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【茨城県大洗町】海水浴場再開いたしました!!“遊泳エリア防護ネット・ライフセーバーなどによる監視体制も!”

〜海洋型リゾート地大洗における海水浴場の安全対策について〜

茨城県大洗町の海水浴場では、8/5(水)隣接市町村でのサメの目撃情報を受け、安全確保のため遊泳禁止の決断を行った。観光役の方々に海を楽しんでもらいたいという一心で、地元漁協やライフセーバーの協力のもと、防護ネット設置や監視体制の強化を行い、8/8(土)より遊泳禁止を解除した。




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 関東首都圏エリアから近く、茨城県内一の観光客数を誇る、海洋型リゾート地「大洗町」。夏の観光・保養の地として知られている同町の海水浴場「大洗サンビーチ海水浴場」、「大洗海水浴場」、「平太郎浜海水浴場」では、天気にも恵まれ、好調な出だしを見せていた。

 そんな中、隣接する鉾田市の沿岸部において「サメの目撃情報あり」という連絡が入った。8/4(火)夕方に大洗町に隣接する鉾田市沿岸部にて一般の方よりサメの目撃情報があり、8/5(水)茨城県警や茨城海上保安部などによる捜索が開始され、通報のあった鉾田市沿岸部においてサメが発見された。茨城県警からの情報提供を受け、鉾田市をはじめ、大洗町やひたちなか市、鹿嶋市など茨城県内各所の海水浴場で遊泳禁止の措置が行われた。いまだ震災前の水準に戻らない集客に苦しむ、茨城観光エリア。夏の集客の要でもある海水浴というレジャーシーズン。しかもお盆前という海水浴場開設期間の中でも、特に多くの海水浴客が訪れる、いわば「書き入れ時」に起こった一大事件である。

 連日にわたりサメの目撃情報が報道される中、大洗町では8/6(木)夜から小谷隆亮大洗町長からの参集により、町関係者や大洗町漁業協同組合の役員の方々と緊急対策会議を行った。同町では海水浴場開設にあたり、アバ(遊泳エリアを仕切るブイやロープ)などの設置や監視所での監視、マリンジェットなどでの定期的な巡回を地元漁協が行い、安全対策を行っている。今回のサメ目撃情報に対しても、いち早く対策を講じ観光客を取り戻したい!漁師の方々の町に対する熱い想いにより、8/7(金)遊泳エリアを囲むようにサメの防護ネットを設置する準備が行われた。

 材料などを調達している猶予もなく、漁師の中には生業である漁を休んでまでサメの防護ネットに必要な道具を用意したり、商売道具の網やブイなどの必要備品を提供する者もいた。海を楽しみに町へ来てくれた人たちを悲しませたくない。できる限りの対策を行い、観光客の方々に大洗の海を楽しんでもらいたいという「おもてなし」の精神による行動である。そして同日午後より大洗町漁業協同組合の漁師総動員での防護ネットの設置作業が行われ、遊泳エリアを囲むように防護ネット設置を完了した。もしサメなどが遊泳エリアに近づいても、網がサメなどの体にまとわりつき動けなくする効果がある。それ以外にも海水浴場の遊泳エリアには漁協の漁師によるマリンジェットによる監視、砂浜からは大洗サーフ・ライフセービング・クラブによるライフセーバーや監視員達による監視体制が整っており、何か情報が入り次第すぐに対応できる環境にある。安心安全のビーチとして8/8(土)より海水浴場の遊泳禁止を解除した。

茨城県・大洗町観光情報サイト「よかっぺ 大洗」 URL http://www.oarai-info.jp/top.htm
「大洗サンビーチ海水浴場」開設期間:2015年7月18日(土)〜8月23日(日)


■「大洗サンビーチ海水浴場」の魅力
その1)徹底したパトロール  〜大洗の海はライフセーバーが守る!〜

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夏のサンビーチのシンボルとして活動を行っている「大洗サーフ・ライフセービング・クラブ」のライフセーバー。ビーチに異変がないか目を光らせ、大洗の海を守っています。サンビーチには本部を含め監視タワーが7ヶ所設置され、遊泳期間中、常にビーチの安全を確保できるよう取り組みを行っています。


その2)ライフセーバーによる避難誘導対策 〜万が一の事態に万全の態勢で備える〜

もし何か事故やトラブルが起こったら。そんな万が一の事態に備え大洗サンビーチ海水浴場ではライフセーバーによる避難誘導体制やビーチ全体に張り巡らせた音響設備での放送体制も整っています。

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その3)ユニバーサルビーチ 〜ハンディキャップがある方にも海を楽しんでもらいたい〜 

「大洗サンビーチ海水浴場」では、ハンディキャップがある方にも海を楽しんでもらいたいという思いから、専用駐車場や更衣室、さらには水陸両用特殊車椅子(ランディーズ他)などを整備。誰でも楽しめる「ユニバーサルビーチ」として1997年より活動をしています。ランディーズは例年150件を超える利用があり、登録会員は累計1,000名を超えています。


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その4)充実した教育事業  〜海での楽しい過ごし方や安全に過ごす知恵をみなさんに伝えたい〜

「大洗サーフ・ライフセービング・クラブ」は、海のパトロールのみならず、教育事業にも力を入れ、週末やお盆期間には海水浴場での注意事項を教える絵本教室、フラダンスやジュニアライフセーバー体験など様々な事業を展開しています。

[画像7: http://prtimes.jp/i/14479/2/resize/d14479-2-233560-7.jpg ]



■「大洗サンビーチ海水浴場」

[画像8: http://prtimes.jp/i/14479/2/resize/d14479-2-786765-6.jpg ]



・茨城県・大洗町観光情報サイトURL: http://www.oarai-info.jp/top.htm
・住所:茨城県東茨城郡大洗町大貫町地先
・開設期間:2015年7月18日(土)〜8月23日(日)
・営業時間:8:00〜16:00
・アクセス:(車)北関東自動車道・東水戸道路水戸大洗ICから約15分
      (電車)大洗鹿島線大洗駅からバスで約10分
・駐車場:7000台 普通乗用車(1000円/日)中型乗用車(1300円/日)
         大型乗用車(3000円/日)二輪駆動車(400円/日) ※障害者手帳の提示で駐車料金無料
・トイレ:8ヶ所
・公共シャワー:4ヶ所
・禁止事項:海水浴場内への車やマリンジェットの乗入れ、バーベキューエリア以外でのバーベキュー、
      小型無人機(ドローンなど)は禁止
・お問い合わせ先:大洗町商工観光課 TEL 029-267-5111

■「大洗サーフ・ライフセービング・クラブ」

・URL: http://elnino.jp/

NPO法人ワイルド・ワイズ・ジャパンと大洗町の提携により1992年発足。大洗サンビーチを安全で快適な日本のモデルビーチとすることが設立当初からの私たちの目標です。資格を持ったライフセーバーが、万全のパトロール体制を整えた上で、様々なキャンペーンを行い、事故防止をアピールし、海水浴に来た人すべてが安心し、楽しく遊べるようなビーチをめざして努力しています。

本件に関するお問い合わせ先
茨城県大洗町役場  商工観光課 平沼 健一
TEL:029-267-5111 Mail: kankou@town.oarai.lg.jp
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