日本電産シンポとGerman Bionicが iREX 2019にて協業
[19/12/16]
提供元:PRTIMES
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日本電産シンポの革新的なパワー・トランスミッション技術である「FLEXWAVE」を搭載したGerman Bionicパワースーツのプロトタイプを展示
2019年12月16日、東京 - 日本電産シンポ株式会社(以下、日本電産シンポ)ならびにGerman Bionic(以下、GBS)は、 東京で開催される「2019 国際ロボット展[INTERNATIONAL ROBOT EXHIBITION 2019]」(以下、iREX2019)にて、両社の協業の最新の成果を発表いたします。それぞれの分野の業界リーダーである両社の協業の成果であり、またスマートファクトリー・インテグレ―ションなどの分野で将来的な更なるコラボレーションにもつながる、高い精度を誇る最新の波動歯車減速機「FLEXWAVE」を搭載したGBS社のインテリジェント・パワースーツである Cray X のプロトタイプが展示される予定です。iREXは2019年12月18日から21日までの期間、東京ビッグサイトにて開催されます。GBSのプロトタイプは西2ホール W2-24の日本電産シンポブースで御覧いただけるほか、西4ホール W4-41-14の「かわさき新産業創造センター」ブースにおいても、Cray X エクソスケルトンの現行モデルを使用したデモを行います。
[画像: https://prtimes.jp/i/48059/2/resize/d48059-2-843227-0.png ]
コラボレーションが優れた新製品の開発を促進
「長年の開発の成果であるFlexwave減速機と超偏平モータをうまく合体させた超偏平アクチュエータが、エクソスケルトンで世界をリードしているGBS社のプロトタイプに搭載されて、今年のiREXで公開されることを、大変うれしく思います。」と日本電産シンポ 専務執行役員取締役CTO 井上仁は述べています。日本電産シンポが提供するギアとアクチュエータを組み込んだ革新的なFLEXWAVEソリューションは、他に類を見ないパワーと信頼性を省スペース且つ軽量な形で実現しており、この度 iREX に向けてパワースーツのプロトタイプへの実装が完了しております。German Bionicの日本法人GBS社長の山下英夫は、「継続的に成功を収めるためには、我々の業界最高水準のアクティブ・エクソスケルトンに搭載するコンポーネントは常に最高のものだけを選定する必要があります。日本電産シンポ社はこのコラボレーションのすべての過程において我々のニーズを完璧に把握したうえで、この革新的なソリューションを開発されました。両社は、製品の品質や精度に対して、同じ水準の高いコミットメントを共有しています。今回この素晴らしい成果を達成したことで、両社の将来的なさらなる協業に繋がっていくものと考えます。」とコメントしています。
背中への負担を軽減する電動インテリジェント・パワースーツ
iREXで展示されるGBSのプロトタイプは、一般的なパッシブな機械式エクソスケルトンと異なり、電動モーターで駆動するアクティブ・エクソスケルトンであるCray Xをベースに開発されており、人間の知性と機械のパワーを組み合わせた人間-機械システムで、着用者の活動を強化し、支援します。Cray Xの現行(第三世代)モデルは、クラウド上のネットワーク化された製造インフラへの接続を可能にするソフトウェア・インターフェースを搭載しており、ドイツで開催された Hannover Messe 2019 でのワールド・プレミアにて初公開されました。このインテリジェント・パワースーツは重量物の持ち上げ、運搬時に作業者の方を支援、同時に装着者の姿勢を正しく保ち、持ち上げ技術を最適化します。これにより、筋骨格システムへのダメージを低減、従業員の方々は作業現場内外で長期的な健康面のベネフィットが期待されます。
German Bionic IO: エクソスケルトン向けIoTスイート
GBSの革新的な Bionic IO クラウド・プラットフォームは、業界最高水準のエクソスケルトン・ハードウェアと最新のIoTテクノロジーを融合することにより、スマートファクトリーや倉庫環境へのシームレスな導入を可能にします。このシステムでは、無線技術によるソフトウェア・アップグレード(OTA)や予防的メンテナンスに加え、個別に設定可能なダッシュボードからアクセス可能な、常時アップデートされるシステムKPIが提供されます。ID管理やローカリゼーションなどのユーザの個別ニーズは、German Bionic IO アプリケーションによってサポートされます。
物流拠点向けソリューション
日本電産シンポの無人搬送台車(AGV)であるS-CART(エスカート)を使用して重量物を搭載したパレットを移動する際に、Cray Xを着用した作業者の方による手作業での積み降ろしを行うことで、AGVにパレットを積載する際に耐荷重の制限によりフォークリフトを使用できないという問題を解決できます。またこれにより作業効率を最大化するだけでなく、重量物を取り扱う作業者の方の筋骨格系への怪我を予防し、さらにその後の欠勤や製造期間の延長などの減少にも寄与します。
GBSならびに日本電産シンポは、東京ビッグサイトにて2019年12月18日から21日まで開催される iREXに参加いたします。日本電産シンポの波動歯車減速機「FLEXWAVE」を搭載したGBSのプロトタイプは西2ホール W2-24の日本電産シンポブースで御覧いただけるほか、西4ホール W4-41-14の「かわさき新産業創造センター」ブースにおいても、Cray X エクソスケルトンの現行モデルを使用したデモを行います。
日本電産シンポ株式会社について
京都に本社を持ち、1952年に日本で最初に機械式無段変速機(CVT)を商用化したメーカーです。サーボモーター用減速機は国内シェアNo.1で、陶芸用の電動ろくろでは世界シェアNo.1を誇るユニークな会社で、最近ではロボット用の各種精密減速機を手がけています。今回、ロボット用精密偏平減速機と偏平モーターを組み合わせた超偏平アクチュエータでもってGBS社と連携し、今後も減速機に関するあらゆるソリューションを提供していきます。
German Bionicについて
German Bionicは本社をドイツ・アウクスブルクに置き、ベルリンと東京に拠点を持つ欧州で初のインダストリー向けエクソスケルトン/パワースーツの開発メーカーです。エクソスケルトンは人間の知性と機械のパワーを組み合わせた人間-機械システムで、着用者の強度と耐久力を向上させます。German Bionic社はインダストリー4.0において、人間にフォーカスした世界をリードするロボティクス企業です。German Bionic社の製品、企業の背景についての詳細は、こちらを参照ください:https://www.germanbionic.com/jp
2019年12月16日、東京 - 日本電産シンポ株式会社(以下、日本電産シンポ)ならびにGerman Bionic(以下、GBS)は、 東京で開催される「2019 国際ロボット展[INTERNATIONAL ROBOT EXHIBITION 2019]」(以下、iREX2019)にて、両社の協業の最新の成果を発表いたします。それぞれの分野の業界リーダーである両社の協業の成果であり、またスマートファクトリー・インテグレ―ションなどの分野で将来的な更なるコラボレーションにもつながる、高い精度を誇る最新の波動歯車減速機「FLEXWAVE」を搭載したGBS社のインテリジェント・パワースーツである Cray X のプロトタイプが展示される予定です。iREXは2019年12月18日から21日までの期間、東京ビッグサイトにて開催されます。GBSのプロトタイプは西2ホール W2-24の日本電産シンポブースで御覧いただけるほか、西4ホール W4-41-14の「かわさき新産業創造センター」ブースにおいても、Cray X エクソスケルトンの現行モデルを使用したデモを行います。
[画像: https://prtimes.jp/i/48059/2/resize/d48059-2-843227-0.png ]
コラボレーションが優れた新製品の開発を促進
「長年の開発の成果であるFlexwave減速機と超偏平モータをうまく合体させた超偏平アクチュエータが、エクソスケルトンで世界をリードしているGBS社のプロトタイプに搭載されて、今年のiREXで公開されることを、大変うれしく思います。」と日本電産シンポ 専務執行役員取締役CTO 井上仁は述べています。日本電産シンポが提供するギアとアクチュエータを組み込んだ革新的なFLEXWAVEソリューションは、他に類を見ないパワーと信頼性を省スペース且つ軽量な形で実現しており、この度 iREX に向けてパワースーツのプロトタイプへの実装が完了しております。German Bionicの日本法人GBS社長の山下英夫は、「継続的に成功を収めるためには、我々の業界最高水準のアクティブ・エクソスケルトンに搭載するコンポーネントは常に最高のものだけを選定する必要があります。日本電産シンポ社はこのコラボレーションのすべての過程において我々のニーズを完璧に把握したうえで、この革新的なソリューションを開発されました。両社は、製品の品質や精度に対して、同じ水準の高いコミットメントを共有しています。今回この素晴らしい成果を達成したことで、両社の将来的なさらなる協業に繋がっていくものと考えます。」とコメントしています。
背中への負担を軽減する電動インテリジェント・パワースーツ
iREXで展示されるGBSのプロトタイプは、一般的なパッシブな機械式エクソスケルトンと異なり、電動モーターで駆動するアクティブ・エクソスケルトンであるCray Xをベースに開発されており、人間の知性と機械のパワーを組み合わせた人間-機械システムで、着用者の活動を強化し、支援します。Cray Xの現行(第三世代)モデルは、クラウド上のネットワーク化された製造インフラへの接続を可能にするソフトウェア・インターフェースを搭載しており、ドイツで開催された Hannover Messe 2019 でのワールド・プレミアにて初公開されました。このインテリジェント・パワースーツは重量物の持ち上げ、運搬時に作業者の方を支援、同時に装着者の姿勢を正しく保ち、持ち上げ技術を最適化します。これにより、筋骨格システムへのダメージを低減、従業員の方々は作業現場内外で長期的な健康面のベネフィットが期待されます。
German Bionic IO: エクソスケルトン向けIoTスイート
GBSの革新的な Bionic IO クラウド・プラットフォームは、業界最高水準のエクソスケルトン・ハードウェアと最新のIoTテクノロジーを融合することにより、スマートファクトリーや倉庫環境へのシームレスな導入を可能にします。このシステムでは、無線技術によるソフトウェア・アップグレード(OTA)や予防的メンテナンスに加え、個別に設定可能なダッシュボードからアクセス可能な、常時アップデートされるシステムKPIが提供されます。ID管理やローカリゼーションなどのユーザの個別ニーズは、German Bionic IO アプリケーションによってサポートされます。
物流拠点向けソリューション
日本電産シンポの無人搬送台車(AGV)であるS-CART(エスカート)を使用して重量物を搭載したパレットを移動する際に、Cray Xを着用した作業者の方による手作業での積み降ろしを行うことで、AGVにパレットを積載する際に耐荷重の制限によりフォークリフトを使用できないという問題を解決できます。またこれにより作業効率を最大化するだけでなく、重量物を取り扱う作業者の方の筋骨格系への怪我を予防し、さらにその後の欠勤や製造期間の延長などの減少にも寄与します。
GBSならびに日本電産シンポは、東京ビッグサイトにて2019年12月18日から21日まで開催される iREXに参加いたします。日本電産シンポの波動歯車減速機「FLEXWAVE」を搭載したGBSのプロトタイプは西2ホール W2-24の日本電産シンポブースで御覧いただけるほか、西4ホール W4-41-14の「かわさき新産業創造センター」ブースにおいても、Cray X エクソスケルトンの現行モデルを使用したデモを行います。
日本電産シンポ株式会社について
京都に本社を持ち、1952年に日本で最初に機械式無段変速機(CVT)を商用化したメーカーです。サーボモーター用減速機は国内シェアNo.1で、陶芸用の電動ろくろでは世界シェアNo.1を誇るユニークな会社で、最近ではロボット用の各種精密減速機を手がけています。今回、ロボット用精密偏平減速機と偏平モーターを組み合わせた超偏平アクチュエータでもってGBS社と連携し、今後も減速機に関するあらゆるソリューションを提供していきます。
German Bionicについて
German Bionicは本社をドイツ・アウクスブルクに置き、ベルリンと東京に拠点を持つ欧州で初のインダストリー向けエクソスケルトン/パワースーツの開発メーカーです。エクソスケルトンは人間の知性と機械のパワーを組み合わせた人間-機械システムで、着用者の強度と耐久力を向上させます。German Bionic社はインダストリー4.0において、人間にフォーカスした世界をリードするロボティクス企業です。German Bionic社の製品、企業の背景についての詳細は、こちらを参照ください:https://www.germanbionic.com/jp