受験生の夜食メニュー、トップ3は「おにぎり」「うどん」「フルーツ」 フルーツの中でも圧倒的人気は「りんご」 受験生にオススメ!「りんご」が脳機能活性化へ期待!
[11/01/31]
提供元:PRTIMES
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社団法人 青森県りんご対策協議会(青森県青森市)は、小学校6年生の受験生を持つ母親193名、中学3年生の受験生を持つ母親307名に対して、「受験生に関する意識調査」を行なった。
調査期間:2011年1月7日〜1月11日
調査方法:インターネット
調査対象:2011年に中学受験予定の小学6年生の子供を持つ母親 193名
2011年に高校受験予定の中学3年生の子供を持つ母親 307名
合計500名
■ 受験生の間食は? 現実は「スナック菓子」、母親の理想は「フルーツ」!
1月から2月にかけて本格化する受験シーズン。受験生にとっては、日々の勉強だけでなく、睡眠や食生活に気を遣うことも重要だ。受験生の「間食」「夜食」事情を探るべく、受験生を持つ母親に調査を実施した。
まず、「受験生の子供に間食(15時ごろに食べるもの)を出すことはありますか?」と聞いたところ、70%が「ある」と答えた。具体的に出すものとしては、「スナック菓子」が最も多く、70%。次いで、「チョコレート」(56%)、「肉まん」(44%)、「フルーツ」(37%)、「おにぎり」(35%)、「アイスクリーム」(34%)と続いた。
一方、「受験生の子供の間食で、食べさせたいと思うものは何ですか?」と聞いたところ、順位が逆転し、「フルーツ」が60%で最も多い結果に。以下、「おにぎり」(56%)、「肉まん」(48%)、「チョコレート」(30%)、「もち」(28%)、「ピザ」(25%)と続いた。実際に出している間食で最も多かった「スナック菓子」は「食べさせたいもの」としてはわずか15%にとどまった。
受験生の子供を持つ母親は、間食として「スナック菓子」を多用している実態に反し、本音ではビタミンが豊富で健康にも良い「フルーツ」を食べさせたいと考えているようだ。
■ 受験生の夜食メニュー、トップ3は「おにぎり」「うどん」「フルーツ」!
次に、受験生の子供に出す「夜食」についても聞いた。「受験生の子供に夜食を作ることはありますか?」と聞いたところ、28%が「ある」と回答。その頻度としては、「週に1〜2日」が最も多く、49%。以下、「週に3〜4日」(25%)、「2〜3週間に1日」(9%)、「週に5〜6日」(8%)と続き、「毎日」という人も7%いるようだ。
そして、夜食を選ぶポイントについて聞くと、最も多かったのは、「簡単に作れる」で89%。続いて、「消化が良い」(83%)、「体が温まる」(70%)という回答も多く、「栄養価が高い」(30%)、「インスタント・レトルトではない」(16%)という回答もあった。
さらに、子供に作る夜食について具体的に聞くと、最も多かったのは「おにぎり」(62%)。「手軽に食べられるから。(40歳)」、「腹持ちがいいから。(46歳)」などがその理由のようだ。次いで「うどん」が46%で続き、その次に多かったのが「フルーツ」で40%。その理由としては、「調理が楽だから。(52歳)」、「夜遅くに胃に負担をかけないため。(41歳)」、「ビタミンが摂れて、風邪予防に役立つと思うので。(45歳)」などの回答が多く見られ、調理が簡単なだけではなく、健康面も意識して「フルーツ」を夜食に選んでいる母親が多いことがわかった。そして、夜食に出すことがある具体的なフルーツを複数回答で聞くと、「りんご」が最も多く、93%。以下、「みかん」(71%)、「バナナ」(53%)、「いちご」(47%)、「キウイフルーツ」(27%)となった。
■ 「子供の受験ストレス」が気になる母親、7割!
受験にはストレスがつきものだが、母親は「子供の受験ストレス」が気になることはあるのだろうか。「子供の受験ストレスが気になることはありますか?」という質問に、「ある」と答えたのは66%。約7割の母親が子供の受験ストレスが気になるようだ。
具体的に気になる時としては、「テストの結果が悪い時や、自分の勉強の成果が出ていない時。(41歳)」、「塾での課題量が増え、夜中までやっても終わらず、寝不足の日々が続いている時。(41歳)」、「受験勉強に関して、一言何か言っただけで、反発したり泣きわめいたりする時。(50歳)」などの回答があった。子供の成績が悪い時や、過酷な受験勉強をしている子供の様子を見た時、また普段の子供の反応などで、「子供が受験ストレスを感じている」と気になっているようだ。
■ 受験ストレスの救世主! りんごで“脳機能活性化”が期待できる理由とは!?
脳がストレスを感知すると、副腎からストレスホルモンのコルチゾールが分泌され、脳の海馬を攻撃し、結果多くの脳細胞が死滅する。コルチゾールは新生細胞の誕生も妨げるため海馬で新しい記憶も作られにくくなる。まさにストレスは、受験生にとっての脅威と言える。
こういったストレスが脳に及ぼす問題に対して効果的な対策が、りんご(果汁)だ。記憶や学習能力など脳機能活性化のためには、神経伝達物質アセチルコリンが必須と考えられているが、りんご(果汁)を摂取することでアセチルコリンの低下を防ぐという研究結果があるのだ。
この研究結果は、マサチューセッツ大学生物化学部のトーマス・シー教授がマウスの研究で確かめたもの。アセチルコリンはアルツハイマー病患者の脳で著しく低下していることが分かっており、この実験はアルツハイマー病に関係するApoEを欠くモデルマウス(成人マウスと高齢マウス)に、「標準食」、「葉酸やビタミンEを欠く栄養欠乏食」、「濃縮りんごジュースを補った栄養欠乏食」の3種類を食べさせ行った。その結果、栄養欠乏食にりんごジュースを補って飼育したマウスの脳で、アセチルコリンの低下が予防された。ちなみに、マウスに与えたりんごジュースの量を人に換算すると1日当たりりんご2-3個または、グラス2杯のりんごジュースに当たる。
つまり、りんご(果汁)を摂取すると、アセチルコリンの低下を防ぎ、記憶や学習能力など脳機能活性化が期待できるというわけだ。これから本格化する受験シーズンにぴったりの「りんご」。受験生の子供がいる母親の方は試してみてはいかがだろうか。
<参考文献>
1.厚生労働省「労働者健康情報調査」
2.講談社『年をとるほど「頭」を良くする「脳トレ」』著者:篠原菊紀
3.東京大学久恒辰博准教授「運動による海馬ニューロン新生の増強機構の解明〜
運動による認知症予防への新たな展開」米科学雑誌「hippocampus」(2010)
4.マサチューセッツ大学トーマスシー教授:Apple juice concentrate
maintains acetylcholine levels following dietary compromise.
J.Alzheimer's Disease 9:287-291. (2006)
青森県りんご対策協議会HP:http://www.aomori-ringo.or.jp/
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