アート×NFT 注目ベンチャーの技術を活用、持続可能な途上国アーティスト支援の仕組みがついに実現!
[21/08/31]
提供元:PRTIMES
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作品売買のたびに一定割合の報酬をアーティストに還元!9月2日 White Canvas 2020VR展示会も開催
東南アジアを舞台にしたアーティスト育成支援事業「White Canvas(ホワイト・キャンバス)」は、作品が最初に売れたときだけでなく、2次販売、3次販売と、売買が繰り返されるたびにアーティストに売り上げの一部が還元される仕組みを、ブロックチェーン技術を使って構築。国や人種に関係なく優れた作品・アーティストが正当な評価を得ること、またアーティストを職業として活動していけるための対価を得られる新しい仕組みを目指しています。
この度、第1号となるアート作品の売買が成立。持続可能な途上国のアーティスト支援が本格的に動き始めました。これを記念して、9月2日からはカンボジアやタイ、スリランカと3カ国のアーティストの作品を展示するVR展示会を開催します。展示会は、3カ国の実行組織の事務局を務めるカンボジアのソーシャル・コンパス(中村英誉代表)が担当します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/85826/1/resize/d85826-1-61a242722813c12d8462-0.png ]
▽東南アジアのアート市場の実情
近年、注目を集めつつある東南アジアのアート市場。
しかし、経済規模の小さな国では、アーティストが優れた作品を制作しても、正当な対価を得られないケースが多く見られます。例えば、安く買われたアーティストの作品が先進国に渡り、当初価格の数倍、数十倍の価格で取引されています。しかしアーティスト本人には、一切の還元はなく、才能あるアーティストがいても、アーティストとして活動していけないという実情があります。
▽「SDGs×ART」を掲げるWhite Canvasが起こす“革命”
「SDGs×ART」を掲げるアートコンペティション「White Canvas」は、東方文化支援財団の支援のもと2020年に、カンボジア、スリランカ、タイの3カ国でスタート。アーティストに対する評価・対価の問題解決を1つの目標に掲げています。
そして、この目標を実現するために取り入れたのが、ブロックチェーンを活用した作品の管理です。White Canvasのすべての入賞作品には、裏側に専用のICタグが装着され、ブロックチェーン上に、作者や所有者の来歴情報、作品の売買の際に代金の20%相当の「還元金」を作者に支払うとする規約(ルール)が記載されています。また、タグにスマートフォンをかざせば、作品の来歴などを読み取れるだけでなく、売買の際に還元金の支払いがルール通り行われたかが一目で分かるようになっており、売買する人たちにアーティストへの「還元金」の支払いを促す仕組みとなっています。
尚、White Canvasが採用するブロックチェーン技術は、すべてスタートバーン株式会社のサポートを受けて構築されています。
▽還元金の受け取り第1号は、カンボジア人のアーティスト・チウ・ヒーア氏(Chheav Hea)氏
昨年秋に、入賞した作品うち、カンボジア受賞者 チウ・ヒーア氏(Chheav Hea)の作品が今年2月、株式会社TRiCERAが主催するオークションイベント「START」に出品され、約61,000円で売買が成立しました。8月には、 White Canvasの受賞作品が2次売買されたことによる初の還元金が支払われ、いよいよ新たなアーティスト支援の形が実を結び始めました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/85826/1/resize/d85826-1-e5cac7aab25cbb092090-1.png ]
ヒーアさんコメント
作家たちを持続的に応援するシステムを作ってくれたことに感謝申し上げます。これからも、人間が生きていく上で大切な、平和や愛をテーマに描いていくつもりです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/85826/1/resize/d85826-1-156287d4ea2c873647c1-2.png ]
Chheav Hea氏の作品に関してのコメント
[動画1: https://www.youtube.com/watch?v=_bdj3zLsnUQ ]
チウ・ヒーア氏(カンボジア人アーティスト)経歴
1987年5月30日生まれ
カンボジア・シェムリアップ州のベンメリア遺跡近くに住む農家の9人兄弟の5番目の子として生まれる。家が貧しかったため、5歳の時に寺に預けられ、寺の仕事を手伝いながら、日本人が経営するシェムリアップの学校に通い、日本語も学んだ。2010年、22歳のときに、日本人が経営する小さな美術学校の日本語通訳兼日本語教師として働き始める。美術の授業の通訳をしている際、子ども達の自由な表現に楽しさを感じたといい、26歳で本格的に絵を描き始めた。幼い時に経験したカンボジア内戦(1970年〜1993年)や、5歳のときに家族と離れ、寺院で育った経験から、「世界の平和と家族愛」を作品の主なテーマとしている。
受賞歴:2006年度日本語スピーチコンテスト優勝
2020年度WhiteCanvasコンペディション・アジア賞受賞
▽コロナ禍に対応!カンボジア発のVRプラットフォームで展覧会を9月2日(木)から開催
今回、 White Canvasが目指す世界が一つ実現したことを記念して、VRプラットフォームCOMONY内で、White Canvas 2020の展覧会を開催します。VR空間に参加することで、その場で作品を鑑賞しているかのような気分を味わえます。(https://comony.net/downloads) ※パソコンやスマートフォンから参加可能
White Canvas
[動画2: https://www.youtube.com/watch?v=J3kbnQS2b0A ]
WhiteCanvas2020の応募アーティストの作品やコメント、受賞の様子などはこちら。
https://whitecanvas.pro/
White Canvas 2021 (作品募集中)
カンボジア、スリランカ、タイに加え、ラオス、ブータン、モルジブのアーティストの参加も決定しています。
東方文化支援財団
東方文化支援財団(代表理事:中野善壽)は、地域や国境を越え、東方文化圏における文化・芸術の発展に寄与することを目的として設立し、1.文化をテーマにした国際カンファレンスの開催、2.普段スポットが当たる事が少ない、文化の下支えをしてくださっている方々への感謝を表す為のアワード運営、3.地域再生を意識した活動、4.産学連携によるアートの保存保管機能充実の為の活動、5.若手アーティストの作品買い上げ、価値創造の為の活動、6.東方文化圏における文化事業の支援、の6方面事業を展開しています。
(https://www.m-ecf.com)
スタートバーン株式会社
スタートバーンは世界中のアーティストそしてアートに関わる全ての人が必要とする技術を提供し、より豊かな社会の実現を目指す会社です。ブロックチェーン技術を活用した、アート流通・評価のインフラとなる「Startrail」の構築を推進しています。また、Startrailに接続するサービスとして、オンラインサービス「Startbahn Cert.」、法人・団体とのブロックチェーン共同事業などを展開しています。
「Startbahn Cert.」のベータ版がローンチされた2020年3月には、東方文化支援財団が3,000件のICタグ付きブロックチェーン証明書を購入。
(https://startbahn.jp)
東南アジアを舞台にしたアーティスト育成支援事業「White Canvas(ホワイト・キャンバス)」は、作品が最初に売れたときだけでなく、2次販売、3次販売と、売買が繰り返されるたびにアーティストに売り上げの一部が還元される仕組みを、ブロックチェーン技術を使って構築。国や人種に関係なく優れた作品・アーティストが正当な評価を得ること、またアーティストを職業として活動していけるための対価を得られる新しい仕組みを目指しています。
この度、第1号となるアート作品の売買が成立。持続可能な途上国のアーティスト支援が本格的に動き始めました。これを記念して、9月2日からはカンボジアやタイ、スリランカと3カ国のアーティストの作品を展示するVR展示会を開催します。展示会は、3カ国の実行組織の事務局を務めるカンボジアのソーシャル・コンパス(中村英誉代表)が担当します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/85826/1/resize/d85826-1-61a242722813c12d8462-0.png ]
▽東南アジアのアート市場の実情
近年、注目を集めつつある東南アジアのアート市場。
しかし、経済規模の小さな国では、アーティストが優れた作品を制作しても、正当な対価を得られないケースが多く見られます。例えば、安く買われたアーティストの作品が先進国に渡り、当初価格の数倍、数十倍の価格で取引されています。しかしアーティスト本人には、一切の還元はなく、才能あるアーティストがいても、アーティストとして活動していけないという実情があります。
▽「SDGs×ART」を掲げるWhite Canvasが起こす“革命”
「SDGs×ART」を掲げるアートコンペティション「White Canvas」は、東方文化支援財団の支援のもと2020年に、カンボジア、スリランカ、タイの3カ国でスタート。アーティストに対する評価・対価の問題解決を1つの目標に掲げています。
そして、この目標を実現するために取り入れたのが、ブロックチェーンを活用した作品の管理です。White Canvasのすべての入賞作品には、裏側に専用のICタグが装着され、ブロックチェーン上に、作者や所有者の来歴情報、作品の売買の際に代金の20%相当の「還元金」を作者に支払うとする規約(ルール)が記載されています。また、タグにスマートフォンをかざせば、作品の来歴などを読み取れるだけでなく、売買の際に還元金の支払いがルール通り行われたかが一目で分かるようになっており、売買する人たちにアーティストへの「還元金」の支払いを促す仕組みとなっています。
尚、White Canvasが採用するブロックチェーン技術は、すべてスタートバーン株式会社のサポートを受けて構築されています。
▽還元金の受け取り第1号は、カンボジア人のアーティスト・チウ・ヒーア氏(Chheav Hea)氏
昨年秋に、入賞した作品うち、カンボジア受賞者 チウ・ヒーア氏(Chheav Hea)の作品が今年2月、株式会社TRiCERAが主催するオークションイベント「START」に出品され、約61,000円で売買が成立しました。8月には、 White Canvasの受賞作品が2次売買されたことによる初の還元金が支払われ、いよいよ新たなアーティスト支援の形が実を結び始めました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/85826/1/resize/d85826-1-e5cac7aab25cbb092090-1.png ]
ヒーアさんコメント
作家たちを持続的に応援するシステムを作ってくれたことに感謝申し上げます。これからも、人間が生きていく上で大切な、平和や愛をテーマに描いていくつもりです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/85826/1/resize/d85826-1-156287d4ea2c873647c1-2.png ]
Chheav Hea氏の作品に関してのコメント
[動画1: https://www.youtube.com/watch?v=_bdj3zLsnUQ ]
チウ・ヒーア氏(カンボジア人アーティスト)経歴
1987年5月30日生まれ
カンボジア・シェムリアップ州のベンメリア遺跡近くに住む農家の9人兄弟の5番目の子として生まれる。家が貧しかったため、5歳の時に寺に預けられ、寺の仕事を手伝いながら、日本人が経営するシェムリアップの学校に通い、日本語も学んだ。2010年、22歳のときに、日本人が経営する小さな美術学校の日本語通訳兼日本語教師として働き始める。美術の授業の通訳をしている際、子ども達の自由な表現に楽しさを感じたといい、26歳で本格的に絵を描き始めた。幼い時に経験したカンボジア内戦(1970年〜1993年)や、5歳のときに家族と離れ、寺院で育った経験から、「世界の平和と家族愛」を作品の主なテーマとしている。
受賞歴:2006年度日本語スピーチコンテスト優勝
2020年度WhiteCanvasコンペディション・アジア賞受賞
▽コロナ禍に対応!カンボジア発のVRプラットフォームで展覧会を9月2日(木)から開催
今回、 White Canvasが目指す世界が一つ実現したことを記念して、VRプラットフォームCOMONY内で、White Canvas 2020の展覧会を開催します。VR空間に参加することで、その場で作品を鑑賞しているかのような気分を味わえます。(https://comony.net/downloads) ※パソコンやスマートフォンから参加可能
White Canvas
[動画2: https://www.youtube.com/watch?v=J3kbnQS2b0A ]
WhiteCanvas2020の応募アーティストの作品やコメント、受賞の様子などはこちら。
https://whitecanvas.pro/
White Canvas 2021 (作品募集中)
カンボジア、スリランカ、タイに加え、ラオス、ブータン、モルジブのアーティストの参加も決定しています。
東方文化支援財団
東方文化支援財団(代表理事:中野善壽)は、地域や国境を越え、東方文化圏における文化・芸術の発展に寄与することを目的として設立し、1.文化をテーマにした国際カンファレンスの開催、2.普段スポットが当たる事が少ない、文化の下支えをしてくださっている方々への感謝を表す為のアワード運営、3.地域再生を意識した活動、4.産学連携によるアートの保存保管機能充実の為の活動、5.若手アーティストの作品買い上げ、価値創造の為の活動、6.東方文化圏における文化事業の支援、の6方面事業を展開しています。
(https://www.m-ecf.com)
スタートバーン株式会社
スタートバーンは世界中のアーティストそしてアートに関わる全ての人が必要とする技術を提供し、より豊かな社会の実現を目指す会社です。ブロックチェーン技術を活用した、アート流通・評価のインフラとなる「Startrail」の構築を推進しています。また、Startrailに接続するサービスとして、オンラインサービス「Startbahn Cert.」、法人・団体とのブロックチェーン共同事業などを展開しています。
「Startbahn Cert.」のベータ版がローンチされた2020年3月には、東方文化支援財団が3,000件のICタグ付きブロックチェーン証明書を購入。
(https://startbahn.jp)