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〜「真実だけが人を癒し、治療することができる」〜 ロシアの演出家レオニード・アニシモフ率いる東京ノーヴイ・レパートリーシアターによる初の連続演劇公演、10月14日よりスタート 

東洋と西洋の文化の融合を目指し、サン=テグジュペリ作「星の王子さま」を含む全5作品を梅若能楽学院会館にて公演




[画像1: https://prtimes.jp/i/47827/1/resize/d47827-1-966130-1.jpg ]


東京ノーヴイ・レパートリーシアター(劇場 世田谷区北沢 芸術監督・演出家 レオニード・アニシモフ。以下当劇団)は、2019年10月から2020年にかけて、東京都中野区の梅若能楽学院会館にて、日本では希少な長期連続公演を行います。2019年10月、サン=テグジュペリ作「星の王子さま」をオープニング作品として、以後は年内にギリシャ悲劇「アンティゴネー」、ゴーリキー「どん底」、2020年に入ってギリシャ悲劇「メデイア」、ブレヒト「コーカサスの白墨の輪」を上演します。

「日本国が持つ文化、日本民族が持つ資質がいつか世界を変えることになる」
当劇団は、「傷ついた現代人の心を深く癒し、魂の糧となる本物の演劇」を生み出すことを目標に、ロシアの演劇理論、スタニスラフスキー・システムによる俳優訓練と、日本では希少なレパートリーシステムによる長期連続公演を実践することで、極めて繊細で質の高い作品を発表しています。当劇団を率いるのは、ロシア人の演出家、レオニード・アニシモフ(以下アニシモフ)。アニシモフは、100年後の世界を見据え、日本の和の精神 ー 神仏習合に見られるように受容し統合してきた歴史文脈から引き継がれた精神 ー が世界を救うと信じ、2003年より下北沢に劇場を構え、日本人に向けて演技指導を行っています。

東洋的思想と西洋的思想の融合
ここ数年は、東洋思想と西洋思想を融合するべく、世阿弥の演技哲学とスタニスラフスキー・システムを統合した独自の演出方法による演劇を西洋各国へ伝えています。今回の連続公演では、星の王子さまやギリシャ悲劇などの海外作品に能や歌舞伎、神楽、詩吟、狂言などの日本的要素を取り入れた演劇をお披露目します。当劇団は、演劇芸術によって、本当の意味での文明開化が世界に起きる未来を信じて舞台を創り、活動しています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/47827/1/resize/d47827-1-418983-4.jpg ]

潜在意識をひらくスタニスラスフキー・システム
スタニスラフスキー・システムとは、意識的に潜在意識をひらく演技術で、顕在意識では生み出せない大きさのエネルギーを表現することを目指しています。アニシモフは、「芸術は顕在意識(知性などのエゴがある)状態では創造できない。潜在意識の領域からしか本当の意味で何かを創造することはできない。」というスタニスラフスキーの教えを最重要課題とし、舞台上で超意識と繋がった状態で観客の意識にアプローチすることに取り組んでいます。スタニスラフスキー・システムは、世界的にも有名なアクターズスタジオの創立者リー・ストラバーグが自らの「メソッド」に取り入れた方法論の一つで、マーロン・ブランド、ロバート・デニーロなど世界の名優達が学んだ演技システムです。

「真実だけが人を癒し、治療することができる」
これはロシアの劇作家、アントン・チェーホフによる言葉です。21世紀、劇場は教会の役割をするだろうと予言した人がいます。過剰な情報量と目紛しく変化する社会の流れの中、置いてきぼりにされている「心」を調整してくれる場所だからです。古代ギリシャにおいて演劇は、「人間の心の病を治療する手段」でした 。但しそれは、俳優が「真実の感情」を扱うことが出来る場合にのみ可能です。当劇団では、演出芝居は一切許されません。真実の行われている演劇では、観客は俳優が見、聴き、感じている事を想像することができます。それは混沌とした日常の中では感じることができない、自分の中で眠っている「感情」を解き放つキッカケを与えてくれます。演劇を通して心を調整し、より良いエネルギーを生み出す場、それが演劇であると、当劇団は信じています。


公演作品ハイライト紹介
「星の王子さま」
公演日:10月14日 (月・祝)
「本当に大切なことは目には見えないんだよ」ー 不朽の名作「星の王子さま」を能楽堂空間で具現化
[画像3: https://prtimes.jp/i/47827/1/resize/d47827-1-499521-5.jpg ]

ギリシャ悲劇「アンティゴネー」

公演日:11月30日(土)
「私は憎しみあうより、愛を選びます」2500年の時を経てなお色褪せない、ギリシャ悲劇の代表作
[画像4: https://prtimes.jp/i/47827/1/resize/d47827-1-436159-7.jpg ]

ゴーリキー作「どん底」
公演日:12月22日(日)
「真実って、なんだ?」泥棒、詐欺師、売春婦、、、社会の“淵”で生きる人々の生活を通じて人間社会の本質に迫る群像劇 
[画像5: https://prtimes.jp/i/47827/1/resize/d47827-1-836970-0.jpg ]



【公演概要】
公演内容
ロシアの気鋭レオニード・アニシモフが東洋と西洋の文化の融合を目指し、梅若能楽学院会館にて初の連続公演を行います。2019年10月、サン=テグジュペリ作「星の王子さま」をオープニング作品として上演。以後、年内にギリシャ悲劇「アンティゴネー」、ゴーリキー「どん底」。2020年に入って、ギリシャ悲劇「メデイア」、ブレヒト「コーカサスの白墨の輪」を上演します。

日程と作品名(全5回)
2019年10月14日 (月・祝)星の王子様
2019年11月30日(土)ギリシャ悲劇「アンティゴネー」
2019年12月22日(日)ゴーリキー作「どん底」
2020年3月22日(日)ギリシャ悲劇「メデイア」
2020年5月24日(日)ブレヒト作「コーカサスの白墨の輪」

公演場所
梅若能楽学院会館
住所:〒164-0003  東京都中野区東中野2-6-14
google map: https://goo.gl/maps/Ej92HhJYLF4yy9zV9

開演時間
15時(14時開場)

上演時間
約2時間(予定)

料金
・前売券
一般…4,500円
・当日券
一般…5,000円
・その他チケット
学生…3,500円、小中学生…2,000円
・回数券 (5枚) 20,000円
※回数券の購入はFC2のみで対応 http://tokyonovyi.cart.fc2.com/ 
(全席自由・税込)

チケット
<事前販売>
1. fc2  
決済はゆうちょ振込かpaypalが可能
URL:http://tokyonovyi.cart.fc2.com/ 
※全公演チケット、全チケットタイプ購入可能
2. Confetti 
購入にあたりConfetti登録必須、決済はクレジットカード、セブンイレブン購入、チケット受取はセブンイレブン
※現在「星の王子さま」のみ購入可。他の公演チケット販売開始のご案内は当劇団ウェブ、SNSにて発信予定。
URL: https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=54232
チケット問い合わせ先 Email:novyi.ticket@gmail.com

<当日券販売>
梅若能楽学院会館受付にて購入可能(現金のみ)

団体概要
2004年、ロシア人演出家レオニード・アニシモフを芸術監督に迎え、「200年後の未来のために、今、演劇で出来る事」を合い言葉に、ロシアの演劇システムを土台に、極めて繊細で質の高い作品を発表している。2015年3月、東京都より、その実績を評価され、「認定NPO法人」として活動を続けている。
HP: http://www.tokyo-novyi.com/

出演
麻田枝里 / 安部健 / 池野上眞理 / 大坂陽子 / 岡崎朋代 / 岡崎弘司 / 小倉崇昭 / 貝川美恵子 / 上世博及 / 川北裕子 / 桐平奈泱 / 後藤博文 / 菅沢晃 / 瀧山真太郎/ 天満谷龍生 / 中澤由佳 / 中村恵子 / 名児耶玲子 /朱花伽寧 / 平野由紀子 / 藤井宏次 / 藤巻裕人 / 前田有紀 / 増田一菜 / 三浦一夏 / 南千寿 / 南林孝幸 / 村上賢悟 / 八木昭子 / 八巻圭一朗 / 山下智寿子 / 山田高康

スタッフ
演出: レオニード・アニシモフ / ムーブメント指導: 山本光洋、高原伸子 / 発音指導: 橘貴美子 / 衣装: 時広慎吾(リリック)

レオニード・アニシモフ プロフィール
(Leonid Anisimov) (Леонид Иванович Анисимов)
Leonid Anisimov認定NPO法人東京ノーヴイ・レパートリーシアター芸術監督、東京インターナショナル・スタニスラフスキー・アカデミー校長、演出家、ロシア功労芸術家、芸術学教授
[画像6: https://prtimes.jp/i/47827/1/resize/d47827-1-254640-8.jpg ]

スタニスラフスキー・システムの研究者、演出家として、現在ヨーロッパ諸国、アメリカ、日本で活発な活動を続けている。1993年、同劇場のモスクワ芸術座公演「どん底で」で大成功をおさめ、その演出に対しロシア功労芸術家の称号を与えられる。同年、日本に招聘され「夢、クレムリンであなたと」(木山事務所:岡田真澄、春風ひとみ主演)の共同演出で、文化庁芸術祭優秀賞受賞。ハリウッド、ニューヨークで30年以上活躍する俳優・演出家・アクターズ・スタジオ終身会員のマーク・ジェンキンスの要請により、彼が教授を務めるワシントン大学演劇学部プロ俳優養成プログラムにおいて大学院課程の客員教授を務める。またジェンキンスがシアトルで主催する劇団フリーホールドシアターラボにて彼を主役とし、マージェリー・ネルソン、アンソニー・リーなどの名優をキャスティングして演出した「ワーニャ伯父さん」は、「夜空に見えていない星までもが全て輝きだしたかのような最高の芝居!」(シアトルタイムズ紙)と絶賛される。ハリウッドやブロードウェイの俳優、演出家達を対象にしたスタニスラフスキー・システムの講義ワークショップを米国で多数開催。
2000年より日本でスタニスラフスキー・システムのマスタークラスを指導開始。
2004年に日本で初めてロシア式レパートリーシステムを取り入れた東京ノーヴィ・レパートリーシアターを設立。芸術監督として、舞台の上で「本当に生きる」ことのできる俳優、そして「生きた舞台」を創造する演出家の育成に力を入れると同時に精力的に作品を発表。自身の演出作品は海外公演に招待されるなど芸術性の質の高さを認められている。またマスタークラスは演劇関係者だけでなく、あらゆる芸術家、医療関係者、ビジネス業界などクリエイティブな活動を志す方々にも求められている。
2005年9月より1年間ワシントン大学大学院の客演教授、その後ロシア・ウスリースク私立ドラマ劇場芸術監督を務めた。
2007年、ロシア古典芸術普及の貢献に対し、ロシア正教会の教主アレクセイ2世の証書にて、セラフィーム・サロフスキーメダル第二級を授与。
セラフィーム・サロフスキーメダル 第二級(ロシア正教会の教主 アレクセイ2世の証書にて授与)
現在もスタニスラフスキー・システムの研究者、演出家として、現在ヨーロッパ諸国、アメリカ、日本で活発な活動を続けている。
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