサイド・ヘッド」が公開。

2016年 「アーロと少年」が日本で公開予定(米では2015年に公開)。


【展覧会情報】
◇タイトル:スタジオ設立30周年記念 ピクサー展
◇会期:2016年3月5日(土)-5月29日(日)
◇開館時間:10:00〜18:00 *入場は閉館の30分前まで
◇休館日:月曜日および3月22日(火)
     *ただし3月21日(月・祝)、5月2日(月)、5月23日(月)は開館
◇会場:東京都現代美術館(企画展示室1F/3F)
◇主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館、読売新聞社、TBS
◇協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン
◇展覧会公式サイト:http://www.pxr30.jp/
◇お問い合わせ:東京都現代美術館 東京都江東区三好4-1-1
        03-5245-4111(代表)/ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
        http://www.mot-art-museum.jp/
◇交通案内:東京メトロ半蔵門線・清澄白河駅B2番出口より徒歩9分
      都営地下鉄大江戸線・清澄白河駅A3番出口より徒歩13分
◇同時開催:「MOTアニュアル2016」「MOTコレクション」


【チケット情報】
◇観覧料: 一般1,500円(1,300円)/高校・大学生1,000円(900円)/小・中学生500円(400円)
・( )内は前売り料金。未就学児は無料。
・20名様以上の団体購入は当日料金から2割引(東京都現代美術館で購入の場合のみ)
・身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)は無料。
・3月16日(水)、4月20日(水)、5月18日(水)はシルバーデーにより65歳以上の方は無料(年齢を証明できるものが必要です)。
・本展チケットで「MOTコレクション」(常設展)もご覧いただけます。

◇前売券:2016年1月9日(土)午前10時より販売予定
     *前売券の販売は3月4日(金)まで。
     *前売券の販売場所等詳細は順次展覧会公式サイト等でお知らせします。
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