株式会社メトセラ、心不全向け再生医療等製品の開発加速に向け、元そーせいCFOの虎見氏が社外取締役に就任
[17/09/19]
提供元:PRTIMES
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線維芽細胞を活用した再生医療等製品の臨床応用に向け、取り組みをさらに加速
心不全向けの新たな再生医療等製品を開発する株式会社メトセラ(本社:山形県鶴岡市、代表取締役:岩宮貴紘、野上健一、以下「メトセラ」)は、元そーせいCFOの虎見英俊(とらみ ひでとし)氏を2017年9月1日付けで社外取締役として新たに迎えました。バイオベンチャーの経営者として豊富な実績を持つ虎見氏の就任を機に、再生医療等製品の臨床応用に向けた取り組みをさらに加速してまいります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/27647/1/resize/d27647-1-591746-2.jpg ]
メトセラは、心不全向けの再生医療等製品の研究開発を事業とするベンチャー企業です。2016年3月の設立以来、安全で効果の高い治療法を心不全の患者様にご提供すべく、再生医療等製品である「VCF」の開発に取り組んでまいりました。2017年6月に完了したラットでの試験において、VCFの心不全に対する高い治療効果を確認することに成功したことを受け、今後はVCFの臨床応用に向けた動きをさらに加速していくことを予定しております。
新たに社外取締役に就任する虎見氏は、日本のバイオベンチャーの先駆けであるそーせいグループ株式会社の副社長に2009年に就任して以降、2017年2月に最高財務責任者を退任するまで、長年にわたって同社の事業執行や資金調達にて敏腕を振るい、そーせいグループ株式会社の発展に大きく貢献されました。バイオベンチャー経営者としての豊富な経験と幅広い見識を活かし、今後の事業戦略や資金調達を含む当社の今後の経営全般について助言を頂くとともに、専門的な見地から当社の経営をモニタリングいただくことで、コーポレートガバナンス体制も強化してまいります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/27647/1/resize/d27647-1-404330-1.jpg ]
虎見 英俊 氏
米国・南カリフォルニア大学Accounting学部卒業後、米国のデロイトトウシュトーマツや三井信託銀行株式会社のロサンゼルス支店勤務を経て、ハネウェルジャパン株式会社にて勤務。2009年7月にそーせいグループの執行役副社長に就任後、2012年にSosei R&D Ltd.取締役、2013年にそーせいコーポレートベンチャーキャピタル株式会社の代表取締役、2015年に株式会社そーせいの代表取締役を歴任。2017年2月付けでそーせいグループの最高財務責任者を退任。2017年9月より株式会社メトセラの社外取締役に就任。
【メトセラについて】
メトセラは2016年3月に創業された、心不全向けの再生医療等製品の研究開発を行うバイオベンチャーです。「心不全」は心臓の機能が低下して十分な量の血液を送り出せなくなる心臓の状態を指し、依然として根本的な治療法が存在しません。そのため、低下した心機能を大きく回復させたり、リスクの高い心移植を代替したりすることのできる治療法の開発が急がれています。
当社では近年の研究を通じて、同じ臓器の中に様々な種類の線維芽細胞があること、その中でも機能的な心組織の作製や、心不全の治療に特に適した線維芽細胞群(VCAM-1-positive Cardiac Fibroblast, “VCF”)が存在することを明らかにしました。VCFには心筋細胞の増殖や移動を促進し、強い心組織の構築を促す力があることが分かっており、こうした特徴が心不全の治療に寄与しているものと当社では考えています。メトセラはこのVCFを活用することで、患者様本人の細胞を用いた、治療効果の高い、低コストで提供可能な再生医療等製品の提供を実現してまいります。
2017年4月に国立大学法人筑波大学との共同研究を開始し、VCFに関する研究開発体制を更に充実させているほか、2017年6月に完了したラットでの試験において、VCFの心不全に対する高い治療効果を確認することに成功しています。2017年9月にはサイエンティフィック・アドバイザーにカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にて心臓再生医療の研究に長年携わる中野敦准教授を迎えて、VCFに関する知見の充実と、臨床応用に向けた実験データの蓄積をさらに加速していくことを予定しております。
当社ではこれまでにBeyond Next Venturesを含むベンチャーキャピタル、エンジェル投資家より約1.5億円の資金調達を行っているほか、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より計1.4億円の助成金の採択を受けて技術の実証実験を行ってまいりました。当社は今後も、株式や助成金による資金調達と優秀な人材の採用を継続し、事業体制と研究開発を強化してまいります。
株式会社メトセラ 概要
本社 : 山形県鶴岡市末広町
研究所所在地 : 神奈川県川崎市川崎区殿町3‐25‐22 ライフイノベーションセンター 417号
代表者 : 岩宮貴紘、野上健一
設立日 : 2016年3月
ウェブサイト : https://www.metcela.com/
代表者経歴
Co-founder, Co-CEO: 岩宮 貴紘
2014年3月 東京女子医科大学医学研究科博士課程修了(医学博士)。2010年より東京女子医科大学 先端生命医科学研究所(TWIns)にて心臓再生医療に関する研究を開始し、2012年以降は心臓線維芽細胞の研究に注力。2014年4月より慶應義塾大学先端生命科学研究所・再生医療チームのチームリーダーとして、線維芽細胞による臓器再生の研究に携わる一方、2014年1月よりメトセラの事業化をプロジェクト化。メトセラでは共同代表として、基礎開発から臨床応用を含む研究開発計画の立案・遂行を統括。1984年生まれ。
Co-founder, Co-CEO: 野上 健一
2008年3月 筑波大学第三学群国際総合学類卒業。2015年8月 UCLA Anderson School of Management (MBA) 入学(2017年6月中退)。2008年より三井住友銀行の投資銀行本部、2010年よりモルガンスタンレー証券の投資銀行本部にて、6年半に渡って企業買収や企業の資金調達などに従事。2014年よりザ・リアルリアル(株)の経営企画室長に就任しベンチャー企業の経営全般に携わる一方、2014年1月よりメトセラの事業化に参画。メトセラでは共同代表として、開発戦略の立案、ビジネスモデルの構築、ファイナンスなど、研究開発を除く領域の事業遂行を統括。1985年生まれ。
<本件に関するお問い合わせ>
広報担当 菅沼
E-mail: admin@metcela.com
心不全向けの新たな再生医療等製品を開発する株式会社メトセラ(本社:山形県鶴岡市、代表取締役:岩宮貴紘、野上健一、以下「メトセラ」)は、元そーせいCFOの虎見英俊(とらみ ひでとし)氏を2017年9月1日付けで社外取締役として新たに迎えました。バイオベンチャーの経営者として豊富な実績を持つ虎見氏の就任を機に、再生医療等製品の臨床応用に向けた取り組みをさらに加速してまいります。
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メトセラは、心不全向けの再生医療等製品の研究開発を事業とするベンチャー企業です。2016年3月の設立以来、安全で効果の高い治療法を心不全の患者様にご提供すべく、再生医療等製品である「VCF」の開発に取り組んでまいりました。2017年6月に完了したラットでの試験において、VCFの心不全に対する高い治療効果を確認することに成功したことを受け、今後はVCFの臨床応用に向けた動きをさらに加速していくことを予定しております。
新たに社外取締役に就任する虎見氏は、日本のバイオベンチャーの先駆けであるそーせいグループ株式会社の副社長に2009年に就任して以降、2017年2月に最高財務責任者を退任するまで、長年にわたって同社の事業執行や資金調達にて敏腕を振るい、そーせいグループ株式会社の発展に大きく貢献されました。バイオベンチャー経営者としての豊富な経験と幅広い見識を活かし、今後の事業戦略や資金調達を含む当社の今後の経営全般について助言を頂くとともに、専門的な見地から当社の経営をモニタリングいただくことで、コーポレートガバナンス体制も強化してまいります。
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虎見 英俊 氏
米国・南カリフォルニア大学Accounting学部卒業後、米国のデロイトトウシュトーマツや三井信託銀行株式会社のロサンゼルス支店勤務を経て、ハネウェルジャパン株式会社にて勤務。2009年7月にそーせいグループの執行役副社長に就任後、2012年にSosei R&D Ltd.取締役、2013年にそーせいコーポレートベンチャーキャピタル株式会社の代表取締役、2015年に株式会社そーせいの代表取締役を歴任。2017年2月付けでそーせいグループの最高財務責任者を退任。2017年9月より株式会社メトセラの社外取締役に就任。
【メトセラについて】
メトセラは2016年3月に創業された、心不全向けの再生医療等製品の研究開発を行うバイオベンチャーです。「心不全」は心臓の機能が低下して十分な量の血液を送り出せなくなる心臓の状態を指し、依然として根本的な治療法が存在しません。そのため、低下した心機能を大きく回復させたり、リスクの高い心移植を代替したりすることのできる治療法の開発が急がれています。
当社では近年の研究を通じて、同じ臓器の中に様々な種類の線維芽細胞があること、その中でも機能的な心組織の作製や、心不全の治療に特に適した線維芽細胞群(VCAM-1-positive Cardiac Fibroblast, “VCF”)が存在することを明らかにしました。VCFには心筋細胞の増殖や移動を促進し、強い心組織の構築を促す力があることが分かっており、こうした特徴が心不全の治療に寄与しているものと当社では考えています。メトセラはこのVCFを活用することで、患者様本人の細胞を用いた、治療効果の高い、低コストで提供可能な再生医療等製品の提供を実現してまいります。
2017年4月に国立大学法人筑波大学との共同研究を開始し、VCFに関する研究開発体制を更に充実させているほか、2017年6月に完了したラットでの試験において、VCFの心不全に対する高い治療効果を確認することに成功しています。2017年9月にはサイエンティフィック・アドバイザーにカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にて心臓再生医療の研究に長年携わる中野敦准教授を迎えて、VCFに関する知見の充実と、臨床応用に向けた実験データの蓄積をさらに加速していくことを予定しております。
当社ではこれまでにBeyond Next Venturesを含むベンチャーキャピタル、エンジェル投資家より約1.5億円の資金調達を行っているほか、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より計1.4億円の助成金の採択を受けて技術の実証実験を行ってまいりました。当社は今後も、株式や助成金による資金調達と優秀な人材の採用を継続し、事業体制と研究開発を強化してまいります。
株式会社メトセラ 概要
本社 : 山形県鶴岡市末広町
研究所所在地 : 神奈川県川崎市川崎区殿町3‐25‐22 ライフイノベーションセンター 417号
代表者 : 岩宮貴紘、野上健一
設立日 : 2016年3月
ウェブサイト : https://www.metcela.com/
代表者経歴
Co-founder, Co-CEO: 岩宮 貴紘
2014年3月 東京女子医科大学医学研究科博士課程修了(医学博士)。2010年より東京女子医科大学 先端生命医科学研究所(TWIns)にて心臓再生医療に関する研究を開始し、2012年以降は心臓線維芽細胞の研究に注力。2014年4月より慶應義塾大学先端生命科学研究所・再生医療チームのチームリーダーとして、線維芽細胞による臓器再生の研究に携わる一方、2014年1月よりメトセラの事業化をプロジェクト化。メトセラでは共同代表として、基礎開発から臨床応用を含む研究開発計画の立案・遂行を統括。1984年生まれ。
Co-founder, Co-CEO: 野上 健一
2008年3月 筑波大学第三学群国際総合学類卒業。2015年8月 UCLA Anderson School of Management (MBA) 入学(2017年6月中退)。2008年より三井住友銀行の投資銀行本部、2010年よりモルガンスタンレー証券の投資銀行本部にて、6年半に渡って企業買収や企業の資金調達などに従事。2014年よりザ・リアルリアル(株)の経営企画室長に就任しベンチャー企業の経営全般に携わる一方、2014年1月よりメトセラの事業化に参画。メトセラでは共同代表として、開発戦略の立案、ビジネスモデルの構築、ファイナンスなど、研究開発を除く領域の事業遂行を統括。1985年生まれ。
<本件に関するお問い合わせ>
広報担当 菅沼
E-mail: admin@metcela.com