Revolut(レボリュート)、シリーズDラウンドで5億ドルを調達
[20/02/25]
提供元:PRTIMES
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2020年内の収益化を目指し、顧客のデイリーエンゲージメント向上に注力
- Revolutは、シリーズDラウンドを通し5億ドルを調達完了。企業価値評価を示すバリュエーションは55億ドルに達し、世界で最もバリュエーションの高いフィンテック企業の一つへと躍進。
- 本ファイナンスのリード投資家は米国の投資家TCV。Revolutの既存投資家も複数参加。
- Revolutは本資金を用い、既に事業展開中の地域におけるプロダクト開発をさらに強化するほか、欧州で銀行業務の展開を開始し、顧客によるデイリーエンゲージメントの向上を目指す。
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[画像2: https://prtimes.jp/i/54355/1/resize/d54355-1-775616-0.jpg ]
ロンドン、2020年2月25日 – 世界で1000万以上の顧客を有するグローバル金融プラットフォーム企業であるRevolutは、本日、シリーズDラウンドにて5億ドルの資金調達を完了したことを発表しました。当社のこれまでの累計総調達額は8.36億ドルとなります。
今回の資金調達は、米国のグロース投資家TCVを筆頭に、Revolutの既存投資家も複数参加しました。これにより、Revolutのバリュエーションは55億ドルに達し、世界で最もバリュエーションの高いフィンテック企業の一社となります。
本資金調達の背景には、世界中の顧客からの高い需要とエンゲージメント、そして、昨年の当社の堅調な業績があります。2019年、Revolutは顧客数を1.69倍に増やし、デイリー・アクティブ・ユーザーを3.8倍に増加させました。また、2018年には売上高を3.5倍以上伸ばしています。
本資金はRevolutのカスタマー・エクスペリエンス向上に用いられ、当社が既に事業展開している地域におけるリテールおよび法人顧客へのプロダクト・サービスの強化を目指します。特に、アカウントの日々の利用を促進するためのプロダクト開発に注力してまいります。将来的には、リテールおよび法人顧客向けの融資や、現在は英国のみで展開中の高金利の預金サービス等を提供開始していくことで、さらなるカスタマー・エクスペリエンス向上の実現を図ります。また、銀行業務の欧州全域での展開開始なども視野に入れています。
Revolutのサブスクリプションビジネスにとって重要な収益源となっている、プレミアム・アカウントおよびメタル・アカウントは、昨年1.5倍を超える伸びを見せており、今後、さらにサービス拡充を図る予定です。プレミアム・アカウント・メンバーとメタル・アカウント・メンバーは、制限無しの為替サービス、空港でのラウンジ・アクセス、手数料無料の株取引および旅行保険などの各種特典を受けられます。
Revolutは、引き続き複数の地域や国で人材投資を積極的に行う予定です。当社には現在2000名以上の従業員が在席し、昨年はさらなるガバナンス強化のため、複数のシニア・メンバーを採用しました。また、昨年、Standard Life Aberdeen社の前共同チーフ・エグゼクティブのマーティン・ギルバートを取締役会長として迎え入れたほか、デロイトで監査パートナーを務めたキャロリーン・ブリットン、シリコン・バレー・バンク前COOのブルース・ウォレスを非常勤の取締役に任命しました。
今回の新たな投資について、Revolutのファウンダー兼CEOのニコライ・ストロンスキーは「我々は、グローバルな金融プラットフォームを築くというミッションを担っています。それは、ユーザーが日々の全てのお金の管理を一つのアプリから簡単にコントロールできるようにすることです。今回の投資は、我々のビジネスモデルが投資家から信頼をかち得た証と言えるでしょう。今後の注力分野としては、欧州での銀行業務展開を開始すること、Revolutを日常的に利用するユーザーをさらに増加させること、そして、黒字化に向け尽力することが挙げられます。TCVは過去にも様々な業界を世界規模で変革する創業者を支援してきており、Revolutが次のステージに進むにあたり、TCVとパートナーシップを組めたことは非常に光栄です。」と述べました。
TCVジェネラル・パートナーのジョン・ドーランは「ニコライ、ヴラッドおよびRevolutの社員全員とパートナーシップを結べたことをとてもうれしく思います。最新のテクノロジーを活用し、顧客を喜ばせることに徹底的にこだわるRevolutは、既存のどの銀行も提供出来ない特別なカスタマー・エクスペリエンスを提供しています。Revolutが世界最大級の金融サービス企業に成長する道のりをサポートすることを非常に楽しみにしています」と述べました。
-- 了 –
Revolutについて
Revolutは、お金の仕組みを根本から変革することを目標として掲げています。革新的でこれまでにないグローバルな金融プラットフォームとして、既存の大手銀行がチャージする高額なフィーを課すことなく、利用者が自らの意志でお金を自由に使い、投資し、送金できるような社会の実現を目指します。
2015年に英国で創業された当初は外国為替のサービスを中心に提供していましたが、それ以降、手数料無料の株取引、暗号通貨、法人向けサービスなど、矢継ぎ早に常に新しい機能を追加し、事業を幅広く拡大してきました。
本社をロンドンに置くRevolutは、現在、世界23拠点で計2000名の従業員を有し、1000万人以上の顧客を抱える世界最大級のフィンテック・コミュニティーに成長しました。創業から今日までの間にRevolutが処理したトランザクションは10億件以上、総額1300億ドルにものぼります。詳細はhttps://www.revolut.com/ja-JPをご参照ください。
About TCV TCVについて
1995年に設立されたTCVは、テクノロジー・セクターのグロースステージの上場/非上場企業を対象に投資を行っています。その創設以来、最先端のテクノロジー企業に130億ドル超を投資し(うち、15億ドルはフィンテック企業向け)、120件以上のIPOや戦略的買収をサポートしてきました。
TCVの過去の投資先にはAirbnb、 AxiomSL、 Dollar Shave Club、 ExactTarget、 Expedia、 Facebook、 LinkedIn、 Netflix、 Nubank、 Payoneer、 Splunk、 Spotify、 Toast、 WorldRemit、 Xero 及びZillowなどが含まれます。欧州においては、Believe Digital、 Brillen.de、 Perfecto、 FlixMobility、 RELEX Solutions、 RMS、 Sportradar、 The Pracuj Group および WorldRemitといった企業に20億ドルを投資しています。
TCVは本社をカリフォルニア州メンローパークに置き、ニューヨークとロンドンに拠点があります。TCVの全投資先を含む詳細については https://www.tcv.com/ をご参照ください。
- Revolutは、シリーズDラウンドを通し5億ドルを調達完了。企業価値評価を示すバリュエーションは55億ドルに達し、世界で最もバリュエーションの高いフィンテック企業の一つへと躍進。
- 本ファイナンスのリード投資家は米国の投資家TCV。Revolutの既存投資家も複数参加。
- Revolutは本資金を用い、既に事業展開中の地域におけるプロダクト開発をさらに強化するほか、欧州で銀行業務の展開を開始し、顧客によるデイリーエンゲージメントの向上を目指す。
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[画像2: https://prtimes.jp/i/54355/1/resize/d54355-1-775616-0.jpg ]
ロンドン、2020年2月25日 – 世界で1000万以上の顧客を有するグローバル金融プラットフォーム企業であるRevolutは、本日、シリーズDラウンドにて5億ドルの資金調達を完了したことを発表しました。当社のこれまでの累計総調達額は8.36億ドルとなります。
今回の資金調達は、米国のグロース投資家TCVを筆頭に、Revolutの既存投資家も複数参加しました。これにより、Revolutのバリュエーションは55億ドルに達し、世界で最もバリュエーションの高いフィンテック企業の一社となります。
本資金調達の背景には、世界中の顧客からの高い需要とエンゲージメント、そして、昨年の当社の堅調な業績があります。2019年、Revolutは顧客数を1.69倍に増やし、デイリー・アクティブ・ユーザーを3.8倍に増加させました。また、2018年には売上高を3.5倍以上伸ばしています。
本資金はRevolutのカスタマー・エクスペリエンス向上に用いられ、当社が既に事業展開している地域におけるリテールおよび法人顧客へのプロダクト・サービスの強化を目指します。特に、アカウントの日々の利用を促進するためのプロダクト開発に注力してまいります。将来的には、リテールおよび法人顧客向けの融資や、現在は英国のみで展開中の高金利の預金サービス等を提供開始していくことで、さらなるカスタマー・エクスペリエンス向上の実現を図ります。また、銀行業務の欧州全域での展開開始なども視野に入れています。
Revolutのサブスクリプションビジネスにとって重要な収益源となっている、プレミアム・アカウントおよびメタル・アカウントは、昨年1.5倍を超える伸びを見せており、今後、さらにサービス拡充を図る予定です。プレミアム・アカウント・メンバーとメタル・アカウント・メンバーは、制限無しの為替サービス、空港でのラウンジ・アクセス、手数料無料の株取引および旅行保険などの各種特典を受けられます。
Revolutは、引き続き複数の地域や国で人材投資を積極的に行う予定です。当社には現在2000名以上の従業員が在席し、昨年はさらなるガバナンス強化のため、複数のシニア・メンバーを採用しました。また、昨年、Standard Life Aberdeen社の前共同チーフ・エグゼクティブのマーティン・ギルバートを取締役会長として迎え入れたほか、デロイトで監査パートナーを務めたキャロリーン・ブリットン、シリコン・バレー・バンク前COOのブルース・ウォレスを非常勤の取締役に任命しました。
今回の新たな投資について、Revolutのファウンダー兼CEOのニコライ・ストロンスキーは「我々は、グローバルな金融プラットフォームを築くというミッションを担っています。それは、ユーザーが日々の全てのお金の管理を一つのアプリから簡単にコントロールできるようにすることです。今回の投資は、我々のビジネスモデルが投資家から信頼をかち得た証と言えるでしょう。今後の注力分野としては、欧州での銀行業務展開を開始すること、Revolutを日常的に利用するユーザーをさらに増加させること、そして、黒字化に向け尽力することが挙げられます。TCVは過去にも様々な業界を世界規模で変革する創業者を支援してきており、Revolutが次のステージに進むにあたり、TCVとパートナーシップを組めたことは非常に光栄です。」と述べました。
TCVジェネラル・パートナーのジョン・ドーランは「ニコライ、ヴラッドおよびRevolutの社員全員とパートナーシップを結べたことをとてもうれしく思います。最新のテクノロジーを活用し、顧客を喜ばせることに徹底的にこだわるRevolutは、既存のどの銀行も提供出来ない特別なカスタマー・エクスペリエンスを提供しています。Revolutが世界最大級の金融サービス企業に成長する道のりをサポートすることを非常に楽しみにしています」と述べました。
-- 了 –
Revolutについて
Revolutは、お金の仕組みを根本から変革することを目標として掲げています。革新的でこれまでにないグローバルな金融プラットフォームとして、既存の大手銀行がチャージする高額なフィーを課すことなく、利用者が自らの意志でお金を自由に使い、投資し、送金できるような社会の実現を目指します。
2015年に英国で創業された当初は外国為替のサービスを中心に提供していましたが、それ以降、手数料無料の株取引、暗号通貨、法人向けサービスなど、矢継ぎ早に常に新しい機能を追加し、事業を幅広く拡大してきました。
本社をロンドンに置くRevolutは、現在、世界23拠点で計2000名の従業員を有し、1000万人以上の顧客を抱える世界最大級のフィンテック・コミュニティーに成長しました。創業から今日までの間にRevolutが処理したトランザクションは10億件以上、総額1300億ドルにものぼります。詳細はhttps://www.revolut.com/ja-JPをご参照ください。
About TCV TCVについて
1995年に設立されたTCVは、テクノロジー・セクターのグロースステージの上場/非上場企業を対象に投資を行っています。その創設以来、最先端のテクノロジー企業に130億ドル超を投資し(うち、15億ドルはフィンテック企業向け)、120件以上のIPOや戦略的買収をサポートしてきました。
TCVの過去の投資先にはAirbnb、 AxiomSL、 Dollar Shave Club、 ExactTarget、 Expedia、 Facebook、 LinkedIn、 Netflix、 Nubank、 Payoneer、 Splunk、 Spotify、 Toast、 WorldRemit、 Xero 及びZillowなどが含まれます。欧州においては、Believe Digital、 Brillen.de、 Perfecto、 FlixMobility、 RELEX Solutions、 RMS、 Sportradar、 The Pracuj Group および WorldRemitといった企業に20億ドルを投資しています。
TCVは本社をカリフォルニア州メンローパークに置き、ニューヨークとロンドンに拠点があります。TCVの全投資先を含む詳細については https://www.tcv.com/ をご参照ください。