全世界の水道公益事業者で、年間125億米ドルのコスト削減が可能に
[13/02/08]
提供元:PRTIMES
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スマートウォーターネットワークに関する世界規模調査報告
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スマートウォーターネットワークに関する世界規模調査報告
全世界の水道公益事業者で、年間125億米ドルのコスト削減が可能に
― 注目すべきもうひとつの「スマート」は水 ―
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電気、ガスおよび水道の公益事業向けに、スマートメーター/スマートグリッド専用の通信ソリューションを提供するセンサス(本社:米国ノースカロライナ州)は、このたびスマートネットワークに関する世界規模の調査報告書『Water 20/20: Bringing Smart Water Network Into Focus(邦題:スマートウォーターネットワークに焦点を当てて)』にて、スマートウォーターネットワークの導入により、全世界で年間125億米ドルのコスト削減が水道の公益事業者にとって可能になると発表しました。
水資源は、本来管理することが困難です。今後10年以内に、世界人口のおよそ3分の2にあたる46億人が水不足の状況に陥り、その中でも約18億人が完全な水不足の中で生活することになると見込まれています(※)。水不足の状況は、ある特定期間に水の需要が利用可能な量を上回ったり、劣悪な水質により利用が制限されたりする場合に起こります。
センサスは、水不足の問題および国内総生産(GDP)と飲料水の入手状況との関連性を考慮し、スマートウォーターネットワークを正しく導入するために水道業界が協調するよう世界中で呼びかけてきました。スマートウォーターネットワークは、製品、ソリューションおよびシステムを統合したネットワークで、これを導入することにより公益事業者は、問題の継続的なモニタリングや診断、メンテナンス事項の優先順位付けと管理、そしてデータを利用した配水管ネットワーク全体のパフォーマンスの最適化と遠隔監視・管理を実現可能にします。
本調査報告書は、スマートウォーターネットワークのビジネス・ケース(効果、コスト、リスクなどを踏まえた上での投資価値)を検証することを目的とし、全世界182の水道事業者に詳細なインタビューと包括的な調査を実施、事業者の運用コストと予算を分析しました。その結果、毎年漏水だけにかかる費用が、合計で約96億米ドルであることがわかりました。スマートウォーターネットワークの活用は、漏水を防ぎ、水質モニタリングとシステムメンテナンスの両方の効率を高めます。これにより水道事業者は、漏水による損失を取り戻すことはもちろんのこと、それ以上の利益獲得につながります。つまり、漏水管理と圧力管理の改善、設備投資の戦略的な優先順位、ネットワーク運用とメンテナンスの合理化、および水質モニタリングの合理化を実施することで、最大で年間125億米ドルものコスト削減が可能になると分析しています。
この調査報告書を受けてセンサスの代表取締役兼CEOのピーター・マインズ(Peter Mainz)は、「水道事業者は、需要の増大、システムの老朽化およびエネルギー価格の高騰によって切迫した状況に置かれています。スマートウォーターネットワークは、こうした問題を緩和し毎年、世界中の水道事業者全体で数十億米ドルのコスト削減を可能にします。この削減により、水道事業者の予算の5%以上を、ウォーターネットワークの改善および世界的な水不足の取り組みに再投資することができます。今回センサスが特定したコスト削減と環境的・社会的利益の獲得は、関係者が協力して初めて可能になります。変化のないビジネスは、水とお金のいつも通りの損失を増やすだけです。スマートウォーターネットワークを導入するために今行動すれば、私たちはこの極めて貴重な資源を将来の世代へ残すことになるのです」と述べています。
『Water 20/20: Bringing Smart Water Network Into Focus(邦題:スマートウォーターネットワークに焦点を当てて)』調査報告書は、http://sensus.com/smartwaternetworks (英語版)にて入手可能です。また日本語版はエグゼクティブサマリーとして、http://www.sensus.com/ja/web/japan/ を参照ください。
以上
(※) 参考 http://www.un.org/waterforlifedecade/scarcity.shtml
調査方法
センサスは国際的に認知されたコンサルタントチームに、世界10か国以上における水道事業者の調査実施を委託。調査には、多肢選択式および自由回答式の質問が含まれる。世界182の水道事業者から調査結果を得る。
センサスについて
センサスは、電気、ガスおよび水道の公益事業者向けに、スマートメーター/スマートグリッド専用の通信システム、ソフトウェア、サービスなどの通信ソリューションを提供する。同社の技術は、高度検針、データ取得、デマンドレスポンス、配電自動化、ホームエリアネットワークおよび屋外照明制御といったアプリケーションによって、公益事業者の運用効率と顧客エンゲージメントの向上を支援。世界中の顧客が同社のソリューションの革新性、品質および信頼性を頼りに、エネルギーと水資源のインテリジェントな利用と保護を実現している。
オフィシャルWebsite:http://sensus.com (日本語版:http://sensus.com/ja/web/japan/home)
オフィシャルツイッター:http://twitter.com/sensussmartgrid
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スマートウォーターネットワークに関する世界規模調査報告
全世界の水道公益事業者で、年間125億米ドルのコスト削減が可能に
― 注目すべきもうひとつの「スマート」は水 ―
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電気、ガスおよび水道の公益事業向けに、スマートメーター/スマートグリッド専用の通信ソリューションを提供するセンサス(本社:米国ノースカロライナ州)は、このたびスマートネットワークに関する世界規模の調査報告書『Water 20/20: Bringing Smart Water Network Into Focus(邦題:スマートウォーターネットワークに焦点を当てて)』にて、スマートウォーターネットワークの導入により、全世界で年間125億米ドルのコスト削減が水道の公益事業者にとって可能になると発表しました。
水資源は、本来管理することが困難です。今後10年以内に、世界人口のおよそ3分の2にあたる46億人が水不足の状況に陥り、その中でも約18億人が完全な水不足の中で生活することになると見込まれています(※)。水不足の状況は、ある特定期間に水の需要が利用可能な量を上回ったり、劣悪な水質により利用が制限されたりする場合に起こります。
センサスは、水不足の問題および国内総生産(GDP)と飲料水の入手状況との関連性を考慮し、スマートウォーターネットワークを正しく導入するために水道業界が協調するよう世界中で呼びかけてきました。スマートウォーターネットワークは、製品、ソリューションおよびシステムを統合したネットワークで、これを導入することにより公益事業者は、問題の継続的なモニタリングや診断、メンテナンス事項の優先順位付けと管理、そしてデータを利用した配水管ネットワーク全体のパフォーマンスの最適化と遠隔監視・管理を実現可能にします。
本調査報告書は、スマートウォーターネットワークのビジネス・ケース(効果、コスト、リスクなどを踏まえた上での投資価値)を検証することを目的とし、全世界182の水道事業者に詳細なインタビューと包括的な調査を実施、事業者の運用コストと予算を分析しました。その結果、毎年漏水だけにかかる費用が、合計で約96億米ドルであることがわかりました。スマートウォーターネットワークの活用は、漏水を防ぎ、水質モニタリングとシステムメンテナンスの両方の効率を高めます。これにより水道事業者は、漏水による損失を取り戻すことはもちろんのこと、それ以上の利益獲得につながります。つまり、漏水管理と圧力管理の改善、設備投資の戦略的な優先順位、ネットワーク運用とメンテナンスの合理化、および水質モニタリングの合理化を実施することで、最大で年間125億米ドルものコスト削減が可能になると分析しています。
この調査報告書を受けてセンサスの代表取締役兼CEOのピーター・マインズ(Peter Mainz)は、「水道事業者は、需要の増大、システムの老朽化およびエネルギー価格の高騰によって切迫した状況に置かれています。スマートウォーターネットワークは、こうした問題を緩和し毎年、世界中の水道事業者全体で数十億米ドルのコスト削減を可能にします。この削減により、水道事業者の予算の5%以上を、ウォーターネットワークの改善および世界的な水不足の取り組みに再投資することができます。今回センサスが特定したコスト削減と環境的・社会的利益の獲得は、関係者が協力して初めて可能になります。変化のないビジネスは、水とお金のいつも通りの損失を増やすだけです。スマートウォーターネットワークを導入するために今行動すれば、私たちはこの極めて貴重な資源を将来の世代へ残すことになるのです」と述べています。
『Water 20/20: Bringing Smart Water Network Into Focus(邦題:スマートウォーターネットワークに焦点を当てて)』調査報告書は、http://sensus.com/smartwaternetworks (英語版)にて入手可能です。また日本語版はエグゼクティブサマリーとして、http://www.sensus.com/ja/web/japan/ を参照ください。
以上
(※) 参考 http://www.un.org/waterforlifedecade/scarcity.shtml
調査方法
センサスは国際的に認知されたコンサルタントチームに、世界10か国以上における水道事業者の調査実施を委託。調査には、多肢選択式および自由回答式の質問が含まれる。世界182の水道事業者から調査結果を得る。
センサスについて
センサスは、電気、ガスおよび水道の公益事業者向けに、スマートメーター/スマートグリッド専用の通信システム、ソフトウェア、サービスなどの通信ソリューションを提供する。同社の技術は、高度検針、データ取得、デマンドレスポンス、配電自動化、ホームエリアネットワークおよび屋外照明制御といったアプリケーションによって、公益事業者の運用効率と顧客エンゲージメントの向上を支援。世界中の顧客が同社のソリューションの革新性、品質および信頼性を頼りに、エネルギーと水資源のインテリジェントな利用と保護を実現している。
オフィシャルWebsite:http://sensus.com (日本語版:http://sensus.com/ja/web/japan/home)
オフィシャルツイッター:http://twitter.com/sensussmartgrid