この夏、六本木に「宇宙の入り口」が出現!「宇宙と芸術展: かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」
[16/05/18]
提供元:PRTIMES
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〜 見るだけでは終わらない。宇宙を体感できる注目のインスタレーション作品を発表! 〜
森美術館が開催する「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ(開催期間:2016年7月30日(土)から2017年1 月9 日( 月・祝))」の、注目作品ならびに見どころを新たに発表いたします。
本展では、歴史的な天文学資料、現代アーティストによる芸術作品、宇宙開発の最前線に至るまで、宇宙に関する古今東西ジャンルを超えた多様な出展物約200点を一挙に公開します。「人は宇宙をどう見てきたか?」、「宇宙という時空間」、「新しい生命観―宇宙人はいるのか?」、「宇宙旅行と人間の未来」の4つのセクションで構成し、未来に向かっての新たな宇宙観、人間観を提示することを試みます。
注目展示は、国内外の現代アーティストによる宇宙を体感できるインスタレーションです。宇宙にいるかのような浮遊感を体験できるチームラボの新作や、太陽の光の強度を音で表現したり、日時計の刻んでいく時間を感じられるインスタレーションなど、壮大なスケールの作品を展示いたします。
また、「宇宙開発の父」と称されるコンスタンティン・ツィオルコフスキーが描いたロケット理論のスケッチや、NASAが実施した火星住居設計コンペティションで、最優秀賞に選ばれた未来の仮想住居《マーズ・アイス・ハウス》の模型など、いずれも日本初公開となる出展物も見どころのひとつとなっています。
まるで「宇宙の入り口」に降り立ったかのような体験ができる注目作品の数々に是非ご期待ください。
[画像1: http://prtimes.jp/i/18250/2/resize/d18250-2-402105-7.jpg ]
体感型インスタレーション作品紹介
■本展のための新作インスタレーション
◆チームラボ《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく - Light in Space》
[画像2: http://prtimes.jp/i/18250/2/resize/d18250-2-402105-7.jpg ]
本作は、テクノロジーとアートの境界を探る活動を行うチームラボによる本展のための新作で、映像に囲まれたイ
ンタラクティブ・インスタレーションです。宇宙空間を縦横無尽に飛んでいくカラス達の中、観客は宇宙遊泳をしているような体験をすることができます。このカラスは日本神話で国生みに重要な役を果たした三本足の八咫烏で、太陽の化身でもあり、カラス達は観客をよけながら飛んで行きますが、時々、よけきれず観客にぶつかって色とりどりの花―― すなわち生命を咲かせることで、地球上の生命の営みの根源である太陽エネルギーを具現化しています。
◆太陽の鼓動を体感!音と映像のインスタレーション セミコンダクター 《ブリリアント・ノイズ》
[画像3: http://prtimes.jp/i/18250/2/resize/d18250-2-627047-8.jpg ]
太陽光の強度を音で表現し、何千本もの太陽活動の記録映像に重ねた3 チャンネル・ビデオ・インスタレーションです。コの字型で観客を囲む3 面の大型スクリーンに、太陽の熱核融合で放出される巨大なエネルギー波が映し出され、それに合わせて音が変化するため、まるで太陽の間近にいるような体験ができます。
◆古来の時間観測法である日時計を現代アートに コンラッド・ショウクロス 《タイムピース》
作家が長年取り組んでいる「時間」をテーマに、日時計と太陽の関係の中で体験される崇高な天文学的時間を表現した大型の動く作品(キネティック・インスタレーション)です。日時計は、人類が時間を測るようになって最初に使用した科学的手法のひとつであり、水時計と共に長く文明の証となってきました。人工の太陽光によって原初的な体験を創りだすという一見矛盾に満ちた、不可思議な体験ができます。刻々と時を刻む日時計の影の神秘の動きをお楽しみください。
◆宇宙飛行士とのコラボレーションによる “月”の奏でるシンフォニー
野村 仁 《‘moon’ score: ISS Commander – Listening to it on Mars, now》
五線を写し込んだフィルムで月を撮影し、月を音符に見立てて音楽を作成する「‘moon’ score」シリーズの発展形となる作品です。ISSに滞在中の若田光一宇宙飛行士が撮影した月のオリジナル写真が40枚、引き伸ばした写真が40枚と、3楽章の美しいシンフォニーから構成されています。本展ではそのうち2つの楽章を聴くことができます。
各セクションの見どころ
◆[SECTION 1] 人は宇宙をどう見てきたか?
人間が宇宙をどのように見てきたかという歴史的な宇宙観の一端を、東西の神話・宗教美術作品や貴重な天文学資料等を通
して紹介します。
◆宇宙を仏教的観点から紐解く。多次元宇宙を表す古来の宇宙像「曼荼羅」
[画像4: http://prtimes.jp/i/18250/2/resize/d18250-2-604969-12.jpg ]
南北朝時代、室町時代に描かれた両界曼荼羅や星曼荼羅、方位に宿る神々を描いた十二天像、チベット曼荼羅などを展示。アジア的な世界観や仏教的観点から見た宇宙像を探ります。
◆鉄の隕石から作られた伝説の刀「流星刀」
[画像5: http://prtimes.jp/i/18250/2/resize/d18250-2-606620-14.jpg ]
明治時代、富山県に流れ落ちた隕鉄と呼ばれる鉄の隕石から作られた日本刀「流星刀」を展示。日本古来の刀から宇宙と地球の関係性を探ります。
出展作家:
北山善夫、北脇 昇、前田征紀、向山喜章 ほか
出展物:
レオナルド・ダ・ヴィンチ、ガリレオ・ガリレイの天文学手稿、星曼荼羅、両界曼荼羅、十二天像、チベット曼荼羅、竹取物語絵巻、流星刀、天球図、天球儀、天体望遠鏡、暦等、ルネッサンスや江戸時代の貴重な天文学資料ほか
◆[SECTION 2] 宇宙という時空間
星さえも吸い込むブラックホール、今眺めている星の光が何億光年も彼方から放たれている事実、11次元あるといわれる宇宙空間の不思議、さらに私たちの時空認識を刷新した天体観測技術の驚くべき進歩等が、現代美術の作品等によって表現されます。
[画像6: http://prtimes.jp/i/18250/2/resize/d18250-2-290163-1.jpg ]
出展作家
ヴィヤ・セルミンス、ビョーン・ダーレム、アンドレアス・グルスキー、
ジア・アイリ( ??力)、森万里子、トレヴァー・パグレン、セミコンダクター、
コンラッド・ショウクロス、ヴォルフガング・ティルマンス ほか
現代美術のスターたちが表現するそれぞれの宇宙
巨大なブラックホールを中心に回る銀河系、多元宇宙理論などを表現したビョーン・ダーレムの大型インスタレーション、コンピュータ画面のピクセルとなった超高感度の天体望遠鏡がとらえた深宇宙の星々を、マクロとミクロが交差するイメージとしてとらえたヴォルフガング・ティルマンスの写真作品等、さまざまな宇宙観が展示されます。
[SECTION 3] 新しい生命観-宇宙人はいるのか?
隕石・化石等の人間史を超えた地球史を起点として、江戸時代のUFO伝説ともいわれる「うつろ舟の蛮女」から、人間が想像してきた宇宙人像、更には最先端の遺伝子工学やA.I.技術等について言及する作品を紹介します。
[画像7: http://prtimes.jp/i/18250/2/resize/d18250-2-956714-10.jpg ]
◆セクシーでメカニカルな女性を造形し、世界中のクリエイターから注目を集める空山 基の《セクシーロボット》
エアロスミスのアルバム「Just Push Play」でアルバムジャケットにも使用され、イラストレーターとして世界的に高く評価されている空山基の立体作品が登場します。
出展作家
ヴァンサン・フルニエ、ローラン・グラッソ、ピエール・ユイグ、パトリシア・ピッチニーニ、空山 基、杉本博司 ほか
出展物
隕石、化石、「うつろ舟の蛮女」に関する資料、荒俣 宏SF 雑誌コレクション、ダーウィンの『種の起源』 など
[SECTION 4] 宇宙旅行と人間の未来
宇宙旅行時代到来間近の今、これからの人間と宇宙の関係や、人間の生き方はどう変わっていくのかという問題について、アーティストのビジョンを紹介し、未来を描きます。また、米ソの宇宙開発の歴史やJAXAの「ISS/きぼう 文化・人文社会科学利用パイロットミッション」参加作品、《マーズ・アイス・ハウス》、HAKUTO等、宇宙開発の最前線を展示します。
出展作家
ジュール・ド・バランクール、マリア・グルズデヴァ、野村 仁、逢坂卓郎、トム・サックス、チームラボ ほか
出展物
コンスタンチン・ツィオルコフスキーの手稿( 複製)、宇宙飛行士ガガーリン、テレシュコワ、
アームストロングの写真( 複製)、マーズ・アイス・ハウス( 模型)、HAKUTO ほか
[画像8: http://prtimes.jp/i/18250/2/resize/d18250-2-771525-2.jpg ]
「宇宙開発の父」コンスタンティン・ツィオルコフスキーの描いたスケッチ( 複製)
ロケット理論や宇宙航空学のパイオニアとしてロシアの宇宙開発に貢献し、SF小説家でもあった、科学者ツィオルコフスキーのインスピレーション溢れるスケッチを展示します。
[画像9: http://prtimes.jp/i/18250/2/resize/d18250-2-480273-5.jpg ]
人間の未来の住居、火星での仮想住居《マーズ・アイス・ハウス》の模型
NASAが2030年代宇宙飛行士4名を火星に1年間滞在させて探索を行う計画に向けて実施した、火星住居設計コンペティションで一位に輝いた、曽野正之・祐子を含むNYの建築家チームの仮想住居を日本初公開。人間の未来の生活の在り方を提示します。
*本展は、一部展示替えの作品があります。
◆開催概要
[画像10: http://prtimes.jp/i/18250/2/resize/d18250-2-270645-6.jpg ]
展覧会名:宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ
主催:森美術館、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社
企画:南條史生( 森美術館館長)
椿 玲子( 森美術館アソシエイト・キュレーター)
企画協力:龍谷ミュージアム、金沢工業大学ライブラリーセンター
助成:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
協賛:NEC、株式会社大林組、IHI 運搬機械株式会社
特別協力:宇宙航空研究開発機構(JAXA)
制作協力:パナソニック株式会社
協力:シャンパーニュ ポメリー
会期:2016年7月30日( 土) - 2017 年1月9日( 月・祝)
会場:森美術館 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53F
開館時間:10:00- 22:00|火10:00- 17:00
*いずれも入館時間は閉館時間の30分前まで *会期中無休
入館料:一般1,600円、学生( 高校・大学生)1,100円、子供(4歳〜中学生)600円
*表示料金に消費税込 *展望台 東京シティビュー、
屋上スカイデッキへは別途料金がかかります。
一般のお問い合わせ:Tel: 03-5777-8600(ハローダイヤル)
森美術館ウェブサイト:www.mori.art.museum
◆前売り券情報
5月21日( 土)より、「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」通常前売り券と2種類の特別企画前売り券を販売いたします。
前売り券
料金:一般1,400円、学生( 高校・大学生)1,000円、
子供(4歳〜中学生)500円
販売期間:5月21日( 土)-7月29日( 金)
期間限定ペアチケット
料金:2,000円( 消費税込/2枚1組)
*開幕初日から8月31日( 水)までの期間限定で利用可能なお得な2枚セット券
*1,000組2,000枚限定( 売り切れ次第終了)
展覧会公式ミッションワッペン セット券
料金:一般2,000円、学生( 高校・大学生)1,600円、子供(4歳〜中学生)1,100円
*本展のオリジナル「ミッションワッペン」( 非売品)1個がセットになった前売り券
*1,000枚限定( 売切れ次第終了) *商品は展覧会特設ショップにてお渡しとなります。
販売先:セブンチケット(セブン-イレブン)、チケットぴあ、ローソンチケット、
イープラス、CNプレイガイドなどで。
*表示料金に消費税込 *手数料がかかる場合があります。各プレイガイドにご確認ください。
*期間限定ペアチケット、公式ミッションワッペンセット券は、セブンチケットのみで販売します。
[画像11: http://prtimes.jp/i/18250/2/resize/d18250-2-816223-9.jpg ]
◆トークセッション「知と宇宙観をめぐる旅」※日英同時通訳付
天動説が主流であり、望遠鏡のない時代、レオナルド・ダ・ヴィンチがすでに天文学に興味を抱いていたことを、本展に出展されるアトランティコ手稿から知ることができます。アトランティコ手稿を所蔵するアンブロジアーナ図書館・絵画館のアルベルト・ロッカ氏にその来歴について伺うとともに、科学の貴重な初版本を所蔵し、研究する金沢工業大学ライブラリーセンターの竺覚暁氏を迎え、宇宙科学が発達する以前の宇宙観について語り合います。
出演: アルベルト・ロッカ(アンブロジアーナ図書館・絵画館館長)
竺 覚暁( 金沢工業大学ライブラリーセンター館長)
モデレーター:南條史生( 森美術館館長)
日時: 2016年7 月30日( 土)14:00-16:00 ( 開場:13:30)
会場: 森美術館オーディトリアム
定員: 80 名( 要予約) 料金:無料( 要展覧会チケット)
◆ アーティストトーク ※日英同時通訳付
出展アーティストが、自作と宇宙との関係性について語ります。
出演: ビョーン・ダーレム、セミコンダクター、ジア・アイリ( ??力)、
パトリシア・ピッチニーニ、マリア・グルズデヴァ ほか
日時: 2016年7 月30日( 土)18:00-20:00 ( 開場:17:30)
会場: 森美術館オーディトリアム
定員: 80 名( 要予約)
料金: 無料( 要展覧会チケット)
◆ シンポジウム 「科学者と読み解く『宇宙と芸術展』」※日英同時通訳付、手話同時通訳付
宇宙時代に突入した現代、人と宇宙の関係は大きく変化しています。これにより、宇宙とはなにか、芸術とはなにかという問いにも新たな視点が求められてくることでしょう。人はどのように宇宙を認識し、芸術はどのように変貌していくのでしょうか。宇宙工学、天文学の専門家、アーティストを迎え、本展をそれぞれの視点から読み解きます。
出演: 的川泰宣(宇宙航空研究開発機構(JAXA)名誉教授)、渡部潤一(国立天文台副台長)、
野村 仁(アーティスト)、猪子寿之(チームラボ代表)
モデレーター:南條史生( 森美術館館長)
日時:2016年8 月20日( 土)14:00–16:00 ( 開場:13:30)
会場:アカデミーヒルズ( 六本木ヒルズ森タワー49階)
定員:150名( 要予約) 料金:一般3,500円、MAMCメンバー無料
* 当日プログラム参加者の方に展覧会チケット1 枚を差し上げます。
主催:森美術館、アカデミーヒルズ
◆ トークセッション「芸術のなかの宇宙観」 ※日本語のみ
仏教の世界観を描いた曼荼羅図は、宇宙の真理を表わすとも言われます。仏教絵画史の専門家である泉武夫氏、空海から現代アートまで造詣の深い篠原資明氏を迎え、お話をうかがうと共に、そのミニマルな作品が現代の曼荼羅を想わせる向山喜章氏、神秘思想などを自身の体験に基づいて表現する前田征紀氏を交え、時代を超えて人の心に宿る宇宙観と芸術について語り合います。
出演: 泉 武夫( 東北大学大学院文学研究科教授)
篠原資明( 高松市美術館館長、京都大学名誉教授)
向山喜章(アーティスト)、前田征紀(アーティスト)
モデレーター:椿 玲子( 森美術館アソシエイト・キュレーター)
日時:2016年10月4日( 火)19:00-21:00 ( 開場:18:30)
会場:森美術館オーディトリアム 定員:80名( 要予約) 料金:無料( 要展覧会チケット)
◆ サマーナイト・ミュージアム「 “宇宙と芸術展”と“ 星空”をみよう!」※日本語のみ
夜の森美術館を貸し切り、「宇宙と芸術展」を美術館スタッフと一緒に鑑賞して、星に関する専門家からの話を聞いたあと、森タワーの屋上スカイデッキから星空を観察。夜のミュージアムで、宇宙のふしぎと芸術についてに想いをはせてみませんか?
出演: 高梨直紘( 東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム特任准教授/天文学普及プロジェクト「天プラ」代表)
日時: 2016年8 月9 日( 火) 18:00-21:00 ( 開場:17:30)
会場: 森美術館オーディトリアム、東京シティビュー 「スカイデッキ」
対象: 小学生〜中学生 定員:40名( 要予約、抽選)
料金:無料( 要展覧会チケット及びスカイデッキ入場料)
*「星空観察会」は天候により中止の可能性があります。
その場合、スカイデッキ入場料( 大人500円、小学生300円)は不要です。
* 夜のプログラムとなりますので、保護者同伴でご参加ください。
◆星のおはなしとワークショップ「天体望遠鏡をつくろう」 ※日本語のみ
「宇宙と芸術展」を鑑賞して、月のクレーターや土星のリングも見える本格派天体望遠鏡をつくります。組み立てから使い方、星空の見どころまでを天文の専門家がわかりやすく教えます。
日時: 2016年8 月26日( 金) 17:00-20:00 ( 開場:16:30)
会場: 森美術館オーディトリアム、東京シティビュー 「スカイデッキ」
対象:小学生〜中学生 定員:40名( 要予約、抽選)
料金( 税込):3,000円( 材料費) ※別途、展覧会チケット及びスカイデッキ入場料が必要です。
監修:天文学普及プロジェクト「天プラ」
*「星空観察会」は天候により中止の可能性があります。その場合、スカイデッキ入場料( 大人500円、小学生300円)は不要です。
* 夜のプログラムとなりますので、保護者同伴でご参加ください。
・出演者は予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。
・その他、ギャラリートーク、ワークショップ、学校プログラム、ファミリープログラム、アクセスプログラムなどを多数予定しています。
[ 同時開催]会期:2016 年7 月30日( 土)-2017 年1 月9 日( 月・祝)
※MAMスクリーンは、世界の多様な映像作品のなかから選りすぐりのシングル・チャンネル作品を上映するプログラムです。
MAMスクリーン004:宇宙から地球を観る
企画:椿玲子( 森美術館アソシエイト・キュレーター)
「MAMスクリーン004」は、「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」と連動したシングル・チャンネル映像作品プログラムを開催します。宇宙を通じて現代の人間社会を俯瞰し、地球を宇宙的な視座で見つめ直すことで、地政学やジェンダーの問題、異星人という言葉の持つ意味などについて考えます。それぞれの作家の視点がとらえた宇宙観が、スクリーンの上に生き生きと展開される、必見のプログラムです。
[画像12: http://prtimes.jp/i/18250/2/resize/d18250-2-665070-4.jpg ]
MAMスクリーン 上映作品 ( 予定)
前期(2016年7月30日-10月18日)
1. 山本高之 《Facing the Unknown》 2012年 13 分59秒
2. セミコンダクター 《黒い雨》 2009年 3分
3. トム・サックス 《スペース・キャンプ》 2012年 6分12秒
4. シェザド・ダーウッド 《可能性に向かって》 2014年 20分
5. スプツニ子! 《ムーンウォーク☆マシン、セレナの一歩》 2013年 5分4秒
6. 瀬戸桃子 《プラネットA》 2008年 7分40秒
後期(2016年10月19日-2017年1月9日)
1. ホー・ツーニエン( 何子彦) 《ニュートン》 2009年 4分16秒
2. トム・サックス 《スペース・プログラム》 2007年 12分9秒
3. 牧野 貴 《Space Noise》(ショート・バージョン) 2016年 8分
4. アレクサンドル・モベール 《トリニティ( 三位一体)》 2015年 17分40秒
5. ジャン・ワン 《月面経済特区》 2014年 4分20秒6. 瀬戸桃子 《プラネットZ》 2011年 9分30秒
森美術館が開催する「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ(開催期間:2016年7月30日(土)から2017年1 月9 日( 月・祝))」の、注目作品ならびに見どころを新たに発表いたします。
本展では、歴史的な天文学資料、現代アーティストによる芸術作品、宇宙開発の最前線に至るまで、宇宙に関する古今東西ジャンルを超えた多様な出展物約200点を一挙に公開します。「人は宇宙をどう見てきたか?」、「宇宙という時空間」、「新しい生命観―宇宙人はいるのか?」、「宇宙旅行と人間の未来」の4つのセクションで構成し、未来に向かっての新たな宇宙観、人間観を提示することを試みます。
注目展示は、国内外の現代アーティストによる宇宙を体感できるインスタレーションです。宇宙にいるかのような浮遊感を体験できるチームラボの新作や、太陽の光の強度を音で表現したり、日時計の刻んでいく時間を感じられるインスタレーションなど、壮大なスケールの作品を展示いたします。
また、「宇宙開発の父」と称されるコンスタンティン・ツィオルコフスキーが描いたロケット理論のスケッチや、NASAが実施した火星住居設計コンペティションで、最優秀賞に選ばれた未来の仮想住居《マーズ・アイス・ハウス》の模型など、いずれも日本初公開となる出展物も見どころのひとつとなっています。
まるで「宇宙の入り口」に降り立ったかのような体験ができる注目作品の数々に是非ご期待ください。
[画像1: http://prtimes.jp/i/18250/2/resize/d18250-2-402105-7.jpg ]
体感型インスタレーション作品紹介
■本展のための新作インスタレーション
◆チームラボ《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく - Light in Space》
[画像2: http://prtimes.jp/i/18250/2/resize/d18250-2-402105-7.jpg ]
本作は、テクノロジーとアートの境界を探る活動を行うチームラボによる本展のための新作で、映像に囲まれたイ
ンタラクティブ・インスタレーションです。宇宙空間を縦横無尽に飛んでいくカラス達の中、観客は宇宙遊泳をしているような体験をすることができます。このカラスは日本神話で国生みに重要な役を果たした三本足の八咫烏で、太陽の化身でもあり、カラス達は観客をよけながら飛んで行きますが、時々、よけきれず観客にぶつかって色とりどりの花―― すなわち生命を咲かせることで、地球上の生命の営みの根源である太陽エネルギーを具現化しています。
◆太陽の鼓動を体感!音と映像のインスタレーション セミコンダクター 《ブリリアント・ノイズ》
[画像3: http://prtimes.jp/i/18250/2/resize/d18250-2-627047-8.jpg ]
太陽光の強度を音で表現し、何千本もの太陽活動の記録映像に重ねた3 チャンネル・ビデオ・インスタレーションです。コの字型で観客を囲む3 面の大型スクリーンに、太陽の熱核融合で放出される巨大なエネルギー波が映し出され、それに合わせて音が変化するため、まるで太陽の間近にいるような体験ができます。
◆古来の時間観測法である日時計を現代アートに コンラッド・ショウクロス 《タイムピース》
作家が長年取り組んでいる「時間」をテーマに、日時計と太陽の関係の中で体験される崇高な天文学的時間を表現した大型の動く作品(キネティック・インスタレーション)です。日時計は、人類が時間を測るようになって最初に使用した科学的手法のひとつであり、水時計と共に長く文明の証となってきました。人工の太陽光によって原初的な体験を創りだすという一見矛盾に満ちた、不可思議な体験ができます。刻々と時を刻む日時計の影の神秘の動きをお楽しみください。
◆宇宙飛行士とのコラボレーションによる “月”の奏でるシンフォニー
野村 仁 《‘moon’ score: ISS Commander – Listening to it on Mars, now》
五線を写し込んだフィルムで月を撮影し、月を音符に見立てて音楽を作成する「‘moon’ score」シリーズの発展形となる作品です。ISSに滞在中の若田光一宇宙飛行士が撮影した月のオリジナル写真が40枚、引き伸ばした写真が40枚と、3楽章の美しいシンフォニーから構成されています。本展ではそのうち2つの楽章を聴くことができます。
各セクションの見どころ
◆[SECTION 1] 人は宇宙をどう見てきたか?
人間が宇宙をどのように見てきたかという歴史的な宇宙観の一端を、東西の神話・宗教美術作品や貴重な天文学資料等を通
して紹介します。
◆宇宙を仏教的観点から紐解く。多次元宇宙を表す古来の宇宙像「曼荼羅」
[画像4: http://prtimes.jp/i/18250/2/resize/d18250-2-604969-12.jpg ]
南北朝時代、室町時代に描かれた両界曼荼羅や星曼荼羅、方位に宿る神々を描いた十二天像、チベット曼荼羅などを展示。アジア的な世界観や仏教的観点から見た宇宙像を探ります。
◆鉄の隕石から作られた伝説の刀「流星刀」
[画像5: http://prtimes.jp/i/18250/2/resize/d18250-2-606620-14.jpg ]
明治時代、富山県に流れ落ちた隕鉄と呼ばれる鉄の隕石から作られた日本刀「流星刀」を展示。日本古来の刀から宇宙と地球の関係性を探ります。
出展作家:
北山善夫、北脇 昇、前田征紀、向山喜章 ほか
出展物:
レオナルド・ダ・ヴィンチ、ガリレオ・ガリレイの天文学手稿、星曼荼羅、両界曼荼羅、十二天像、チベット曼荼羅、竹取物語絵巻、流星刀、天球図、天球儀、天体望遠鏡、暦等、ルネッサンスや江戸時代の貴重な天文学資料ほか
◆[SECTION 2] 宇宙という時空間
星さえも吸い込むブラックホール、今眺めている星の光が何億光年も彼方から放たれている事実、11次元あるといわれる宇宙空間の不思議、さらに私たちの時空認識を刷新した天体観測技術の驚くべき進歩等が、現代美術の作品等によって表現されます。
[画像6: http://prtimes.jp/i/18250/2/resize/d18250-2-290163-1.jpg ]
出展作家
ヴィヤ・セルミンス、ビョーン・ダーレム、アンドレアス・グルスキー、
ジア・アイリ( ??力)、森万里子、トレヴァー・パグレン、セミコンダクター、
コンラッド・ショウクロス、ヴォルフガング・ティルマンス ほか
現代美術のスターたちが表現するそれぞれの宇宙
巨大なブラックホールを中心に回る銀河系、多元宇宙理論などを表現したビョーン・ダーレムの大型インスタレーション、コンピュータ画面のピクセルとなった超高感度の天体望遠鏡がとらえた深宇宙の星々を、マクロとミクロが交差するイメージとしてとらえたヴォルフガング・ティルマンスの写真作品等、さまざまな宇宙観が展示されます。
[SECTION 3] 新しい生命観-宇宙人はいるのか?
隕石・化石等の人間史を超えた地球史を起点として、江戸時代のUFO伝説ともいわれる「うつろ舟の蛮女」から、人間が想像してきた宇宙人像、更には最先端の遺伝子工学やA.I.技術等について言及する作品を紹介します。
[画像7: http://prtimes.jp/i/18250/2/resize/d18250-2-956714-10.jpg ]
◆セクシーでメカニカルな女性を造形し、世界中のクリエイターから注目を集める空山 基の《セクシーロボット》
エアロスミスのアルバム「Just Push Play」でアルバムジャケットにも使用され、イラストレーターとして世界的に高く評価されている空山基の立体作品が登場します。
出展作家
ヴァンサン・フルニエ、ローラン・グラッソ、ピエール・ユイグ、パトリシア・ピッチニーニ、空山 基、杉本博司 ほか
出展物
隕石、化石、「うつろ舟の蛮女」に関する資料、荒俣 宏SF 雑誌コレクション、ダーウィンの『種の起源』 など
[SECTION 4] 宇宙旅行と人間の未来
宇宙旅行時代到来間近の今、これからの人間と宇宙の関係や、人間の生き方はどう変わっていくのかという問題について、アーティストのビジョンを紹介し、未来を描きます。また、米ソの宇宙開発の歴史やJAXAの「ISS/きぼう 文化・人文社会科学利用パイロットミッション」参加作品、《マーズ・アイス・ハウス》、HAKUTO等、宇宙開発の最前線を展示します。
出展作家
ジュール・ド・バランクール、マリア・グルズデヴァ、野村 仁、逢坂卓郎、トム・サックス、チームラボ ほか
出展物
コンスタンチン・ツィオルコフスキーの手稿( 複製)、宇宙飛行士ガガーリン、テレシュコワ、
アームストロングの写真( 複製)、マーズ・アイス・ハウス( 模型)、HAKUTO ほか
[画像8: http://prtimes.jp/i/18250/2/resize/d18250-2-771525-2.jpg ]
「宇宙開発の父」コンスタンティン・ツィオルコフスキーの描いたスケッチ( 複製)
ロケット理論や宇宙航空学のパイオニアとしてロシアの宇宙開発に貢献し、SF小説家でもあった、科学者ツィオルコフスキーのインスピレーション溢れるスケッチを展示します。
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人間の未来の住居、火星での仮想住居《マーズ・アイス・ハウス》の模型
NASAが2030年代宇宙飛行士4名を火星に1年間滞在させて探索を行う計画に向けて実施した、火星住居設計コンペティションで一位に輝いた、曽野正之・祐子を含むNYの建築家チームの仮想住居を日本初公開。人間の未来の生活の在り方を提示します。
*本展は、一部展示替えの作品があります。
◆開催概要
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展覧会名:宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ
主催:森美術館、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社
企画:南條史生( 森美術館館長)
椿 玲子( 森美術館アソシエイト・キュレーター)
企画協力:龍谷ミュージアム、金沢工業大学ライブラリーセンター
助成:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
協賛:NEC、株式会社大林組、IHI 運搬機械株式会社
特別協力:宇宙航空研究開発機構(JAXA)
制作協力:パナソニック株式会社
協力:シャンパーニュ ポメリー
会期:2016年7月30日( 土) - 2017 年1月9日( 月・祝)
会場:森美術館 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53F
開館時間:10:00- 22:00|火10:00- 17:00
*いずれも入館時間は閉館時間の30分前まで *会期中無休
入館料:一般1,600円、学生( 高校・大学生)1,100円、子供(4歳〜中学生)600円
*表示料金に消費税込 *展望台 東京シティビュー、
屋上スカイデッキへは別途料金がかかります。
一般のお問い合わせ:Tel: 03-5777-8600(ハローダイヤル)
森美術館ウェブサイト:www.mori.art.museum
◆前売り券情報
5月21日( 土)より、「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」通常前売り券と2種類の特別企画前売り券を販売いたします。
前売り券
料金:一般1,400円、学生( 高校・大学生)1,000円、
子供(4歳〜中学生)500円
販売期間:5月21日( 土)-7月29日( 金)
期間限定ペアチケット
料金:2,000円( 消費税込/2枚1組)
*開幕初日から8月31日( 水)までの期間限定で利用可能なお得な2枚セット券
*1,000組2,000枚限定( 売り切れ次第終了)
展覧会公式ミッションワッペン セット券
料金:一般2,000円、学生( 高校・大学生)1,600円、子供(4歳〜中学生)1,100円
*本展のオリジナル「ミッションワッペン」( 非売品)1個がセットになった前売り券
*1,000枚限定( 売切れ次第終了) *商品は展覧会特設ショップにてお渡しとなります。
販売先:セブンチケット(セブン-イレブン)、チケットぴあ、ローソンチケット、
イープラス、CNプレイガイドなどで。
*表示料金に消費税込 *手数料がかかる場合があります。各プレイガイドにご確認ください。
*期間限定ペアチケット、公式ミッションワッペンセット券は、セブンチケットのみで販売します。
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◆トークセッション「知と宇宙観をめぐる旅」※日英同時通訳付
天動説が主流であり、望遠鏡のない時代、レオナルド・ダ・ヴィンチがすでに天文学に興味を抱いていたことを、本展に出展されるアトランティコ手稿から知ることができます。アトランティコ手稿を所蔵するアンブロジアーナ図書館・絵画館のアルベルト・ロッカ氏にその来歴について伺うとともに、科学の貴重な初版本を所蔵し、研究する金沢工業大学ライブラリーセンターの竺覚暁氏を迎え、宇宙科学が発達する以前の宇宙観について語り合います。
出演: アルベルト・ロッカ(アンブロジアーナ図書館・絵画館館長)
竺 覚暁( 金沢工業大学ライブラリーセンター館長)
モデレーター:南條史生( 森美術館館長)
日時: 2016年7 月30日( 土)14:00-16:00 ( 開場:13:30)
会場: 森美術館オーディトリアム
定員: 80 名( 要予約) 料金:無料( 要展覧会チケット)
◆ アーティストトーク ※日英同時通訳付
出展アーティストが、自作と宇宙との関係性について語ります。
出演: ビョーン・ダーレム、セミコンダクター、ジア・アイリ( ??力)、
パトリシア・ピッチニーニ、マリア・グルズデヴァ ほか
日時: 2016年7 月30日( 土)18:00-20:00 ( 開場:17:30)
会場: 森美術館オーディトリアム
定員: 80 名( 要予約)
料金: 無料( 要展覧会チケット)
◆ シンポジウム 「科学者と読み解く『宇宙と芸術展』」※日英同時通訳付、手話同時通訳付
宇宙時代に突入した現代、人と宇宙の関係は大きく変化しています。これにより、宇宙とはなにか、芸術とはなにかという問いにも新たな視点が求められてくることでしょう。人はどのように宇宙を認識し、芸術はどのように変貌していくのでしょうか。宇宙工学、天文学の専門家、アーティストを迎え、本展をそれぞれの視点から読み解きます。
出演: 的川泰宣(宇宙航空研究開発機構(JAXA)名誉教授)、渡部潤一(国立天文台副台長)、
野村 仁(アーティスト)、猪子寿之(チームラボ代表)
モデレーター:南條史生( 森美術館館長)
日時:2016年8 月20日( 土)14:00–16:00 ( 開場:13:30)
会場:アカデミーヒルズ( 六本木ヒルズ森タワー49階)
定員:150名( 要予約) 料金:一般3,500円、MAMCメンバー無料
* 当日プログラム参加者の方に展覧会チケット1 枚を差し上げます。
主催:森美術館、アカデミーヒルズ
◆ トークセッション「芸術のなかの宇宙観」 ※日本語のみ
仏教の世界観を描いた曼荼羅図は、宇宙の真理を表わすとも言われます。仏教絵画史の専門家である泉武夫氏、空海から現代アートまで造詣の深い篠原資明氏を迎え、お話をうかがうと共に、そのミニマルな作品が現代の曼荼羅を想わせる向山喜章氏、神秘思想などを自身の体験に基づいて表現する前田征紀氏を交え、時代を超えて人の心に宿る宇宙観と芸術について語り合います。
出演: 泉 武夫( 東北大学大学院文学研究科教授)
篠原資明( 高松市美術館館長、京都大学名誉教授)
向山喜章(アーティスト)、前田征紀(アーティスト)
モデレーター:椿 玲子( 森美術館アソシエイト・キュレーター)
日時:2016年10月4日( 火)19:00-21:00 ( 開場:18:30)
会場:森美術館オーディトリアム 定員:80名( 要予約) 料金:無料( 要展覧会チケット)
◆ サマーナイト・ミュージアム「 “宇宙と芸術展”と“ 星空”をみよう!」※日本語のみ
夜の森美術館を貸し切り、「宇宙と芸術展」を美術館スタッフと一緒に鑑賞して、星に関する専門家からの話を聞いたあと、森タワーの屋上スカイデッキから星空を観察。夜のミュージアムで、宇宙のふしぎと芸術についてに想いをはせてみませんか?
出演: 高梨直紘( 東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム特任准教授/天文学普及プロジェクト「天プラ」代表)
日時: 2016年8 月9 日( 火) 18:00-21:00 ( 開場:17:30)
会場: 森美術館オーディトリアム、東京シティビュー 「スカイデッキ」
対象: 小学生〜中学生 定員:40名( 要予約、抽選)
料金:無料( 要展覧会チケット及びスカイデッキ入場料)
*「星空観察会」は天候により中止の可能性があります。
その場合、スカイデッキ入場料( 大人500円、小学生300円)は不要です。
* 夜のプログラムとなりますので、保護者同伴でご参加ください。
◆星のおはなしとワークショップ「天体望遠鏡をつくろう」 ※日本語のみ
「宇宙と芸術展」を鑑賞して、月のクレーターや土星のリングも見える本格派天体望遠鏡をつくります。組み立てから使い方、星空の見どころまでを天文の専門家がわかりやすく教えます。
日時: 2016年8 月26日( 金) 17:00-20:00 ( 開場:16:30)
会場: 森美術館オーディトリアム、東京シティビュー 「スカイデッキ」
対象:小学生〜中学生 定員:40名( 要予約、抽選)
料金( 税込):3,000円( 材料費) ※別途、展覧会チケット及びスカイデッキ入場料が必要です。
監修:天文学普及プロジェクト「天プラ」
*「星空観察会」は天候により中止の可能性があります。その場合、スカイデッキ入場料( 大人500円、小学生300円)は不要です。
* 夜のプログラムとなりますので、保護者同伴でご参加ください。
・出演者は予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。
・その他、ギャラリートーク、ワークショップ、学校プログラム、ファミリープログラム、アクセスプログラムなどを多数予定しています。
[ 同時開催]会期:2016 年7 月30日( 土)-2017 年1 月9 日( 月・祝)
※MAMスクリーンは、世界の多様な映像作品のなかから選りすぐりのシングル・チャンネル作品を上映するプログラムです。
MAMスクリーン004:宇宙から地球を観る
企画:椿玲子( 森美術館アソシエイト・キュレーター)
「MAMスクリーン004」は、「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」と連動したシングル・チャンネル映像作品プログラムを開催します。宇宙を通じて現代の人間社会を俯瞰し、地球を宇宙的な視座で見つめ直すことで、地政学やジェンダーの問題、異星人という言葉の持つ意味などについて考えます。それぞれの作家の視点がとらえた宇宙観が、スクリーンの上に生き生きと展開される、必見のプログラムです。
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MAMスクリーン 上映作品 ( 予定)
前期(2016年7月30日-10月18日)
1. 山本高之 《Facing the Unknown》 2012年 13 分59秒
2. セミコンダクター 《黒い雨》 2009年 3分
3. トム・サックス 《スペース・キャンプ》 2012年 6分12秒
4. シェザド・ダーウッド 《可能性に向かって》 2014年 20分
5. スプツニ子! 《ムーンウォーク☆マシン、セレナの一歩》 2013年 5分4秒
6. 瀬戸桃子 《プラネットA》 2008年 7分40秒
後期(2016年10月19日-2017年1月9日)
1. ホー・ツーニエン( 何子彦) 《ニュートン》 2009年 4分16秒
2. トム・サックス 《スペース・プログラム》 2007年 12分9秒
3. 牧野 貴 《Space Noise》(ショート・バージョン) 2016年 8分
4. アレクサンドル・モベール 《トリニティ( 三位一体)》 2015年 17分40秒
5. ジャン・ワン 《月面経済特区》 2014年 4分20秒6. 瀬戸桃子 《プラネットZ》 2011年 9分30秒