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伊勢谷友介が理事長を務める「はだかの学校」 開校式&第1回授業を開催

“銭湯”を学びの場にする、新しいコミュニティ活性化のカタチ。浅草かっぱ橋 老舗料理道具屋「飯田屋」6代目 飯田結太さんの講義に笑顔が溢れました

上野・稲荷町にある銭湯・日の出湯(東京都台東区、代表:田村祐一)は、2017年3月27日(月)に「はだかの学校」 開校式と第1回授業を行いました。 「はだかの学校」は日の出湯が、REBIRTH PROJECT(代表:伊勢谷友介)、株式会社アサツー ディ・ケイ(本社:東京都港区、代表取締社長:植野伸一)と協同で、 “銭湯”を学びの場にするまったく新しい取り組みで、地域コミュニティ活性化を目指すプロジェクトです。




[画像1: https://prtimes.jp/i/24837/2/resize/d24837-2-814101-12.jpg ]

▲上:テープカットの様子
(左から、ADKブレーンタル・岡野千速、「はだかの学校」校長・田村祐一、REBIRTH PROJECT・東大史)
 下:第一回授業の様子
(左:飯田屋6代目・飯田結太、右:「はだかの学校」校長・田村祐一)

 開校式で、「はだかの学校」校長の田村祐一は『今回のプロジェクトを発案したきっかけは、数年前、94歳の常連のお客様から、昔の上野の話を伺ったときでした。当時の話や戦時中の話など、今ではなかなか聞けないような貴重な話ばかりでした。「はだかの学校」では、そういった地域ならではの話が聞けて、コミュニティが生まれる、そんな場になればいいと思っています。そして日本中の銭湯が盛り上がっていけばと思います。』と挨拶しました。また、開校を記念してテープカットが行われ、「はだかの学校」の校歌が入ったコンセプトムービーも披露されました。「はだかの学校」理事長・伊勢谷友介はビデオで『「はだかの学校」は人生を勉強する場所です。銭湯という場を再生させることで、地域間のコミュニケーションが増え、新しい出会いと気付きが増えることを期待しています。まずは近所にある銭湯に行ってみるところから始めてみてはいかがでしょうか。』とメッセージを届けました。

 第1回授業は、台東区浅草かっぱ橋にある老舗料理道具屋「飯田屋」6代目の飯田結太さんを講師として招き、校長・田村祐一と対談形式の授業を行いました。飯田さんは、集まった生徒に向けて『僕の会社は大正元年から浅草のかっぱ橋にあり、約8000の商品が置いてあります。本日はよろしくお願いします。』と挨拶し、“かっぱ橋の歴史や地域とのつながり”をテーマに、かっぱ橋商店街にある道具屋同士の関係性や料理道具にかける想いについて語りました。また、「飯田屋」で取り扱っているりんご皮むき器を使った、高速の皮むきが披露され、会場は歓声に包まれました。

 授業終了後、生徒からは「お風呂に入りながらの授業は、くつろぎながら聞けました 」、「(プロジェクトをはじめて知った時)変わった企画だなと思い、好奇心で参加しましたが、楽しかったです。」など感想を述べました。


■「はだかの学校」 とは
地域に根付いた銭湯(日の出湯)を新たな学びの場として捉え、お風呂の中で授業を行う新発想のプロジェクトです。銭湯の数は、昭和43年をピークに減り続けており、年々そのスピードを加速させています。廃業の理由は設備・建物の老朽化、経営者の高齢化、燃料の高騰、利用者の減少等、様々ですが、ここ10年で約40%の銭湯が廃業となっています。
あらたな学びのカタチである「はだかの学校」プロジェクトをきっかけに、銭湯に近所の人がもっと集まり、地域の交流の場になっていく。そして銭湯と地域コミュニティの活性化を図りたいと考えています。

▼「はだかの学校」理事長・伊勢谷友介 ご挨拶


[画像2: https://prtimes.jp/i/24837/2/resize/d24837-2-455588-23.jpg ]


『「はだかの学校」は人生を勉強する場所です。老若男女が背中を流し合えば、新しいコミュニケーションが生まれます。地域において何気ない触れ合いが、実は私たちにとって重要だったことに気付き始めているのはないでしょうか。銭湯という場を再生させることで、地域間のコミュニケーションが増え、新しい出会いと気付きが増えることを期待しています。「はだかの学校」は全国で、実施可能なプロジェクトです。まずは近所にある銭湯に行ってみるところから始めてみてはいかがでしょうか。』


▼「はだかの学校」コンセプトムービー
[画像3: https://prtimes.jp/i/24837/2/resize/d24837-2-869594-7.jpg ]



動画URL:https://youtu.be/HcNcK7aaptw


■「はだかの学校」 第1回授業内容

【講師】
飯田 結太さん(老舗料理道具専門店「飯田屋」6代目)
田村 祐一(日の出湯 オーナー/「はだかの学校」校長)

[画像4: https://prtimes.jp/i/24837/2/resize/d24837-2-380701-15.jpg ]

【授業テーマ】  「下町で生きる道具屋と風呂屋の湯沸しトーク授業
1.大正元年から続く、飯田屋の歴史
東京大空襲より前に開業した初代が始めたのは「建具屋」でした。時代の変遷と共に、扱う用具も変化していき、四代目ごろから「料理具」を扱うようになり、今では「料理具専門店」となりました。

2.下町にあるお店において、地元に根付くために必要なことは?
かっぱ橋通りは全長800mの間に似た様な「道具屋」が170店舗も立
[画像5: https://prtimes.jp/i/24837/2/resize/d24837-2-560398-16.jpg ]

ち並ぶ「道具屋通り」です。一見、ライバル店が立ち並び、お互いをいがみ合っているのではと思ってしまいますが、店舗によって扱う商品が微妙に異なっており特色があります。自分の店にないものは他店を勧め、お互いを補い合う、よい関係を築いています。

3.店舗で商品を買ってもらうことの重要性
物販における実地店舗はなくなると言われていますが、実は通販が売上げを伸ばすと同時に、店舗での購買も高まっていることを日々実感
[画像6: https://prtimes.jp/i/24837/2/resize/d24837-2-601746-20.jpg ]

しています。お客様によると、購入して届いてみると想像と違っていたり、使いにくさを感じることが多いそうです。フライパンの1人前のサイズである直径24cmが、たった直径が2cm違うだけで、2人前のサイズになります。使う人や使う場面によって、“よい道具”というものは変わっていくものなので、実地店舗の価値はまだまだ高まるのではないかと考えています。

4.おすすめ道具の実演
[画像7: https://prtimes.jp/i/24837/2/resize/d24837-2-924147-17.jpg ]

りんごの皮を一瞬で剥く”りんごの皮むき器”と大根のつまを一瞬で作ることができる”つま一番”の実演を行いました。華麗な技に会場から歓声があがりました。

※今回のイベントでは撮影のため、特別にバスタオル着用で授業を行なっています。通常の日の出湯営業時間内においてはバスタオルを着用したままの入浴はお控えください。


■「はだかの学校」 今後の取り組みについて
『誰でも先生、誰でも生徒』を合言葉に講師・生徒ともに地域の住民を中心に参加していただけることを目指していきます。そのため、授業の内容についても、下町の地域や文化など銭湯にゆかりのあるものを中心しながら、地域のみなさんにとって有益と考えられるものであればジャンルを問わず幅広く授業にしていきます。
2017年4月以以降も、月に1回開催予定です。
また、「はだかの学校」の参加希望者や運営をお手伝いしていただけるボランティアスタッフも募集しています。詳しくは、公式FacebooK(https://www.facebook.com/sento.manabi/)をご覧ください。

▼「はだかの学校」 第2回 授業
日程:2017年4月22日(土)  講師:立川かしめ(落語家)
第3回以降は、台東区のガラス工芸会社社長、ウォーキングインストラクター、ミュージシャンなど現在調整中です。


■第一回講師・飯田屋6代目 飯田結太(いいだゆうた)
[画像8: https://prtimes.jp/i/24837/2/resize/d24837-2-737423-3.jpg ]


1984年9月17日生まれ
台東区浅草のかっぱ橋道具街にある行列ができる料理道具店・飯田屋6代目。日経トレンディの連載「かっぱ橋の料理道具番長が斬る!」が全記事中ランキング1位を獲得。そのマニアックな料理道具の知識が話題を呼び、NHK、フジテレビ、テレビ朝日、日本テレビほか数々のメディアで取材を受ける。2016年に出演したTBS「マツコの知らない世界」では【おろしニスト飯田】としておろし金の話で高視聴率を獲得。店に在庫する料理道具は使い勝手を確かめてから販売することを信念とし、日々料理道具を通じて料理人を応援する活動を続けている。


■ファシリテーター・「はだかの学校」校長 田村祐一
[画像9: https://prtimes.jp/i/24837/2/resize/d24837-2-495459-2.jpg ]


日の出湯オーナー/「SAVE THE 銭湯」代表
東京蒲田にある大田黒湯温泉第二日の出湯の四代目、銭湯の跡取りとして生まれ育つ。大学卒業後、家業である有限会社日の出湯に就職。26歳の時に取締役に就任。2012年5月より創業の地である浅草にある銭湯、日の出湯のマネージャーとして銭湯経営再建に着手。
設備産業である温浴事業を、設備投資なしで業績回復に成功する。
銭湯のオーナーを務める傍ら、銭湯を日本の未来に残すプロジェクト『SAVE THE 銭湯!』の代表も務める。


■プロジェクト参画メンバー


[画像10: https://prtimes.jp/i/24837/2/resize/d24837-2-834322-18.jpg ]


株式会社REBIRTH PROJECT
「人類が地球に生き残るためにはどうするべきか?」と言う命題のもと、私たち人間がこれまでもたらした環境や社会への影響を見つめなおし、未来における生活を新たなビジネスモデルと共に創造していくために活動。

代表:伊勢谷友介
今回、ADKさんの「ブレーンタル」に当プロジェクトを選んでいただき、多世代共生での地域社会から盛り上げる企画を一緒に創れたことを嬉しく思っています。銭湯を入浴するだけではない場として“再生”させることは、非常にクリエイティブなテーマだと考えています。「はだかの学校」は日本、いや世界各地で実施可能な事業です。まずは近所にある銭湯に行ってみるところから始めてみてはいかがでしょうか。


[画像11: https://prtimes.jp/i/24837/2/resize/d24837-2-588257-24.jpg ]

株式会社アサツー ディ・ケイ
(本社:東京都港区、代表取締社長:植野 伸一、以下「ADK」)

ADK 創立60周年記念CSR/CSVプロジェクト『ブレーンタル』
2016年3月に創立60周年を迎えたADKでは、社員が広告会社ならではのスキルを活かし、社会の課題や日常の悩みに対するアイデアやソリューションを無償で提供するCSR/CSV活動『ブレーンタル』を期間限定で実施しています。(www.adk.jp/csr/society/braintal/)

『ブレーンタル』とは、「ブレーン」×「レンタル」の造語。クリエイター、プランナー、マーケッター、営業などさまざまな分野で活躍する有志が参加し、これまで会得してきたスキルやノウハウを通常の業務から拡張し、”プロボノ”として世の中に還元するプロジェクトです。


[画像12: https://prtimes.jp/i/24837/2/resize/d24837-2-654321-21.jpg ]

株式会社マテリアル
(本社:東京都港区、代表取締社長:東 義和)
設立:2005年2月
主な事業内容:PR事業を主軸としたマーケティングコミュニケーション業務全般/キャスティング業務
銭湯と地域コミュニティの新しい可能性に魅力を感じ、プロジェクトに参画しました。
本プロジェクトではPR全体を担当しています。
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