“「あの子にまなびをつなぐ」プロジェクト”開始
[20/06/22]
提供元:PRTIMES
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コロナ禍で困窮する子どもたちに「学び」を届け、貧困の連鎖をとめる〜6月22日(月)からクラウドファンディングでの支援募集をスタート〜
認定NPO法人カタリバは、新型コロナウイルス感染症の影響で生活に苦しむ子どもたちを支援するための新事業である「あの子にまなびをつなぐプロジェクト」を開始します。
認定NPO法人カタリバ(代表理事:今村久美、事務局:東京都杉並区、以下カタリバ)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19、以下コロナ)の影響で生活に苦しむ子どもたちを支援するための新事業である「あの子にまなびをつなぐプロジェクト」を開始いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/60187/2/resize/d60187-2-872768-0.png ]
総務省の「労働力調査(基本集計)2020年(令和2年)4月分」では、営業自粛の影響などによる休業者は597万人であり、パートやアルバイトなどの非正規労働者が97万人減ったというデータが出ており、うち28万人は35〜44歳の母親世代の女性ということが分かりました。また、日本ではもともと、子どもの7人に1人が相対的貧困※1と言われています。厚生労働省の「生活保護世帯出身の大学生等の生活実態の調査・研究」によると、生活保護世帯の子どものうち高校卒業後に大学・短大に通うのは、わずか19%です。貧困状態で育った子ども達は、学習へのつまづき感や自己肯定感の低下を抱えながら、中卒・高卒で低賃金労働につくことが多くなっているようです。生活に苦労していた家庭が、今回のコロナ禍によってさらに窮地にたたされていると思われます。
※1:相対的貧困とは、その国や地域の水準の中で比較して、大多数よりも貧しい状態のことを指します
カタリバは、コロナによる一斉休校要請を受け開始したオンラインでの無料の居場所「カタリバオンライン」や、困窮世帯へのパソコンやWi-Fiの無償貸し出し、オンライン面談による学習支援やお弁当配布を行ってきました。この度、その取り組みをより強化し、規模を拡大させ、コロナ禍で困窮する子どもたちに「学び」を届け、貧困の連鎖をとめる「あの子にまなびをつなぐプロジェクト」を開始いたします。1.オンラインを活用した子どもと保護者に顔の見えるつながりを届ける取り組み、2.ひとりひとりにあわせた学習支援と、新しいキッカケを届ける取り組み、3.オンライン環境のない子どもへのパソコンやWi-Fiの貸与、4.研究者とともに行う本プロジェクトの評価研究を行います。
6月22日(月)から1,500万円を目標にクラウドファンディングを開始し、コロナの影響で生活に苦しむ子どもたちを支援してまいります。
<「あの子にまなびをつなぐプロジェクト」 概要>
1、オンラインを活用し、子どもと保護者に顔の見えるつながりを届けます
ハードを整えるだけではなく、子どもにも保護者にも安心してもらえるよう、顔の見えるつながりを大事にしながら支援を行います。
・パソコンやインターネットの使い方の研修
・オンラインでの居場所支援・学習支援
・課題を抱える子どもへの、週1回の個別面談
・保護者との電話相談、福祉相談
2、ひとりひとりにあわせた学習支援と、新しいキッカケを届けます
通常は有料で提供されている以下のプログラムに無料で参加・使用できます。
・理解や進度に合わせ、個別に学習を進めていけるAI型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」
・フィリピンの英会話の先生と楽しく英語を学べる「WAKUWORK(ワクワーク)イングリッシュ」
教科科目の勉強が苦手な子も、自分の得意なことを見つけながら活動できるプログラムも用意します。
・世界100カ国の子ども達と交流できる「WORLD FRIENDSHIP」プログラム
・放課後に行う部活動のプログラム
・著名人のドリームサポーターによる特別レッスン など
3、オンライン環境のない子どもには、パソコンやWi-Fiを貸与します
子ども達を取り残さないよう、オンライン環境のない子ども達へパソコンやWi-Fiを貸与します。
また、どうしても家庭内に居場所のない子ども達のためには、感染対策に気をつけながらカタリバの各拠点でのオンラインサポートや電話でのサポート、お弁当の配布などを実施します。
※困窮世帯への奨学パソコンを提供する「キッカケプログラム」として行っていた内容です。
4、研究者と一緒に、本プロジェクトの評価研究を行います
支援して終わりではなく、研究者の方たちと一緒に経年評価を行い、エビデンスベースの現場改善を重ねていきます。本取り組みがこれからの子ども支援や貧困改善の一助となるよう、評価研究した内容についても発信していきます。以下の研究者の方たちとともに研究を進めていきます。
・国際大グローバル・コミュニケーション・センター准教授 豊福晋平先生
・立教大学 経済学部 教授 中原淳先生
・慶應義塾大学 教授/教育経済学者 中室牧子先生
※上記以外にも、子ども達の支援ニーズにあわせてそのタイミングで必要な支援を行い、サポートしていきます。
クラウドファンディングURL: https://readyfor.jp/projects/manatsuna?media
※村上財団のご厚意により、このプロジェクトの全寄附額合計500万円までは、皆さまの寄附額と同額を村上財団が寄附をする、マッチング寄附が適用されます。
●設立発起人代表
・発起人代表 今村久美/認定NPO法人カタリバ 代表理事
「コロナ禍は世界中の人を被災者にしました。学校にも行政にも頼れない子ども達は、その家族がもともと持っている経済力やつながりによって、得られる機会に大きな格差が生まれます。しかし、2020年現在、機会さえあればテクノロジーによって自らの可能性を切り拓くことは容易なことなのです。誰ひとり、コロナ禍の間に取り残さない。」
●設立発起人(五十音順)
・今度珠美さん/鳥取県情報モラルエデュケーター
・小泉文明さん/株式会社メルカリ 取締役President(会長)
・酒井 穣さん/株式会社リクシス副社長
・神野元基さん/株式会社COMPASSファウンダー
・高橋歩さん/作家/NPO法人オンザロード 代表理事
・竹下隆一郎さん/ハフポスト日本版編集長
・豊福晋平さん/国際大グローバル・コミュニケーション・センター准教授
・中原淳さん/立教大学 経営学部 教授
・中室牧子さん/慶應義塾大学教授・教育経済学者
・水野雄介さん/ライフイズテック株式会社 代表取締役CEO
・山崎大祐さん/(株)マザーハウス 代表取締役副社長
・山田貴子さん/株式会社ワクワーク・イングリッシュ 代表 / 慶應義塾大学 講師(非常勤)
●ドリームサポーター(五十音順)
・有森也実さん/女優
・為末大さん/為末大学学長・元陸上選手(男子400メートルハードル日本記録保持者)
・一青窈さん/歌手
・丸山敬太さん/ファッションデザイナー
・MEGUMIさん/女優・タレント
・山口絵理子さん/株式会社マザーハウス 代表取締役社長兼チーフデザイナー
<コロナ後のカタリバの取り組みと今後の予定>
2020年3月:オンラインでの無料の居場所「カタリバオンライン」の開始/困窮世帯への奨学パソコンを提供する「キッカケプログラム」の募集開始
[画像2: https://prtimes.jp/i/60187/2/resize/d60187-2-249178-1.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/60187/2/resize/d60187-2-265113-2.png ]
2020年4月:全国の子ども達の登録者が1,000名を突破
2020年5月:海外の子ども達と交流する「ワールドフレンドシップ」事業の開始
2020年5月:奨学パソコンを15人の子どもへ届ける/困窮世帯に向けた保護者相談・個別面談開始
2020年6月:奨学パソコンを75人の子どもへ届ける /全国の子ども達の登録者が2,000名突破
[画像4: https://prtimes.jp/i/60187/2/resize/d60187-2-913027-3.png ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/60187/2/resize/d60187-2-152839-4.png ]
2020年7月〜:本プロジェクトとして、奨学パソコンを子どもたちに届ける
2020年8月〜:効果検証プロジェクトの開始/地域協働事業の開始/ペアレントメンター制度の開始/不登校児童生徒への支援の開始など、寄附獲得金額に応じて利用者の拡大を予定
<認定特定非営利活動法人カタリバ 概要>
どんな環境に生まれ育った子どもたちも、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。
・名称:認定特定非営利活動法人カタリバ
・所在地:東京都杉並区高円寺南3-66-3 高円寺コモンズ2F
・代表者:代表理事 今村久美
・事業内容:高校生へのキャリア学習・プロジェクト学習プログラム提供(全国)/被災地の放課後学校の運営(宮城県女川町・岩手県大槌町・福島県広野町・熊本県益城町)/災害緊急支援(西日本豪雨)/地域に密着した教育支援(東京都文京区・島根県雲南市・島根県益田市)/困窮世帯の子どもに対する支援(東京都足立区)
・設立:2001年11月1日
・URL: https://www.katariba.or.jp/
認定NPO法人カタリバは、新型コロナウイルス感染症の影響で生活に苦しむ子どもたちを支援するための新事業である「あの子にまなびをつなぐプロジェクト」を開始します。
認定NPO法人カタリバ(代表理事:今村久美、事務局:東京都杉並区、以下カタリバ)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19、以下コロナ)の影響で生活に苦しむ子どもたちを支援するための新事業である「あの子にまなびをつなぐプロジェクト」を開始いたします。
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総務省の「労働力調査(基本集計)2020年(令和2年)4月分」では、営業自粛の影響などによる休業者は597万人であり、パートやアルバイトなどの非正規労働者が97万人減ったというデータが出ており、うち28万人は35〜44歳の母親世代の女性ということが分かりました。また、日本ではもともと、子どもの7人に1人が相対的貧困※1と言われています。厚生労働省の「生活保護世帯出身の大学生等の生活実態の調査・研究」によると、生活保護世帯の子どものうち高校卒業後に大学・短大に通うのは、わずか19%です。貧困状態で育った子ども達は、学習へのつまづき感や自己肯定感の低下を抱えながら、中卒・高卒で低賃金労働につくことが多くなっているようです。生活に苦労していた家庭が、今回のコロナ禍によってさらに窮地にたたされていると思われます。
※1:相対的貧困とは、その国や地域の水準の中で比較して、大多数よりも貧しい状態のことを指します
カタリバは、コロナによる一斉休校要請を受け開始したオンラインでの無料の居場所「カタリバオンライン」や、困窮世帯へのパソコンやWi-Fiの無償貸し出し、オンライン面談による学習支援やお弁当配布を行ってきました。この度、その取り組みをより強化し、規模を拡大させ、コロナ禍で困窮する子どもたちに「学び」を届け、貧困の連鎖をとめる「あの子にまなびをつなぐプロジェクト」を開始いたします。1.オンラインを活用した子どもと保護者に顔の見えるつながりを届ける取り組み、2.ひとりひとりにあわせた学習支援と、新しいキッカケを届ける取り組み、3.オンライン環境のない子どもへのパソコンやWi-Fiの貸与、4.研究者とともに行う本プロジェクトの評価研究を行います。
6月22日(月)から1,500万円を目標にクラウドファンディングを開始し、コロナの影響で生活に苦しむ子どもたちを支援してまいります。
<「あの子にまなびをつなぐプロジェクト」 概要>
1、オンラインを活用し、子どもと保護者に顔の見えるつながりを届けます
ハードを整えるだけではなく、子どもにも保護者にも安心してもらえるよう、顔の見えるつながりを大事にしながら支援を行います。
・パソコンやインターネットの使い方の研修
・オンラインでの居場所支援・学習支援
・課題を抱える子どもへの、週1回の個別面談
・保護者との電話相談、福祉相談
2、ひとりひとりにあわせた学習支援と、新しいキッカケを届けます
通常は有料で提供されている以下のプログラムに無料で参加・使用できます。
・理解や進度に合わせ、個別に学習を進めていけるAI型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」
・フィリピンの英会話の先生と楽しく英語を学べる「WAKUWORK(ワクワーク)イングリッシュ」
教科科目の勉強が苦手な子も、自分の得意なことを見つけながら活動できるプログラムも用意します。
・世界100カ国の子ども達と交流できる「WORLD FRIENDSHIP」プログラム
・放課後に行う部活動のプログラム
・著名人のドリームサポーターによる特別レッスン など
3、オンライン環境のない子どもには、パソコンやWi-Fiを貸与します
子ども達を取り残さないよう、オンライン環境のない子ども達へパソコンやWi-Fiを貸与します。
また、どうしても家庭内に居場所のない子ども達のためには、感染対策に気をつけながらカタリバの各拠点でのオンラインサポートや電話でのサポート、お弁当の配布などを実施します。
※困窮世帯への奨学パソコンを提供する「キッカケプログラム」として行っていた内容です。
4、研究者と一緒に、本プロジェクトの評価研究を行います
支援して終わりではなく、研究者の方たちと一緒に経年評価を行い、エビデンスベースの現場改善を重ねていきます。本取り組みがこれからの子ども支援や貧困改善の一助となるよう、評価研究した内容についても発信していきます。以下の研究者の方たちとともに研究を進めていきます。
・国際大グローバル・コミュニケーション・センター准教授 豊福晋平先生
・立教大学 経済学部 教授 中原淳先生
・慶應義塾大学 教授/教育経済学者 中室牧子先生
※上記以外にも、子ども達の支援ニーズにあわせてそのタイミングで必要な支援を行い、サポートしていきます。
クラウドファンディングURL: https://readyfor.jp/projects/manatsuna?media
※村上財団のご厚意により、このプロジェクトの全寄附額合計500万円までは、皆さまの寄附額と同額を村上財団が寄附をする、マッチング寄附が適用されます。
●設立発起人代表
・発起人代表 今村久美/認定NPO法人カタリバ 代表理事
「コロナ禍は世界中の人を被災者にしました。学校にも行政にも頼れない子ども達は、その家族がもともと持っている経済力やつながりによって、得られる機会に大きな格差が生まれます。しかし、2020年現在、機会さえあればテクノロジーによって自らの可能性を切り拓くことは容易なことなのです。誰ひとり、コロナ禍の間に取り残さない。」
●設立発起人(五十音順)
・今度珠美さん/鳥取県情報モラルエデュケーター
・小泉文明さん/株式会社メルカリ 取締役President(会長)
・酒井 穣さん/株式会社リクシス副社長
・神野元基さん/株式会社COMPASSファウンダー
・高橋歩さん/作家/NPO法人オンザロード 代表理事
・竹下隆一郎さん/ハフポスト日本版編集長
・豊福晋平さん/国際大グローバル・コミュニケーション・センター准教授
・中原淳さん/立教大学 経営学部 教授
・中室牧子さん/慶應義塾大学教授・教育経済学者
・水野雄介さん/ライフイズテック株式会社 代表取締役CEO
・山崎大祐さん/(株)マザーハウス 代表取締役副社長
・山田貴子さん/株式会社ワクワーク・イングリッシュ 代表 / 慶應義塾大学 講師(非常勤)
●ドリームサポーター(五十音順)
・有森也実さん/女優
・為末大さん/為末大学学長・元陸上選手(男子400メートルハードル日本記録保持者)
・一青窈さん/歌手
・丸山敬太さん/ファッションデザイナー
・MEGUMIさん/女優・タレント
・山口絵理子さん/株式会社マザーハウス 代表取締役社長兼チーフデザイナー
<コロナ後のカタリバの取り組みと今後の予定>
2020年3月:オンラインでの無料の居場所「カタリバオンライン」の開始/困窮世帯への奨学パソコンを提供する「キッカケプログラム」の募集開始
[画像2: https://prtimes.jp/i/60187/2/resize/d60187-2-249178-1.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/60187/2/resize/d60187-2-265113-2.png ]
2020年4月:全国の子ども達の登録者が1,000名を突破
2020年5月:海外の子ども達と交流する「ワールドフレンドシップ」事業の開始
2020年5月:奨学パソコンを15人の子どもへ届ける/困窮世帯に向けた保護者相談・個別面談開始
2020年6月:奨学パソコンを75人の子どもへ届ける /全国の子ども達の登録者が2,000名突破
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2020年7月〜:本プロジェクトとして、奨学パソコンを子どもたちに届ける
2020年8月〜:効果検証プロジェクトの開始/地域協働事業の開始/ペアレントメンター制度の開始/不登校児童生徒への支援の開始など、寄附獲得金額に応じて利用者の拡大を予定
<認定特定非営利活動法人カタリバ 概要>
どんな環境に生まれ育った子どもたちも、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。
・名称:認定特定非営利活動法人カタリバ
・所在地:東京都杉並区高円寺南3-66-3 高円寺コモンズ2F
・代表者:代表理事 今村久美
・事業内容:高校生へのキャリア学習・プロジェクト学習プログラム提供(全国)/被災地の放課後学校の運営(宮城県女川町・岩手県大槌町・福島県広野町・熊本県益城町)/災害緊急支援(西日本豪雨)/地域に密着した教育支援(東京都文京区・島根県雲南市・島根県益田市)/困窮世帯の子どもに対する支援(東京都足立区)
・設立:2001年11月1日
・URL: https://www.katariba.or.jp/