ダイアログ・セミコンダクター、クアルコム社のクイックチャージ2.0規格に準拠した充電ICを日本のスマートフォン市場へいち早く導入
[14/05/20]
提供元:PRTIMES
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ダイアログのソリューションが効率と電力密度で最も優れているとホシデンが評価 日本の大手電気通信事業者向けのクイックチャージ2.0対応アダプタに採用
英国・ロンドン、2014年5月19日- 高度に集積されたパワーマネジメントIC、AC/DC、固定照明機器、近距離無線技術のプロバイダーであるダイアログ・セミコンダクター(FWB: DLG) は、クアルコム社のクイックチャージ2.0規格に準拠したAC/DCアダプタ・インターフェイスICであるiW620の日本向け量産出荷を開始したと発表しました。出荷先は、スマートフォンなどの携帯デバイス向け充電器の大手メーカーであるホシデン株式会社をはじめとする、日本のスマートフォン充電市場です。iW620と共に出荷されるiW1760 PrimAccurate(TM)は、一次側デジタル・コントローラであり、クイックチャージ2.0規格に対応したホシデンのCBC2112アダプタに搭載されます。このアダプタは日本の大手電気通信事業者向けに設計されたものです。
ホシデン株式会社 大阪第三事業部 技術部 部長 平井健治氏は次のように述べています。「我々はダイアログ・セミコンダクター社の急速充電における小型化、デジタルAC/DC電源制御の効率化技術で長年の経験と実績を活かして開発されたiW620を採用することで、高効率で高精度出力のクアルコム社 クイックチャージ2.0 準拠の急速充電用AC Adapter CBC2112を開発することができました。 また今回の新製品は、使用する機器により3電源出力(5V,9V, 12V)の自動切替に対応し、従来品(5V系)と比較して高容量・高出力であることに加え、高精度な出力やPLC(電力線通信) 弊害対策にも考慮した設計となっています。今後、当該クイックチャージ2.0規格の普及と共に市場が拡大するものと期待しています」
充電時間の短縮は、スマートフォン・タブレット市場で最も切実に求められている要求のひとつです。電力を大量に消費するアプリが次から次へと出現するため、バッテリーの大容量化と、更なる充電時間が必要となる中で、消費者は逆に更に充電時間が短くなる製品を求めています。クイックチャージ2.0はQualcomm Technologies, Inc.が提唱している規格であり、スマートフォンやタブレットのような携帯デバイスの充電速度を、従来のUSB充電技術と比べて最高75%まで高速化することが可能です。
ダイアログ・セミコンダクターのコーポレート・デベロップメントおよびストラテジー担当バイス・プレジデント兼パワー・コンバージョン事業グループのジェネラル・マネージャーであるマーク・ティンドル(Mark Tyndall)は次のように述べています。「ホシデン社と緊密に協力し、急速充電ソリューションの導入において、いち早くリーダーシップを確立できることを大変うれしく思います。両社の長年にわたる強固な協力関係を基盤とする今回の発表は、ダイアログのモバイルAC/DC電力変換技術や急速充電技術の優位性を力強く証明するものです」
iW620はクイックチャージ2.0 HVDCP(High Voltage Dedicated Charging Port)クラスA(5V、9V、12V出力)アプリケーションに対応するほか、一次側PWMコントローラであるiW1760を備えているため、高速な電圧遷移と30mW未満の低待機電力を実現しています。これにより、クイックチャージ2.0準拠アダプタは、AC/DCアダプタに100mW未満の待機電力を求める米国エネルギー省の最新の規制をはじめ、European Code of Conduct Version 5、Tier 2や欧州委員会のErP(エネルギー関連製品)指令といった、世界で最も厳格なエネルギー規格に対応することが可能です。
■ダイアログ・セミコンダクターについて
ダイアログ・セミコンダクターは、携帯型パーソナル機器、短距離無線通信、およびLED照明機器などのために最適化された高集積ミックスドシグナル集積回路(IC)を製造し、柔軟性に富むダイナミックなサポート、世界最先端のテクノロジー、そして実績あるビジネス・パートナーとのビジネスを展開しています。
低消費電力設計に最適化されたシステム パワー マネージメントやオーディオ、短距離無線、AC-DC Power conversionやMulti Touchを含む製品開発での豊富な経験とその分野に集力することで、スマートフォン、タブレット、Ultrabooks(TM)やデジタルコードレス電話を含む、パーソナルポータブル製品、デジタル民生製品に向け、数十年にわたる経験と迅速なIC開発を提供しています。
またダイアログ・セミコンダクターの各種プロセッサーに対するシステム電源コンパニオンICは顧客の製品開発を手助けするだけでなく、バッテリー寿命を延ばし、高速充電を可能にするなど、ポータブル製品の性能を向上させることができます。
ダイアログ・セミコンダクターplcはロンドンに本社を置き、グローバル営業、研究開発およびマーケティング部門も併設しています。2013年の売り上げは9億1000万ドルであり、ヨーロッパで最も成長の速い半導体企業の1社となっています。従業員数は全世界で約1,100人。世界クラスの製造パートナーを持つダイアログ・セミコンダクターは、製造工場を持たないファブレス・ビジネスの代表的モデル企業となっています。
ダイアログ・セミコンダクターはフランクフルト証券取引所に上場しており(FWB: DLG)、German TecDAXインデックスの構成企業メンバーでもあります。また、ルクセンブルグ証券取引所のEuro MTF 市場にも上場しています。
詳しくはホームページhttp://www.dialog-semiconductor.com/home-jpをご参照ください。
英国・ロンドン、2014年5月19日- 高度に集積されたパワーマネジメントIC、AC/DC、固定照明機器、近距離無線技術のプロバイダーであるダイアログ・セミコンダクター(FWB: DLG) は、クアルコム社のクイックチャージ2.0規格に準拠したAC/DCアダプタ・インターフェイスICであるiW620の日本向け量産出荷を開始したと発表しました。出荷先は、スマートフォンなどの携帯デバイス向け充電器の大手メーカーであるホシデン株式会社をはじめとする、日本のスマートフォン充電市場です。iW620と共に出荷されるiW1760 PrimAccurate(TM)は、一次側デジタル・コントローラであり、クイックチャージ2.0規格に対応したホシデンのCBC2112アダプタに搭載されます。このアダプタは日本の大手電気通信事業者向けに設計されたものです。
ホシデン株式会社 大阪第三事業部 技術部 部長 平井健治氏は次のように述べています。「我々はダイアログ・セミコンダクター社の急速充電における小型化、デジタルAC/DC電源制御の効率化技術で長年の経験と実績を活かして開発されたiW620を採用することで、高効率で高精度出力のクアルコム社 クイックチャージ2.0 準拠の急速充電用AC Adapter CBC2112を開発することができました。 また今回の新製品は、使用する機器により3電源出力(5V,9V, 12V)の自動切替に対応し、従来品(5V系)と比較して高容量・高出力であることに加え、高精度な出力やPLC(電力線通信) 弊害対策にも考慮した設計となっています。今後、当該クイックチャージ2.0規格の普及と共に市場が拡大するものと期待しています」
充電時間の短縮は、スマートフォン・タブレット市場で最も切実に求められている要求のひとつです。電力を大量に消費するアプリが次から次へと出現するため、バッテリーの大容量化と、更なる充電時間が必要となる中で、消費者は逆に更に充電時間が短くなる製品を求めています。クイックチャージ2.0はQualcomm Technologies, Inc.が提唱している規格であり、スマートフォンやタブレットのような携帯デバイスの充電速度を、従来のUSB充電技術と比べて最高75%まで高速化することが可能です。
ダイアログ・セミコンダクターのコーポレート・デベロップメントおよびストラテジー担当バイス・プレジデント兼パワー・コンバージョン事業グループのジェネラル・マネージャーであるマーク・ティンドル(Mark Tyndall)は次のように述べています。「ホシデン社と緊密に協力し、急速充電ソリューションの導入において、いち早くリーダーシップを確立できることを大変うれしく思います。両社の長年にわたる強固な協力関係を基盤とする今回の発表は、ダイアログのモバイルAC/DC電力変換技術や急速充電技術の優位性を力強く証明するものです」
iW620はクイックチャージ2.0 HVDCP(High Voltage Dedicated Charging Port)クラスA(5V、9V、12V出力)アプリケーションに対応するほか、一次側PWMコントローラであるiW1760を備えているため、高速な電圧遷移と30mW未満の低待機電力を実現しています。これにより、クイックチャージ2.0準拠アダプタは、AC/DCアダプタに100mW未満の待機電力を求める米国エネルギー省の最新の規制をはじめ、European Code of Conduct Version 5、Tier 2や欧州委員会のErP(エネルギー関連製品)指令といった、世界で最も厳格なエネルギー規格に対応することが可能です。
■ダイアログ・セミコンダクターについて
ダイアログ・セミコンダクターは、携帯型パーソナル機器、短距離無線通信、およびLED照明機器などのために最適化された高集積ミックスドシグナル集積回路(IC)を製造し、柔軟性に富むダイナミックなサポート、世界最先端のテクノロジー、そして実績あるビジネス・パートナーとのビジネスを展開しています。
低消費電力設計に最適化されたシステム パワー マネージメントやオーディオ、短距離無線、AC-DC Power conversionやMulti Touchを含む製品開発での豊富な経験とその分野に集力することで、スマートフォン、タブレット、Ultrabooks(TM)やデジタルコードレス電話を含む、パーソナルポータブル製品、デジタル民生製品に向け、数十年にわたる経験と迅速なIC開発を提供しています。
またダイアログ・セミコンダクターの各種プロセッサーに対するシステム電源コンパニオンICは顧客の製品開発を手助けするだけでなく、バッテリー寿命を延ばし、高速充電を可能にするなど、ポータブル製品の性能を向上させることができます。
ダイアログ・セミコンダクターplcはロンドンに本社を置き、グローバル営業、研究開発およびマーケティング部門も併設しています。2013年の売り上げは9億1000万ドルであり、ヨーロッパで最も成長の速い半導体企業の1社となっています。従業員数は全世界で約1,100人。世界クラスの製造パートナーを持つダイアログ・セミコンダクターは、製造工場を持たないファブレス・ビジネスの代表的モデル企業となっています。
ダイアログ・セミコンダクターはフランクフルト証券取引所に上場しており(FWB: DLG)、German TecDAXインデックスの構成企業メンバーでもあります。また、ルクセンブルグ証券取引所のEuro MTF 市場にも上場しています。
詳しくはホームページhttp://www.dialog-semiconductor.com/home-jpをご参照ください。