BIMデータを自動変換し効率的に照明シミュレーション
[18/09/13]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
Revitデータの変換を始めとするBIM連携機能を強化したLumiceptの新バージョン
株式会社インテグラ(東京都新宿区、代表取締役 兵頭 誉志)は、光シミレーション用ソフトウェア「Lumicept(ルミセプト)」の新バージョンとなるバージョン10.5をリリース致します。
Lumiceptバージョン10.5では、BIM/CADツールとの連携機能が強化されます。中でも目玉となるのが、Autodesk Revitで作成された建築データを変換し、Lumiceptによる照明シミュレーションに必要なデータを自動的に生成する機能「OmniPort/RV(オムニポート/RV)」。この変換は形状だけでなくマテリアルや光源についても行われるため、従来は利用者がLumicept上で改めて行う必要があった様々な設定作業を大幅に削減でき、照明シミュレーションをより迅速かつ効率的に行う事が可能となります。
その他、BIM/CADツールとの連携機能として、米Trimble社SketchUpのネイティブ・ファイルの読み込み機能の追加と、BIM用ファイル交換の業界標準フォーマットであるIFC 4のサポートが新たに提供されます。
■ Lumiceptバージョン10.5で追加される主要な機能の概要
1. Autodesk Revit用データからLumicept用データへの変換機能
Autodesk Revitで作成したBIMデータを用いて照明シミュレーションを実施する場合、従来はFBXやIFC等の標準的なデータ交換用ファイル形式にてデータを書き出し、それをLumiceptに読み込む形で行っていました。しかしながら、これらのファイル形式ではRevit上で設定されたマテリアルや光源等の照明シミュレーションに必要となる情報が充分に記述されないため、Lumiceptへの取り込みは形状に限定されていました。このため、ユーザーはこれらのファイルを読み込んだ後、マテリアルや光源等の設定を改めてLumicept上において行う必要がありました。
今回提供しますOmniPort/RVにより、Revit上で設定されたマテリアルや光源等の情報を、Lumiceptでの照明シミュレーションに適した形に自動的に変換する事が可能になります。形状についても、これまでのように中間ファイルを介する事無くダイレクトに変換されるため、より正確かつ高精度に行われます。これらにより、従来と比較してユーザーがLumicept上において行う作業は大幅に削減され、照明の検討までを含めた設計サイクルをより一層早める事ができるようになります。
OmniPort/RVはRevit用にプラグインが提供され、ユーザーはそのプラグインを用いてLumiceptが直接読み込めるファイル(ネイティブ・ファイル)を出力します。OmniPort/RVは、Lumiceptのユーザー向けに無償で提供されます。
2. SketchUpネイティブ形式のファイルの読み込み機能
Lumiceptのバージョン10.5より、新たに米Trimble社SketchUpのネイティブ・ファイル(SKPファイル)の読み込みがサポートされます。これにより、従来必要であったデータ交換用のファイル形式(DXFやFBX等)を経由しての読み込みが不要となるため、SketchUpで作成した形状をより正確かつ高速にLumiceptに取り込む事が可能となります。この機能については、Lumiceptの標準機能として提供されます。
3. IFC 4形式のファイルの読み込み機能
Lumiceptのこれまでのバージョンでは、IFCファイルの読み込みはIFC2x3形式以前のものにのみ対応していました。Lumiceptバージョン10.5では、IFC 4 Addendum 1までの形式に対応し、ファイル内で定義されている形状を読み込む事が可能となります。この機能については、Lumiceptの標準機能として提供されます。
■ 製品データ
[表: https://prtimes.jp/data/corp/36129/table/2_1.jpg ]
■ 画像
(Revit上の元データ)
[画像1: https://prtimes.jp/i/36129/2/resize/d36129-2-279285-0.jpg ]
(OmniPort/RVを用いた変換により作成されたLumicept用のデータ)
[画像2: https://prtimes.jp/i/36129/2/resize/d36129-2-495994-1.jpg ]
(Lumiceptによる照明シミュレーション結果)
[画像3: https://prtimes.jp/i/36129/2/resize/d36129-2-925212-3.jpg ]
■ Lumiceptについて
Lumicept(ルミセプト)は、光学や照明の分野に携わる設計者やエンジニア、研究者の方々のために開発されたハイブリッド光シミュレーション・ソフトウェアです。その強力な三次元光シミュレーション機能は、自動車用のランプやインジケーター、各種照明機器や光学フィルムといった、光が重要な役割を担う製品の開発における非常に有用なツールとして、2013年の登場以来、多くのお客様にご利用頂いております。Lumiceptは、光学シミュレーションとコンピューター・グラフィックスのそれぞれが必要とする能力を兼ね備えるハイブリッド性を特徴としており、光の伝播を分析するのみならず、写実的な画像を生成する事も可能です。Lumiceptに関する詳しい情報については、下記ウェブサイトをご覧下さい。
http://www.integra.jp/ja/products/lumicept
■ 株式会社インテグラについて
株式会社インテグラ(本社:東京都新宿区、代表取締役 兵頭 誉志)は、光シミュレーション用ソフトウェア製品の開発と販売、及び関連サービスの提供を行っております。1986年に最初の製品をリリースして以来、このカテゴリーにおけるパイオニアとして、照明や光学に関わるお客様が抱える様々な課題を解決するため、継続的に技術開発と製品の改良に取り組んでおります。現在の主力製品は光シミュレーション用ソフトウェア「Lumicept(ルミセプト)」で、自動車や建築、電気機器、化成品等の業界において、高度な照明/光学シミュレーションを実現するツールとして国内外の多くのお客様にご利用頂いております。株式会社インテグラに関する詳しい情報については、下記ウェブサイトをご覧下さい。
http://www.integra.jp
* 本プレスリリースに記載されている内容、仕様、価格等の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。
* 本プレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
株式会社インテグラ(東京都新宿区、代表取締役 兵頭 誉志)は、光シミレーション用ソフトウェア「Lumicept(ルミセプト)」の新バージョンとなるバージョン10.5をリリース致します。
Lumiceptバージョン10.5では、BIM/CADツールとの連携機能が強化されます。中でも目玉となるのが、Autodesk Revitで作成された建築データを変換し、Lumiceptによる照明シミュレーションに必要なデータを自動的に生成する機能「OmniPort/RV(オムニポート/RV)」。この変換は形状だけでなくマテリアルや光源についても行われるため、従来は利用者がLumicept上で改めて行う必要があった様々な設定作業を大幅に削減でき、照明シミュレーションをより迅速かつ効率的に行う事が可能となります。
その他、BIM/CADツールとの連携機能として、米Trimble社SketchUpのネイティブ・ファイルの読み込み機能の追加と、BIM用ファイル交換の業界標準フォーマットであるIFC 4のサポートが新たに提供されます。
■ Lumiceptバージョン10.5で追加される主要な機能の概要
1. Autodesk Revit用データからLumicept用データへの変換機能
Autodesk Revitで作成したBIMデータを用いて照明シミュレーションを実施する場合、従来はFBXやIFC等の標準的なデータ交換用ファイル形式にてデータを書き出し、それをLumiceptに読み込む形で行っていました。しかしながら、これらのファイル形式ではRevit上で設定されたマテリアルや光源等の照明シミュレーションに必要となる情報が充分に記述されないため、Lumiceptへの取り込みは形状に限定されていました。このため、ユーザーはこれらのファイルを読み込んだ後、マテリアルや光源等の設定を改めてLumicept上において行う必要がありました。
今回提供しますOmniPort/RVにより、Revit上で設定されたマテリアルや光源等の情報を、Lumiceptでの照明シミュレーションに適した形に自動的に変換する事が可能になります。形状についても、これまでのように中間ファイルを介する事無くダイレクトに変換されるため、より正確かつ高精度に行われます。これらにより、従来と比較してユーザーがLumicept上において行う作業は大幅に削減され、照明の検討までを含めた設計サイクルをより一層早める事ができるようになります。
OmniPort/RVはRevit用にプラグインが提供され、ユーザーはそのプラグインを用いてLumiceptが直接読み込めるファイル(ネイティブ・ファイル)を出力します。OmniPort/RVは、Lumiceptのユーザー向けに無償で提供されます。
2. SketchUpネイティブ形式のファイルの読み込み機能
Lumiceptのバージョン10.5より、新たに米Trimble社SketchUpのネイティブ・ファイル(SKPファイル)の読み込みがサポートされます。これにより、従来必要であったデータ交換用のファイル形式(DXFやFBX等)を経由しての読み込みが不要となるため、SketchUpで作成した形状をより正確かつ高速にLumiceptに取り込む事が可能となります。この機能については、Lumiceptの標準機能として提供されます。
3. IFC 4形式のファイルの読み込み機能
Lumiceptのこれまでのバージョンでは、IFCファイルの読み込みはIFC2x3形式以前のものにのみ対応していました。Lumiceptバージョン10.5では、IFC 4 Addendum 1までの形式に対応し、ファイル内で定義されている形状を読み込む事が可能となります。この機能については、Lumiceptの標準機能として提供されます。
■ 製品データ
[表: https://prtimes.jp/data/corp/36129/table/2_1.jpg ]
■ 画像
(Revit上の元データ)
[画像1: https://prtimes.jp/i/36129/2/resize/d36129-2-279285-0.jpg ]
(OmniPort/RVを用いた変換により作成されたLumicept用のデータ)
[画像2: https://prtimes.jp/i/36129/2/resize/d36129-2-495994-1.jpg ]
(Lumiceptによる照明シミュレーション結果)
[画像3: https://prtimes.jp/i/36129/2/resize/d36129-2-925212-3.jpg ]
■ Lumiceptについて
Lumicept(ルミセプト)は、光学や照明の分野に携わる設計者やエンジニア、研究者の方々のために開発されたハイブリッド光シミュレーション・ソフトウェアです。その強力な三次元光シミュレーション機能は、自動車用のランプやインジケーター、各種照明機器や光学フィルムといった、光が重要な役割を担う製品の開発における非常に有用なツールとして、2013年の登場以来、多くのお客様にご利用頂いております。Lumiceptは、光学シミュレーションとコンピューター・グラフィックスのそれぞれが必要とする能力を兼ね備えるハイブリッド性を特徴としており、光の伝播を分析するのみならず、写実的な画像を生成する事も可能です。Lumiceptに関する詳しい情報については、下記ウェブサイトをご覧下さい。
http://www.integra.jp/ja/products/lumicept
■ 株式会社インテグラについて
株式会社インテグラ(本社:東京都新宿区、代表取締役 兵頭 誉志)は、光シミュレーション用ソフトウェア製品の開発と販売、及び関連サービスの提供を行っております。1986年に最初の製品をリリースして以来、このカテゴリーにおけるパイオニアとして、照明や光学に関わるお客様が抱える様々な課題を解決するため、継続的に技術開発と製品の改良に取り組んでおります。現在の主力製品は光シミュレーション用ソフトウェア「Lumicept(ルミセプト)」で、自動車や建築、電気機器、化成品等の業界において、高度な照明/光学シミュレーションを実現するツールとして国内外の多くのお客様にご利用頂いております。株式会社インテグラに関する詳しい情報については、下記ウェブサイトをご覧下さい。
http://www.integra.jp
* 本プレスリリースに記載されている内容、仕様、価格等の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。
* 本プレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。