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株式会社 トゥモロー・ネット、クラウド型医療支援システム「ドクター・フォース (DOCTOR FORCE)」を2017年9月1日より販売開始

病院が導入した医療情報システムを十分に活用する為には、蓄積された医療情報を分析する必要があります。

当システムは、一般的な経営分析にとどまらず、診療支援、研究支援までをカバーするクラウド型医療支援システムです。会計情報だけではなく検査結果を含む標準出力、および公開されている標準化データウェアハウス(SDM※2)を利用することで、特定のメーカーに依存しないローコストな分析環境を提供します。




2017年4月10日

株式会社トゥモロー・ネット

ニュースリリース
[画像1: https://prtimes.jp/i/24676/2/resize/d24676-2-641233-0.jpg ]


株式会社 トゥモロー・ネット、クラウド型医療支援システム

「ドクター・フォース (DOCTOR FORCE)」を2017年9月1日より販売開始


株式会社トゥモロー・ネット※1(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:関口眞由美)は、クラウド型医療支援システム 「ドクター・フォース (DOCTOR FORCE)」を、2017年9月1日(金)より販売開始します。

当システムは、一般的な経営分析にとどまらず、診療支援、研究支援までをカバーするクラウド型医療支援システムです。会計情報だけではなく検査結果を含む標準出力、および公開されている標準化データウェアハウス(SDM※2)を利用することで、特定のメーカーに依存しないローコストな分析環境を提供します。

病院が導入した医療情報システムを十分に活用する為には、蓄積された医療情報を分析する必要があります。しかしながら現状は、医療機関ごとに異なったシステムを導入し、情報の分析以前にデータを抽出することさえ困難な状況です。当社はこの問題に着目し、医療情報を汎用的に利用できる基盤、SDMを用いてクラウド上に構築し、特定のメーカーに依存しない標準出力を取り込むことにより実現しています。

▽クラウド型DWHによる導入コストの削減とセキュリティの確保

医療機関内にシステムを構築する場合と比較して、初期導入、システム保守、運用管理、バージョンアップやシステム拡張、セキュリティ対策、災害対策など、個別に発生するコストが削減できます。またドクター・フォースは3省4ガイドライン※4へ対応可能なMicrosoft Azureを使用していることから、安心してご利用頂けます。

▽医療情報の標準出力、公開されている標準化データウェアハウスへの対応

医療情報システムからデータを抽出し、変換して[EK1] 保存するには、メーカー毎にインターフェースプログラムを開発するためのコストが必要でした。また保存しているデータウェアハウスが変更になれば、別途移行費用が発生していました。ドクター・フォースはこれらのコストを削減するために、メーカーに依存しない標準出力であるレセプト電算ファイル、DPCファイル、およびSS-MIX2ストレージを入力とし、保存方式としてSDMを採用することで、インターフェースプログラム開発や移行コストの削減に成功しました。

▽災害等の非常時の対応(BCP)

医療情報システム内に保存されているデータを閲覧するには、各メーカーの提供するビューアが必要となります。もし災害や障害によりシステム停止が発生した場合には患者の情報を参照出来なくなり、診療を継続することが困難でした。ドクター・フォースを導入しておけば、メーカーに依存しないSDM対応のビューア(標準機能)を用いて、クラウドに保存された患者の情報を迅速に検索、参照することにより、医療情報システムが停止している間も診療業務を継続出来ます。

▽診療支援、分析機能

ドクター・フォースでは、情報検索、抽出、分析以外に、診療支援も実現しています。診療現場においては、医療従事者が複数の患者に対応しているため、全ての情報に目を通す事が難しい状況です。例えば検査した結果が後日得られる場合に、次回患者が来院するまで誰も検査結果をチェック出来ないケースがあります。ドクター・フォースのアラート機能では、あらかじめ検査結果に対するチェック条件及び検査目的を設定しておくことで、DWHからチェックした患者を自動的にリストアップすることができます。設定された検査目的を確認することで、別の医療従事者がスムーズに患者対応することができます。

ドクター・フォースは診療行為、処方、検査結果、病名、およびコストを組み合わせた分析が可能であり類似症例の検索、臨床研究への利用が期待されます。

ドクター・フォースの情報(ベンダーサイト)は以下
http://www.tomorrow-net.co.jp/medical_solution/doctor-force/
[画像2: https://prtimes.jp/i/24676/2/resize/d24676-2-305355-1.jpg ]


発売日:2017年9月1日

※1 【株式会社トゥモロー・ネットについて】
http://www.tomorrow-net.co.jp
2005年2月有限会社トゥモロー・ネットを設立してから12年、医療情報システムの導入支援サポートを軸にコンピュータ及びネットワークシステムの研究開発、製造、販売を展開して参りました。2009年はワイヤレスジャパン、2010年は情報セキュリティエキスポに出展、本年はInteropへ出展いたします。創業以来、社名にも表しているように、ITを通じて社会の明日に貢献することを使命としてビジネスの拡がりを実現しています。今後も、常にお客様の立場に立ち、日本でもっとも信頼されるIT企業となることを行動指針として、当社の存在感をさらに強固なものにしていきます。
※2 【SDM】
http://sdm-c.org/
ドクター・フォースで使用しているデータベースの構造は、医療向けDWHの統一フォーマットとして規定されたSDM(Semantic Data Model)に準拠しています。統一されたデータベースの構造および情報の意味関係を定義したデータモデルにもとづいて本システムを構築し、標準医療情報をデータ源とすることで、特定ベンダーに依存しない形での情報抽出が可能となりました。
2014年9月に設立したSDMコンソーシアム(代表理事:岐阜大学 紀ノ定保臣教授)が、SDMによるDWHの普及活動によってヘルスケア業界における情報利用を促進しています。

【お客さまからのお問い合わせ先】
株式会社トゥモロー・ネット 医療ソリューション部 高月・井形
TEL:03-3518-8931(平日9:00〜17:00)
e-mail:drf@tomorrow-net.co.jp
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