『商業施設利用実態調査』2016年版、本日発売
[16/11/02]
提供元:PRTIMES
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開業時に話題になった首都圏大型商業施設の[現状]を明らかにする消費者行動調査
話題になったあの大型商業施設は、その後どうなったのか?(株)福徳社は、開業時に話題性が高かったと判断した首都圏の新大型商業施設に関する消費者の[現状]における利用実態を調査し、結果の詳細な比較分析と相対評価を行いました。
チェーン店出店戦略コンサルティング会社の株式会社福徳社(東京都八王子市、代表取締役 小泉 真理)は、2012年〜2015年末に開業した首都圏の新しい大型商業施設の利用実態に関する消費者行動調査結果を分析した『商業施設利用実態調査』2016年版レポートを本日発売しました。
大型商業施設については、開業当初の行列や混雑ぶりが大々的に報道されることは少なくありません。しかし、開業後のいわゆる“オープン景気”が一巡した後、どの程度の規模の消費者がその施設を使ったのか、どの程度顧客が定着したのか等の【現状】に関する情報はほとんどありません。そこで、福徳社では、開業時に話題性が高かったと判断した首都圏の大型商業施設(全22施設)につき、491人の一般消費者(1都3県在住男女20歳〜69歳)に、【現状】における利用実態を聞き、結果の比較分析に基づく相対評価を行いました。
<主な調査結果にみる、首都圏の新しい大型商業施設の【現状】>
認知度:調査対象商業施設を「知っている」と答えた人の比率 [注1] は、『東京ソラマチ東京スカイツリータウン』(65.0%)や『渋谷ヒカリエ』(64.6%)から、『キラリナ京王吉祥寺』(7.5%)まで大きな開きがある。2014年以降開業した調査対象商業施設の認知度平均は14.7%にとどまり、最近は新しい商業施設が認知度を稼ぎづらい傾向が見られる。単に施設が大規模で、希少性の高いテナントがあるというだけでは、消費者の関心を得づらくなった【現状】が窺える。 [注1] 1都3県(n=491)
利用経験率:調査対象商業施設に「行ったことがある」と答えた人の比率 [注2] は、『渋谷ヒカリエ』(40.1%)から『イオンモール木更津』(4.7%)まで大きな開きがある。2014年以降開業した調査対象商業施設の利用経験率平均は7.3%にとどまり、最近は新しい商業施設が消費者のトライアルを稼ぎづらい傾向が見られる。調査対象商業施設を「今後利用したい」と答えた人の比率(今後利用意向)も今年は全体的に下降傾向にある。“新しい商業施設ができたら一度は行ってみたい”という気持ちが消費者の間で薄れてきている【現状】が窺える。 [注2] 1都3県(n=491)
顧客定着度:調査対象商業施設の顧客の日常生活への定着度を示す顧客定着度 [注3] は、日常的に利用されている『コクーンシティ』(利用経験者の平均利用回数3.37回・直近利用時期平均6.94ヶ月前)から、非日常的に利用されている『東京ソラマチ東京スカイツリータウン』(利用経験者の平均利用回数2.18回・直近利用時期平均12.41ヶ月前)まで大きな開きがある。調査対象22商業施設の比較分析からは、最近は、駅改札直結であるなど、利用者が継続的に利用しやすい立地の商業施設に顧客が定着しやすい傾向が見られる。大型商業施設であっても、利用者にとっての“立地の利便性”が利用する施設を選択する際の判断基準としての重要性を増してきている【現状】が窺える。 [注3] 各商業施設利用経験者の、フリークエンシー(平均利用回数)とリーセンシー(直近利用時期)の組み合わせの高低の度合(n=調査対象各商業施設の利用経験者数)
これまでの大型商業施設は、“施設の規模を大型化し、集客力のあるテナントを集積させれば、消費者は遠方からでも来てくれる・来つづけてくれる”という考え方に基づき、立地を主体的に創造してきました。しかし、近年、限られた領域に複数の大型商業施設の開発が進む中、そのような考え方がもはや首都圏の消費者には通用しなくなってきた【現状】が、本リサーチ結果全体を通じて示唆されています。
<レポートの概要>
『商業施設利用実態調査2016』
調査対象商業施設(全22施設):〔開業日順〕三井アウトレットパーク木更津、ダイバーシティ東京 プラザ、渋谷ヒカリエ、東京ソラマチ東京スカイツリータウン、ビックロ、KITTE、酒々井プレミアム・アウトレット、MARK IS みなとみらい、イオンモール幕張新都心、イケア立川、ららテラス武蔵小杉、キラリナ京王吉祥寺、大宮ラクーン、イオンモール木更津、グランツリー武蔵小杉、原宿ALTA、ららぽーと富士見、二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット、コクーンシティ、ららぽーと海老名、渋谷モディ、ららぽーと立川立飛
調査方法:1都3県在住男女20歳〜69歳を対象としたインターネット調査
調査日:2016年6月10日〜 6月13日(2015年6月・2014年6月にも同じ調査設計で実施)
価格:『商業施設利用実態調査2016』〔完全版〕29,109円+税(PDF全316ページ)、『商業施設利用実態調査2016』〔ダイジェスト版〕2,919円+税(PDF全100ページ)
販売所: 福徳社ストア(http://fukutokusha.com)
発行所: 株式会社福徳社(http://fukutokusha.jp)
<表:調査対象商業施設の“利用実態”ランキング>
[画像: http://prtimes.jp/i/22393/1/resize/d22393-1-728835-1.jpg ]
話題になったあの大型商業施設は、その後どうなったのか?(株)福徳社は、開業時に話題性が高かったと判断した首都圏の新大型商業施設に関する消費者の[現状]における利用実態を調査し、結果の詳細な比較分析と相対評価を行いました。
チェーン店出店戦略コンサルティング会社の株式会社福徳社(東京都八王子市、代表取締役 小泉 真理)は、2012年〜2015年末に開業した首都圏の新しい大型商業施設の利用実態に関する消費者行動調査結果を分析した『商業施設利用実態調査』2016年版レポートを本日発売しました。
大型商業施設については、開業当初の行列や混雑ぶりが大々的に報道されることは少なくありません。しかし、開業後のいわゆる“オープン景気”が一巡した後、どの程度の規模の消費者がその施設を使ったのか、どの程度顧客が定着したのか等の【現状】に関する情報はほとんどありません。そこで、福徳社では、開業時に話題性が高かったと判断した首都圏の大型商業施設(全22施設)につき、491人の一般消費者(1都3県在住男女20歳〜69歳)に、【現状】における利用実態を聞き、結果の比較分析に基づく相対評価を行いました。
<主な調査結果にみる、首都圏の新しい大型商業施設の【現状】>
認知度:調査対象商業施設を「知っている」と答えた人の比率 [注1] は、『東京ソラマチ東京スカイツリータウン』(65.0%)や『渋谷ヒカリエ』(64.6%)から、『キラリナ京王吉祥寺』(7.5%)まで大きな開きがある。2014年以降開業した調査対象商業施設の認知度平均は14.7%にとどまり、最近は新しい商業施設が認知度を稼ぎづらい傾向が見られる。単に施設が大規模で、希少性の高いテナントがあるというだけでは、消費者の関心を得づらくなった【現状】が窺える。 [注1] 1都3県(n=491)
利用経験率:調査対象商業施設に「行ったことがある」と答えた人の比率 [注2] は、『渋谷ヒカリエ』(40.1%)から『イオンモール木更津』(4.7%)まで大きな開きがある。2014年以降開業した調査対象商業施設の利用経験率平均は7.3%にとどまり、最近は新しい商業施設が消費者のトライアルを稼ぎづらい傾向が見られる。調査対象商業施設を「今後利用したい」と答えた人の比率(今後利用意向)も今年は全体的に下降傾向にある。“新しい商業施設ができたら一度は行ってみたい”という気持ちが消費者の間で薄れてきている【現状】が窺える。 [注2] 1都3県(n=491)
顧客定着度:調査対象商業施設の顧客の日常生活への定着度を示す顧客定着度 [注3] は、日常的に利用されている『コクーンシティ』(利用経験者の平均利用回数3.37回・直近利用時期平均6.94ヶ月前)から、非日常的に利用されている『東京ソラマチ東京スカイツリータウン』(利用経験者の平均利用回数2.18回・直近利用時期平均12.41ヶ月前)まで大きな開きがある。調査対象22商業施設の比較分析からは、最近は、駅改札直結であるなど、利用者が継続的に利用しやすい立地の商業施設に顧客が定着しやすい傾向が見られる。大型商業施設であっても、利用者にとっての“立地の利便性”が利用する施設を選択する際の判断基準としての重要性を増してきている【現状】が窺える。 [注3] 各商業施設利用経験者の、フリークエンシー(平均利用回数)とリーセンシー(直近利用時期)の組み合わせの高低の度合(n=調査対象各商業施設の利用経験者数)
これまでの大型商業施設は、“施設の規模を大型化し、集客力のあるテナントを集積させれば、消費者は遠方からでも来てくれる・来つづけてくれる”という考え方に基づき、立地を主体的に創造してきました。しかし、近年、限られた領域に複数の大型商業施設の開発が進む中、そのような考え方がもはや首都圏の消費者には通用しなくなってきた【現状】が、本リサーチ結果全体を通じて示唆されています。
<レポートの概要>
『商業施設利用実態調査2016』
調査対象商業施設(全22施設):〔開業日順〕三井アウトレットパーク木更津、ダイバーシティ東京 プラザ、渋谷ヒカリエ、東京ソラマチ東京スカイツリータウン、ビックロ、KITTE、酒々井プレミアム・アウトレット、MARK IS みなとみらい、イオンモール幕張新都心、イケア立川、ららテラス武蔵小杉、キラリナ京王吉祥寺、大宮ラクーン、イオンモール木更津、グランツリー武蔵小杉、原宿ALTA、ららぽーと富士見、二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット、コクーンシティ、ららぽーと海老名、渋谷モディ、ららぽーと立川立飛
調査方法:1都3県在住男女20歳〜69歳を対象としたインターネット調査
調査日:2016年6月10日〜 6月13日(2015年6月・2014年6月にも同じ調査設計で実施)
価格:『商業施設利用実態調査2016』〔完全版〕29,109円+税(PDF全316ページ)、『商業施設利用実態調査2016』〔ダイジェスト版〕2,919円+税(PDF全100ページ)
販売所: 福徳社ストア(http://fukutokusha.com)
発行所: 株式会社福徳社(http://fukutokusha.jp)
<表:調査対象商業施設の“利用実態”ランキング>
[画像: http://prtimes.jp/i/22393/1/resize/d22393-1-728835-1.jpg ]