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大和ネクスト銀行調べ 平成時代に40代・50代・60代がハマったブーム 「パソコン」「若貴」「カラオケ」「塩麹」

平成時代の思い出とポスト平成に関する調査2018


大和証券グループ本社が100%出資する銀行で、「“預金は、もっと、楽しくなれる。”『えらべる預金』」を展開している株式会社大和ネクスト銀行(https://www.bank-daiwa.co.jp/)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 中村比呂志)は、平成時代の思い出や、平成の次の時代に関する意識を探るため、2018年10月19日〜10月22日の4日間、全国の20歳〜69歳の男女を対象に、平成時代の思い出とポスト平成に関する調査をインターネットリサーチにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)




[画像: https://prtimes.jp/i/33676/2/resize/d33676-2-751647-7.jpg ]


[調査結果]
■ 平成時代の生活と思い出 ■
◆「平成」を振り返る 「平成時代は良かった」男性では約3割、女性では約5割

2019年5月1日に改元が行われ、平成時代が終わりを告げることになります。そこで、全国の20歳〜69歳の男女1,000名(全回答者)に、平成時代の思い出について質問を行いました。

はじめに、全回答者(1,000名)に、自身にとって“平成時代”は良かったか、良くなかったかを聞いたところ、『良かった(計)』(「とても良かった」「やや良かった」の合計、以下同様)が39.8%、『良くなかった(計)』(「全く良くなかった」「あまり良くなかった」の合計)が19.9%、「どちらともいえない」が40.3%となりました。
男女別にみると、良かったと感じている人の割合は、男性31.8%、女性47.8%で、女性のほうが16.0ポイント高くなりました。
年代別に『良かった(計)』の割合をみると、20代(59.0%)が最も高くなりました。平成より前の時代を経験していない20代では、平成時代を良かったと感じている人が多いようです。また、最も低かったのは50代(27.5%)でした。

◆平成時代に上手くいくと思っていたこと 1位「仕事」
◆平成時代に上手くいかなかったこと 1位「貯蓄」2位「仕事」3位「恋愛・結婚」

続いて、全回答者(1,000名)に、平成時代のくらしについて聞きました。

平成時代に上手くいくと思っていたことを聞いたところ、「仕事」(27.2%)が最も多く、次いで、「家族との関係」(18.5%)、「恋愛・結婚」(18.1%)、「趣味」(16.4%)、「友人との関係」(16.2%)となりました。仕事が順調であることに期待感を持っていた人が多いようです。

次に、平成時代に上手くいかなかったと思うことを聞いたところ、「貯蓄」(33.3%)が最も多く、次いで、「仕事」(24.8%)、「恋愛・結婚」(16.3%)、「健康」(15.4%)、「投資(金融投資など)」(12.0%)となりました。
性年代別にみると、20代男性と20代女性では「勉強」(20代男性24.0%、20代女性22.0%)、40代男性では「恋愛・結婚」(32.0%)、50代男性では「仕事」(42.0%)がそれぞれ他の層と比べて高くなりました。

◆20代女性の8割半が「平成時代にお金を使いすぎたと思う」と回答
◆平成時代に良いお金の使い方ができたと思うこと 1位「レジャー・旅行」2位「住宅」3位「子どもの教育」

平成時代には、どのようなことにお金をかけた人が多いのでしょうか。

まず、全回答者(1,000名)に、平成時代に、お金を使いすぎてしまったと思うかを聞いたところ、「そう思う」は69.1%、「そう思わない」は30.9%となり、使いすぎの実感があるという人が多数派となりました。
性年代別に「そう思う」の割合をみると、20代女性(84.0%)が最も高くなりました。

お金を使いすぎてしまったと思う人(691名)に、どのようなことにお金を使いすぎたと思うかを聞いたところ、「食事」(29.5%)が最も多く、次いで、「衣類・ファッション」(21.9%)、「レジャー・旅行」(17.8%)、「住宅」「自動車」(いずれも12.9%)となりました。普段の食事や外食など、食費がかさんだと感じている人が多いようです。
性年代別にみると、20代男性や40代男性では「ゲーム」(20代男性18.1%、40代男性17.2%)、60代男性では「自動車」(26.5%)、20代女性では「美容」(26.2%)、30代女性では「ケータイ・スマホ」(28.4%)、40代女性では「衣類・ファッション」(35.8%)がそれぞれ他の層と比べて高くなりました。

続いて、全回答者(1,000名)に、平成時代に、良いお金の使い方ができたと思うか聞いたところ、「そう思う」は48.5%、「そう思わない」は51.5%となりました。

良いお金の使い方ができたと思う人(485名)に、どのようなことで良いお金の使い方ができたと思うかを聞いたところ、「レジャー・旅行」(26.0%)が最も多く、次いで、「住宅」(14.8%)、「子どもの教育」(13.8%)、「食事」(13.4%)、「自動車」(12.8%)となりました。レジャーや旅行への出費が有意義だったと考える人が多いようです。
性年代別にみると、20代男性では「パートナー(恋人・配偶者)へのプレゼント」(25.0%)、40代男性では「自動車」(26.7%)、60代男性では「住宅」(31.3%)、50代女性では「子どもの教育」(25.6%)がそれぞれ他の層と比べて高くなりました。

■ 平成時代の出来事と思い出 ■
◆平成時代に40代・50代・60代がハマったブーム 「パソコン」「若貴」「カラオケ」「塩麹」

平成時代には、さまざまなものがブームになりましたが、どのようなブームにハマったかを聞きました。

全回答者(1,000名)に、平成時代のブームでハマったものがあるか聞いたところ、「ある」は59.2%、「ない」は40.8%となりました。

ハマったブームがある人(592名)に、どのようなブームにハマったか聞いたところ、「たまごっちブーム」(31.8%)が最も多く、次いで、「スマートフォンブーム」(30.4%)、「SNSブーム」(27.9%)、「携帯電話ブーム」(27.7%)となりました。

特に40代以上がハマったブームでは、「パソコンブーム」(40代男性・50代男性・60代男性・60代女性では1位)、「大相撲・若貴ブーム」(50代男性では2位)、「カラオケブーム」(40代女性では2位)、「塩麹ブーム」(60代女性では2位)などが挙げられます。

◆平成時代に自身の生活を大きく変えた制度・取り組み 1位「消費税」、20代では「ゆとり教育」が3割
◆開始されて良かった制度・取り組み 3位「ふるさと納税」2位「クール・ビズ」、1位は?

平成時代には、新しい制度や取り組みがいくつか始まりましたが、全回答者(1,000名)に、平成時代に開始された制度・取り組みで、自身の生活を変えたと思うものを聞いたところ、「消費税」(36.6%)が最も多く、次いで、「学校週5日制」(13.3%)、「ゆとり教育(学習指導要領改訂)」(10.2%)、「マイナンバー制度」(7.8%)、「大学入試センター試験」(5.6%)となりました。
年代別にみると、20代では「ゆとり教育(学習指導要領改訂)」(30.0%)が他の年代と比べて際立って高くなりました。教科の学習内容削減や“総合的な学習の時間”の新設といった学習指導要領の改訂に、影響を受けた人が多いのではないでしょうか。

また、平成時代に開始された制度・取り組みで、開始されて良かったと思うものを聞いたところ、「学校週5日制」(12.2%)が最も多く、次いで、「クール・ビズ」(11.7%)となりました。そのほか、「ふるさと納税」(11.0%)、「エコカー減税」(9.4%)、「NISA(少額投資非課税制度)」(6.3%)と、税金に関連する制度も上位に挙がりました。

◆“行ってみたい”平成開業の施設ランキング 1位「三鷹の森ジブリ美術館」
◆平成開業の“最強デートスポット” 3位「横浜・八景島シーパラダイス」、TOP2は?

平成時代にはさまざまな新スポットの開業も話題となりましたが、全回答者(1,000名)に、平成開業の施設で行ったことがあるものを聞いたところ、「東京ディズニーシー」(39.9%)が最も多く、次いで、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(35.5%)、「東京スカイツリー」(25.7%)、「ハウステンボス」(24.1%)、「六本木ヒルズ」(22.9%)となりました。2001年に開業した東京ディズニーシーに行ったことがある人が多いようです。
居住地別にみると、東海と近畿、中国・四国では「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(東海41.7%、近畿65.2%、中国・四国48.0%)、九州・沖縄では「ハウステンボス」(47.3%)がトップとなりました。

次に、平成開業の施設で、行ったことはないけれど行ってみたいものを聞いたところ、「三鷹の森ジブリ美術館」(16.3%)が最も多く、次いで、「東京スカイツリー」(15.3%)、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(15.2%)、「ハウステンボス」(14.1%)、「東京ディズニーシー」(11.3%)となりました。ジブリ映画の世界観が味わえる、三鷹の森ジブリ美術館に行ってみたいと思う人が多いようです。

また、平成開業の施設で、最強のデートスポットだと思うものを聞いたところ、「東京ディズニーシー」(29.5%)が最も多く、次いで、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(15.9%)、「横浜・八景島シーパラダイス」(9.4%)、「東京スカイツリー」(8.0%)、「ハウステンボス」(5.8%)となりました。西日本の代表的なレジャー施設であるUSJを抑えて最強のデートスポットの座に輝いたのは、東京ディズニーシーという結果となりました。
性年代別にみると、20代女性では「東京ディズニーシー」(50.0%)が最も高くなりました。20代女性にとっては、“東京ディズニーシー=最強のデートスポット”となっているようです。

◆平成のスポーツ名場面 1位「大坂なおみ全米制覇」2位「羽生結弦五輪連覇」3位「なでしこジャパンW杯優勝」
 20代・30代では「夏の甲子園で早実の斎藤佑樹が活躍」、
 50代・60代では「岩崎恭子金メダル獲得」が記憶に残る名場面1位に

スポーツ界ではさまざまな名勝負、好プレーがニュースになりましたが、全回答者(1,000名)に、平成時代のスポーツ界での“名場面”について、印象に残っているものを聞いたところ、1位「テニス全米オープンで大坂なおみが優勝(2018年)」(27.1%)、2位「平昌五輪男子フィギュアで羽生結弦が66年ぶりに連覇(2018年)」(26.9%)、3位「サッカー女子W杯で日本(なでしこジャパン)が優勝(2011年)」(24.8%)、4位「シドニー五輪女子マラソンで高橋尚子が金メダル獲得(2000年)」(24.6%)、5位「バルセロナ五輪女子競泳で岩崎恭子が金メダル獲得(1992年)」(23.2%)となりました。世界を舞台に偉業を達成した大坂なおみ選手の姿が印象に残っている人が多いようです。

年代別でみると、名場面1位は、20代では「夏の甲子園で早稲田実業の斎藤佑樹が活躍し『ハンカチ王子』ブームに(2006年)」、30代では「テニス全米オープンで大坂なおみが優勝(2018年)」「夏の甲子園で早稲田実業の斎藤佑樹が活躍し『ハンカチ王子』ブームに(2006年)」、40代では「平昌五輪男子フィギュアで羽生結弦が66年ぶりに連覇(2018年)」、50代と60代では「バルセロナ五輪女子競泳で岩崎恭子が金メダル獲得(1992年)」となりました。

■ ポスト平成についての意識 ■
◆ポスト平成に実現すると思う新技術とは? 5人に1人が予想!「空飛ぶクルマ」が2位にランクイン

平成の次の時代である“ポスト平成”について、質問を行いました。

現在、さまざまな新技術の研究・開発が進められていますが、全回答者(1,000名)に、ポスト平成(平成の次の時代)に実現すると思う新しい技術を聞いたところ、「家庭用ロボット(すべての家事をこなせるロボット)」(23.4%)が最も多く、次いで、「空飛ぶクルマ」(20.4%)、「健康診断ができるカプセル錠(小さなカプセルを飲むだけで健康診断ができる)」(20.2%)、「感情を持ったロボット」(14.5%)、「走るだけで空気を綺麗にするクルマ」(9.4%)となりました。自分の分身のように家事をこなしてくれるロボットや、飛行と陸上走行の両方ができるクルマは、実際に研究開発が進められており、ポスト平成に実現すると考えている人も多いようです。

◆ポスト平成には残したくない! 「いじめ」「児童虐待」「DV」は女性が強い懸念を抱く社会問題

平成時代も終わりに近づいた現在、多くの社会問題が未解決のままとなっていますが、こうした問題に対する意識を聞きました。

全回答者(1,000名)に、ポスト平成に残したくないと思う社会問題を聞いたところ、「少子高齢化」(47.5%)が最も多く、次いで、「地球温暖化」(46.5%)、「いじめ」(44.1%)、「過労死」(41.6%)、「子どもの貧困」(40.3%)となりました。ポスト平成の時代にますます深刻化することが予想されている少子高齢化について、改善・解決の方向へ向かうことを望んでいる人が多いようです。
男女別にみると、女性では「いじめ」(56.0%)が1位、「児童虐待・育児放棄」(51.0%)が3位、「DV・家庭内暴力」(49.8%)が6位となり、子どもが被害者となることが多い社会問題の改善・解決を望む女性が多いことがわかりました。
年代別にみると、20代では「ブラック企業問題」が50.5%と、「少子高齢化」(56.5%)に次いで高くなりました。

◆ポスト平成生まれの子どもたちにプレゼントしたい平成時代の名曲 1位は「世界に一つだけの花」
◆ポスト平成生まれの子どもたちにプレゼントしたい平成時代のアニメ 2位「ちびまる子ちゃん」、1位は?

平成時代を彩った人物や作品が、次の時代を生きる人々にも影響を与え続けることがあるのではないでしょうか。

そこで、全回答者(1,000名)に、ポスト平成に生まれてくる子どもたちにプレゼントしたい(教えたい)平成時代の名曲を聞いたところ、1位は「世界に一つだけの花(SMAP)」(130件)、2位は「栄光の架橋(ゆず)」(21件)、3位は「TSUNAMI(サザンオールスターズ)」(19件)、4位は「Hero(安室奈美恵)」(13件)、5位は「ありがとう(いきものがかり)」「糸(中島みゆき)」「負けないで(ZARD)」(いずれも10件)となりました。2016年末に解散したSMAPの代表曲である「世界に一つだけの花」を名曲として次世代の子どもたちに伝えたいという人が多いようです。

次に、ポスト平成に生まれてくる子どもたちにプレゼントしたい(教えたい)平成時代のアニメを聞いたところ、1位は「ドラえもん」(80件)、2位は「ちびまる子ちゃん」(70件)、3位は「ONE PIECE」(64件)、4位は「ドラゴンボール」「名探偵コナン」(いずれも32件)となりました。家族みんなで楽しめるアニメ作品が上位にランクインしました。

◆ポスト平成に語り継ぎたいスポーツ選手 3位「羽生結弦さん」2位「大谷翔平さん」、頂点に輝いたのは?
◆ポスト平成に語り継ぎたい芸能人 TOP2は「安室奈美恵さん」「明石家さんまさん」
◆平成最後の紅白に出場してほしい歌手 2位の「嵐」を抑えて1位になったのは?

全回答者(1,000名)に、ポスト平成に語り継ぎたい、平成時代に最も輝いていたスポーツ選手を聞いたところ、「イチローさん」(257件)がダントツとなり、2位は「大谷翔平さん」(92件)、3位は「羽生結弦さん」(83件)、4位は「浅田真央さん」(34件)、5位は「大坂なおみさん」(26件)となりました。日米で数々の記録を打ち立てたイチローさんを、平成を代表するスポーツ界のレジェンドと考える人が多いようです。

また、ポスト平成に語り継ぎたい、平成時代に最も輝いていた芸能人を聞いたところ、「安室奈美恵さん」(160件)が圧倒的多数で1位となりました。2位は「明石家さんまさん」(59件)、3位は「SMAP」(38件)、4位は「タモリさん」(26件)、5位は「嵐」(24件)となりました。2018年9月で引退した安室奈美恵さんのことを次の時代に語り継ぎたいという人が多いようです。

最後に、平成最後の紅白歌合戦に出場してほしい歌手を聞いたところ、1位は「安室奈美恵さん」(112件)、2位は「嵐」(34件)、3位は「SMAP」(29件)、4位は「サザンオールスターズ」(22件)、5位は「米津玄師さん」(17件)となりました。惜しまれつつ引退した安室奈美恵さんが歌う姿を紅白でもう一度見たいと願う人が多いのではないでしょうか。
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