【最新調査】移住を考えるフリーランスの心の内は?
[16/07/30]
提供元:PRTIMES
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移住を考えるフリーランスへの意識調査から定量的に捉える
株式会社ふろしきや(本社:東京都江東区、代表取締役:田村英彦)は大都市圏在住で、かつ移住を考慮しているフリーランスを対象に「移住に対する意識調査」を行った。日本全体の人口減少と都心への人口集中が重なり、地域経済・社会の保持のために地方への移住促進の動きが活発化している。都心・大都市圏に住み、働き方が比較的柔軟であるフリーランスの移住に対する注目度は大きい。実態として掴みにくいフリーランスの内面を把握するため、本調査結果を報告する。
【調査概要】
調査時期:2016年7月4日〜7月19日
調査対象:移住を考慮していると回答した首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)、愛知県、関西圏(大阪府、兵庫県、京都府)、福岡県在住のフリーランス
対象者数:750名
調査企画・分析・レポート:株式会社ふろしきや http://www.furoshiki-ya.co.jp/
調査協力:株式会社クラウドワークス https://crowdworks.co.jp
調査結果速報レポートURL:www.furoshiki-ya.co.jp/lib/img/news/フリーランスの移住に対する意識調査結果速報.pdf
【要点】
仕事に関する考えは柔軟。8割強が移住時に新しい仕事を始めることを考慮に入れている。
自分自身の職住環境に強いこだわり。移住先に「気候・治安・自然環境への安心感」と「自分のペースでの職住環境」への要求が強い。
「事業者同志の交流」「祭りや伝統行事」「強い地場産業」への要求は低く、フリーランスへの移住訴求には観光アピールや企業誘致とは異なる考え方が必要か。
移住考慮先は現住地により傾向分かれる。首都圏在住者は首都圏残留もしくは遠方志向、関西圏在住者は関西圏(特に兵庫・京都)と近郊志向が比較的強い。
【移住時の仕事に関する考え方】
[画像1: http://prtimes.jp/i/20460/1/resize/d20460-1-714500-3.jpg ]
「現在の仕事のみで生計を立てる」と回答したフリーランスは16%に留まる結果となった。残りの80%強は、移住時の仕事に対する考え方について柔軟な姿勢が示されている。フリーランスが個人のスキルベースの職種が多いのは確かであるが、これまでに培ってきたスキルを生かした仕事はもちろんのこと、新しい仕事にもトライする心持ちは持っているという結果が現れている。
この結果は、地域で不足している産業の担い手との結び付きを考える移住受け入れ側との関係構築においてもプラスに働く結果とも言える。
【移住先に求める要素】
[画像2: http://prtimes.jp/i/20460/1/resize/d20460-1-525077-4.jpg ]
[地理・社会基盤][インフラ・施設・制度][経済][コミュニティ][パーソナル]の観点での20項目に対して、複数回答可の条件で回答されている。要素として[コミュニティ]の相対的な順位の低さが目立つ。
上位3項目は60%を超えており、やはり「気候」「治安・安全性」といった安心に関わる地理や社会基盤が上位で、それに加えて「自分のペースでの生活や仕事」が食い込んできているのが大きな特徴である。ただし、都市生活者の「自分のペースで」は2面性を持っていると考えられる。1つは”忙しさに追われているような都市環境からの反発“、もう一つは”都市での希薄な人間関係を移住先でも求めたい”という思いとが合わさっていると考えている(※回答者のフリーコメントでも確認することができている)。
逆に「事業者同士の交流」「祭りや伝統行事」「強い地場産業」は20%を割り込んでおり、要求は低いという結果である。この「事業者同士の交流」「祭りや伝統行事」「強い地場産業」は、観光やビジネス誘致にはよく使われるアピールポイントではあるが、フリーランスという対象に対してはそれほど響かないことが推測される。『移住を考える本人の職住環境がどれだけその人自身に合ったものとなるか』をイメージさせることが一番に大切にすべき要素であることが確認できる。
【首都圏在住フリーランスの移住考慮先(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)】
[画像3: http://prtimes.jp/i/20460/1/resize/d20460-1-582614-5.jpg ]
「沖縄県」が首位という結果であった。「東京都(23区)」「海外」「神奈川県」「北海道」が20%超で続き、”都心近郊か全くの遠方か”という振れ幅の大きい選択肢が上位に来ている。その下に「長野県」「静岡県」がランクインしており、比較的人気が高い県であることが伺える。
【関西圏在住フリーランスの移住考慮先(大阪府、兵庫県、京都府)】
[画像4: http://prtimes.jp/i/20460/1/resize/d20460-1-758191-6.jpg ]
「兵庫県」「京都府」が1位、2位を占め、地元近辺への愛着が深いことが伺える。「東京都」と同様、「沖縄県」「北海道」「海外」への意識への高さも見られる。その他近郊では「和歌山県」「奈良県」「岡山県」も比較的上位であり、少し西では「高知県」も10%を超えて上位である。
その他の愛知県、福岡県在住フリーランスの結果や考察については、以下のURLのレポートを参照のこと。
調査速報レポートURL:www.furoshiki-ya.co.jp/lib/img/news/フリーランスの移住に対する意識調査結果速報.pdf
フリーランスが自身の生活・暮らしを優先して住む場所を決めることは、都心や大都市圏を中心とした「職」に「住」を近づける傾向に対して一石を投じている。より移住を考えるフリーランスの内面を、移住を推進する側も移住を受け入れる側も把握し、お互いの理解が深まる一助になればと考えている。
今回の結果は速報版であり、職種・働き方・家族構成等による結果への影響も分析・考察する予定である。
【本調査に対する問合せ先】
株式会社ふろしきや 代表宛
TEL:050-3575-1192
MAIL:info@furoshiki-ya.co.jp
【株式会社ふろしきやとは】
株式会社ふろしきやは、立場や年代の垣根を越えた活動において、ひとりひとりが結びつくための「まとめ役」として活動しています。
会社名 :株式会社ふろしきや
所在地 :東京都江東区亀戸5-6-21 UIW9BLDG 2F
代表取締役 :田村 英彦
設立 :2016年1月6日
事業メニュー:自立型プロジェクト支援
自治体プロジェクト支援
商店街再興支援
地元密着型企業・商店支援
事業内容 :まち、ひと、しごとを基軸にした未来像の設定
データ、情報分析による現状の可視化
地域ブランディング要件定義
プロジェクト実行プロセス設計
活動組織の構築と推進リード
URL :http://www.furoshiki-ya.co.jp/
株式会社ふろしきや(本社:東京都江東区、代表取締役:田村英彦)は大都市圏在住で、かつ移住を考慮しているフリーランスを対象に「移住に対する意識調査」を行った。日本全体の人口減少と都心への人口集中が重なり、地域経済・社会の保持のために地方への移住促進の動きが活発化している。都心・大都市圏に住み、働き方が比較的柔軟であるフリーランスの移住に対する注目度は大きい。実態として掴みにくいフリーランスの内面を把握するため、本調査結果を報告する。
【調査概要】
調査時期:2016年7月4日〜7月19日
調査対象:移住を考慮していると回答した首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)、愛知県、関西圏(大阪府、兵庫県、京都府)、福岡県在住のフリーランス
対象者数:750名
調査企画・分析・レポート:株式会社ふろしきや http://www.furoshiki-ya.co.jp/
調査協力:株式会社クラウドワークス https://crowdworks.co.jp
調査結果速報レポートURL:www.furoshiki-ya.co.jp/lib/img/news/フリーランスの移住に対する意識調査結果速報.pdf
【要点】
仕事に関する考えは柔軟。8割強が移住時に新しい仕事を始めることを考慮に入れている。
自分自身の職住環境に強いこだわり。移住先に「気候・治安・自然環境への安心感」と「自分のペースでの職住環境」への要求が強い。
「事業者同志の交流」「祭りや伝統行事」「強い地場産業」への要求は低く、フリーランスへの移住訴求には観光アピールや企業誘致とは異なる考え方が必要か。
移住考慮先は現住地により傾向分かれる。首都圏在住者は首都圏残留もしくは遠方志向、関西圏在住者は関西圏(特に兵庫・京都)と近郊志向が比較的強い。
【移住時の仕事に関する考え方】
[画像1: http://prtimes.jp/i/20460/1/resize/d20460-1-714500-3.jpg ]
「現在の仕事のみで生計を立てる」と回答したフリーランスは16%に留まる結果となった。残りの80%強は、移住時の仕事に対する考え方について柔軟な姿勢が示されている。フリーランスが個人のスキルベースの職種が多いのは確かであるが、これまでに培ってきたスキルを生かした仕事はもちろんのこと、新しい仕事にもトライする心持ちは持っているという結果が現れている。
この結果は、地域で不足している産業の担い手との結び付きを考える移住受け入れ側との関係構築においてもプラスに働く結果とも言える。
【移住先に求める要素】
[画像2: http://prtimes.jp/i/20460/1/resize/d20460-1-525077-4.jpg ]
[地理・社会基盤][インフラ・施設・制度][経済][コミュニティ][パーソナル]の観点での20項目に対して、複数回答可の条件で回答されている。要素として[コミュニティ]の相対的な順位の低さが目立つ。
上位3項目は60%を超えており、やはり「気候」「治安・安全性」といった安心に関わる地理や社会基盤が上位で、それに加えて「自分のペースでの生活や仕事」が食い込んできているのが大きな特徴である。ただし、都市生活者の「自分のペースで」は2面性を持っていると考えられる。1つは”忙しさに追われているような都市環境からの反発“、もう一つは”都市での希薄な人間関係を移住先でも求めたい”という思いとが合わさっていると考えている(※回答者のフリーコメントでも確認することができている)。
逆に「事業者同士の交流」「祭りや伝統行事」「強い地場産業」は20%を割り込んでおり、要求は低いという結果である。この「事業者同士の交流」「祭りや伝統行事」「強い地場産業」は、観光やビジネス誘致にはよく使われるアピールポイントではあるが、フリーランスという対象に対してはそれほど響かないことが推測される。『移住を考える本人の職住環境がどれだけその人自身に合ったものとなるか』をイメージさせることが一番に大切にすべき要素であることが確認できる。
【首都圏在住フリーランスの移住考慮先(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)】
[画像3: http://prtimes.jp/i/20460/1/resize/d20460-1-582614-5.jpg ]
「沖縄県」が首位という結果であった。「東京都(23区)」「海外」「神奈川県」「北海道」が20%超で続き、”都心近郊か全くの遠方か”という振れ幅の大きい選択肢が上位に来ている。その下に「長野県」「静岡県」がランクインしており、比較的人気が高い県であることが伺える。
【関西圏在住フリーランスの移住考慮先(大阪府、兵庫県、京都府)】
[画像4: http://prtimes.jp/i/20460/1/resize/d20460-1-758191-6.jpg ]
「兵庫県」「京都府」が1位、2位を占め、地元近辺への愛着が深いことが伺える。「東京都」と同様、「沖縄県」「北海道」「海外」への意識への高さも見られる。その他近郊では「和歌山県」「奈良県」「岡山県」も比較的上位であり、少し西では「高知県」も10%を超えて上位である。
その他の愛知県、福岡県在住フリーランスの結果や考察については、以下のURLのレポートを参照のこと。
調査速報レポートURL:www.furoshiki-ya.co.jp/lib/img/news/フリーランスの移住に対する意識調査結果速報.pdf
フリーランスが自身の生活・暮らしを優先して住む場所を決めることは、都心や大都市圏を中心とした「職」に「住」を近づける傾向に対して一石を投じている。より移住を考えるフリーランスの内面を、移住を推進する側も移住を受け入れる側も把握し、お互いの理解が深まる一助になればと考えている。
今回の結果は速報版であり、職種・働き方・家族構成等による結果への影響も分析・考察する予定である。
【本調査に対する問合せ先】
株式会社ふろしきや 代表宛
TEL:050-3575-1192
MAIL:info@furoshiki-ya.co.jp
【株式会社ふろしきやとは】
株式会社ふろしきやは、立場や年代の垣根を越えた活動において、ひとりひとりが結びつくための「まとめ役」として活動しています。
会社名 :株式会社ふろしきや
所在地 :東京都江東区亀戸5-6-21 UIW9BLDG 2F
代表取締役 :田村 英彦
設立 :2016年1月6日
事業メニュー:自立型プロジェクト支援
自治体プロジェクト支援
商店街再興支援
地元密着型企業・商店支援
事業内容 :まち、ひと、しごとを基軸にした未来像の設定
データ、情報分析による現状の可視化
地域ブランディング要件定義
プロジェクト実行プロセス設計
活動組織の構築と推進リード
URL :http://www.furoshiki-ya.co.jp/