Buddan furniture ー想う。をそばにー 3月1日より販売開始、香港・台湾にも販路拡大
[23/02/28]
提供元:PRTIMES
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鹿児島県伝統工芸品「川辺仏壇」の技術を使った新しい“祈りの道具”を開発、自分以外のものと向き合う空間づくりを提案
株式会社IFOO(本社:鹿児島市石谷町、代表取締役:八幡秀樹)は、川辺仏壇との共同プロジェクトとして『Buddan furniture(ブッダン ファニチャー)』を立ち上げました。川辺仏壇の伝統と技術を活かし、既存の仏壇にはない、現代の暮らしにフィットした“祈りの道具”として、「厨子 細」「銅円板 オーナメント」「厨子」の3種類を開発し、ECサイトで販売開始する他、香港・台湾でも販売を開始いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/117450/1/resize/d117450-1-e1cf008f5c0570c80a52-0.jpg ]
■開発背景
これまで日本人は、外出前、帰宅後、お祝い事のあるときなどは、仏壇に手を合わせてきました。先祖に華を手向け、お供え物をする。そんな美しい風習は、新築住宅の和室の減少とともに失われようとしています。手を合わせることは“心を整える”という意味で、現代にこそ必要な習慣であると考えました。現代社会を生きる私たち、とりわけ都市部に住む方たちは、「自分」というパーソナルな視点で、物事を見たり判断する機会で溢れているように思われます(なぜなら都市部では自然を感じる機会が少なくなってしまうため)。そのような生活の中に、「自分以外に心を寄せる」時間をほんのわずかでも用意できたら、日々、ふっと力を抜くことができるのではないかと考えています。ある人はキャンドルを、ある人は道の花を、ある人は誰かからもらったお菓子を、ある人はお香を、ある人はお気に入りの石を置いてみる。もちろん、故人を想う場として設えていただいてもいいと思います。その行為は、言ってみれば各人による自由な「祈り」であり、そのような場を作るための道具としてBuddan furnitureをご提案できればと考えています。
■川辺仏壇職人の高い技術を取り込んだBuddan furniture
鹿児島県南九州市川辺町周辺で作られている仏壇「川辺仏壇」は、天然本黒塗りと金箔で仕上げた木地に、美しい彫刻が施された小型の仏壇として親しまれてきました。Buddan furnitureは、仏壇職人の技を現代の人々の暮らしに合わせて再解釈することで、脈々と伝わる技の継承、職人のやりがい、若手の職人の育成や一般の方へ仏壇技術を広く知らせるという目的のためにスタートいたしました。現代の暮らしに合わせて、コンパクトな作りで壁に掛ける飾り棚のようになっており、「漆」「金箔」「彫金」「木地」など、随所に仏壇職人の高い技術が取り込まれています。昔と今では生活空間も変化し、職人の技術をきらびやかな形ではなくインテリアに馴染ませやすいように、また、用途として「仏壇」に限らず広く使ってもらえるように、シンプルなデザインとしています。
■ECサイトで販売開始、香港・台湾に販路拡大
縦長で玄関などにも設置しやすいスリムタイプと、洋間にも馴染み、飾り棚としても楽しめる壁付タイプ、さらに、インテリアとして飾れる彫金のオブジェの3種類を3月1日よりECサイトにて販売します。また、香港・台湾にも販路を拡大し、日本のみならず、世界に向けて“自分以外のものと向き合う空間のある暮らし”を提案していきたいと考えています。
<販売サイト>
デザインケース https://vega-design.shop-pro.jp
<商品詳細>
厨子 細
[画像2: https://prtimes.jp/i/117450/1/resize/d117450-1-47c9cf199600a9f94cfb-5.png ]
スリムな形状なので小さな空間にも馴染む。木目を活かした拭き漆とすることで、木地職人と漆職人の技を際立たせる。
素材/ヒバ、漆、金箔、真鍮
機能/厨子、飾り棚
寸法/W90×H850×D54(mm)
技術/木地職人の木地制作
彫金師の把手
漆職人の拭き漆と金箔貼り
売価/¥154,000-(税込)
厨子
[画像3: https://prtimes.jp/i/117450/1/resize/d117450-1-14d9b6e942d6fae8ea95-1.png ]
現代の暮らしに馴染むように、壁付けかつ、奥行きを浅くすることで量感を抑えている。飾り床+棚としても使用できる。木目を生かした拭き漆とすることで、木地職人と漆職人の技を際立たせる。引き出しの取手は無垢真鍮の削り出し。
素材/ヒバ、漆、金箔、真鍮
機能/厨子、飾り棚、抽斗収納
寸法/W660×H480×D16(mm)
技術/木地職人の木地制作、彫金師の把手、漆職人の拭き漆と金箔貼り
売価/ ¥495,000-(税込)
銅円板 オーナメント
[画像4: https://prtimes.jp/i/117450/1/resize/d117450-1-a846492e148db4a15ce2-2.png ]
仏具の手仕事を際立たせたオーナメント。素材と技術のみに特化したオーナメントなので、現代の暮らしのインテリアに馴染む。彫金師の手打ちにより、すべての銅板の模様の表情は異なる。裏面に脚付きで壁から浮くデザイン。窓辺や照明器具と組み合わせると表情が面白い。
素材/銅板
機能/装飾、光のリフレクター
寸法/直径450(mm)
技術/彫金師の槌打ち
売価/¥82,500-(税込)
Buddan furniture開発担当者よりコメント
自分以外の何かへ心を寄せる。 このシンボルが表すのは手を合わせた形と、その想う先。 想いを馳せ、イマジネーションを広げる場を身近に設えてみてはいかがでしょうか。そこに心を向けたいものをそっと置いてみる。 今を生きる多くの方々の日常が想いと共に、 豊かに広がり穏やかでありますよう、願いを込めて。
鹿児島弁でお仏壇のことを「おぶっだん」と言います。 Buddan furnitureの名前は親しみを込めて、鹿児島の地で生まれたことを表しています。伝統的な工芸として、鹿児島県南九州市川辺町には昔ながらの仏壇作りのノウハウが残ります。町内で仏壇製作の全工程を担うのは全国的にも稀で、川辺町の大きな特徴です。
そして、このBuddan furnitureは川辺町に集まる仏壇職人たちの連携によって製作されています。 3ヶ月以上の月日をかけた、精巧な木材の加工、丹念な漆の塗り、手で打ちつける彫金などの技が駆使されています。これらの昔ながらの技法を再解釈することで、時代を超えた、今の暮らしに則した美しさが物へと宿ります。
株式会社IFOOについて
[画像5: https://prtimes.jp/i/117450/1/resize/d117450-1-35c028ec89317be71434-3.png ]
教育、ものづくり、観光、建築におけるリ・デザインは、そのもの単体では機能しません。どれだけ先人の技術を引き継ぎ、美しい伝統工芸を生み出しても、 それをお客様が手に取る場がなければ利潤には結びつきません。どれだけ先人が残した職人技術、意匠を施した建築を生み出しても、 実際に使う人や、人の交流がなければ、ただの箱のままです。
私たちは、鹿児島だからこそ提案できる唯一無二のものづくりや 建築を通して特別な体験を提供し、その土地に根付く生業を生み出すことで継続的なコミュニティを創り出します。そのような場づくりこそが、 国内・海外のお客様の興味関心をさらに獲得し、ひいては鹿児島の地域社会の活性化を促す原動力になる、ものづくりプロジェクトの1つとしてBuddan furnitureに取り組みました。
HP:https://ifoo.jp/
Buddan furniture:https://ifoo.jp/works/product/product-case01/
株式会社IFOO(本社:鹿児島市石谷町、代表取締役:八幡秀樹)は、川辺仏壇との共同プロジェクトとして『Buddan furniture(ブッダン ファニチャー)』を立ち上げました。川辺仏壇の伝統と技術を活かし、既存の仏壇にはない、現代の暮らしにフィットした“祈りの道具”として、「厨子 細」「銅円板 オーナメント」「厨子」の3種類を開発し、ECサイトで販売開始する他、香港・台湾でも販売を開始いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/117450/1/resize/d117450-1-e1cf008f5c0570c80a52-0.jpg ]
■開発背景
これまで日本人は、外出前、帰宅後、お祝い事のあるときなどは、仏壇に手を合わせてきました。先祖に華を手向け、お供え物をする。そんな美しい風習は、新築住宅の和室の減少とともに失われようとしています。手を合わせることは“心を整える”という意味で、現代にこそ必要な習慣であると考えました。現代社会を生きる私たち、とりわけ都市部に住む方たちは、「自分」というパーソナルな視点で、物事を見たり判断する機会で溢れているように思われます(なぜなら都市部では自然を感じる機会が少なくなってしまうため)。そのような生活の中に、「自分以外に心を寄せる」時間をほんのわずかでも用意できたら、日々、ふっと力を抜くことができるのではないかと考えています。ある人はキャンドルを、ある人は道の花を、ある人は誰かからもらったお菓子を、ある人はお香を、ある人はお気に入りの石を置いてみる。もちろん、故人を想う場として設えていただいてもいいと思います。その行為は、言ってみれば各人による自由な「祈り」であり、そのような場を作るための道具としてBuddan furnitureをご提案できればと考えています。
■川辺仏壇職人の高い技術を取り込んだBuddan furniture
鹿児島県南九州市川辺町周辺で作られている仏壇「川辺仏壇」は、天然本黒塗りと金箔で仕上げた木地に、美しい彫刻が施された小型の仏壇として親しまれてきました。Buddan furnitureは、仏壇職人の技を現代の人々の暮らしに合わせて再解釈することで、脈々と伝わる技の継承、職人のやりがい、若手の職人の育成や一般の方へ仏壇技術を広く知らせるという目的のためにスタートいたしました。現代の暮らしに合わせて、コンパクトな作りで壁に掛ける飾り棚のようになっており、「漆」「金箔」「彫金」「木地」など、随所に仏壇職人の高い技術が取り込まれています。昔と今では生活空間も変化し、職人の技術をきらびやかな形ではなくインテリアに馴染ませやすいように、また、用途として「仏壇」に限らず広く使ってもらえるように、シンプルなデザインとしています。
■ECサイトで販売開始、香港・台湾に販路拡大
縦長で玄関などにも設置しやすいスリムタイプと、洋間にも馴染み、飾り棚としても楽しめる壁付タイプ、さらに、インテリアとして飾れる彫金のオブジェの3種類を3月1日よりECサイトにて販売します。また、香港・台湾にも販路を拡大し、日本のみならず、世界に向けて“自分以外のものと向き合う空間のある暮らし”を提案していきたいと考えています。
<販売サイト>
デザインケース https://vega-design.shop-pro.jp
<商品詳細>
厨子 細
[画像2: https://prtimes.jp/i/117450/1/resize/d117450-1-47c9cf199600a9f94cfb-5.png ]
スリムな形状なので小さな空間にも馴染む。木目を活かした拭き漆とすることで、木地職人と漆職人の技を際立たせる。
素材/ヒバ、漆、金箔、真鍮
機能/厨子、飾り棚
寸法/W90×H850×D54(mm)
技術/木地職人の木地制作
彫金師の把手
漆職人の拭き漆と金箔貼り
売価/¥154,000-(税込)
厨子
[画像3: https://prtimes.jp/i/117450/1/resize/d117450-1-14d9b6e942d6fae8ea95-1.png ]
現代の暮らしに馴染むように、壁付けかつ、奥行きを浅くすることで量感を抑えている。飾り床+棚としても使用できる。木目を生かした拭き漆とすることで、木地職人と漆職人の技を際立たせる。引き出しの取手は無垢真鍮の削り出し。
素材/ヒバ、漆、金箔、真鍮
機能/厨子、飾り棚、抽斗収納
寸法/W660×H480×D16(mm)
技術/木地職人の木地制作、彫金師の把手、漆職人の拭き漆と金箔貼り
売価/ ¥495,000-(税込)
銅円板 オーナメント
[画像4: https://prtimes.jp/i/117450/1/resize/d117450-1-a846492e148db4a15ce2-2.png ]
仏具の手仕事を際立たせたオーナメント。素材と技術のみに特化したオーナメントなので、現代の暮らしのインテリアに馴染む。彫金師の手打ちにより、すべての銅板の模様の表情は異なる。裏面に脚付きで壁から浮くデザイン。窓辺や照明器具と組み合わせると表情が面白い。
素材/銅板
機能/装飾、光のリフレクター
寸法/直径450(mm)
技術/彫金師の槌打ち
売価/¥82,500-(税込)
Buddan furniture開発担当者よりコメント
自分以外の何かへ心を寄せる。 このシンボルが表すのは手を合わせた形と、その想う先。 想いを馳せ、イマジネーションを広げる場を身近に設えてみてはいかがでしょうか。そこに心を向けたいものをそっと置いてみる。 今を生きる多くの方々の日常が想いと共に、 豊かに広がり穏やかでありますよう、願いを込めて。
鹿児島弁でお仏壇のことを「おぶっだん」と言います。 Buddan furnitureの名前は親しみを込めて、鹿児島の地で生まれたことを表しています。伝統的な工芸として、鹿児島県南九州市川辺町には昔ながらの仏壇作りのノウハウが残ります。町内で仏壇製作の全工程を担うのは全国的にも稀で、川辺町の大きな特徴です。
そして、このBuddan furnitureは川辺町に集まる仏壇職人たちの連携によって製作されています。 3ヶ月以上の月日をかけた、精巧な木材の加工、丹念な漆の塗り、手で打ちつける彫金などの技が駆使されています。これらの昔ながらの技法を再解釈することで、時代を超えた、今の暮らしに則した美しさが物へと宿ります。
株式会社IFOOについて
[画像5: https://prtimes.jp/i/117450/1/resize/d117450-1-35c028ec89317be71434-3.png ]
教育、ものづくり、観光、建築におけるリ・デザインは、そのもの単体では機能しません。どれだけ先人の技術を引き継ぎ、美しい伝統工芸を生み出しても、 それをお客様が手に取る場がなければ利潤には結びつきません。どれだけ先人が残した職人技術、意匠を施した建築を生み出しても、 実際に使う人や、人の交流がなければ、ただの箱のままです。
私たちは、鹿児島だからこそ提案できる唯一無二のものづくりや 建築を通して特別な体験を提供し、その土地に根付く生業を生み出すことで継続的なコミュニティを創り出します。そのような場づくりこそが、 国内・海外のお客様の興味関心をさらに獲得し、ひいては鹿児島の地域社会の活性化を促す原動力になる、ものづくりプロジェクトの1つとしてBuddan furnitureに取り組みました。
HP:https://ifoo.jp/
Buddan furniture:https://ifoo.jp/works/product/product-case01/