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「菊月」を故郷舞鶴へ…最後の旧海軍艦艇、部分引き揚げへ資金調達開始

駆逐艦菊月、進水した舞鶴へ

現在も海上に姿を残す唯一の旧海軍艦艇「菊月」を、ソロモン諸島から舞鶴に引き揚げ、修復保存しようと、有志らが「一般社団法人菊月保存会」をインターネット上で結成。2016年3月30日、菊月の第三砲台引き揚げ許可書をソロモン諸島政府より受領し、同年5月9日より実行に向けたファンドレイジング(寄付型クラウドファンディング。主にインターネットを使う資金調達)を開始しました。




[画像: http://prtimes.jp/i/19075/1/resize/d19075-1-525864-1.jpg ]

旧海軍艦艇「菊月」の引き揚げを進める一般社団法人菊月保存会(所在地:大阪府大阪市北区 代表理事:佐瀬賢太郎)は、一般財団法人ジャパンギビング(所在地:東京都千代田区 代表理事:佐藤大吾)の運営する国内最大の寄付型クラウドファンディングプラットフォーム ジャパンギビングにて、駆逐艦菊月の第三砲台引き揚げのための資金調達を2016年5月9日より開始しました。
終戦から70年以上が過ぎ、今年で進水から90年を迎える菊月の船体は、水面から出ている部分のほとんどが崩壊し、また海面上昇もあり、今後数年も掛からず完全に水没してしまう恐れがあります。 また、激戦地であったソロモン諸島での戦闘の資料も、日本国内にはそれほど多くない状態です。
菊月は、数多く存在した旧日本海軍艦艇の中で唯一、現在もGoogleマップからその姿を海上に確認できる事で比較的多くの方々に知られていると思います。
菊月の生まれ故郷である京都府舞鶴市も、赤れんが倉庫や軍港の雰囲気が残り、菊月の建造された舞鶴海軍工廠は形を変え、ジャパンマリンユナイテッドとして現在もその姿を残しています。
そこで、菊月を舞鶴に引き揚げ、修復後に当時の資料と共に保存し、公開することによって、より多くの人に太平洋戦争のことを知って、戦争について考えて頂き、風化させず忘れ去られぬように後世に伝えていきたいと考えています。
多くの皆様からのご賛同とご支援をお願い致します。
【寄付ページ】
URL 1: https://kikuzuki.org/donate/
URL 2: http://japangiving.jp/p/3982
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