東北発フラダンス衣装ブランド「キラ・ウエア」、ECサイト「復興デパートメント(Yahoo! JAPAN)」9・11登場
[13/09/11]
提供元:PRTIMES
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〜石巻・相馬・陸前高田の縫製工場や工房で立ち上げ〜
東日本大震災で津波の被害を受けた、石巻・相馬・陸前高田の縫製工場や工房で立ち上げた服飾ブランド「キラ・ウエア」が、震災から2年半の今日、Yahoo! JAPANが運営する「復興デパートメント」の「東北ものづくり特集」に登場しました。
(http://info.shinsai.yahoo.co.jp/department/)
キラ・ウエアは、フラダンスの衣装やハワイをテーマにした手作りの雑貨等を販売し、被災地における仕事の増加と雇用促進を目指しています。参加している団体は現在3つ、事務局および広報は、一般社団法人東北マハロファクトリーが担当しています。
ECサイト(http://store.shopping.yahoo.co.jp/kilaware/)で販売されている主な商品は次の通りです。
●フラダンスの練習用スカート「パウ」:石巻チームと相馬チームで縫製を担当、ハワイアンファブリックを使い、丁寧に縫った質の高いパウを提供します。パウとはハワイ語で「スカート」という意味です。
●ハワイの花をモチーフにした「デコペン」:プルメリア、レフア、ピカケなどハワイ特有の花をリボンで表現し、ペンに飾り付けました。ハワイアンリボンレイで有名な、レイナアラ井坂裕子さんが特別に考案し、陸前高田チームがその技術を習得して、仮設住宅で制作しています。
●チャリティーTシャツ:ブランドの趣旨に賛同した国内外のアーティストが参加し、タウンでも着られるファッショナブルなTシャツを制作。いわき市(福島県)のユアサミズキさん、東京のROCOさん、台湾のVincent Kuo.さん、コロンビアのViviam Avellanedaさんらアーティストが、ハワイをテーマにデザインしました。
新ブランド「キラ・ウエア」は今後、フラのイベントやコンペティションに出演する団体向けに、イージーオーダーメイドの衣装も受注販売していく予定です。
制作を担当している各チームからのコメントをご紹介します。
【石巻チームより】
震災の津波被害で、勤めていた縫製工場が浸水・閉鎖し、私を含め多くの社員が他の仕事を探さなければならなくなりました。現在、介護・水産加工・瓦礫分別などの就職口しかなく、私自身がそうでしたが、希望の職に就けない人もいます。震災から2年半が経ちますが、いまだにJR仙石線の一部が途切れていて、その区間は代替バスに乗る等、交通も不便なままです。でも、石巻の人々は本当に頑張っており、少しずつ活気を取り戻しています。一針一針心をこめて縫製致しますので、皆さまにぜひ応援していただきたいと思います。
【陸前高田チームより】
私は以前、手芸の教室をやっていたのですが、津波で教室が流され、そこに置いていた作品、手芸材料の全てを失ってしまいました。最初はショックで何も手につかなかったのですが、数ヵ月後に手作りのお店をオープンしました。時々、皆でおしゃべりしながら手芸をする、コミュニティの場となっています。夢中で手を動かしているときは、色々なことが忘れられます。手作りをすることで達成感も生まれます。被災地における手仕事は、かつての生活を取り戻すための手段であるだけでなく、作り手を癒してくれるものであると感じます。
【相馬チームより】
震災関連の報道を見ますと、福島県はほとんど原発事故の話ばかりですが、実際は津波の被害も甚大で、いまだ完全復興というには遠い状態です。漁業は再開されましたが、仕事をやめてしまった人も多く、若い人への技術継承ができないという問題は深刻です。今は海外からの安価な製品が市場を席巻していることもあり、日本の縫製業は大変厳しい状況です。メイド・イン・東北の製品を買うことは、決して復興支援というだけでなく、日本全体を元気にすることだと思っています。どうぞご理解とご協力をお願いいたします。
以上
■キラ・ウエアについて http://kilawear.com
2013年9月3日オープン。ハワイをテーマにした服飾雑貨をECサイトで販売しています。制作は東日本大震災で被災した縫製工場や工房などで行い、仕事の増加と雇用促進を目指しています。
Facebookページ https://www.facebook.com/kilawear
■一般社団法人東北マハロファクトリーについて
2013年3月に福島県郡山市にて設立。代表理事、坂井弘美。日本興亜・東北『社会起業家』応援ファンドにて採用された本プロジェクトは、被災地の雇用促進を主たる目的としています。マハロとは、ハワイの言葉で感謝/ありがとうという意味があります。東北発ハワイブランド「キラ・ウエア」の企画、広報、事務局として活動しています。
東日本大震災で津波の被害を受けた、石巻・相馬・陸前高田の縫製工場や工房で立ち上げた服飾ブランド「キラ・ウエア」が、震災から2年半の今日、Yahoo! JAPANが運営する「復興デパートメント」の「東北ものづくり特集」に登場しました。
(http://info.shinsai.yahoo.co.jp/department/)
キラ・ウエアは、フラダンスの衣装やハワイをテーマにした手作りの雑貨等を販売し、被災地における仕事の増加と雇用促進を目指しています。参加している団体は現在3つ、事務局および広報は、一般社団法人東北マハロファクトリーが担当しています。
ECサイト(http://store.shopping.yahoo.co.jp/kilaware/)で販売されている主な商品は次の通りです。
●フラダンスの練習用スカート「パウ」:石巻チームと相馬チームで縫製を担当、ハワイアンファブリックを使い、丁寧に縫った質の高いパウを提供します。パウとはハワイ語で「スカート」という意味です。
●ハワイの花をモチーフにした「デコペン」:プルメリア、レフア、ピカケなどハワイ特有の花をリボンで表現し、ペンに飾り付けました。ハワイアンリボンレイで有名な、レイナアラ井坂裕子さんが特別に考案し、陸前高田チームがその技術を習得して、仮設住宅で制作しています。
●チャリティーTシャツ:ブランドの趣旨に賛同した国内外のアーティストが参加し、タウンでも着られるファッショナブルなTシャツを制作。いわき市(福島県)のユアサミズキさん、東京のROCOさん、台湾のVincent Kuo.さん、コロンビアのViviam Avellanedaさんらアーティストが、ハワイをテーマにデザインしました。
新ブランド「キラ・ウエア」は今後、フラのイベントやコンペティションに出演する団体向けに、イージーオーダーメイドの衣装も受注販売していく予定です。
制作を担当している各チームからのコメントをご紹介します。
【石巻チームより】
震災の津波被害で、勤めていた縫製工場が浸水・閉鎖し、私を含め多くの社員が他の仕事を探さなければならなくなりました。現在、介護・水産加工・瓦礫分別などの就職口しかなく、私自身がそうでしたが、希望の職に就けない人もいます。震災から2年半が経ちますが、いまだにJR仙石線の一部が途切れていて、その区間は代替バスに乗る等、交通も不便なままです。でも、石巻の人々は本当に頑張っており、少しずつ活気を取り戻しています。一針一針心をこめて縫製致しますので、皆さまにぜひ応援していただきたいと思います。
【陸前高田チームより】
私は以前、手芸の教室をやっていたのですが、津波で教室が流され、そこに置いていた作品、手芸材料の全てを失ってしまいました。最初はショックで何も手につかなかったのですが、数ヵ月後に手作りのお店をオープンしました。時々、皆でおしゃべりしながら手芸をする、コミュニティの場となっています。夢中で手を動かしているときは、色々なことが忘れられます。手作りをすることで達成感も生まれます。被災地における手仕事は、かつての生活を取り戻すための手段であるだけでなく、作り手を癒してくれるものであると感じます。
【相馬チームより】
震災関連の報道を見ますと、福島県はほとんど原発事故の話ばかりですが、実際は津波の被害も甚大で、いまだ完全復興というには遠い状態です。漁業は再開されましたが、仕事をやめてしまった人も多く、若い人への技術継承ができないという問題は深刻です。今は海外からの安価な製品が市場を席巻していることもあり、日本の縫製業は大変厳しい状況です。メイド・イン・東北の製品を買うことは、決して復興支援というだけでなく、日本全体を元気にすることだと思っています。どうぞご理解とご協力をお願いいたします。
以上
■キラ・ウエアについて http://kilawear.com
2013年9月3日オープン。ハワイをテーマにした服飾雑貨をECサイトで販売しています。制作は東日本大震災で被災した縫製工場や工房などで行い、仕事の増加と雇用促進を目指しています。
Facebookページ https://www.facebook.com/kilawear
■一般社団法人東北マハロファクトリーについて
2013年3月に福島県郡山市にて設立。代表理事、坂井弘美。日本興亜・東北『社会起業家』応援ファンドにて採用された本プロジェクトは、被災地の雇用促進を主たる目的としています。マハロとは、ハワイの言葉で感謝/ありがとうという意味があります。東北発ハワイブランド「キラ・ウエア」の企画、広報、事務局として活動しています。