小中学校の入学祝い、人気1位は「学習関連品」 電子辞書に両親の77%が「満足」
[14/03/19]
提供元:PRTIMES
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カシオ計算機株式会社は、電子辞書“エクスワード”シリーズの新製品として、小学校低学年向けモデルの『XD-SU2000』を2014年3月7日から販売を開始したことにあわせ、小学生・中学生の子供がいる30〜49歳の男女500名に対して、「入学祝い/電子辞書に関する意識・実態調査」を行いました。調査の結果、入学祝いの贈りものとしては「学習関連品」が圧倒的に人気であり、その中でも、電子辞書などの「電子学習機器」への注目が高いことが浮き彫りに。また、子供に「電子辞書」を持たせている親のおよそ8割が「満足している」という実態も明らかとなりました。
■ 入学祝い、学習机などの「学習家具」よりも「電子学習機器」が人気
まず、「小中学校の『入学祝い』としてお子様に贈りたいと思うものは何ですか?」という質問をしたところ、1位となったのは「学習関連品」で57%。「現金」(29%)、「腕時計・洋服などの装飾品」(27%)、「自転車」(24%)などを大きく上回る結果となりました。
「学習関連品」の中でも、特に人気だったのが「商品券(図書カードなど)」(65%)、「文房具」(57%)、「書籍(参考書、図鑑など)」(52%)、「電子学習機器(電子辞書、PCソフトなど)」(44%)の4つ。過去に定番であった「学習家具(学習机・本棚など)」は25%に留まりました。今の子供は、早いうちからデジタル機器に触れているデジタルネイティブ世代であり、「電子学習機器」と「書籍」の数値が近しいことは注目すべき点。新たな入学祝いの贈りものとして、「電子学習機器」に注目が集まり、伸びてきていることがうかがえます。ちなみに、子供がもらって残念だった「入学祝い」としては、「趣味のあわない洋服。(49歳・女性)」、「ゲームソフト。(47歳・男性)」などの回答が多くあがり、趣味・センスが問われるものや娯楽用品は避けた方が無難であると言えます。
■ 電子辞書の活用方法、「読書」「英語の発音」「和歌」…“調べる”以外にも様々に活用
続いて、新たな入学祝いとして注目度の高かった電子学習機器の「電子辞書」に関して調査を行いました。子供が電子辞書を持っている親に、「子供に電子辞書を買って満足していますか?」と聞くと、実に77%が「満足している」と回答。具体的な活用方法としては、「分からない語句があるとすぐに調べている。(44歳・女性)」、「受験勉強に使ったり、中に入っている小説を読んだりしている。(48歳・男性)」、「分からない言葉があった時や、英語の発音、和歌などを調べている。(37歳・女性)」、「辞書機能のほかに、検定問題などをやっている。(49歳・女性)」などの回答があがりました。「調べる」こと以外にも、様々な方法で「学ぶ」ツールとして活用しているようです。
「入学祝い」の贈り物として注目が集まる「電子辞書」は、実際に両親の満足度も高く、様々なシーンで活用されていることが明らかとなりました。
[調査概要]
調査名:「入学祝い/電子辞書」に関する意識・実態調査
調査対象:30〜49歳 男女 500名(電子辞書を持っている小学生の子供がいる男女 250名/電子辞書を持っている中学生の子供がいる男女 250名)
調査期間:2014年3月6日(木)〜3月7日(金)
調査方法:インターネット調査
■ 学習・教育の専門家が語る! 小中学生にとっての電子辞書活用方法
最後に、現役塾講師であり、現在の教育・学習事情に詳しい西村創さんに、「教育・学習における電子辞書」についてお話をうかがいました。
『現在、私は、小学5年生〜中学3年生を対象に授業を行っていますが、多くの子供が授業に電子辞書を持参しています。今の子供は、説明書を見なくてもデジタル機器を使いこなせるデジタルネイティブ世代であり、教師の年齢もデジタルに抵抗のない年齢の方が増えています。小学校でもタブレット端末や電子黒板の導入が進んでおり、電子辞書が教育・学習の現場にあることは、もはや「当たり前」と言えるでしょう。
中学生にとっての電子辞書は、辞書として調べることに加えて、主要5教科に対応した様々なコンテンツが活用できます。例えば、英語では「発音」が聞けることはもちろん、動画の英語教材が入っていたりする電子辞書もあります。理科では、写真や図版が豊富な事典、社会では歴史辞典に加え、用語集が収録されていたりします。特に理科や社会では、「図表」を見てビジュアルで理解できることが機能的に大きいですね。また、中学生は、部活と塾を両立する子供も多く、基本的に時間がありません。冊子の辞書だと持ち運びが大変なので、分からないものは家に帰ってから調べるとなりがちですが、電子辞書だとすぐその場で調べて知識にできるので、効率の良い学習に役立つと言えます。
受験という目的意識を持って学習する中学生とは違い、小学生にとっての電子辞書は、学ぶ意欲を引き出すための教材として役立ちます。最近の電子辞書は、写真を選ぶだけで生き物や植物の名前や生態が調べられたり、鳥の鳴き声などの音声が聞けたり、アニメを通じて英語に親しめたりと、様々な使い方ができます。色々なものを調べているうちに、自分の興味・関心が分かってきたり、好奇心が広がったりと、学ぶことのよき手助けをしてくれるでしょう。今年の3月にカシオ計算機から“エクスワード”シリーズの小学校低学年向けモデルが発売されましたが、これは非常に重要なポイント。小学校の低学年と高学年では言語能力に圧倒的な差があります。対象学年が異なる辞書や参考書を使用すると、調べてもその説明文の意味が分からず、調べることをやめてしまうということが往々にしてありがち。学年に合ったものを使用することは必須と言えるでしょう。
ちなみに、今の時期だと「入学祝い」にも電子辞書はオススメです。親は学習に関するものをプレゼントしたいという思いがあり、逆に子供は自分の興味のあるものがほしいというニーズがあります。電子辞書は、子供が自ら興味を持って使いやすい学習ツールであり、両方のバランスが上手くとれた贈り物であると思います。』
西村 創 (にしむら・はじめ)
塾講師。講師の指導法研修や保護者を対象にしたセミナー講演をするほか、自身でも授業を担当している。
著書に『子どもを勉強好きにする20の方法』。
生活総合情報サイトAll About(オールアバウト)で学習塾・個別指導塾のガイドを務める。
カシオ計算機では、電子辞書“エクスワード”シリーズの新製品として小学校1年生から使える小学校低学年向けの『XD-SU2000』を2014年3月7日より発売。ルビつきで読みやすい国語辞典、漢字の書き方を学べる辞典、豊富な図解説で子どもの興味を引き出す百科事典、楽しいストーリーに沿って英語に親しめる英語アニメ「リトル・チャロ NY編」など、子どもの好奇心に応えてくれる幅広いコンテンツを搭載。また、右から左に並んだあいうえお配列のキーボードなど、使いやすさを考えた仕様に仕上げた電子辞書です。簡単な操作で楽しみながら学べ、小学生のはじめての学習を最適にサポートします。
また、毎日の予習復習から受験までをサポートする中学生モデル『XD-U3800』も好評発売中。新学習指導要領に対応し、主要5教科をカバーしたコンテンツを収録しています。
新たな入学祝いとして、注目が高まる「電子辞書」。エクスワードは、小学生、中学生の「入学祝い」の贈り物に最適です。
◆“エクスワード” 小学生モデル(低学年向け)『XD-SU2000』製品情報
http://exword.jp/lineup/XD-SU2000/
◆“エクスワード” 中学生モデル『XD-U3800』製品情報
http://exword.jp/lineup/XD-U3800/
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