2016卒の就活トレンド〜増える頂上散策組「内定したのに就活を終われない」〜
[15/05/22]
提供元:PRTIMES
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就職支援スクール【我究館】(http://www.gakyukan.net/ 東京都港区 館長:熊谷智宏(『絶対内定』著者))では、採用スケジュールが大きく変わった2016年卒業予定の就職活動生における最新動向に関して、〜増える頂上散策組「内定したのに就活を終われない」〜と題し以下のようにご報告いたします。
先日、我究館では2016年の就職活動の最新動向に関して、新卒採用スケジュールが大幅に変更された中で就職活動をおこなう就活生の動きを【4つのパターン】に分類し、ご報告いたしました。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000013515.html
【2016年卒業予定 就活生の4パターン(山登りに例え)】
1.下山組:就活終了。早期内定グループ。
2.頂上散策組:内定はあるのに終われない。
3.登山迷子組:内定がなく焦っている。成果が出ていない集団。
4.登山開始組:やっと本腰が入ってきた集団。
特に、2016年卒の就活生に見られる新しい集団として、経団連に加盟する企業、例えば大手総合商社やメガバンクの面接解禁まで就活を止められない学生を「頂上散策組」としています。
[画像: http://prtimes.jp/i/13515/2/resize/d13515-2-683727-0.jpg ]
その中で、5月に入りさらに増加している「頂上散策組」を取り巻く様子がわかってきました。
【増える頂上散策組】
(株)ディスコが実施した『2016年度日経就職ナビ 就職活動モニター調査結果(2015年5月発行)』によると、2015年5月1日の時点で内定を手にしている学生は17.9%。4月時点より10.8ポイントアップしています。そのうち「内定を手にしても就職活動を継続する」という学生は80.5%にのぼります。内定を手にしている学生が17.9%ということは、約5人に1人。有名私大などではその割合はさらに多くなるでしょう。
上記の調査結果を反映するように、就職支援スクール我究館では、学生ならびに企業の採用担当から、以下のような声を聞いています。
例えば、我究館に通っているあるコンサルに内定した学生は「自分の知り合いで同じコンサルの選考を受けた人は全員内定した」(私立大学文系4年生)とコメントしていました。同じゼミやサークルには近い適性や価値観を持っている学生が多いこともありますが、それでもこういった事象が例年より多い印象です。
【大量の内定辞退を想定した採用企業の動き】
また、複数企業の採用担当者から「内定辞退を見越して、前年の1.5〜2倍の内定出しを計画している」という声をいただきました(大手小売、webサービスなど)。
その採用担当者の声を裏付けるかのように、(株)ディスコによる『2016年卒・新卒採用選考/インターンシップ動向に関する企業調査』において、【7月以前に面接を開始する企業群】のうち68.6%が「内定出しの人数は例年より多めに出す必要があると感じている」との問いにイエスと答えました。さらに前述の企業群のうち3分の1が「内定者歩留まり率を5割程度」と想定しています。つまり、多くの企業で「内定者のうち半分は内定辞退に至るだろう」と考えているのです。
【今後想定されるストーリー】
上記の、現場の声とリサーチ結果を踏まえると、【大量の内定出し】→【8月の面接解禁で経団連加盟企業の内定出し】→【本当に行きたい企業の選別】→【内定辞退多発】というストーリーが垣間見えます。あるいは企業が内定を多く出している中、ひとつでも進路が決まった就活生は安心感から「本当はどの企業に行きたいのか?」「何がしたいのか?」と決められないまま、大手企業の内定を受諾するという結末も大いに考えられます。
実際に、今年は5月に入ってから内定をもらいながらも我究館に入館してくる学生が存在します。「内定をもらっているのになぜその企業にいかないのか?」と聞くと、「他にもっと良い企業があるかもしれないので、もう少し見てみたい」「行きたい企業を選ぶ決め手が分からなくなってしまったので、我究館に来ました」(私立大学文系4年生)いうコメントが返ってきました。
【就活生に心がけていただきたいこと】
いよいよ選考も山場に差し掛かり、エントリーシートの締め切りが近づいています。この時期だからこそ、学生の皆さんは今一度、志望進路の軸を明確にしていただきたいですし、入社して後悔しない一社なのか、本当に挑戦してみたい仕事なのか、少しだけ立ち止まって考えてみてほしいと、我究館では考えています。
*2016年卒の就活事情に関しまして、就職支援スクール【我究館】館長 熊谷智宏が、ダイヤモンドオンラインにて記事の連載をおこなっております。
http://diamond.jp/articles/-/71149
【我究館】について
http://www.gakyukan.net/
株式会社ジャパンビジネスラボ(東京都港区)が運営。
心から納得のいくキャリアの描き方と実現をサポートする就職・転職コーチングスクール。1992年の創立。就活塾としては最老舗であり、20年以上にわたり全業界に7500名の人材を輩出。また、館長 熊谷智宏共著の『絶対内定』は(※)6年連続大学生協売上第1位。
*採用担当者様向けに勉強会を開催いたします。 5月25日(月)20:00〜21:30
http://www.gakyukan.net/event/jinjiseminar.html
(※)<自己分析部門>大学生協東京事業連合調べ
6年間:2008年4月〜2014年4月、年間2012年4月〜2014年4月
先日、我究館では2016年の就職活動の最新動向に関して、新卒採用スケジュールが大幅に変更された中で就職活動をおこなう就活生の動きを【4つのパターン】に分類し、ご報告いたしました。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000013515.html
【2016年卒業予定 就活生の4パターン(山登りに例え)】
1.下山組:就活終了。早期内定グループ。
2.頂上散策組:内定はあるのに終われない。
3.登山迷子組:内定がなく焦っている。成果が出ていない集団。
4.登山開始組:やっと本腰が入ってきた集団。
特に、2016年卒の就活生に見られる新しい集団として、経団連に加盟する企業、例えば大手総合商社やメガバンクの面接解禁まで就活を止められない学生を「頂上散策組」としています。
[画像: http://prtimes.jp/i/13515/2/resize/d13515-2-683727-0.jpg ]
その中で、5月に入りさらに増加している「頂上散策組」を取り巻く様子がわかってきました。
【増える頂上散策組】
(株)ディスコが実施した『2016年度日経就職ナビ 就職活動モニター調査結果(2015年5月発行)』によると、2015年5月1日の時点で内定を手にしている学生は17.9%。4月時点より10.8ポイントアップしています。そのうち「内定を手にしても就職活動を継続する」という学生は80.5%にのぼります。内定を手にしている学生が17.9%ということは、約5人に1人。有名私大などではその割合はさらに多くなるでしょう。
上記の調査結果を反映するように、就職支援スクール我究館では、学生ならびに企業の採用担当から、以下のような声を聞いています。
例えば、我究館に通っているあるコンサルに内定した学生は「自分の知り合いで同じコンサルの選考を受けた人は全員内定した」(私立大学文系4年生)とコメントしていました。同じゼミやサークルには近い適性や価値観を持っている学生が多いこともありますが、それでもこういった事象が例年より多い印象です。
【大量の内定辞退を想定した採用企業の動き】
また、複数企業の採用担当者から「内定辞退を見越して、前年の1.5〜2倍の内定出しを計画している」という声をいただきました(大手小売、webサービスなど)。
その採用担当者の声を裏付けるかのように、(株)ディスコによる『2016年卒・新卒採用選考/インターンシップ動向に関する企業調査』において、【7月以前に面接を開始する企業群】のうち68.6%が「内定出しの人数は例年より多めに出す必要があると感じている」との問いにイエスと答えました。さらに前述の企業群のうち3分の1が「内定者歩留まり率を5割程度」と想定しています。つまり、多くの企業で「内定者のうち半分は内定辞退に至るだろう」と考えているのです。
【今後想定されるストーリー】
上記の、現場の声とリサーチ結果を踏まえると、【大量の内定出し】→【8月の面接解禁で経団連加盟企業の内定出し】→【本当に行きたい企業の選別】→【内定辞退多発】というストーリーが垣間見えます。あるいは企業が内定を多く出している中、ひとつでも進路が決まった就活生は安心感から「本当はどの企業に行きたいのか?」「何がしたいのか?」と決められないまま、大手企業の内定を受諾するという結末も大いに考えられます。
実際に、今年は5月に入ってから内定をもらいながらも我究館に入館してくる学生が存在します。「内定をもらっているのになぜその企業にいかないのか?」と聞くと、「他にもっと良い企業があるかもしれないので、もう少し見てみたい」「行きたい企業を選ぶ決め手が分からなくなってしまったので、我究館に来ました」(私立大学文系4年生)いうコメントが返ってきました。
【就活生に心がけていただきたいこと】
いよいよ選考も山場に差し掛かり、エントリーシートの締め切りが近づいています。この時期だからこそ、学生の皆さんは今一度、志望進路の軸を明確にしていただきたいですし、入社して後悔しない一社なのか、本当に挑戦してみたい仕事なのか、少しだけ立ち止まって考えてみてほしいと、我究館では考えています。
*2016年卒の就活事情に関しまして、就職支援スクール【我究館】館長 熊谷智宏が、ダイヤモンドオンラインにて記事の連載をおこなっております。
http://diamond.jp/articles/-/71149
【我究館】について
http://www.gakyukan.net/
株式会社ジャパンビジネスラボ(東京都港区)が運営。
心から納得のいくキャリアの描き方と実現をサポートする就職・転職コーチングスクール。1992年の創立。就活塾としては最老舗であり、20年以上にわたり全業界に7500名の人材を輩出。また、館長 熊谷智宏共著の『絶対内定』は(※)6年連続大学生協売上第1位。
*採用担当者様向けに勉強会を開催いたします。 5月25日(月)20:00〜21:30
http://www.gakyukan.net/event/jinjiseminar.html
(※)<自己分析部門>大学生協東京事業連合調べ
6年間:2008年4月〜2014年4月、年間2012年4月〜2014年4月