データに基づき後継牛を提案、牛群改良にも役立つ「Farmnote Gene」を提供開始
[22/02/25]
提供元:PRTIMES
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酪農・畜産業界に特化したIoTソリューションの開発・提供する株式会社ファームノート(本社:北海道帯広市、代表取締役 下村 瑛史 以下、ファームノート)は、酪農生産者向けに乳牛から遺伝子情報(ゲノム)を採取し、その解析結果をクラウドで提供するサービス「Farmnote Gene(ファームノート ジーン)」の提供を3月より開始します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/72643/2/resize/d72643-2-b42733adb25d476a0fff-1.png ]
新型コロナウィルスの感染拡大は、人々の生活や社会システムに大きな影響と変化を及ぼしており、特に酪農分野では、外食や給食機会の減少により牛乳・乳製品の需要が停滞し、一部の地域では生産抑制の傾向にあります。
また、生乳生産に欠かせない飼料について、乳用牛飼育用配合飼料の小売価格は2021年12月時点で1トンあたり82,960円となっており、前年12月の74,750円と比べて約111%(※1)と、海外サプライチェーンの停滞による供給不足と価格高騰から牧場経営にとって厳しい状況が続いております。
※1 独立行政法人農畜産業振興機構が提供する配合飼料の価格動向(農林水産省「農業物価指数」)より
https://lin.alic.go.jp/alic/statis/dome/data2/i_pdf/7021a-7022a.pdf
Farmnote Geneについて
Farmnote Geneは、お客様の牛の遺伝子情報を採取し、解析結果をインターネット経由で提供するクラウド型の情報提供サービスです。ユーザーは、PCやタブレットから飼育する牛の特性を個体ごとに遺伝子レベルで確認できます。
ファームノートは、国内における遺伝子情報サービスの普及拡大を見据え、ゲノム利用体験の向上と実践的活用を目的として本サービスを開発しました。
「どの牛を残すべきか、何を授精すべきか」、牧場経営者にとって理想の牛群を追求することは、将来の牧場の生産性向上に直結します。
ファームノートは、遺伝改良により牧場内でのパフォーマンスの高い牛を残していく点に着目しゲノムで提供される豊富な遺伝子情報を活用し、将来の牛群設計を成功に導くために、ユーザーによる直感的な分析を可能にした使いやすいインタフェースを実装しております。
従来の遺伝子検査サービスは、データ項目が多く解釈に専門的な知識が必要なことから現場で活用することが難しいという側面がありました。
Farmnote Geneは、ユーザーの利用体験と重視した実践的なサービスです。牛から採取した遺伝子の解析結果を育種改良や飼育環境へ役立つ形でお客様に提供します。
Farmnote Geneの特徴
Farmnote Geneでは、ゲノム解析により牛の個体特性を比較することで、遺伝子レベルでの特性を把握することが可能になります。また、理想的な牛群の実現をデータ面から全力で支援し、お客様の牧場をより良い方向に導きます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/72643/2/resize/d72643-2-dd36e88651bc6e33e04f-2.png ]
・分かりやすい画面と項目表示
遺伝子情報牛の個体特性について分かりやすく判断することができます。気になる項目ごとにデータが表示されるため、良い牛かどうかの判別が容易になります。
・ひと目でわかる牛のランキング画面
牛のランキング表示機能によりデータ加工は不要です。データ表を詳しく見なくても牛ごとの遺伝子データ全体像を把握することができます。
・牧場がすべき次のアクションを確認
データに基づいた後継牛の選択をご提案します。牧場の短期〜長期の繁殖目標を常に確認することができます。
Farmnote Geneの活用
Farmnote Geneでは、遺伝子情報を解析することで乳量や乳質、生産寿命、繁殖成績といった牛の各個体の遺伝由来の能力を把握することが容易になります。これによりデータに基づく飼養管理、意思決定を実現し、速やかな牛群改良を可能にします。
【活用例】
・後継対象外の母牛を選別し、和牛受精卵を種付けして育成・販売することによる収入アップ
・疾病リスクが少ない母牛を選別して種付けすることによる病気が少ない子牛誕生確率の向上
・搾乳ロボットに適した体系補正による搾乳の作業効率アップ
継続的にゲノム検査を実施し、解析結果を活用することで、次に取り組むべきアクションが明確になります。後継牛の育成と選別とともに、和牛受精卵による新しい収入源の確保など、様々な活用方法が考えられます。
Farmnote Geneの利用、提供について
Farmnote Geneは、お客様の牛の遺伝子情報を提供する画面と「Webサービス(PC、タブレット向け)」と、実際に牛から検体を採取して遺伝子検査する「ゲノム検査」がサービスの基本構成になります。今後、解析結果を元にお客様にアドバイスする「定期レビュー」を提供予定です。
・Farmnote Gene Webサービス:無料(初年度)
・Farmnote Gene ゲノム検査:お問い合わせ
・Farmnote Gene定期レビュー:提供予定
乳牛を対象としたサービスとなり、クラウド牛群管理システム「Farmnote Cloud」および、牛向けウェアラブルデバイス「Farmnote Color」をご利用でない方にも提供が可能です。
Farmnote Geneのロゴ
Farmnote Geneでは、従来のファームノートにはない新しいイメージのロゴを採用。
色は動脈と静脈、形は遺伝子のらせん構造を表しており、生き物が持つ情報であるゲノムを扱うサービスであることを表現しております。
[画像3: https://prtimes.jp/i/72643/2/resize/d72643-2-61f748e98b61e500a6ae-3.png ]
【会社概要】
■会社名:株式会社ファームノート
■代表者:代表取締役 下村 瑛史
■所在地:北海道帯広市公園東町1-3-14
■設立:2013年11月
■資本金:9000万円
■TEL:0155-67-6911
■URL:https://farmnote.jp/
■事業内容:農業IoTソリューションの開発・提供
【本件に関するお問い合わせ】
■株式会社ファームノート(担当:広報、Email:pr@farmnote.jp、携帯:080-8490-8990)
[画像1: https://prtimes.jp/i/72643/2/resize/d72643-2-b42733adb25d476a0fff-1.png ]
新型コロナウィルスの感染拡大は、人々の生活や社会システムに大きな影響と変化を及ぼしており、特に酪農分野では、外食や給食機会の減少により牛乳・乳製品の需要が停滞し、一部の地域では生産抑制の傾向にあります。
また、生乳生産に欠かせない飼料について、乳用牛飼育用配合飼料の小売価格は2021年12月時点で1トンあたり82,960円となっており、前年12月の74,750円と比べて約111%(※1)と、海外サプライチェーンの停滞による供給不足と価格高騰から牧場経営にとって厳しい状況が続いております。
※1 独立行政法人農畜産業振興機構が提供する配合飼料の価格動向(農林水産省「農業物価指数」)より
https://lin.alic.go.jp/alic/statis/dome/data2/i_pdf/7021a-7022a.pdf
Farmnote Geneについて
Farmnote Geneは、お客様の牛の遺伝子情報を採取し、解析結果をインターネット経由で提供するクラウド型の情報提供サービスです。ユーザーは、PCやタブレットから飼育する牛の特性を個体ごとに遺伝子レベルで確認できます。
ファームノートは、国内における遺伝子情報サービスの普及拡大を見据え、ゲノム利用体験の向上と実践的活用を目的として本サービスを開発しました。
「どの牛を残すべきか、何を授精すべきか」、牧場経営者にとって理想の牛群を追求することは、将来の牧場の生産性向上に直結します。
ファームノートは、遺伝改良により牧場内でのパフォーマンスの高い牛を残していく点に着目しゲノムで提供される豊富な遺伝子情報を活用し、将来の牛群設計を成功に導くために、ユーザーによる直感的な分析を可能にした使いやすいインタフェースを実装しております。
従来の遺伝子検査サービスは、データ項目が多く解釈に専門的な知識が必要なことから現場で活用することが難しいという側面がありました。
Farmnote Geneは、ユーザーの利用体験と重視した実践的なサービスです。牛から採取した遺伝子の解析結果を育種改良や飼育環境へ役立つ形でお客様に提供します。
Farmnote Geneの特徴
Farmnote Geneでは、ゲノム解析により牛の個体特性を比較することで、遺伝子レベルでの特性を把握することが可能になります。また、理想的な牛群の実現をデータ面から全力で支援し、お客様の牧場をより良い方向に導きます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/72643/2/resize/d72643-2-dd36e88651bc6e33e04f-2.png ]
・分かりやすい画面と項目表示
遺伝子情報牛の個体特性について分かりやすく判断することができます。気になる項目ごとにデータが表示されるため、良い牛かどうかの判別が容易になります。
・ひと目でわかる牛のランキング画面
牛のランキング表示機能によりデータ加工は不要です。データ表を詳しく見なくても牛ごとの遺伝子データ全体像を把握することができます。
・牧場がすべき次のアクションを確認
データに基づいた後継牛の選択をご提案します。牧場の短期〜長期の繁殖目標を常に確認することができます。
Farmnote Geneの活用
Farmnote Geneでは、遺伝子情報を解析することで乳量や乳質、生産寿命、繁殖成績といった牛の各個体の遺伝由来の能力を把握することが容易になります。これによりデータに基づく飼養管理、意思決定を実現し、速やかな牛群改良を可能にします。
【活用例】
・後継対象外の母牛を選別し、和牛受精卵を種付けして育成・販売することによる収入アップ
・疾病リスクが少ない母牛を選別して種付けすることによる病気が少ない子牛誕生確率の向上
・搾乳ロボットに適した体系補正による搾乳の作業効率アップ
継続的にゲノム検査を実施し、解析結果を活用することで、次に取り組むべきアクションが明確になります。後継牛の育成と選別とともに、和牛受精卵による新しい収入源の確保など、様々な活用方法が考えられます。
Farmnote Geneの利用、提供について
Farmnote Geneは、お客様の牛の遺伝子情報を提供する画面と「Webサービス(PC、タブレット向け)」と、実際に牛から検体を採取して遺伝子検査する「ゲノム検査」がサービスの基本構成になります。今後、解析結果を元にお客様にアドバイスする「定期レビュー」を提供予定です。
・Farmnote Gene Webサービス:無料(初年度)
・Farmnote Gene ゲノム検査:お問い合わせ
・Farmnote Gene定期レビュー:提供予定
乳牛を対象としたサービスとなり、クラウド牛群管理システム「Farmnote Cloud」および、牛向けウェアラブルデバイス「Farmnote Color」をご利用でない方にも提供が可能です。
Farmnote Geneのロゴ
Farmnote Geneでは、従来のファームノートにはない新しいイメージのロゴを採用。
色は動脈と静脈、形は遺伝子のらせん構造を表しており、生き物が持つ情報であるゲノムを扱うサービスであることを表現しております。
[画像3: https://prtimes.jp/i/72643/2/resize/d72643-2-61f748e98b61e500a6ae-3.png ]
【会社概要】
■会社名:株式会社ファームノート
■代表者:代表取締役 下村 瑛史
■所在地:北海道帯広市公園東町1-3-14
■設立:2013年11月
■資本金:9000万円
■TEL:0155-67-6911
■URL:https://farmnote.jp/
■事業内容:農業IoTソリューションの開発・提供
【本件に関するお問い合わせ】
■株式会社ファームノート(担当:広報、Email:pr@farmnote.jp、携帯:080-8490-8990)