車いす操作に関する映像教材の上映会を開催します
[18/12/01]
提供元:PRTIMES
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ホルスト・ストローケンデル博士がドイツで確立した指導法を元に作成した映像教材です
一般社団法人日本車いすインストラクター協会(本社:東京都墨田区、代表理事:橋本大佑)は、この度車いす操作法及び指導法に関する映像教材の監修を行いました。その上映会を当協会が協力するセミナー「地域コミュニティからスポーツで共生社会をつくる」において2018年12月5日(水)17時より日本財団ビル二階大会議室(東京都港区)にて開催いたします。ぜひ取材のご検討頂けますよう、ご案内申し上げます
車いすの操作法を習得して、適切な車いすを選定することで車いすユーザーの生活範囲は大きく広がります。しかし、医療、教育、福祉の専門家の養成過程において車いす操作やその指導法を専門的に学ぶ機会はほぼないというのが現状です。しかも、中途障害者の入院期間は大きく短縮され、現在では脊髄損傷の受傷者は、約3ヵ月程度で最初のリハビリを終えなければなりません。十分な操作スキルがない車いすユーザーは、後ろに転倒しにくい安全性の高い車いすを購入する必要がありますが、そういった車いすでは一般的に操作性が犠牲となってしまいます。操作スキルがない状態で操作性の低い車いすを購入せざるを得ないため、日常生活の範囲は大きく制限されます。国内の研究では脊髄損傷受傷者の自殺率は一般の12倍というデータが報告されており、その事例の多くが退院後間もない在宅時に生じています。
そのため、短い入院期間の間に効率的に車いす操作を指導できる人材の育成が急務となっています。最低限の操作スキルを身につけることで車いすの選択の幅が広がり、日常生活の範囲を広げることができます。これは受傷後の孤立防止や自殺の予防にもつながっていきます。
この度、一般社団法人日本車いすインストラクター協会では、ドイツで開発された車いす操作指導法を紹介する映像教材の監修に携わり、映像教材の制作に協力をしました(販売:一般社団法人コ・イノベーション研究所 東京都・墨田区)。その教材の上映会を一般社団法人コ・イノベーション研究所が主催するセミナー「地域コミュニティからスポーツで共生社会をつくる」において2018年12月5日(水)17時より日本財団ビル二階大会議室(東京都港区)にて開催いたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/34620/2/resize/d34620-2-695465-0.png ]
この上映会にはセミナーに参加される方が参加できます。
以下、セミナーの概要を紹介します。
東京2020まで2年を切り、パラスポーツへの取り組みをさらに加速する必要があります。パラリンピックを通して社会の関心が競技スポーツやユニバーサルデザインに対して高まるこの時期に、地域コミュニティでの障害児・者のスポーツ機会創出に向けての関心を高めることは、障害児・者の社会参加を促進するために重要です。
そこで、「地域コミュニティにおけるスポーツ機会の創出が障害者の社会参加の促進にどういった意味を持つのか」「障害者スポーツの推進の現状と課題はどうなっているのか」ということをテーマに、企業や個人が2020年以降も継続して新たなパラスポーツへの取り組み方や関わり方についてともに考える機会とすることを目的に開催するセミナーです。
また、このセミナーでは、車いすバスケットボールのクラス分けの基礎を考案し、パラスポーツに大きな影響を与え、さらにドイツで50年にわたり地域コミュニティでのスポーツ普及に取り組んだ当研究所名誉顧問であった故ストローケンデル博士の理念や取り組みを紹介し、故人の追悼イベントとして開催いたします。
<開催概要>
【日時】2018年12月5日(水)18時30分〜20時15分(開場16時30分・上映会17時)
※本セミナーの参加者には故ストローケンデル博士が生前に実施した車いすスポーツ講習会のDVDをお渡しします。17時〜18時10分にセミナーに先立ち、解説を交えたDVDの上映会を行います。そのため、開場は16時30分を予定しています。セミナーに参加される方は上映会にも無償で参加いただけます。上映会中は途中入場も可能ですので、早めにご参加いただける方は是非ご調整ください。
【会場】日本財団ビル二階大会議室
【主催】一般社団法人コ・イノベーション研究所
【後援】東京都
一般社団法人日本車いすバスケットボール連盟
公益社団法人東京都理学療法士協会
ドイツ障害者スポーツ連盟・パラリンピック委員会
ドイツ車いすスポーツ連盟
【協力】公益社団法人日本フィランソロピー協会
一般社団法人日本車いすインストラクター協会
【定員】100名(先着順)
【ゲスト講師】
金田 安正 (びわこ成蹊スポーツ大学名誉教授)
澁谷 茂樹(公益財団法人笹川スポーツ財団 スポーツ政策研究所主席研究員/経営企画グループ長)
【講師兼ファシリテーター】
橋本 大佑(一般社団法人コ・イノベーション研究所)
【参加費】前売 3,240円(税込)/当日参加 4,000円(税込)
※介助者の方は無料です。
※参加費には、故人が2015年9月22日に実施した車いすスポーツ講習会の映像を元に作成するDVD代(販売価格3,240円予定)、本年3月に故人が来日した際に作成した記念小冊子代「ストローケンデル博士に学ぶスポーツと障害者の社会参加(A5判、全51頁)」(販売価格540円)も含まれています。
<セミナーの流れ>
17:00-18:10 上映会
解説 橋本 大佑(一般社団法人コ・イノベーション研究所代表理事)
本セミナー参加者の方にお渡しするDVDの上映会を解説付きで行います。
DVDには、故人が2015年に実施した講習会の映像が収録されています。
18:30-18:35 開会
18:35-18:50 第一部 スポーツを通じた障害者の社会参加について(故人の理念・取り組みの紹介)
18:50-20:00 第二部 講演
基調講演1.『障害者の社会参加の促進にスポーツが果たす役割・意義』
講師 金田 安正(びわこ成蹊スポーツ大学名誉教授)
基調講演2.『生涯スポーツとしての障害者スポーツの普及の現状と今後』
講師 澁谷 茂樹(公益財団法人笹川スポーツ財団 スポーツ政策研究所主席研究員/経営企画グループ長)
講演『障害児・者へのスポーツ普及による地域コミュニティ形成と社会参加促進〜ストローケンデル先生の取り組みを踏まえて〜』
講師 橋本 大佑(一般社団法人コ・イノベーション研究所代表理事)
20:00-20:15合同質疑・閉会
一般社団法人日本車いすインストラクター協会(本社:東京都墨田区、代表理事:橋本大佑)は、この度車いす操作法及び指導法に関する映像教材の監修を行いました。その上映会を当協会が協力するセミナー「地域コミュニティからスポーツで共生社会をつくる」において2018年12月5日(水)17時より日本財団ビル二階大会議室(東京都港区)にて開催いたします。ぜひ取材のご検討頂けますよう、ご案内申し上げます
車いすの操作法を習得して、適切な車いすを選定することで車いすユーザーの生活範囲は大きく広がります。しかし、医療、教育、福祉の専門家の養成過程において車いす操作やその指導法を専門的に学ぶ機会はほぼないというのが現状です。しかも、中途障害者の入院期間は大きく短縮され、現在では脊髄損傷の受傷者は、約3ヵ月程度で最初のリハビリを終えなければなりません。十分な操作スキルがない車いすユーザーは、後ろに転倒しにくい安全性の高い車いすを購入する必要がありますが、そういった車いすでは一般的に操作性が犠牲となってしまいます。操作スキルがない状態で操作性の低い車いすを購入せざるを得ないため、日常生活の範囲は大きく制限されます。国内の研究では脊髄損傷受傷者の自殺率は一般の12倍というデータが報告されており、その事例の多くが退院後間もない在宅時に生じています。
そのため、短い入院期間の間に効率的に車いす操作を指導できる人材の育成が急務となっています。最低限の操作スキルを身につけることで車いすの選択の幅が広がり、日常生活の範囲を広げることができます。これは受傷後の孤立防止や自殺の予防にもつながっていきます。
この度、一般社団法人日本車いすインストラクター協会では、ドイツで開発された車いす操作指導法を紹介する映像教材の監修に携わり、映像教材の制作に協力をしました(販売:一般社団法人コ・イノベーション研究所 東京都・墨田区)。その教材の上映会を一般社団法人コ・イノベーション研究所が主催するセミナー「地域コミュニティからスポーツで共生社会をつくる」において2018年12月5日(水)17時より日本財団ビル二階大会議室(東京都港区)にて開催いたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/34620/2/resize/d34620-2-695465-0.png ]
この上映会にはセミナーに参加される方が参加できます。
以下、セミナーの概要を紹介します。
東京2020まで2年を切り、パラスポーツへの取り組みをさらに加速する必要があります。パラリンピックを通して社会の関心が競技スポーツやユニバーサルデザインに対して高まるこの時期に、地域コミュニティでの障害児・者のスポーツ機会創出に向けての関心を高めることは、障害児・者の社会参加を促進するために重要です。
そこで、「地域コミュニティにおけるスポーツ機会の創出が障害者の社会参加の促進にどういった意味を持つのか」「障害者スポーツの推進の現状と課題はどうなっているのか」ということをテーマに、企業や個人が2020年以降も継続して新たなパラスポーツへの取り組み方や関わり方についてともに考える機会とすることを目的に開催するセミナーです。
また、このセミナーでは、車いすバスケットボールのクラス分けの基礎を考案し、パラスポーツに大きな影響を与え、さらにドイツで50年にわたり地域コミュニティでのスポーツ普及に取り組んだ当研究所名誉顧問であった故ストローケンデル博士の理念や取り組みを紹介し、故人の追悼イベントとして開催いたします。
<開催概要>
【日時】2018年12月5日(水)18時30分〜20時15分(開場16時30分・上映会17時)
※本セミナーの参加者には故ストローケンデル博士が生前に実施した車いすスポーツ講習会のDVDをお渡しします。17時〜18時10分にセミナーに先立ち、解説を交えたDVDの上映会を行います。そのため、開場は16時30分を予定しています。セミナーに参加される方は上映会にも無償で参加いただけます。上映会中は途中入場も可能ですので、早めにご参加いただける方は是非ご調整ください。
【会場】日本財団ビル二階大会議室
【主催】一般社団法人コ・イノベーション研究所
【後援】東京都
一般社団法人日本車いすバスケットボール連盟
公益社団法人東京都理学療法士協会
ドイツ障害者スポーツ連盟・パラリンピック委員会
ドイツ車いすスポーツ連盟
【協力】公益社団法人日本フィランソロピー協会
一般社団法人日本車いすインストラクター協会
【定員】100名(先着順)
【ゲスト講師】
金田 安正 (びわこ成蹊スポーツ大学名誉教授)
澁谷 茂樹(公益財団法人笹川スポーツ財団 スポーツ政策研究所主席研究員/経営企画グループ長)
【講師兼ファシリテーター】
橋本 大佑(一般社団法人コ・イノベーション研究所)
【参加費】前売 3,240円(税込)/当日参加 4,000円(税込)
※介助者の方は無料です。
※参加費には、故人が2015年9月22日に実施した車いすスポーツ講習会の映像を元に作成するDVD代(販売価格3,240円予定)、本年3月に故人が来日した際に作成した記念小冊子代「ストローケンデル博士に学ぶスポーツと障害者の社会参加(A5判、全51頁)」(販売価格540円)も含まれています。
<セミナーの流れ>
17:00-18:10 上映会
解説 橋本 大佑(一般社団法人コ・イノベーション研究所代表理事)
本セミナー参加者の方にお渡しするDVDの上映会を解説付きで行います。
DVDには、故人が2015年に実施した講習会の映像が収録されています。
18:30-18:35 開会
18:35-18:50 第一部 スポーツを通じた障害者の社会参加について(故人の理念・取り組みの紹介)
18:50-20:00 第二部 講演
基調講演1.『障害者の社会参加の促進にスポーツが果たす役割・意義』
講師 金田 安正(びわこ成蹊スポーツ大学名誉教授)
基調講演2.『生涯スポーツとしての障害者スポーツの普及の現状と今後』
講師 澁谷 茂樹(公益財団法人笹川スポーツ財団 スポーツ政策研究所主席研究員/経営企画グループ長)
講演『障害児・者へのスポーツ普及による地域コミュニティ形成と社会参加促進〜ストローケンデル先生の取り組みを踏まえて〜』
講師 橋本 大佑(一般社団法人コ・イノベーション研究所代表理事)
20:00-20:15合同質疑・閉会