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「自動運転の論点」―それは私たちをどこへ連れていくのか ポスト2025年の社会のあるべき姿を考える専門ウェブサイト 2017年3月創刊

スタイル株式会社(東京・港区 代表:竹田 茂)は、2017年3月、自動運転を通して、Post 2025年の社会やビジネスの変化を議論する専門ウェブサイト「自動運転の論点」を創刊します。社会のあらゆる側面に大きなインパクトを与える自動運転技術を補助線に、制度設計、生活、ビジネスの変化を各分野の専門家が読み解き、10年先・20年先の未来を予測します。




[画像: https://prtimes.jp/i/12715/2/resize/d12715-2-408079-0.jpg ]


自動運転によって変わるのは、自動車業界だけではありません。物流や公共交通、タクシーなどの運輸業はもちろん、観光業やライフスタイルが変わり、地方創生や都市計画にも影響します。高齢者が自由に移動できるようになり、福祉や医療も変わるでしょう。「自動運転の論点」は、変化する業界で新しいビジネスモデルを模索する、エグゼクティブや行政官のための専門誌です。

■媒体概要
媒体名:「自動運転の論点」
URL: http://jidounten.jp
更新: 平日 (原則として1日1本・月20本の記事を公開)
購読料:月額972円(一部記事を除き、会員制(有料)でのご提供となります。)
主要著者: 別紙を参照ください
編集長:須田英太郎


■技術ではない側面を論じるメディア
「自動運転の論点」は、自動運転そのものや、自動運転に係わる技術を扱うメディアではありません。「自動運転が社会にどのような影響を与えるのか」「自動運転の実現にはどのような制度設計が必要なのか」「自動運転は生活をどう変えるのか」「自動運転によりビジネスがどう変わるのか」という側面を、専門性が高く、深い知見を持つ執筆陣が論じます。執筆陣には大学の研究者や弁護士などの専門家が、社会の未来を自身の専門性で切り取ります。明日のビジネスにすぐ役立つ情報ではなく、企業や個人が「20年後は何が価値とされ、自分たちのビジネスはどのような形になるべきか」を考える手がかりを提供します。

■体系的な思考を可能にするサイトの構成
サイトの構成を「人文科学系」「自然科学系」「社会科学系」「工学系」「芸術・建築・デザイン系」というリベラルアーツ的な視点で整理することで、体系的な思考を可能にします。提供するレポートは、テキスト、講義形式の動画、図解など多様な形式を取り入れます。

■「輸送」「福祉・医療」「都市計画」の分野にフォーカス
自動運転は社会のあらゆる分野に影響を与えますが、その中でも直接影響を受ける「輸送」、高齢化という社会課題を抱える「福祉・医療」、交通と場所の在り方が変わる可能性がある「都市計画」に焦点をあてます。

■中立な立場で情報を提供するための有料化
「自動運転の論点」は、自動運転技術の利便性とそれがもたらす未来を礼賛するメディアではありません。「社会にもたらされるべき価値とは何か」を深く考え、流されることなく疑問を呈し、是々非々で論ずるメディアです。その自由な言論空間を維持するためには、広告を掲載するのでなく、読者の方からお金をいただき運営すべきであると考え、有料媒体として提供しています。

■新たなメールマガジンの形式
広告モデルではないので、ページビューが目的とはなりません。読者にとって最も利便性の高い形式を考え、有料会員の方向けには、平日毎日、その日に公開されたレポートを配信するメールマガジンをお届けします。良質なレポートを毎日お手元までお届けすることで、自動運転について考えていただく機会としていただきたいと考えました。

■「自動運転の論点」を年次で書籍化
2017年冬に、サイト「自動運転の論点」で扱ったレポートの中から厳選した内容に加筆し、2017年時点での自動運転にまつわる論考を集約した書籍「自動運転の論点2018(仮題)」を出版いたします。2018年以降も毎年出版することで、「自動運転」という新しいパラダイムが社会に新たな価値を生むための手がかりとし、また未来においては社会に受容されていくまでの記録として参照されるアーカイブを構築します。


【編集長 須田英太郎より】
多くの企業が自動運転に着目し、政府も自動運転のための制度づくりを進めています。自動運転により事故が減る、ドライバー不足が解消するといった良い点がクローズアップされていますが、それに伴い社会がどのように変化するのかが議論されなくてはなりません。自動運転を、特定の企業の利益になるだけではなく、市民に役立ち、社会を良くするために資するためにはどうすればよいのか、市民にも議論の責任があります。オリンピックの2020年、そしてもしかするとあるかもしれない大阪万博の2025年までではなく、もっとその先にどのような社会を設計したいのかを考え、今後のプロジェクトを練るための論考として、活用していただける情報を提供していく所存です。

<須田英太郎 プロフィール>
東京大学大学院・総合文化研究科在学(休学中)。文化人類学専攻。東大新聞オンラインの編集長を務め、現在は東京大学新聞社マーケティングプロデューサーを兼務。

==

【別紙】別紙:自動運転の論点 主要著者(2017年3月現在)

市川 政雄(筑波大学) 「本当に必要な高齢ドライバー対策は何か」
若山 正人(九州大学) 「21世紀を変える数学の可能性」
松浦 晋也(サイエンスライター) 「モビリティで変わる社会」
松本 周己(SOTO発起人) 「クルマ移動生活の実態」
松本 治(産業技術総合研究所) 「社会的弱者および介護と自動運転」
森 一貴 「地方への移住と自動運転」
清水 亮(株式会社UEI 代表取締役社長兼CEO) 「自動運転が生み出す主従逆転」
川村 匡由(武蔵野大学) 「これからの自動運転と福祉デザイン」
鈴木 茂樹(総務省審議官) 「通信インフラも含めたITSインフラ」
増井 俊之(慶應大学) 「便利さと面白さの未来学」
村山 哲也(元・航空管制官) 「自動化をリードする空の視点」
大関 真之(東北大学) 「自動運転のための機械学習講座」
大口 敬(東京大学生産技術研究所) 「自動運転に必要な道路」
町田 浩志(前橋赤十字病院) 「ドクターヘリにまなべ ―救命救急における自動運転の可能性」
谷本 真由美(英国在住・コンサルタント) 「イギリスの本音」
長野 美穂(米国在住・ライター) 「アメリカの本音」
畑中 章宏(作家・民俗学者・編集者) 「民俗学から見た道」
平岡 敏洋(京都大学) 「モビリティと人の理想の最適な関係とは」
北野 宏明(ソニーコンピューターサイエンス研究所) 「システムバイオロジー・脳・人工知能」
友枝 明保(武蔵野大学) 「渋滞を数理科学から考える」
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