京丹波町ケーブルテレビ 平成30年7月豪雨で壊滅的な被害を受けた集落を取材なぜ、一人も犠牲者を出さず命を守りぬけたか、検証した番組が全国表彰
[19/09/26]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
京丹波町ケーブルテレビ 平成30年7月豪雨で壊滅的な被害を受けた集落を取材。なぜ、一人も犠牲者を出さず命を守りぬけたか、検証番組が全国表彰
京丹波町ケーブルテレビでは、平成30年7月豪雨で壊滅的な被害を受けたが、地域住民全員の命が助かった集落を取材。なぜ、一人も犠牲者を出さず命を守りぬけたのか、検証番組が全国表彰。(第45回日本ケーブルテレビ大賞「番組アワード」)
平成30年7月豪雨、京丹波町では、降り始めからの雨量が300ミリを超え、大雨特別警報が出て避難指示が発令。特に、約京丹波町上乙見(かみおとみ)地区では、川が氾濫し、土石流が集落を襲い、甚大な被害が出ました。地区に住む住民は、消防団員の呼びかけで、土石流が集落を襲う前に、全員が避難を行い、無事命が助かりました。
京丹波町ケーブルテレビでは、発災後、現地を取材し、避難した地域の皆さん声、避難を呼び掛けた消防団員の想いに耳を傾けました。また、撮影クルーは、京都大学防災研究所の矢守克也教授と現地を調査。避難指示を待たずに避難行動を行い地域住民全員の命が助かったことの意義を考察しました。
この避難事例を伝えた番組「京丹波ウィークリー特集 平成30年7月豪雨 京丹波町で大きな被害」は、第45回日本ケーブルテレビ大賞「番組アワード」にてコミュニティ部門の奨励賞に輝きました。
西日本を中心に多くの死者が出た平成30年7月豪雨。
京丹波町ケーブルテレビでは、平成30年7月豪雨で壊滅的な被害を受けたが、地域住民全員の命が助かった集落を取材。なぜ、一人も犠牲者を出さず命を守りぬけたか、検証した番組「京丹波ウィークリー」が全国表彰となった。(第45回日本ケーブルテレビ大賞「番組アワード」にてコミュニティ部門奨励賞)
[画像1: https://prtimes.jp/i/49120/1/resize/d49120-1-973185-8.jpg ]
(番組概要)
平成30年7月豪雨、京丹波町では、降り始めからの雨量が300ミリを超え、大雨特別警報が出て避難指示が発令されました。京丹波町ケーブルテレビでは、発災後、現地を取材し被害の様子を記録。避難した地域の皆さん声、避難を呼び掛けた消防団の判断や避難の様子を取材した。
約40世帯が暮らす京丹波町上乙見(かみおとみ)地区では、川が氾濫し、土石流が集落を襲い、甚大な被害となりました。
平成30年7月7日 午前5時半、大雨が降ったあと、地域を巡回していた地元消防団。「川の色が濁って変なにおいがする。」と、集落を流れる川の異変に気づきました。このままでは、地域住民の命が危険にさらされる恐れがあると判断し、「住民をたたき起こして避難させよう」と、決断しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/49120/1/resize/d49120-1-796100-6.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/49120/1/resize/d49120-1-463189-5.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/49120/1/resize/d49120-1-100462-4.jpg ]
直ちに、地域住民の1軒1軒を回り避難を呼び掛け、一緒に避難を呼び掛け、全員が避難を開始しました。地域住民の大半は町が指定する避難所へ避難することができました。
しかし、ついに集落を流れる川が氾濫、土石流が集落を飲み込みました。消防団を含め地域住民15人がとりのこされてしまう事態となりました。そこで、「お堂」と呼ばれる川から離れ安全な場所へ消防団と住民が協力して避難。地域住民全員の命が守られました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/49120/1/resize/d49120-1-449612-0.jpg ]
京丹波町ケーブルテレビの取材で明らかとなったのは、町からの避難指示が出る前に、消防団が危険を判断して、避難行動を起こし、地域住民全員が自ら命を守る行動を行なったという事実です。「消防団の避難の呼び掛けのおかげで、命が助かってよかった」と話す、地域住民の声を拾い、自主放送番組で放送しました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/49120/1/resize/d49120-1-519955-1.jpg ]
[画像7: https://prtimes.jp/i/49120/1/resize/d49120-1-656079-2.jpg ]
[画像8: https://prtimes.jp/i/49120/1/resize/d49120-1-464383-7.jpg ]
また、撮影クルーは、京都大学防災研究所の矢守克也教授と現地調査を行ないました。集落に壊滅的な被害が出たにもかかわらず、なぜ、命を守りぬくことが出来たのか。避難指示を待たずに避難行動を行い地域住民全員の命が助かったことの意義を考察した。
[画像9: https://prtimes.jp/i/49120/1/resize/d49120-1-642858-3.jpg ]
矢守教授によると、「現場では、みんなが助け合い励まし合って、命を守ることができた。避難指示を出すのが遅かったと批判することは簡単であるが、町からの避難指示が出るまでに、消防団と地域住民が協力して避難が成功したことを、お伝えすることに大きな価値がある」と考察。自身で避難行動を判断する「避難スイッチ」や次善の避難場所を自ら考える「セカンドベスト」などの言葉が、この調査で生まれました。
この避難事例を伝え検証した番組「京丹波ウィークリー特集 平成30年7月豪雨 京丹波町で大きな被害」は、第45回日本ケーブルテレビ大賞「番組アワード」にてコミュニティ部門の奨励賞に輝きました。
(今回の受賞を受けて、制作者の声)
地域のローカルメディアとして、「平成30年7月豪雨で大きな被害が出てしまいましたが、消防団の皆さんと地域の皆さんが助け合って命を守り抜けた」ということを伝えることができてよかった。
多くの人にこの番組を見ていただき、京丹波町の地域防災力の高さを知ってほしい。
(日本ケーブルテレビ大賞について)
日本ケーブルテレビ大賞「番組アワード」は全国のケーブルテレビが制作した優れた番組をたたえ、地域社会に根ざした映像情報文化のさらなる発展を目指し、毎年開催されているものです。
第45回の応募作品数は、コンペティション部門51 本、コミュニティ部門72 本、4K 部門19 本、新人賞部門36 本、合計178 本です。総務大臣賞、準グランプリ、優秀賞、奨励賞などが表彰されました。ちなみに、コミュニティ部門は、入賞9作品、うち、奨励賞には4作品が選ばれました。
(京丹波町ケーブルテレビについて)
京丹波町ケーブルテレビは、京丹波町が運営する自治体のケーブルテレビです。地上波デジタル放送の再送信のほか、インターネット接続サービスを行なっています。
地上波11CHでは、職員自らが企画、取材、撮影、編集、ナレーションなど、一人5役6役の番組制作を行なう自主放送チャンネルがあります。週1本、30分〜50分程度の番組を制作放送し、ニュース、ドラマ、ドキュメンタリーなど、多彩なコンテンツを制作・放送しています。同局では、関西大学社会安全学部と連携し、都市部の学生と町民が協働で防災番組の制作を行なう取り組みを進めています。町民の10人に1人が出演した火の用心CMの制作など、安全安心なまちづくりを目標に地域活性化の取り組みを積極的に進めています。
全国広報コンクール総務大臣賞2回、入選2回(平成25年映像部門総務大臣賞、令和元年広報企画総務大臣賞)、ケーブルアワード2016グランプリ(認知症啓発ドラマ制作)、2018優秀賞など、様々な全国表彰を受けています。
京丹波町ケーブルテレビでは、平成30年7月豪雨で壊滅的な被害を受けたが、地域住民全員の命が助かった集落を取材。なぜ、一人も犠牲者を出さず命を守りぬけたのか、検証番組が全国表彰。(第45回日本ケーブルテレビ大賞「番組アワード」)
平成30年7月豪雨、京丹波町では、降り始めからの雨量が300ミリを超え、大雨特別警報が出て避難指示が発令。特に、約京丹波町上乙見(かみおとみ)地区では、川が氾濫し、土石流が集落を襲い、甚大な被害が出ました。地区に住む住民は、消防団員の呼びかけで、土石流が集落を襲う前に、全員が避難を行い、無事命が助かりました。
京丹波町ケーブルテレビでは、発災後、現地を取材し、避難した地域の皆さん声、避難を呼び掛けた消防団員の想いに耳を傾けました。また、撮影クルーは、京都大学防災研究所の矢守克也教授と現地を調査。避難指示を待たずに避難行動を行い地域住民全員の命が助かったことの意義を考察しました。
この避難事例を伝えた番組「京丹波ウィークリー特集 平成30年7月豪雨 京丹波町で大きな被害」は、第45回日本ケーブルテレビ大賞「番組アワード」にてコミュニティ部門の奨励賞に輝きました。
西日本を中心に多くの死者が出た平成30年7月豪雨。
京丹波町ケーブルテレビでは、平成30年7月豪雨で壊滅的な被害を受けたが、地域住民全員の命が助かった集落を取材。なぜ、一人も犠牲者を出さず命を守りぬけたか、検証した番組「京丹波ウィークリー」が全国表彰となった。(第45回日本ケーブルテレビ大賞「番組アワード」にてコミュニティ部門奨励賞)
[画像1: https://prtimes.jp/i/49120/1/resize/d49120-1-973185-8.jpg ]
(番組概要)
平成30年7月豪雨、京丹波町では、降り始めからの雨量が300ミリを超え、大雨特別警報が出て避難指示が発令されました。京丹波町ケーブルテレビでは、発災後、現地を取材し被害の様子を記録。避難した地域の皆さん声、避難を呼び掛けた消防団の判断や避難の様子を取材した。
約40世帯が暮らす京丹波町上乙見(かみおとみ)地区では、川が氾濫し、土石流が集落を襲い、甚大な被害となりました。
平成30年7月7日 午前5時半、大雨が降ったあと、地域を巡回していた地元消防団。「川の色が濁って変なにおいがする。」と、集落を流れる川の異変に気づきました。このままでは、地域住民の命が危険にさらされる恐れがあると判断し、「住民をたたき起こして避難させよう」と、決断しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/49120/1/resize/d49120-1-796100-6.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/49120/1/resize/d49120-1-463189-5.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/49120/1/resize/d49120-1-100462-4.jpg ]
直ちに、地域住民の1軒1軒を回り避難を呼び掛け、一緒に避難を呼び掛け、全員が避難を開始しました。地域住民の大半は町が指定する避難所へ避難することができました。
しかし、ついに集落を流れる川が氾濫、土石流が集落を飲み込みました。消防団を含め地域住民15人がとりのこされてしまう事態となりました。そこで、「お堂」と呼ばれる川から離れ安全な場所へ消防団と住民が協力して避難。地域住民全員の命が守られました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/49120/1/resize/d49120-1-449612-0.jpg ]
京丹波町ケーブルテレビの取材で明らかとなったのは、町からの避難指示が出る前に、消防団が危険を判断して、避難行動を起こし、地域住民全員が自ら命を守る行動を行なったという事実です。「消防団の避難の呼び掛けのおかげで、命が助かってよかった」と話す、地域住民の声を拾い、自主放送番組で放送しました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/49120/1/resize/d49120-1-519955-1.jpg ]
[画像7: https://prtimes.jp/i/49120/1/resize/d49120-1-656079-2.jpg ]
[画像8: https://prtimes.jp/i/49120/1/resize/d49120-1-464383-7.jpg ]
また、撮影クルーは、京都大学防災研究所の矢守克也教授と現地調査を行ないました。集落に壊滅的な被害が出たにもかかわらず、なぜ、命を守りぬくことが出来たのか。避難指示を待たずに避難行動を行い地域住民全員の命が助かったことの意義を考察した。
[画像9: https://prtimes.jp/i/49120/1/resize/d49120-1-642858-3.jpg ]
矢守教授によると、「現場では、みんなが助け合い励まし合って、命を守ることができた。避難指示を出すのが遅かったと批判することは簡単であるが、町からの避難指示が出るまでに、消防団と地域住民が協力して避難が成功したことを、お伝えすることに大きな価値がある」と考察。自身で避難行動を判断する「避難スイッチ」や次善の避難場所を自ら考える「セカンドベスト」などの言葉が、この調査で生まれました。
この避難事例を伝え検証した番組「京丹波ウィークリー特集 平成30年7月豪雨 京丹波町で大きな被害」は、第45回日本ケーブルテレビ大賞「番組アワード」にてコミュニティ部門の奨励賞に輝きました。
(今回の受賞を受けて、制作者の声)
地域のローカルメディアとして、「平成30年7月豪雨で大きな被害が出てしまいましたが、消防団の皆さんと地域の皆さんが助け合って命を守り抜けた」ということを伝えることができてよかった。
多くの人にこの番組を見ていただき、京丹波町の地域防災力の高さを知ってほしい。
(日本ケーブルテレビ大賞について)
日本ケーブルテレビ大賞「番組アワード」は全国のケーブルテレビが制作した優れた番組をたたえ、地域社会に根ざした映像情報文化のさらなる発展を目指し、毎年開催されているものです。
第45回の応募作品数は、コンペティション部門51 本、コミュニティ部門72 本、4K 部門19 本、新人賞部門36 本、合計178 本です。総務大臣賞、準グランプリ、優秀賞、奨励賞などが表彰されました。ちなみに、コミュニティ部門は、入賞9作品、うち、奨励賞には4作品が選ばれました。
(京丹波町ケーブルテレビについて)
京丹波町ケーブルテレビは、京丹波町が運営する自治体のケーブルテレビです。地上波デジタル放送の再送信のほか、インターネット接続サービスを行なっています。
地上波11CHでは、職員自らが企画、取材、撮影、編集、ナレーションなど、一人5役6役の番組制作を行なう自主放送チャンネルがあります。週1本、30分〜50分程度の番組を制作放送し、ニュース、ドラマ、ドキュメンタリーなど、多彩なコンテンツを制作・放送しています。同局では、関西大学社会安全学部と連携し、都市部の学生と町民が協働で防災番組の制作を行なう取り組みを進めています。町民の10人に1人が出演した火の用心CMの制作など、安全安心なまちづくりを目標に地域活性化の取り組みを積極的に進めています。
全国広報コンクール総務大臣賞2回、入選2回(平成25年映像部門総務大臣賞、令和元年広報企画総務大臣賞)、ケーブルアワード2016グランプリ(認知症啓発ドラマ制作)、2018優秀賞など、様々な全国表彰を受けています。