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循環型のライフスタイルプロジェクトを日本各地で展開。これからの自然循環や共生を研究し実装する共同体「野趣(やしゅ)」 発足

循環型社会のエコシステムをデザインする株式会社fog(本社:東京都台東区)は、自然と社会の共生を軸に活動するパートナーとともに、これからの自然循環や共生のありかたを実装する共同体「野趣(やしゅ)」を発足しました。日本各地で、循環型プロジェクトを展開します。
https://fog.co.jp/yashu




[画像1: https://prtimes.jp/i/56234/1/resize/d56234-1-651114-15.jpg ]



【発足の背景】
野趣は、自然と都市、そして人間が共生し好循環する社会の風景を描くことを目指し発足した共同体(=Collective)です。ランドスケープデザイナー、薬草使、フードディレクター、シェフ、サーキュラーエコノミー専門家、不動産企画・設計士、デザイナーなど専門性があるメンバーで構成されています。日本が本来もつ土着の文化や自然との関わりや近代における生産と消費について解釈を深め、自然と都市、そして私たち人間が相互作用しながら循環の渦を生み出していくための企画開発と運営を行います。

野趣とは、自然の趣、を表す言葉として古くより日本で使われてきた言葉です。循環という言葉が広く使われることが多くなった昨今、資源が豊富な日本に適した自然との共生について深く問いを立て、日常との接点を持つことが循環型社会の形成に必要だと考えています。野趣は、メンバー各々が日本各地で出会う生産者や職人とともに、この先も続いていく文化の形成を目指します。


【野趣が提案する循環の実践】
私たちは自然と都市の好循環を作る集合体として、その存在意義に対して思考し、知の集積を発散、実践の場で具体に落とし込み、自然環境を含めた地域ごとのエコシステムのデザインや開発サポートから循環型のコミュニティやまちづくりを行います。
[画像2: https://prtimes.jp/i/56234/1/resize/d56234-1-853796-14.png ]



【進行中のプロジェクト】
●プロジェクト第一弾:élab(東京都台東区鳥越サイセーズビル)

[画像3: https://prtimes.jp/i/56234/1/resize/d56234-1-977123-3.jpg ]

野趣が考える循環を体現する場として、株式会社fogの本拠地サイセーズビル(東京都台東区鳥越)にて、循環を日常に選び、取り入れるラボ「élab(えらぼ)」(2021年8月中旬オープン予定)のプロデュースをしています。1階では、循環を体感できるレストランや日本の薬草を取り扱う茶房を。2階は知識の集積の場としてライブラリー・アトリエ機能を持たせ、蔵前周辺のものづくりの現場から出るマテリアルや全国各地から集める自然素材、本、植物などの販売を行うと共に、デザイナーや職人と連携したサーキュラリティをテーマにしたイベントやワークショップスペースの場としても活用します。また地方パートナーの展示会も行う予定です。屋上はルーフトップガーデンをしつらえ、都会での自然とのつながりを生み出します。
今プロジェクトについては、近日クラウドファンディングを実施する予定です。


●プロジェクト第二弾:このほし(秋田県五城目町)
[画像4: https://prtimes.jp/i/56234/1/resize/d56234-1-527280-1.png ]

秋田県五城目町を舞台に、私たちみんなが生きるこの惑星で、ひとりひとりの個の星をかがやかせることをコンセプトに、ツリーハウスを中心に自然とともに遊び学ぶ場の設計を仲間を集めて実践するプロジェクト「このほし」にて、プロジェクトを進行していく上でのプロジェクトリーダー的な役割である「おやびん」として循環する風景と食のデザインにかかわります。

●プロジェクト第三弾:slow back life project:コルゲートハウス開発事業(愛知県豊橋市)

[画像5: https://prtimes.jp/i/56234/1/resize/d56234-1-971210-2.jpg ]

豊橋市郊外にて、科学者であり設備設計家、そしてプラントエンジニアであった故・河合健二・花子夫妻が生前に自律循環型の暮らしを実践されていた自邸コルゲートハウスとその周辺地域にて食べられる森「food forest」をテーマに地域の人を巻き込んだ自給多足のライフスタイルを提案する施設を開発中です。野趣は、コンセプトプランや果樹園のランドスケープデザイン、また飲食施設の管理設計を担当しています。
https://www.instagram.com/slow_back_life/


【メンバープロフィール / コメント】

[画像6: https://prtimes.jp/i/56234/1/resize/d56234-1-723547-6.jpg ]

會澤 佐恵子
AWAI design主宰/ランドスケープ・デザイナー
文化や素材と対話から風景を調律する、関係性デザイナー。日本とシンガポールを中心に世界各地の庭や空間設計を手がけた経験から、多様な地域や領域の専門家との協業を得意とする。日々生きる中での感動や驚きという生きるちからになるものを、かたちあるものとして表現し、こころにのこるように自然に還していくことを目指す。
AWAI design
https://awai-design.localinfo.jp

コメント:
全国の植木生産者巡り×和漢薬草の学びが深まり、関連した達人たちと繋がって、全国各地でコアなワープ先にしたい場が見えてきたところです。和漢や庭園文化など、内外から見た日本らしさという視点を通して、全国津々浦々これからの暮らしを心地よく感じるための、関係性デザインの深堀りと実践がしたいです。

[画像7: https://prtimes.jp/i/56234/1/resize/d56234-1-594665-11.jpg ]

青柳 陽子
シェフ
福岡県生まれ。グランドハイアット福岡などで6年修業を積む。永島健志シェフとの出会いをきっかけに劇場型レストラン「81(エイティーワン)」へ。要町にファーマーズレストラン「0831(オヤサイ)」のシェフとして経験を積み、独立。現在は「Ome Farm」や「Hasune Farm」で野菜の生産者たちと農作業をしながら得た学びを料理で表現するフリーランスシェフ。
instagram: https://www.instagram.com/yokoaoyagi3/

コメント:
料理だけに捉われずレストランの空間作り、アート、音楽なども学んできました。ここ2、3年は、農業に興味を持ち、オーガニックファームに通っています。そこで見えてくる生産者さんの想い、季節のうつろいを感じ、料理で表現してきました。料理のフィルターを通してそれらを伝え、食べ終わった時に、なんだか良かったな…と感覚的に豊かな気持ちになれる体験作りをしたいです。そして、このメンバーで自分自身の感性も磨き成長していきたいです。

[画像8: https://prtimes.jp/i/56234/1/resize/d56234-1-217809-7.jpg ]

大山 貴子
株式会社fog代表 コミュニティ開発・サーキュラーエコノミーコンサル
生きものと野菜と木がただ好きなズボラ。循環型社会の実現は、構造改革のみならず、関わる人の意識を変化させていくことが重要だという理念のもと。プロセス設計を食や行動分析、コレクティブインパクトを起こすコミュニティ形成などから行う。
株式会社fog:https://fog.co.jp/
note 大山貴子:https://note.com/octopuseatskale

コメント:
サーキュラーエコノミーを設計し、レジリエンスの高い未来を実現、世の中で実装していくためには、1社だけの利益として留めることなく、幅広い人たちと連携しながら、その意思やシステムを拡張していくことが大切です。自分の周りにいる居心地のいい人たちを集めたら、なんとも素敵な循環のループが描けそうな気がして、巻き込みました!手触りのあることから社会変容に。入口から出口までを設計する最強チームで、日本の土着の文化や資源を活用する循環の形を描いていきます。

[画像9: https://prtimes.jp/i/56234/1/resize/d56234-1-325097-13.jpg ]

冨田 円
不動産企画/コンテンツプロデューサー
欧州での5年間のインテリアデザイン業務を経て、ライフスタイルデザインを軸にホテルを中心とした街づくり開発業務に携わる。2015年より発酵茶、地方都市街づくり、離耕農地などの遊休地活用を地域を巻き込み運用中。
low back life project:コルゲートハウス開発事業
https://www.instagram.com/slow_back_life/

コメント:
空間、インテリア、建築、商業、不動産、都市開発とミクロからマクロを経て、他ジャンルと分かち合い個性を活かしてすくすく共生する環境を見つけました。人間本意の生活からの脱出を目指すメンバーと都度、粒度とフォーカスを合わせながら、最終的に辿り着く先は、地球規模のグローバルな環境から身の回りの手の届くすぐそばの事まで、いつも身近に感じられる場作りをしていきたいです。

[画像10: https://prtimes.jp/i/56234/1/resize/d56234-1-657435-8.jpg ]

新田 理恵
薬草調合師/TABEL株式会社 代表
管理栄養士であり国際中医薬膳調理師。食を古今東西の文化と学問からとらえ、すこやかで慈しみのある食卓を提案する。2014年から日本の薬草文化のリサーチをはじめ、各地を紡ぎながら伝統茶{tabel}を立ち上げる。2018年より薬草大学NORMも開始。著書に「薬草のちから(晶文社)」がある。
伝統茶{tabel}:https://tab-el.net/

コメント:
マクロとミクロは同じ真理でつながっている。東洋の身体の仕組みを学んでいくと、それは自然と同じことが起こっているというダイナミックな流れが見えてきます。生きて営むことのダイナミズムを、カオティックでワイルドな自然から見出し、今一度、紡いでいく。つながりながら広げていく。そんなことを楽しいことを、ここでご一緒できたらと思います◎

[画像11: https://prtimes.jp/i/56234/1/resize/d56234-1-559308-9.jpg ]

森本 桃世
食卓研究家
身体をつくる食べ物をコンセプトに、発酵や薬草など昔からある食文化を今にあったスタイルで食卓に伝えたいと、2016年11月からフリーの料理家に。現在は、日本の食文化を食卓に伝えていくことをテーマに、イベントやケータリングのほか、食卓づくりのお手伝いをする「みんなのおかあさん」として出張料理に力を入れて活動している。
Denso Agri Lab 過去記事:https://agri.project.cc/portfolio/morimoto/

コメント:
食べるという行為は自分自身と繋がっています。そして自分が何を食べるかを選択することは、自分自身の血と骨だけではなく、家族や地域、そして地球にも接点を持つことだと考えています。食べ物を選ぶことで、この地球上に選択肢を増やしていきたい。そんな選択肢が増える喜びや食のきっかけづくりをこのメンバーと化学反応をおこしながら作っていきたいと考えております。


【ポッドキャスト「野趣の寄り合い」配信開始】
循環を選択し日常に組み込むことを目的として日々実践を行う共同体「野趣」の取組やその過程を紹介していくポッドキャスト。全国各地で自然や循環に対峙しながら活動している野趣のメンバーが日頃考えていることや、共同で実施しているプロジェクトの話を持ち寄り、お喋りしていきます。

[画像12: https://prtimes.jp/i/56234/1/resize/d56234-1-504598-4.jpg ]


■番組タイトル:野趣の寄り合い
■配信サイト:Apple Podcasts、Spotify、Google Podcastsなど
主要なリスニングサービス
■現在視聴可能な配信URL:
Spotify
https://open.spotify.com/show/49MljGyJfQgZntzQ5ZGh8e


【会社概要】

[画像13: https://prtimes.jp/i/56234/1/resize/d56234-1-990970-5.png ]

会社名:株式会社fog(フォグ)
所在地:〒111-0054 東京都台東区鳥越2丁目2-7-3階
設立:2019年10月18日
代表:大山貴子

自然、人の暮らし、企業、組織、自治体の成長のため、人と自然が共生する生物多様性のバランスを理解し、持続で安定した状態を再生します。今は、サーキュラー(循環)やリジェネレイティブ(再生)を浸透させるアクションが必要です。 fogは事業を通し、人と自然が共存する社会をデザインします。

HP:https://fog.co.jp/yashu
FB:https://www.facebook.com/fogcojp
note:https://note.com/_fog

●本リリースに関するお問い合わせ
株式会社fog(野趣担当)大垣 yashu@fog.co.jp
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