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テレワークでの部下へのハラスメント、上司が気をつけているのは「監視しすぎない」など リモートコミュニケーションに悩む上司は5割

〜約6割の上司がハラスメント回避で普段より気を付けるという結果に〜

 ダイヤモンド・コンサルティングオフィス合同会社(本社:東京都港区南青山2-2-15ウィン青山942、代表:倉本祐子、以下ダイヤモンドコンサルティング)は、テレワークにおけるハラスメントの実態調査を目的に、テレワーク業務で部下とコミュニケーションを取っている会社員109名を対象にインターネットによるアンケート調査を実施しました。






調査概要

調査期間:2020年5月22日〜同年5月23日
調査方法:インターネット調査
調査目的:テレワークにおけるハラスメントの実態調査
有効回答:テレワーク業務で部下とコミュニケーションを取っている会社員109名


部下とのリモートコミュニケーションの取り方に悩んでいる上司は約半数

 「Q1. あなたは現在、リモートでの部下とのコミュニケーションの取り方に悩んでいますか。」(n=109)と質問したところ、「かなり悩んでいる」が12.0%、「少し悩んでいる」が38.5%という回答となりました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/58857/2/resize/d58857-2-875108-0.png ]

・かなり悩んでいる:12.0%
・少し悩んでいる:38.5%
・あまり悩んでいない:38.5%
・全く悩んでいない:11.0%


「テレワークにおける部下との距離感」に悩む上司56.4%「テレワークにおける部下への指示だしタイミング」に悩む上司49.1%

 Q1で「かなり悩んでいる」「少し悩んでいる」と回答した方に「Q2. 悩んでいる内容を具体的に教えて下さい。」(n=55)と質問したところ、「部下との距離感」56.4%、「部下の指示だしタイミング」49.1%という回答となりました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/58857/2/resize/d58857-2-639907-1.png ]

・部下との距離感:56.4%
・部下への指示だしタイミング:49.1%
・部下に対する行動管理方法:47.3%
・チャット上やメール上での言葉の使い方:38.2%
・リモートでの1対1のMTGを実施すべきか:34.5%
・オンラインによる会議・ミーティングでの言動:27.3%
・部下の自宅に対するコメント可否:9.1%
・リモートでの飲み会等の開催実施可否:9.1%
・その他:5.5%


部下とのコミュニケーションにおいて悩んでいる点は「顔色がわからない」「伝達しづらい」など

 「Q3.Q2で選んだ内容以外に、部下とのコミュニケーションの取り方に悩んでいる点を教えてください。」(n=43)と質問したところ、「顔色がわからない」「対面だと簡単に伝わることが、テレワークだとなかなか伝わりにくい」という回答があがりました。

<自由回答・一部抜粋>
・46歳:顔色がわからない
・53歳:対面だと簡単に伝わることが、テレワークだとなかなか伝わりにくい
・51歳:時間的な制約、業務管理の方法
・55歳:コミュニケーションの距離感
・44歳:文字でのやり取りが増えた分、感情が読み取りにくい
・53歳:実際の成果を見る以外に、さぼっていないかを確認する手だてがない。
・44歳:反応が遅かったり、顔が分からないので状況が分からない


6割の上司がテレワークをする上でハラスメントにならないように普段よりも気を付けている結果に

 「Q4. あなたは、テレワークをする上で部下とのコミュニケーションをとる中で、ハラスメントにならないように普段よりも気を付けていることはありますか。」(n=109)と質問したところ、「はい」60.6%、「いいえ」39.4%という回答となりました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/58857/2/resize/d58857-2-385910-2.png ]

・はい:60.6%
・いいえ:39.4%


テレワークをする上でハラスメントにならないように気を付けるために「強めの言葉を避ける」「健康管理」などの回答

 Q4で「はい」と回答した方に「Q5. テレワークをする上でハラスメントにならないようにどのような点に気を付けていますか。」(n=52)と質問したところ、「強めの言葉を避ける」「対応時間、健康管理での報告内容」などの回答があがりました。

<自由回答・一部抜粋>
・46歳:強めの言葉を避ける
・51歳:対応時間、健康管理での報告内容
・46歳:言葉遣い
・39歳:表情が見えないので、曖昧な表現を避ける
・47歳:皆に気を配る
・53歳:監視し過ぎるようなコメントは避ける


部下に対するハラスメントを防止するために必要だと思うもの第一位「仕事とプライベートの棲み分け」52.3% 第二位「ハラスメントに関する知識の習得」45.0%

 「Q6. 仕事をする上で、部下に対するハラスメントにならないようにどのような点に気を付けていますか。(複数回答)」(n=109)と質問したところ、「仕事とプライベートの棲み分け」52.3%、「ハラスメントに関する知識の習得」45.0%という結果となりました。

[画像4: https://prtimes.jp/i/58857/2/resize/d58857-2-745278-3.png ]

・仕事とプライベートの棲み分け:52.3%
・ハラスメントに関するきちんとした知識の習得:45.0%
・ハラスメントに関する明確な項目:39.4%
・部下と一定の距離を保つこと:36.7%
・部下からのヒアリングや質問:34.9%
・ハラスメント対策に関するセミナーや講義:33.9%
・特にない:5.5%
・その他:4.6%
・わからない:0.9%


「パワハラ防止法」に関する内容を知っている人44.0%

 「Q7. あなたは2020年6月に施行される「パワハラ防止法」に関する内容を知っていますか。」(n=109)と質問したところ、「詳しく知っている」5.5%、「ある程度知っている」38.5%という結果となりました。

[画像5: https://prtimes.jp/i/58857/2/resize/d58857-2-109673-4.png ]

・詳しく知っている:5.5%
・ある程度知っている:38.5%
・全く知らない:16.5%
・あまり知らない:39.5%


「パワハラ防止法」について知りたいと思う人93.4%

 Q7で「あまり知らない」「全く知らない」と回答した方に「Q8.あなたは「パワハラ防止法」について知りたいと思いますか。」(n=61)と質問したところ、「とても知りたい」が19.6%、「知りたい」が73.8%という回答となりました。

[画像6: https://prtimes.jp/i/58857/2/resize/d58857-2-809487-5.png ]

・とても知りたい:19.6%
・知りたい:73.8%
・あまり知りたくない:3.3%
・全く知りたくない:3.3%


まとめ

 今回の調査では、テレワークで部下とのコミュニケーションに悩んでいる上司が過半数、その中でも「テレワークにおける部下との距離感」や「部下への指示だしタイミング」に悩んでいる上司が多いことが判明し、部下とのコミュニケーションに多くの課題が存在することが明らかになりました。また、テレワークを行う上でハラスメントにならないように普段より気を付ける上司は約6割存在し、ハラスメント防止のために「仕事とプライベートの棲み分け」や「ハラスメントに関する知識の習得」が必要だという意識も明らかになりました。
 2020年6月にはパワハラ防止法が施行されます。パワハラ防止法を知っている人は44%と多くの人がその存在を知るわけではない一方、現在知らない人でもパワハラ防止法について知りたいと思う人は約9割の人が存在。関心の高さが伺えます。企業のテレワーク導入が進みオンラインでのコミュニケーションが広がる中で、リモートハラスメントの問題やパワハラ防止法の施行など現代のハラスメントに対応するためにも、本内容について意識を高める必要があると言えるでしょう。


会社概要

名称  :ダイヤモンド・コンサルティングオフィス合同会社
所在地 :東京都港区南青山2-2-15ウィン青山942
代表  :倉本祐子
事業内容:企業研修、キャリアカウンセリング、企業コンサルティング
URL  :https://diamond-c.co.jp/message.html
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