SABIC、日本国内のグリーン物流ソリューションが経済産業省により評価
[13/12/13]
提供元:PRTIMES
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信頼性の高いサプライチェーンの運用により、日本国内の内陸輸送で排出されるCO2を約30%削減
2013年 12月 12日
東京 発 -- サウジ基礎産業公社(Saudi Basic Industries Corporation、以下SABIC)の日本における法人であるSABICイノベーティブプラスチックスジャパン合同会社(以下、SABIC-IP)は、二酸化炭素排出量削減への積極的な取り組みが評価され、グリーン物流優良事業者表彰「経済産業大臣表彰」を受賞し、本日、松島 みどり経済産業副大臣から同賞が授与されました。
グリーン物流優良事業者表彰は、日本の物流業界でのCO2(二酸化炭素)削減を目標に掲げ、経済産業省と国土交通省により共同で設立されました。なかでも、経済産業大臣表彰は、地球温暖化に対する努力と対策が認められた企業に贈られる最高の賞です。
SABICイノベーティブプラスチックスジャパン合同会社 社長、丸山 剛は「サステナビリティはSABICの事業運営の一部です。このため、環境負荷低減のための効率的な運用は当社の優先事項です。当社は、株式会社クボタとの新たなパートナーシップにより、内陸輸送による二酸化炭素排出量を約30%削減できると期待しています」と述べています。
日本の機械製造の大手である株式会社クボタとSABIC-IPのパートナーシップを含む企業グループによる協業は、輸入規制の緩和後に始まりました。以前は、東京港から栃木県にあるSABICの真岡工場まで貨物を満載したコンテナをトラックが直接運び、荷を降ろした後は空荷で戻っていました。クボタとの新たなパートナーシップでは、陸送される両社のコンテナ(例:SABIC-IPの輸出用コンテナとクボタの輸入用コンテナ)を活用することでコンテナの貨物を往復で最適化でき、燃料の消費から生じる環境負荷と二酸化炭素排出の削減が可能になりました。これは、SABICのサステナビリティに対する長期的な取り組みの一例です。
SABICのサステナビリティに対する取り組みは、事業の運営面でも顕著に表れています。SABICは、2025年までに、2010年と比較して温室効果ガス、エネルギー、真水の使用量の程度をそれぞれ25%、また廃棄物を50%削減する目標を立てています。2012年、真岡工場は、SABICがアジアで展開する8事業所でのうちの一つですが、前年比で水の使用量を9.9%、廃棄物を24%削減し、他の事業所をリードしています。
■SABICについて
- SABIC(Saudi Basic Industries Corporation)は世界トップの石油化学企業の1つ。ポリエチレン、ポリプロピレン、および他の先進的な熱可塑性樹脂、グリコール、メタノール、ならびに肥料のメーカーとして世界のマーケットをリードする企業の1つである。
- 2012年にSABIC社は、247億2千万サウジ・リヤル(65.9億米ドル)の純利益を計上した。2012年の総売上げ高は計1890億サウジ・リヤル(504億米ドル)であった。2012年末の総資産は3380億サウジ・リヤル(901.3億米ドル)であった。
- SABICの事業は化学物質、ポリマー、機能化学品、肥料、金属、イノベーティブプラスチックスに分化している。SABICの誇る充実した研究施設として、サウジアラビ、米国、オランダ、スペイン、日本、インド、中国に18の専門の技術革新センターを配置している。同社は世界40か国以上で展開しており、従業員は全世界で4万人を上回る。
- SABICはサウジアラビア、アメリカ大陸、ヨーロッパおよびアジア太平洋地区を拠点に生産活動を行っている。
- リヤドに本拠地を置くSABICは、1976年にサウジアラビア政府が石油産出に伴って発生する炭化水素ガスを化学物質、ポリマー、肥料生産の主要原料にすることを決定した際に設立された。サウジアラビア政府はSABIC株の70%を所有し、残りの30%はサウジアラビアの個人投資家および他の湾岸協力会議(Gulf Cooperation Council)諸国が保有している。
■SABIC アジアについて
1980年設立のSABIC アジアは、現在40拠点、約2,400人の従業員を有しています。中国、インド、日本、韓国、マレーシア、シンガポール、タイに9の生産・複合拠点を有し、各国の顧客によりよいサービスを提供しています。SABICは世界でも有数の研究開発拠点をもち、真岡市(日本・栃木県)とSungnam(韓国)にアプリケーションセンター、バンガロール(インド)と上海(中国)にテクノロジーセンターを展開しています。SABICアジアは、世界でも成長著しい地域で2桁成長を記録しています。
2013年 12月 12日
東京 発 -- サウジ基礎産業公社(Saudi Basic Industries Corporation、以下SABIC)の日本における法人であるSABICイノベーティブプラスチックスジャパン合同会社(以下、SABIC-IP)は、二酸化炭素排出量削減への積極的な取り組みが評価され、グリーン物流優良事業者表彰「経済産業大臣表彰」を受賞し、本日、松島 みどり経済産業副大臣から同賞が授与されました。
グリーン物流優良事業者表彰は、日本の物流業界でのCO2(二酸化炭素)削減を目標に掲げ、経済産業省と国土交通省により共同で設立されました。なかでも、経済産業大臣表彰は、地球温暖化に対する努力と対策が認められた企業に贈られる最高の賞です。
SABICイノベーティブプラスチックスジャパン合同会社 社長、丸山 剛は「サステナビリティはSABICの事業運営の一部です。このため、環境負荷低減のための効率的な運用は当社の優先事項です。当社は、株式会社クボタとの新たなパートナーシップにより、内陸輸送による二酸化炭素排出量を約30%削減できると期待しています」と述べています。
日本の機械製造の大手である株式会社クボタとSABIC-IPのパートナーシップを含む企業グループによる協業は、輸入規制の緩和後に始まりました。以前は、東京港から栃木県にあるSABICの真岡工場まで貨物を満載したコンテナをトラックが直接運び、荷を降ろした後は空荷で戻っていました。クボタとの新たなパートナーシップでは、陸送される両社のコンテナ(例:SABIC-IPの輸出用コンテナとクボタの輸入用コンテナ)を活用することでコンテナの貨物を往復で最適化でき、燃料の消費から生じる環境負荷と二酸化炭素排出の削減が可能になりました。これは、SABICのサステナビリティに対する長期的な取り組みの一例です。
SABICのサステナビリティに対する取り組みは、事業の運営面でも顕著に表れています。SABICは、2025年までに、2010年と比較して温室効果ガス、エネルギー、真水の使用量の程度をそれぞれ25%、また廃棄物を50%削減する目標を立てています。2012年、真岡工場は、SABICがアジアで展開する8事業所でのうちの一つですが、前年比で水の使用量を9.9%、廃棄物を24%削減し、他の事業所をリードしています。
■SABICについて
- SABIC(Saudi Basic Industries Corporation)は世界トップの石油化学企業の1つ。ポリエチレン、ポリプロピレン、および他の先進的な熱可塑性樹脂、グリコール、メタノール、ならびに肥料のメーカーとして世界のマーケットをリードする企業の1つである。
- 2012年にSABIC社は、247億2千万サウジ・リヤル(65.9億米ドル)の純利益を計上した。2012年の総売上げ高は計1890億サウジ・リヤル(504億米ドル)であった。2012年末の総資産は3380億サウジ・リヤル(901.3億米ドル)であった。
- SABICの事業は化学物質、ポリマー、機能化学品、肥料、金属、イノベーティブプラスチックスに分化している。SABICの誇る充実した研究施設として、サウジアラビ、米国、オランダ、スペイン、日本、インド、中国に18の専門の技術革新センターを配置している。同社は世界40か国以上で展開しており、従業員は全世界で4万人を上回る。
- SABICはサウジアラビア、アメリカ大陸、ヨーロッパおよびアジア太平洋地区を拠点に生産活動を行っている。
- リヤドに本拠地を置くSABICは、1976年にサウジアラビア政府が石油産出に伴って発生する炭化水素ガスを化学物質、ポリマー、肥料生産の主要原料にすることを決定した際に設立された。サウジアラビア政府はSABIC株の70%を所有し、残りの30%はサウジアラビアの個人投資家および他の湾岸協力会議(Gulf Cooperation Council)諸国が保有している。
■SABIC アジアについて
1980年設立のSABIC アジアは、現在40拠点、約2,400人の従業員を有しています。中国、インド、日本、韓国、マレーシア、シンガポール、タイに9の生産・複合拠点を有し、各国の顧客によりよいサービスを提供しています。SABICは世界でも有数の研究開発拠点をもち、真岡市(日本・栃木県)とSungnam(韓国)にアプリケーションセンター、バンガロール(インド)と上海(中国)にテクノロジーセンターを展開しています。SABICアジアは、世界でも成長著しい地域で2桁成長を記録しています。