社会に開かれた学校をつくるヒント集「学校と地域をつなぐパターン・ランゲージ」
[18/06/18]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
(株)クリエイティブシフトの制作支援をうけ、(一財)地域・教育魅力化プラットフォームが開発
(一財)地域・教育魅力化プラットフォームは、(株)クリエイティブシフト(本社:横浜市;代表取締役社長 井庭崇)の制作支援をうけ、社会に開かれた学校をつくるヒントをまとめた『学校と地域をつなぐパターン・ランゲージ―社会に開かれた学校をつくる旅―』を開発しました。
次期学習指導要領で示された「社会に開かれた教育課程」の実現に向けて、当社は学校と地域の連携・協働を推進する「コーディネーター」の役割に注目し、島根県内で実際にコーディネーターとして働いている方々の工夫やコツを抽出し、多くの人が実践できるようにまとめました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/35136/1/resize/d35136-1-936084-0.jpg ]
■「学校と地域をつなぐパターン・ランゲージ」とは
学校・地域で「コーディネーター」の役割を担う人が、現場で一歩踏み出すための実践のヒントをまとめました。それが、この「学校と地域をつなぐパターン・ランゲージ ―社会に開かれた学校をつくる旅―」です。
変化の激しい社会の中で、これからの社会を生きていく子どもたちを育てるために、「社会に開かれた教育課程」や「学校を核とした地域力強化」など、学校と地域の連携・協働の必要性が指摘されています。その意義を疑問視する人は少ないかもしれません。問題は、実際に学校と地域の連携・協働をどのように進めていけばよいかがわからない、ということではないでしょうか。
島根県では、「教育魅力化」の名のもとに、学校と地域の協働が進められてきました。それらの学校の取り組み状況を振り返ったとき、学校と地域の協働の推進に重要とされたのが「コーディネーター」の存在でした。
コーディネーターという役職の人を置けばよいというわけではありません。役職にとらわれず、学校と地域、そして、生徒や先生と地域をつなぐ「コーディネーター」としての役割を担う人がいるかどうかということが取り組み推進の鍵になると私たちは考えています。では、「コーディネーター」とはどのような存在で、どのような力をもっていればよいのでしょうか。すでにコーディネーターが配置されているところを見てみても、学校・地域によってその役割は多様で、共通して必要な資質や能力を定義するのは難しいように思えました。
そこで、パターン・ランゲージという手法(以下、参照)を使い、学校・地域で「コーディネーター」の役割を担う人が、現場で一歩踏み出すための実践のヒントをまとめました。島根県内で実際にコーディネーターとして働いている人たちの日々大事にしていることや考え方、ふるまいなど、実際の経験則を抽象化し、42個の「ことば」とすることで、他の人と共有し、多くの人が実践できるようにしてあります。
コーディネーターの役割を担う人以外にも、学校と地域をつなぐ先生や学校との連携を進める行政職員、公営塾スタッフの皆さんにも役立てていただけるものになっているはずです。ぜひ自分にあてはめながら、一つ一つの「ことば」について自分ならばどうするかを考えてみてください。今の自分にピンとくるものを選び、日々の思考や行動の中で使っていくことで、自分の目指す学校と地域の姿に近づけていくことができるはずです。この本が、より良い学校、より良い地域をつくり、子どもたちのより良い未来をつくるきっかけになればと願っています。皆さんの全国各地での取り組みを心から応援しています。
◆ブックレットとカード
「学校と地域をつなぐパターン・ランゲージ」はじっくり読むためのブックレット版と、チームや研修などで対話するために用いるカード版があります。仕事としてコーディネーターの役割を担う人以外にも、多様な関係者とともに、より良い学校、より良い地域をつくっていきたいと考えている先生や行政職員の皆さんにも、ご活用いただける内容になっています。ぜひ手にとってみてください。
<ページ構成>
「学校と地域をつなぐパターン・ランゲージ 」は42個の言葉からできています。これらの「ことば」は、パターン・ランゲージという形式で書かれているため「パターン」とも呼ばれます。各言葉(パターン)のページ構成は、以下のようになっています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/35136/1/resize/d35136-1-599462-1.jpg ]
<カード>ワーク・カード 42枚
42個のワーク・カードをグループやチームなど仲間と一緒に使うことで、チームとしての振り返りに使ったり、明日からの具体的な行動について考えたりなど、日常や研修などで活用できます。カードだけではピンとこないものがあれば、ブックレットを読むと細かな点が理解できます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/35136/1/resize/d35136-1-513439-5.jpg ]
◆ブックレットの入手方法(非売品)
以下までお問い合わせください。
Mail info@c-platform.or.jp 件名 社会に開かれたパターン・ランゲージ
電話 0852-61-8866 担当:本宮
※学校・行政関係者に限り無料配布(ブックレット)
大変多くの方にお問い合わせいただき、ありがとうございます。配布は終了いたしました。
※ブックレットはPdfのダウンロードが可能です。
https://forms.gle/bTuPuX5vX15Y3UYv9
こちらのリンクをコピーすると、入力フォームが開きます。
所属、お名前、メールアドレスをご記入いただき、ダウンロードが可能です。
※ワーク・カードを活用した研修については、担当者までお問い合わせください。
◆パターン・ランゲージ
[画像4: https://prtimes.jp/i/35136/1/resize/d35136-1-108494-10.jpg ]
「どのような状況で、どのような問題が生じ、それを解決するにはどうすればよいか」という「状況」「問題」「解決」をセットにして記述する知識記述・共有の方法です。状況に応じた判断の成功の経験則を記述したもので、成功している事例の中で繰り返し見られる「パターン」が抽出され、抽象化を経て言語(ランゲージ)化されています。それまで個々人の感覚として埋め込まれていた実践知(ノウハウを持つ個人がどのような視点で、どんなことを考えて、何をしているのか)を、他の人と共有可能になります。これまでに、創造的な学びのための「ラーニング・パターン」、生徒が学びの主体となり成長していくために教師が実践できる指導のヒントとしての「アクティブ・ラーニング・パターン《教師編》」(ベネッセとの共同開発)などが作成されています。(井庭崇研究会ウェブサイト・(株)クリエイティブシフトウェブサイト参照 http://creativeshift.co.jp/)
◆団体情報
一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム
島根県松江市母衣町83番地5
http://c-platform.or.jp
団体設立 2017年3月
代表理事:水谷 智之(みずたに ともゆき)
共同代表:今村 久美(いまむら くみ)
共同代表:岩本 悠 (いわもと ゆう)
実施事業:地域みらい留学 https://c-mirai.jp/、共学共創ネットワーク、課題解決学習プログラム開発等
株式会社クリエイティブシフト
神奈川県横浜市戸塚区吉田町112-2 SAビル3階
http://creativeshift.co.jp
代表取締役社長:井庭崇
実施事業:パターン・ランゲージの制作・制作支援、及び活用支援
(慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)井庭崇研究室で進められているパターン・ランゲージの研究を、広く社会に提供するために設立。)
(一財)地域・教育魅力化プラットフォームは、(株)クリエイティブシフト(本社:横浜市;代表取締役社長 井庭崇)の制作支援をうけ、社会に開かれた学校をつくるヒントをまとめた『学校と地域をつなぐパターン・ランゲージ―社会に開かれた学校をつくる旅―』を開発しました。
次期学習指導要領で示された「社会に開かれた教育課程」の実現に向けて、当社は学校と地域の連携・協働を推進する「コーディネーター」の役割に注目し、島根県内で実際にコーディネーターとして働いている方々の工夫やコツを抽出し、多くの人が実践できるようにまとめました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/35136/1/resize/d35136-1-936084-0.jpg ]
■「学校と地域をつなぐパターン・ランゲージ」とは
学校・地域で「コーディネーター」の役割を担う人が、現場で一歩踏み出すための実践のヒントをまとめました。それが、この「学校と地域をつなぐパターン・ランゲージ ―社会に開かれた学校をつくる旅―」です。
変化の激しい社会の中で、これからの社会を生きていく子どもたちを育てるために、「社会に開かれた教育課程」や「学校を核とした地域力強化」など、学校と地域の連携・協働の必要性が指摘されています。その意義を疑問視する人は少ないかもしれません。問題は、実際に学校と地域の連携・協働をどのように進めていけばよいかがわからない、ということではないでしょうか。
島根県では、「教育魅力化」の名のもとに、学校と地域の協働が進められてきました。それらの学校の取り組み状況を振り返ったとき、学校と地域の協働の推進に重要とされたのが「コーディネーター」の存在でした。
コーディネーターという役職の人を置けばよいというわけではありません。役職にとらわれず、学校と地域、そして、生徒や先生と地域をつなぐ「コーディネーター」としての役割を担う人がいるかどうかということが取り組み推進の鍵になると私たちは考えています。では、「コーディネーター」とはどのような存在で、どのような力をもっていればよいのでしょうか。すでにコーディネーターが配置されているところを見てみても、学校・地域によってその役割は多様で、共通して必要な資質や能力を定義するのは難しいように思えました。
そこで、パターン・ランゲージという手法(以下、参照)を使い、学校・地域で「コーディネーター」の役割を担う人が、現場で一歩踏み出すための実践のヒントをまとめました。島根県内で実際にコーディネーターとして働いている人たちの日々大事にしていることや考え方、ふるまいなど、実際の経験則を抽象化し、42個の「ことば」とすることで、他の人と共有し、多くの人が実践できるようにしてあります。
コーディネーターの役割を担う人以外にも、学校と地域をつなぐ先生や学校との連携を進める行政職員、公営塾スタッフの皆さんにも役立てていただけるものになっているはずです。ぜひ自分にあてはめながら、一つ一つの「ことば」について自分ならばどうするかを考えてみてください。今の自分にピンとくるものを選び、日々の思考や行動の中で使っていくことで、自分の目指す学校と地域の姿に近づけていくことができるはずです。この本が、より良い学校、より良い地域をつくり、子どもたちのより良い未来をつくるきっかけになればと願っています。皆さんの全国各地での取り組みを心から応援しています。
◆ブックレットとカード
「学校と地域をつなぐパターン・ランゲージ」はじっくり読むためのブックレット版と、チームや研修などで対話するために用いるカード版があります。仕事としてコーディネーターの役割を担う人以外にも、多様な関係者とともに、より良い学校、より良い地域をつくっていきたいと考えている先生や行政職員の皆さんにも、ご活用いただける内容になっています。ぜひ手にとってみてください。
<ページ構成>
「学校と地域をつなぐパターン・ランゲージ 」は42個の言葉からできています。これらの「ことば」は、パターン・ランゲージという形式で書かれているため「パターン」とも呼ばれます。各言葉(パターン)のページ構成は、以下のようになっています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/35136/1/resize/d35136-1-599462-1.jpg ]
<カード>ワーク・カード 42枚
42個のワーク・カードをグループやチームなど仲間と一緒に使うことで、チームとしての振り返りに使ったり、明日からの具体的な行動について考えたりなど、日常や研修などで活用できます。カードだけではピンとこないものがあれば、ブックレットを読むと細かな点が理解できます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/35136/1/resize/d35136-1-513439-5.jpg ]
◆ブックレットの入手方法(非売品)
以下までお問い合わせください。
Mail info@c-platform.or.jp 件名 社会に開かれたパターン・ランゲージ
電話 0852-61-8866 担当:本宮
※学校・行政関係者に限り無料配布(ブックレット)
大変多くの方にお問い合わせいただき、ありがとうございます。配布は終了いたしました。
※ブックレットはPdfのダウンロードが可能です。
https://forms.gle/bTuPuX5vX15Y3UYv9
こちらのリンクをコピーすると、入力フォームが開きます。
所属、お名前、メールアドレスをご記入いただき、ダウンロードが可能です。
※ワーク・カードを活用した研修については、担当者までお問い合わせください。
◆パターン・ランゲージ
[画像4: https://prtimes.jp/i/35136/1/resize/d35136-1-108494-10.jpg ]
「どのような状況で、どのような問題が生じ、それを解決するにはどうすればよいか」という「状況」「問題」「解決」をセットにして記述する知識記述・共有の方法です。状況に応じた判断の成功の経験則を記述したもので、成功している事例の中で繰り返し見られる「パターン」が抽出され、抽象化を経て言語(ランゲージ)化されています。それまで個々人の感覚として埋め込まれていた実践知(ノウハウを持つ個人がどのような視点で、どんなことを考えて、何をしているのか)を、他の人と共有可能になります。これまでに、創造的な学びのための「ラーニング・パターン」、生徒が学びの主体となり成長していくために教師が実践できる指導のヒントとしての「アクティブ・ラーニング・パターン《教師編》」(ベネッセとの共同開発)などが作成されています。(井庭崇研究会ウェブサイト・(株)クリエイティブシフトウェブサイト参照 http://creativeshift.co.jp/)
◆団体情報
一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム
島根県松江市母衣町83番地5
http://c-platform.or.jp
団体設立 2017年3月
代表理事:水谷 智之(みずたに ともゆき)
共同代表:今村 久美(いまむら くみ)
共同代表:岩本 悠 (いわもと ゆう)
実施事業:地域みらい留学 https://c-mirai.jp/、共学共創ネットワーク、課題解決学習プログラム開発等
株式会社クリエイティブシフト
神奈川県横浜市戸塚区吉田町112-2 SAビル3階
http://creativeshift.co.jp
代表取締役社長:井庭崇
実施事業:パターン・ランゲージの制作・制作支援、及び活用支援
(慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)井庭崇研究室で進められているパターン・ランゲージの研究を、広く社会に提供するために設立。)