Smart Eye Camera が既存の眼科医療機器と同性能と証明
[20/08/27]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
白内障の診断に関する臨床論文がDiagnosticsにて公開
慶應義塾大学医学部発のベンチャー企業 OUI Inc.(ウイインク:株式会社OUI)は、自社で開発した iPhone に取り付けて眼科診察を可能にするアタッチメント型医療機器 Smart Eye Camera (以下SEC)を使用した白内障の診断に関する臨床論文が、査読付き英文雑誌であるDiagnosticsにて公開されたことをお知らせします。これにより、実際のヒトの眼の診断結果にて、既存の細隙灯顕微鏡と同等の信頼性がある診断結果が得られることが証明されました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/64389/1/resize/d64389-1-706039-0.png ]
【論文の詳細】
論文標題:
Evaluation of Nuclear Cataract with Smartphone-Attachable Slit-Lamp Device
(スマートフォン装着型スリットランプによる核白内障の評価)
雑誌名/巻号/頁/発行年/URL:
Diagnostics 10: 576, 2020, https://www.mdpi.com/2075-4418/10/8/576
Yazu H et al. Evaluation of Nuclear Cataract with Smartphone-Attachable Slit-Lamp Device. Diagnostics (Basel). 2020;10(8):E576. Published 2020 Aug 9. doi:10.3390/diagnostics10080576
今回の論文について
当社は“医療を成長させる”ことを理念に、慶應義塾大学医学部の眼科医が2016年7月に立ち上げた大学発のベンチャー企業です。 眼科の診察を可能にする iPhone アタッチメント型医療機器 SEC をゼロから開発し、約1年半で完成させました。iPhoneのカメラと光源を利用した眼科診療機器は本邦初であり、既に動物実験の結果では既存機器と同等の性能(※)を実現しておりましたが、今回の臨床研究で、実際のヒトの眼の診断結果にて、既存の細隙灯顕微鏡と同等の信頼性がある診断結果が得られることが証明されました。
今回の臨床研究では、日本人の白内障患者の方64名の眼(128眼)を従来の固定式細隙灯顕微鏡とSECで比較しました。初めに、眼科医が患者の眼を固定式細隙灯顕微鏡で確認し、次に非眼科医がSECで撮影した画像を眼科医が評価しました。その結果、SECで行なった診断は従来の固定式細隙灯顕微鏡と同様に信頼できることが示唆されました。
世界の失明原因第一位は白内障です。白内障は適切な時期に治療をすれば失明に至らない可能性が高いにもかかわらず、発展途上国においては白内障による失明が社会問題となっています。SECはiPhoneに取り付けて使用する小型な医療機器であるため、電気のない地域や被災地など場所を選ばず眼科診察を可能にします。
今後も更なる研究を続けると共に、SECを国内外に広めることで2025年までに世界の失明を50%減らすことを目指してまいります。
SECの詳細はこちら: https://www.ouiinc.jp/product/
※SECの性能詳細
https://journals.plos.org/plosone/article/comments?id=10.1371/journal.pone.0215130
Shimizu E et al. "Smart Eye Camera": An innovative technique to evaluate tear film breakup time in a murine dry eye disease model. PLoS One. 2019;14(5):e0215130. Published 2019 May 9. doi:10.1371/journal.pone.0215130
特許6627071, 商標第6124317号
医療機器届出番号:13B2X10198030101
[画像2: https://prtimes.jp/i/64389/1/resize/d64389-1-692494-1.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/64389/1/resize/d64389-1-871157-2.png ]
会社概要
OUI Inc.(ウイインク:株式会社OUI)は、慶應義塾大学医学部の眼科医が起業した大学発のベンチャー企業です。“医療を成長させる”ことをミッションに、現役医師の知見や技術を全ての医療現場に還元することで、常に医療を成長させ続け、最高の医療サービスを創造します。
現在、失明人口は世界に3,600万人、30年後の2050年には1億2,000万人に増加すると言われています。当社は、2019年より、ベトナム、モンゴル、ザンビア、マラウイ、ケニアといった国の医療過疎地への支援活動を開始し、2020年4月に国際失明予防協会(IAPB)に加入しました。SECを国内外に広めることで2025年までに世界の失明を50%減らすことを目指しています。
会社名 : OUI Inc. (株式会社OUI)
URL : http://www.ouiinc.jp
本社所在地 : 東京都新宿区新宿1-36-2 新宿第7葉山ビル3F
代表取締役 : 清水映輔
取締役 : 矢津啓之
設立 : 2016年7月15日
事業内容 : 医師のアイデアをもとにした、医薬品・医療機器の開発と実用化。
及び同コンサルティング業務。
慶應義塾大学医学部発のベンチャー企業 OUI Inc.(ウイインク:株式会社OUI)は、自社で開発した iPhone に取り付けて眼科診察を可能にするアタッチメント型医療機器 Smart Eye Camera (以下SEC)を使用した白内障の診断に関する臨床論文が、査読付き英文雑誌であるDiagnosticsにて公開されたことをお知らせします。これにより、実際のヒトの眼の診断結果にて、既存の細隙灯顕微鏡と同等の信頼性がある診断結果が得られることが証明されました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/64389/1/resize/d64389-1-706039-0.png ]
【論文の詳細】
論文標題:
Evaluation of Nuclear Cataract with Smartphone-Attachable Slit-Lamp Device
(スマートフォン装着型スリットランプによる核白内障の評価)
雑誌名/巻号/頁/発行年/URL:
Diagnostics 10: 576, 2020, https://www.mdpi.com/2075-4418/10/8/576
Yazu H et al. Evaluation of Nuclear Cataract with Smartphone-Attachable Slit-Lamp Device. Diagnostics (Basel). 2020;10(8):E576. Published 2020 Aug 9. doi:10.3390/diagnostics10080576
今回の論文について
当社は“医療を成長させる”ことを理念に、慶應義塾大学医学部の眼科医が2016年7月に立ち上げた大学発のベンチャー企業です。 眼科の診察を可能にする iPhone アタッチメント型医療機器 SEC をゼロから開発し、約1年半で完成させました。iPhoneのカメラと光源を利用した眼科診療機器は本邦初であり、既に動物実験の結果では既存機器と同等の性能(※)を実現しておりましたが、今回の臨床研究で、実際のヒトの眼の診断結果にて、既存の細隙灯顕微鏡と同等の信頼性がある診断結果が得られることが証明されました。
今回の臨床研究では、日本人の白内障患者の方64名の眼(128眼)を従来の固定式細隙灯顕微鏡とSECで比較しました。初めに、眼科医が患者の眼を固定式細隙灯顕微鏡で確認し、次に非眼科医がSECで撮影した画像を眼科医が評価しました。その結果、SECで行なった診断は従来の固定式細隙灯顕微鏡と同様に信頼できることが示唆されました。
世界の失明原因第一位は白内障です。白内障は適切な時期に治療をすれば失明に至らない可能性が高いにもかかわらず、発展途上国においては白内障による失明が社会問題となっています。SECはiPhoneに取り付けて使用する小型な医療機器であるため、電気のない地域や被災地など場所を選ばず眼科診察を可能にします。
今後も更なる研究を続けると共に、SECを国内外に広めることで2025年までに世界の失明を50%減らすことを目指してまいります。
SECの詳細はこちら: https://www.ouiinc.jp/product/
※SECの性能詳細
https://journals.plos.org/plosone/article/comments?id=10.1371/journal.pone.0215130
Shimizu E et al. "Smart Eye Camera": An innovative technique to evaluate tear film breakup time in a murine dry eye disease model. PLoS One. 2019;14(5):e0215130. Published 2019 May 9. doi:10.1371/journal.pone.0215130
特許6627071, 商標第6124317号
医療機器届出番号:13B2X10198030101
[画像2: https://prtimes.jp/i/64389/1/resize/d64389-1-692494-1.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/64389/1/resize/d64389-1-871157-2.png ]
会社概要
OUI Inc.(ウイインク:株式会社OUI)は、慶應義塾大学医学部の眼科医が起業した大学発のベンチャー企業です。“医療を成長させる”ことをミッションに、現役医師の知見や技術を全ての医療現場に還元することで、常に医療を成長させ続け、最高の医療サービスを創造します。
現在、失明人口は世界に3,600万人、30年後の2050年には1億2,000万人に増加すると言われています。当社は、2019年より、ベトナム、モンゴル、ザンビア、マラウイ、ケニアといった国の医療過疎地への支援活動を開始し、2020年4月に国際失明予防協会(IAPB)に加入しました。SECを国内外に広めることで2025年までに世界の失明を50%減らすことを目指しています。
会社名 : OUI Inc. (株式会社OUI)
URL : http://www.ouiinc.jp
本社所在地 : 東京都新宿区新宿1-36-2 新宿第7葉山ビル3F
代表取締役 : 清水映輔
取締役 : 矢津啓之
設立 : 2016年7月15日
事業内容 : 医師のアイデアをもとにした、医薬品・医療機器の開発と実用化。
及び同コンサルティング業務。