プログラマー起業家を支援する「MIRAISE(ミレイズ)」が投資事業を開始
[19/02/13]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
- 投資先はプログラマーが起業したスタートアップに限定 -
プログラマー起業家支援事業を行うMIRAISE LLC(ミレイズと発音。所在地:東京都渋谷区、代表:岩田真一、以下当社)は、プログラマー起業家に投資するファンド「MIRAISE1号投資事業有限責任組合(以下「MIRAISE」)」を組成し投資事業を開始致しました。MIRAISEの現時点での出資者は東京理科大学の事業会社である東京理科大学インベストメント・マネジメント株式会社、およびTransferWise共同創業者のTaavet Hinrikusを含む国内外の個人投資家です。
[画像: https://prtimes.jp/i/41145/1/resize/d41145-1-367846-0.png ]
当社は元スカイプジャパン株式会社代表取締役で、欧州の独立系ベンチャーキャピタルATOMICOのパートナーを務める岩田真一が設立しました。岩田は自身の持つプログラマー、起業家、投資家としての経験と、グローバルな人脈を生かし、MIRAISEを通じてテクノロジー起業家への資金面、ビジネス面、人材面、グローバル展開におけるサポートを行って参ります。これまでに3社の投資を行いました。
プログラマー起業家だけに投資するMIRAISEの狙い
シリコンバレーなど海外のスタートアップの主要地域では、ベンチャーキャピタルの投資前提として、優れたプログラマーやエンジニアが創業者であるか、または創業メンバーにいることは必須とされており、その後の成長段階において、プロ経営者を招聘するモデルで大きな成功を生み出しています。一方、今日の日本におけるスタートアップ起業家はエンジニアであるケースは多くありません。かつては日本でも、ソニーの井深大氏、ホンダの本田宗一郎氏など、類稀な技術者が起業家として企業を興し、世の中にパラダイムシフトを起こす製品を次々に生み出してきました。ここ数年は日本でも研究開発型ベンチャーや大学発ベンチャーに投資を行うファンドが生まれていますが、このIT時代にはプログラマー起業家やソフトウェアのコア技術に特化するファンドの必要性を感じていました。
MIRAISEの代表である岩田真一は自身が元プログラマーであり、日本のソフトウェアテクノロジースタートアップ、アリエル・ネットワーク社創業メンバーとして起業経験があります。その後入社したSkypeでは初期メンバーとして同社の黎明期から急成長期において日本代表を務めました。直近7年は投資家としてスタートアップエコシステムに関わってきました。これらの経験から得たノウハウを、次に示すMIRAISEのバリューを通じて価値提供を行ってまいります。
MIRAISEが提供する3つのバリュー
1:プログラマー起業家への先行投資
優秀なプログラマーが創業、あるいは創業メンバーにいるスタートアップに特化し、テクノロジーの評価を元にプレシード期、シード期のスタートアップに先行投資します
2:多彩なメンター陣によるビジネス支援と人材マッチング
プレシード期のスタートアップに対しては、ビジネスモデル、セールス・マーケティング、マネジメントをサポートする伴走プログラム「ON-DECK」を提供し、経験豊富なメンター陣によるメンタリング、ツール提供、ビジネス人材のマッチングを行います
3:海外VCとの連携によるグローバル展開
欧・米・アジアの投資家・起業家コミュニティを通じ、以降の投資ラウンドで海外シードVCを呼び込み、投資先企業の国際展開をサポートします
今後の展望とMIRAISEのミッション
近年日本でも優秀なプログラマーによる起業が少しずつ増え、高い評価を得ています。投資家サイドもソフトウェアテクノロジーに十分精通したVCが支えていく段階に来ています。欧州や米国、その他地域のテックハブでは、プログラマーのポテンシャルにいち早く反応できる投資家はエコシステムで中心的な役割を担っています。一方、海外のモデルをそのまま輸入しても、日本ではエンジニアが起業する素地が失われて久しいため、MIRAISEでは日本の教育制度や日本人特有のマインドセットを考慮した日本人向けのサポートプログラム、メンタリングを提供します。プログラマー起業家を増やし、その起業家がさらに次の世代のロールモデルとなるようサポートすることをミッションとしています。
MIRAISEの設立について、Skype共同創業者で岩田がパートナーを務めるATOMICOのCEO、ニクラス・ゼンストローム氏は下記のコメントを寄せています。
「世界で最も大きな成功を遂げている企業のいくつかは若きエンジニアによって創立されました。一方で投資家サイドは彼らをサポートできるほど大胆であるかということには疑問を持ちます。MIRAISEを創業した岩田は自身もエンジニア出身でテクノロジーに精通しており、スカイプジャパン株式会社の代表としてビジネス経験も豊富、そして投資家としてATOMICOで6年以上パートナーを努めています。彼はこれらの経験を生かして、今の状況を変えようとしており、その姿勢に共感しています」
岩田真一プロフィール
東京都八王子市出身。慶應義塾大学理工学部物理学科卒。ロータス、マイクロソフトにてソフトウェアエンジニアとしてキャリアをスタート。2001年、P2Pテクノロジーを開発するアリエル・ネットワーク社の創業に参加。その後Skype社に入社し、スカイプジャパン株式会社を設立、同社代表取締役となる。2012年、Skype創業者ニクラス・ゼンストローム氏が設立した欧州最大規模の独立系VCであるATOMICOに参加。同社パートナー。2017年、シリコンバレーのベンチャーキャピタリスト育成プログラムKauffman Fellows Programを修了しKauffman Fellowとなる。2018年MIRAISEを設立、同社CEO兼代表パートナー。東京大学先端科学技術研究センター客員研究員。産業技術大学院大学客員教授。未来スケープ代表。
【MIRAISE LLCについて】
本社:〒150-0041 東京都渋谷区神南1-9-4
代表者:岩田真一
設立日:2017年12月4日
URL:http://miraise.vc
事業内容:ソフトウェアエンジニアの起業支援、ベンチャーキャピタル運営、コンサルティング等
プログラマー起業家支援事業を行うMIRAISE LLC(ミレイズと発音。所在地:東京都渋谷区、代表:岩田真一、以下当社)は、プログラマー起業家に投資するファンド「MIRAISE1号投資事業有限責任組合(以下「MIRAISE」)」を組成し投資事業を開始致しました。MIRAISEの現時点での出資者は東京理科大学の事業会社である東京理科大学インベストメント・マネジメント株式会社、およびTransferWise共同創業者のTaavet Hinrikusを含む国内外の個人投資家です。
[画像: https://prtimes.jp/i/41145/1/resize/d41145-1-367846-0.png ]
当社は元スカイプジャパン株式会社代表取締役で、欧州の独立系ベンチャーキャピタルATOMICOのパートナーを務める岩田真一が設立しました。岩田は自身の持つプログラマー、起業家、投資家としての経験と、グローバルな人脈を生かし、MIRAISEを通じてテクノロジー起業家への資金面、ビジネス面、人材面、グローバル展開におけるサポートを行って参ります。これまでに3社の投資を行いました。
プログラマー起業家だけに投資するMIRAISEの狙い
シリコンバレーなど海外のスタートアップの主要地域では、ベンチャーキャピタルの投資前提として、優れたプログラマーやエンジニアが創業者であるか、または創業メンバーにいることは必須とされており、その後の成長段階において、プロ経営者を招聘するモデルで大きな成功を生み出しています。一方、今日の日本におけるスタートアップ起業家はエンジニアであるケースは多くありません。かつては日本でも、ソニーの井深大氏、ホンダの本田宗一郎氏など、類稀な技術者が起業家として企業を興し、世の中にパラダイムシフトを起こす製品を次々に生み出してきました。ここ数年は日本でも研究開発型ベンチャーや大学発ベンチャーに投資を行うファンドが生まれていますが、このIT時代にはプログラマー起業家やソフトウェアのコア技術に特化するファンドの必要性を感じていました。
MIRAISEの代表である岩田真一は自身が元プログラマーであり、日本のソフトウェアテクノロジースタートアップ、アリエル・ネットワーク社創業メンバーとして起業経験があります。その後入社したSkypeでは初期メンバーとして同社の黎明期から急成長期において日本代表を務めました。直近7年は投資家としてスタートアップエコシステムに関わってきました。これらの経験から得たノウハウを、次に示すMIRAISEのバリューを通じて価値提供を行ってまいります。
MIRAISEが提供する3つのバリュー
1:プログラマー起業家への先行投資
優秀なプログラマーが創業、あるいは創業メンバーにいるスタートアップに特化し、テクノロジーの評価を元にプレシード期、シード期のスタートアップに先行投資します
2:多彩なメンター陣によるビジネス支援と人材マッチング
プレシード期のスタートアップに対しては、ビジネスモデル、セールス・マーケティング、マネジメントをサポートする伴走プログラム「ON-DECK」を提供し、経験豊富なメンター陣によるメンタリング、ツール提供、ビジネス人材のマッチングを行います
3:海外VCとの連携によるグローバル展開
欧・米・アジアの投資家・起業家コミュニティを通じ、以降の投資ラウンドで海外シードVCを呼び込み、投資先企業の国際展開をサポートします
今後の展望とMIRAISEのミッション
近年日本でも優秀なプログラマーによる起業が少しずつ増え、高い評価を得ています。投資家サイドもソフトウェアテクノロジーに十分精通したVCが支えていく段階に来ています。欧州や米国、その他地域のテックハブでは、プログラマーのポテンシャルにいち早く反応できる投資家はエコシステムで中心的な役割を担っています。一方、海外のモデルをそのまま輸入しても、日本ではエンジニアが起業する素地が失われて久しいため、MIRAISEでは日本の教育制度や日本人特有のマインドセットを考慮した日本人向けのサポートプログラム、メンタリングを提供します。プログラマー起業家を増やし、その起業家がさらに次の世代のロールモデルとなるようサポートすることをミッションとしています。
MIRAISEの設立について、Skype共同創業者で岩田がパートナーを務めるATOMICOのCEO、ニクラス・ゼンストローム氏は下記のコメントを寄せています。
「世界で最も大きな成功を遂げている企業のいくつかは若きエンジニアによって創立されました。一方で投資家サイドは彼らをサポートできるほど大胆であるかということには疑問を持ちます。MIRAISEを創業した岩田は自身もエンジニア出身でテクノロジーに精通しており、スカイプジャパン株式会社の代表としてビジネス経験も豊富、そして投資家としてATOMICOで6年以上パートナーを努めています。彼はこれらの経験を生かして、今の状況を変えようとしており、その姿勢に共感しています」
岩田真一プロフィール
東京都八王子市出身。慶應義塾大学理工学部物理学科卒。ロータス、マイクロソフトにてソフトウェアエンジニアとしてキャリアをスタート。2001年、P2Pテクノロジーを開発するアリエル・ネットワーク社の創業に参加。その後Skype社に入社し、スカイプジャパン株式会社を設立、同社代表取締役となる。2012年、Skype創業者ニクラス・ゼンストローム氏が設立した欧州最大規模の独立系VCであるATOMICOに参加。同社パートナー。2017年、シリコンバレーのベンチャーキャピタリスト育成プログラムKauffman Fellows Programを修了しKauffman Fellowとなる。2018年MIRAISEを設立、同社CEO兼代表パートナー。東京大学先端科学技術研究センター客員研究員。産業技術大学院大学客員教授。未来スケープ代表。
【MIRAISE LLCについて】
本社:〒150-0041 東京都渋谷区神南1-9-4
代表者:岩田真一
設立日:2017年12月4日
URL:http://miraise.vc
事業内容:ソフトウェアエンジニアの起業支援、ベンチャーキャピタル運営、コンサルティング等