株式会社ガンキルファーマ設立のお知らせ〜先進的な創薬を通じて人々の健康と豊かさを創造する〜
[18/11/19]
提供元:PRTIMES
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2018年10月1日付で株式会社ガンキルファーマを設立いたしましたので下記の通りお知らせいたします。
この度、医薬品の創薬を通じて人々の健康と生活をより豊かにすることを目的に2018年10月1日付で株式会社ガンキルファーマ(本社:京都市左京区、代表取締役:藤田 潤)を設立いたしましたので下記の通りお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/39453/1/resize/d39453-1-613666-1.png ]
■新会社設立の目的
あらゆる病気の中で最も死亡率の高い「がん」。長年日本人の死因第1位を占めています。医学の進歩により、手術や抗がん剤、放射線といった標準治療に加え、免疫治療など様々な治療方法が生まれるなか、新たな治療方法として注目されているのが、がんの遺伝子治療です。
新会社では、当社代表が世界で初めて発見した、がんの遺伝子治療の分野に多大な影響を与える「ガンキリン(※1)」と呼ばれるがん遺伝子を活かした治療薬の研究を行います。具体的には、「ガンキリン」の働き抑制、「ガンキリン」の発現自体の抑制に繋がる治療薬を研究・開発し、
「ガンキリン」でがん根治の実現を目指します。
・ガンキリン(※1)
ガンキリンとは、1998年に京都大学医学研究科教授の藤田潤が、同科助手の東辻宏明らと共にヒト肝細胞がんから発見した7個のアンキリンリピートからなるがん遺伝子です。肝細胞がん、胃がん、大腸がんその他の多くのがん症例で発現が亢進しているがん遺伝子産物であり、 がん抑制蛋白質Rb、Cdk4、26SプロテアソームのサブユニットS6ATPアーゼ、MAGE-A4等と細胞内で複合体を形成します。 さらに、Mdm2に結合してそのユビキチンリガーゼ活性を促進させることにより、がん抑制蛋白質p53の分解を促進します。少なくともその他6種類、計8種類のがん抑制蛋白質を阻害することから、「がん抑制蛋白質の殺し屋」とも呼ばれています。
■新会社 概要
法人名称 株式会社ガンキルファーマ
設立日 2018年10月1日
所在地 〒606-8317 京都府京都市左京区吉田本町36番地1
京都大学国際科学イノベーション棟104
ベンチャーインキュベーションセンター内
代表者 代表取締役 藤田潤
資本金 9,500,000円
電話番号 075-600-2939
URL https://www.gkp.co.jp/
主な事業内容 遺伝子治療薬の研究・開発
遺伝子医療薬の販売
上記各号に付帯関連する一切の業務
■代表者の略歴
[画像2: https://prtimes.jp/i/39453/1/resize/d39453-1-178455-0.jpg ]
株式会社ガンキルファーマ
代表取締役 藤田 潤
京都大学医学部、同大学大学院医学研究科博士課程(外科系専攻)修了
大阪大学医学部(癌研究施設)助教授
京都大学(医学研究科分子病診療学)教授
同附属病院遺伝子診療部部長を歴任し、現在、医師、医学博士、京都大学名誉教授
また、日本遺伝子治療学会、日本遺伝子診療学会、日本遺伝カウンセリング学会、
家族性腫瘍学会等にて、評議員や理事長等の要職を務めた。
【代表的論文】
・Fujita J他、Ha-ras oncogenes are activated by somatic alterations in human urinary tract tumours. Nature. 309, 464-466, 1984.
・Rhim JS他、Neoplastic conversion of human keratinocytes by adenovirus 12-SV40 virus and chemical carcinogens. Science. 232, 385-388, 1986.
・Fujita J 他、Activation of H-ras oncogene in rat bladder tumors induced by N-butyl-N-(4-hydroxybutyl)nitrosamine. J Natl Cancer Inst. 80, 37-43, 1988.
・Fujita J他、In vitro duplication and in vivo cure of mast cell-deficiency of Sl/Sld mutant mice by cloned 3T3 fibroblasts. Proc Natl Acad Sci USA. 86, 2888-2891, 1989.
・Nishiyama H他、A glycine-rich RNA-binding protein mediating cold-inducible suppression of mammalian cell growth. J Cell Biol. 137, 899-908, 1997.
・Higashitsuji H他、Reduced stability of retinoblastoma protein by gankyrin, an oncogenic ankyrin-repeatprotein overexpressed in hepatomas. Nat Med. 6, 96-99, 2000.
・Higashitsuji H他、A novel protein overexpressed in hepatoma accelerates export of NF-kB from the nucleus and inhibits p53-dependent apoptosis. Cancer Cell. 2, 333-346,2002.
・Higashitsuji H他、The oncoprotein gankyrin binds to MDM2/HDM2, enhancing ubiquitylation and degradationof p53. Cancer Cell. 8, 75-87, 2005.
・Gajjar M他、The p53 mRNA-Mdm2 interaction controls Mdm2 nuclear trafficking and is required for p53 activation following DNA damage. Cancer Cell. 21, 25-35, 2012.
・Masuda T他、Cold-inducible RNA-binding protein (Cirp) interacts with Dyrk1b/Mirkand promotes proliferationof immature male germ cells in mice. Proc Natl Acad Sci USA. 109, 10885-108890, 2012.
・Morf J他、Cold-inducible RNA-binding protein modulates circadian gene expressionposttranscriptionally. Science. 338, 379-83, 2012.
・Qiang X他、Cold-inducible RNA-binding protein (CIRP) triggers inflammatory responses in hemorrhagic shock and sepsis. Nat Med. 19, 1489-1495, 2013.
この度、医薬品の創薬を通じて人々の健康と生活をより豊かにすることを目的に2018年10月1日付で株式会社ガンキルファーマ(本社:京都市左京区、代表取締役:藤田 潤)を設立いたしましたので下記の通りお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/39453/1/resize/d39453-1-613666-1.png ]
■新会社設立の目的
あらゆる病気の中で最も死亡率の高い「がん」。長年日本人の死因第1位を占めています。医学の進歩により、手術や抗がん剤、放射線といった標準治療に加え、免疫治療など様々な治療方法が生まれるなか、新たな治療方法として注目されているのが、がんの遺伝子治療です。
新会社では、当社代表が世界で初めて発見した、がんの遺伝子治療の分野に多大な影響を与える「ガンキリン(※1)」と呼ばれるがん遺伝子を活かした治療薬の研究を行います。具体的には、「ガンキリン」の働き抑制、「ガンキリン」の発現自体の抑制に繋がる治療薬を研究・開発し、
「ガンキリン」でがん根治の実現を目指します。
・ガンキリン(※1)
ガンキリンとは、1998年に京都大学医学研究科教授の藤田潤が、同科助手の東辻宏明らと共にヒト肝細胞がんから発見した7個のアンキリンリピートからなるがん遺伝子です。肝細胞がん、胃がん、大腸がんその他の多くのがん症例で発現が亢進しているがん遺伝子産物であり、 がん抑制蛋白質Rb、Cdk4、26SプロテアソームのサブユニットS6ATPアーゼ、MAGE-A4等と細胞内で複合体を形成します。 さらに、Mdm2に結合してそのユビキチンリガーゼ活性を促進させることにより、がん抑制蛋白質p53の分解を促進します。少なくともその他6種類、計8種類のがん抑制蛋白質を阻害することから、「がん抑制蛋白質の殺し屋」とも呼ばれています。
■新会社 概要
法人名称 株式会社ガンキルファーマ
設立日 2018年10月1日
所在地 〒606-8317 京都府京都市左京区吉田本町36番地1
京都大学国際科学イノベーション棟104
ベンチャーインキュベーションセンター内
代表者 代表取締役 藤田潤
資本金 9,500,000円
電話番号 075-600-2939
URL https://www.gkp.co.jp/
主な事業内容 遺伝子治療薬の研究・開発
遺伝子医療薬の販売
上記各号に付帯関連する一切の業務
■代表者の略歴
[画像2: https://prtimes.jp/i/39453/1/resize/d39453-1-178455-0.jpg ]
株式会社ガンキルファーマ
代表取締役 藤田 潤
京都大学医学部、同大学大学院医学研究科博士課程(外科系専攻)修了
大阪大学医学部(癌研究施設)助教授
京都大学(医学研究科分子病診療学)教授
同附属病院遺伝子診療部部長を歴任し、現在、医師、医学博士、京都大学名誉教授
また、日本遺伝子治療学会、日本遺伝子診療学会、日本遺伝カウンセリング学会、
家族性腫瘍学会等にて、評議員や理事長等の要職を務めた。
【代表的論文】
・Fujita J他、Ha-ras oncogenes are activated by somatic alterations in human urinary tract tumours. Nature. 309, 464-466, 1984.
・Rhim JS他、Neoplastic conversion of human keratinocytes by adenovirus 12-SV40 virus and chemical carcinogens. Science. 232, 385-388, 1986.
・Fujita J 他、Activation of H-ras oncogene in rat bladder tumors induced by N-butyl-N-(4-hydroxybutyl)nitrosamine. J Natl Cancer Inst. 80, 37-43, 1988.
・Fujita J他、In vitro duplication and in vivo cure of mast cell-deficiency of Sl/Sld mutant mice by cloned 3T3 fibroblasts. Proc Natl Acad Sci USA. 86, 2888-2891, 1989.
・Nishiyama H他、A glycine-rich RNA-binding protein mediating cold-inducible suppression of mammalian cell growth. J Cell Biol. 137, 899-908, 1997.
・Higashitsuji H他、Reduced stability of retinoblastoma protein by gankyrin, an oncogenic ankyrin-repeatprotein overexpressed in hepatomas. Nat Med. 6, 96-99, 2000.
・Higashitsuji H他、A novel protein overexpressed in hepatoma accelerates export of NF-kB from the nucleus and inhibits p53-dependent apoptosis. Cancer Cell. 2, 333-346,2002.
・Higashitsuji H他、The oncoprotein gankyrin binds to MDM2/HDM2, enhancing ubiquitylation and degradationof p53. Cancer Cell. 8, 75-87, 2005.
・Gajjar M他、The p53 mRNA-Mdm2 interaction controls Mdm2 nuclear trafficking and is required for p53 activation following DNA damage. Cancer Cell. 21, 25-35, 2012.
・Masuda T他、Cold-inducible RNA-binding protein (Cirp) interacts with Dyrk1b/Mirkand promotes proliferationof immature male germ cells in mice. Proc Natl Acad Sci USA. 109, 10885-108890, 2012.
・Morf J他、Cold-inducible RNA-binding protein modulates circadian gene expressionposttranscriptionally. Science. 338, 379-83, 2012.
・Qiang X他、Cold-inducible RNA-binding protein (CIRP) triggers inflammatory responses in hemorrhagic shock and sepsis. Nat Med. 19, 1489-1495, 2013.