日本語アプリの 75%はアプリストアで行方不明に。adjustが調査結果を発表
[15/03/12]
提供元:PRTIMES
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・アプリストアであまり見られていないアプリは 83%
・iOS および Android 向けの日本語アプリの増加率は 55%
・アプリストアのアプリの総数は142万。60%増加
[画像: http://prtimes.jp/i/11908/2/resize/d11908-2-396461-0.jpg ]
東京発 - 2015年3月12日 - アプリストアの継続的な混雑ぶりは、大半のアプリ開発者にとって、ますます見えにくい市場になっていることを物語っています。アプリ分析およびアトリビューションの大手企業である adjust(本社:ドイツベルリン)は本日、iOS App Store で2014年の1年間、アプリを見てもらうための競争が非常に苛烈であることに関して、報告書(ファクトシート)を公開しましたのでお知らせします。
2014年の1年間で、アプリストアの日本語アプリの数は、年の初めの 113,363 から12月31日時点の 175,654 へと、55%増加しました。同時に、ゾンビ化した日本語アプリ(アプリストアの中であまり見られていないアプリ)の数は、75,621 から 131,668 へと、ほぼ 2倍に増加しました。
このようなゾンビアプリは現在、日本語アプリ全体の 77.1%になっており、2014年 1月時点での 66.7% から増加しています。逆に言うと、つねにトップリストに登場するほどダウンロードされている日本語アプリは、23%未満であるということになります。日本語アプリのゾンビ率が、世界全体のゾンビ率である 82.8%に徐々に追いつきつつあります。2014年1月の時点では、世界全体のゾンビ率は 日本語アプリのゾンビ率に74.0%に比べて断然に高い結果でした。
adjustのCEOであり、共同創業者のクリスチャン・ヘンシェル(Christian Henschel)は次のように述べています。「世界のモバイル市場は、信じられないペースで拡大していて、日本市場も例外ではありません。この傾向が続くようなら(それを否定するような兆候はありませんが)、年末までには一般ユーザーの関心を引くことができるアプリは全体の1/10に満たなくなるでしょう。そして今後、注目を集めるであろうアプリは、すでに強力なけん引力をもっているアプリなのです。オーガニックなユーザー獲得の場としてのアプリストアの容量には限りがあります。その限界を超えた時、アプリストアはもう機能しなくなります」
adjustでは、主要なアプリ市場を常時モニタリングして、市場の健康状態を示す KPI 指標を算出し、apptrace.comに公開しています。新しい年が明けた今回、グローバルおよびローカルのアプリ市場に関する総括的なレビュー報告書を作成しました。その報告は本日より、ここからダウンロードできます。
https://www.adjust.com/assets/downloads/Japanese-App-Zombies.pdf
(日本語のレポートです)
adjustでは、一定期間の 2/3以上トップランキングリストに掲載されるほどのダウンロード数がないアプリを「ゾンビアプリ(Zombie App)」と定義しています。iOS を利用している世界 155か国のストアにおいて、23種類のジャンルで 300のランキングリストがあります。このうち、「ゲーム」のジャンルには、18種類のサブジャンルがあり、さらにさまざまなリストで無料と有料のアプリが競合しています。これは、ランキングに載るチャンスが大きいということです。ランキングに登場しないアプリは、ユーザーがそのアプリを検索しなければ見つかりません。
「アプリ開発者は、別のプロモーション方法を考える必要があります」とヘンシェルは述べ、「2015年度は、ユーザーにとってわずらわしくなく、しかも付加価値を提供するような、広告効果の高い新しい手法に注目しています。広告のユーザー体験を改善すれば、優れたコンテンツを新しい方法や新しい場所で宣伝することができます。現在検討している手法(検索元データのアプリ内利用など)については、獲得対象のユーザーの利用体験に関して非常に良い結果が出ています」と続けました。
https://www.adjust.com/overview/2014/11/11/doubling-conversion-to-buyer-real-time-data/
(リンク先は英語です)
App Storeの開発と拡大、各ジャンルの状況、さらにローカル市場の概要に関する総括的な報告書の全文は、以下をご覧ください。
https://www.adjust.com/overview/analytics/2015/02/02/app-store-is-dead/
(リンク先は英語です)
■adjustについて
adjustはモバイルアトリビューションおよびアナリティクスの企業であり、アプリマーケティングの担当者に対して包括的なビジネスインテリジェンスプラットフォームを提供しています。adjustは広告ソースの寄与度を、高度なアナリティクスとランキング、レーティング、レビューといったストア統計情報と結びつけます。
アトリビューションとは、広告媒体および流入元を特定し、それぞれの成果を測定することです。アトリビューションを使うと、ユーザーがどこから来てどこでアプリをインストールしたかをモバイルアプリ事業者が特定することができます。アナリティクスを実施する部門に対して、adjustは、売上、イベント数、セション数、インストール数、クリック数といった定量的なデータに加え、コホート分析に基づき、自分たちが実施した施策がどのような影響を与えたかを可視化して提供します。また、マーケティング担当者は、インストール時間のような共通基準を設定し、ユーザーをグループ化することができます。アプリのKPI(重要業績評価指標)は、ユーザーの全利用期間に渡って正規化することができます。また、その他の機能として、アプリストア統計としてダッシュボードへのグローバルランキングの表示、ディープリンキング、再エンゲージメントを高めるサポートも提供しています。
adjustは、TwitterとFacebookのモバイルメジャーメントパートナー(MMP)であり、世界で300以上の主要メディアネットワークと統合されています。また、adjustはePrivacy認証を取得しており、データ伝送はSSL暗号化を使用する、国際的に最も厳しいプライバシー標準に準拠した唯一のモバイルアナリティクス企業です。
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【この件に関するお問い合わせ】
adjust株式会社
シニアバイスプレジデント兼マネージング・ディレクター
ショーン・ボナム
shawn@adjust.com
(日本語でご連絡ください)
・iOS および Android 向けの日本語アプリの増加率は 55%
・アプリストアのアプリの総数は142万。60%増加
[画像: http://prtimes.jp/i/11908/2/resize/d11908-2-396461-0.jpg ]
東京発 - 2015年3月12日 - アプリストアの継続的な混雑ぶりは、大半のアプリ開発者にとって、ますます見えにくい市場になっていることを物語っています。アプリ分析およびアトリビューションの大手企業である adjust(本社:ドイツベルリン)は本日、iOS App Store で2014年の1年間、アプリを見てもらうための競争が非常に苛烈であることに関して、報告書(ファクトシート)を公開しましたのでお知らせします。
2014年の1年間で、アプリストアの日本語アプリの数は、年の初めの 113,363 から12月31日時点の 175,654 へと、55%増加しました。同時に、ゾンビ化した日本語アプリ(アプリストアの中であまり見られていないアプリ)の数は、75,621 から 131,668 へと、ほぼ 2倍に増加しました。
このようなゾンビアプリは現在、日本語アプリ全体の 77.1%になっており、2014年 1月時点での 66.7% から増加しています。逆に言うと、つねにトップリストに登場するほどダウンロードされている日本語アプリは、23%未満であるということになります。日本語アプリのゾンビ率が、世界全体のゾンビ率である 82.8%に徐々に追いつきつつあります。2014年1月の時点では、世界全体のゾンビ率は 日本語アプリのゾンビ率に74.0%に比べて断然に高い結果でした。
adjustのCEOであり、共同創業者のクリスチャン・ヘンシェル(Christian Henschel)は次のように述べています。「世界のモバイル市場は、信じられないペースで拡大していて、日本市場も例外ではありません。この傾向が続くようなら(それを否定するような兆候はありませんが)、年末までには一般ユーザーの関心を引くことができるアプリは全体の1/10に満たなくなるでしょう。そして今後、注目を集めるであろうアプリは、すでに強力なけん引力をもっているアプリなのです。オーガニックなユーザー獲得の場としてのアプリストアの容量には限りがあります。その限界を超えた時、アプリストアはもう機能しなくなります」
adjustでは、主要なアプリ市場を常時モニタリングして、市場の健康状態を示す KPI 指標を算出し、apptrace.comに公開しています。新しい年が明けた今回、グローバルおよびローカルのアプリ市場に関する総括的なレビュー報告書を作成しました。その報告は本日より、ここからダウンロードできます。
https://www.adjust.com/assets/downloads/Japanese-App-Zombies.pdf
(日本語のレポートです)
adjustでは、一定期間の 2/3以上トップランキングリストに掲載されるほどのダウンロード数がないアプリを「ゾンビアプリ(Zombie App)」と定義しています。iOS を利用している世界 155か国のストアにおいて、23種類のジャンルで 300のランキングリストがあります。このうち、「ゲーム」のジャンルには、18種類のサブジャンルがあり、さらにさまざまなリストで無料と有料のアプリが競合しています。これは、ランキングに載るチャンスが大きいということです。ランキングに登場しないアプリは、ユーザーがそのアプリを検索しなければ見つかりません。
「アプリ開発者は、別のプロモーション方法を考える必要があります」とヘンシェルは述べ、「2015年度は、ユーザーにとってわずらわしくなく、しかも付加価値を提供するような、広告効果の高い新しい手法に注目しています。広告のユーザー体験を改善すれば、優れたコンテンツを新しい方法や新しい場所で宣伝することができます。現在検討している手法(検索元データのアプリ内利用など)については、獲得対象のユーザーの利用体験に関して非常に良い結果が出ています」と続けました。
https://www.adjust.com/overview/2014/11/11/doubling-conversion-to-buyer-real-time-data/
(リンク先は英語です)
App Storeの開発と拡大、各ジャンルの状況、さらにローカル市場の概要に関する総括的な報告書の全文は、以下をご覧ください。
https://www.adjust.com/overview/analytics/2015/02/02/app-store-is-dead/
(リンク先は英語です)
■adjustについて
adjustはモバイルアトリビューションおよびアナリティクスの企業であり、アプリマーケティングの担当者に対して包括的なビジネスインテリジェンスプラットフォームを提供しています。adjustは広告ソースの寄与度を、高度なアナリティクスとランキング、レーティング、レビューといったストア統計情報と結びつけます。
アトリビューションとは、広告媒体および流入元を特定し、それぞれの成果を測定することです。アトリビューションを使うと、ユーザーがどこから来てどこでアプリをインストールしたかをモバイルアプリ事業者が特定することができます。アナリティクスを実施する部門に対して、adjustは、売上、イベント数、セション数、インストール数、クリック数といった定量的なデータに加え、コホート分析に基づき、自分たちが実施した施策がどのような影響を与えたかを可視化して提供します。また、マーケティング担当者は、インストール時間のような共通基準を設定し、ユーザーをグループ化することができます。アプリのKPI(重要業績評価指標)は、ユーザーの全利用期間に渡って正規化することができます。また、その他の機能として、アプリストア統計としてダッシュボードへのグローバルランキングの表示、ディープリンキング、再エンゲージメントを高めるサポートも提供しています。
adjustは、TwitterとFacebookのモバイルメジャーメントパートナー(MMP)であり、世界で300以上の主要メディアネットワークと統合されています。また、adjustはePrivacy認証を取得しており、データ伝送はSSL暗号化を使用する、国際的に最も厳しいプライバシー標準に準拠した唯一のモバイルアナリティクス企業です。
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【この件に関するお問い合わせ】
adjust株式会社
シニアバイスプレジデント兼マネージング・ディレクター
ショーン・ボナム
shawn@adjust.com
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