離島物流サービスの実装に向け、日用品や医薬品をドローン配送
[22/02/09]
提供元:PRTIMES
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地元の人材を活用 日常生活に根付いた物流体制モデルの構築に向けた検証を実施します
(共同リリース)ANAホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:片野坂 真哉、以下「ANAHD」)、五島市(市長:野口 市太郎)、株式会社そらや(所在地:五島市、代表取締役:濱本 翔)、国立大学法人長崎大学(学長:河野 茂、以下「長崎大学」)は、五島市の「令和3年度五島市ドローンi-Landプロジェクト離島間無人物流実証事業」の採択内容に基づき、離島におけるドローン配送物流サービスの実装に向け、2022年2月9日から3月8日までの期間、福江港から二次離島である久賀島、椛島の2島に向けて、日用品ならびに医薬品(処方箋医薬品等)をドローンで配送する実証実験を行います。
[画像1: https://prtimes.jp/i/87116/2/resize/d87116-2-850a970308e15d4c3515-0.png ]
離島におけるドローン配送物流サービスの社会実装に向け、福江港から二次離島である久賀島、椛島の2島に向けて、日用品ならびに医薬品(処方箋医薬品等)をドローンで配送する実証実験を行います。
ANAより委託し、教育を受けた地元の人材がドローン運航を行います。
二次離島在住の方々の生活必需品ならびに医薬品を、地元の人材が運航するドローンが輸送する、日常生活に根付いた物流体制モデルの構築に向けた検証を実施します。
◆実証実験概要
(1) 目的:離島(五島列島)におけるドローン物流サービスの確立に向け、福江島内の小売店舗と調剤薬局
から久賀島および椛島への日用品サービス配送、ならびに処方箋医薬品等の配送を検証。
(2) 期間:2022年2月9日(水)〜3月8日(火) 8:00〜17:00(日没まで)
※日用品の配送サービスは、2月9日(水)から開始、処方箋医薬品の配送実証は3月4日(金)に実施予定。
(3) 飛行区間:長崎県五島市福江港〜
経路1:久賀診療所付近
経路2:伊福貴港(五島ふくえ漁協椛島支所西側)
[画像2: https://prtimes.jp/i/87116/2/resize/d87116-2-c36ee2d2c4f853943080-1.png ]
(4) 配送物:日用品(スーパーマーケット ダイキョーバリュー福江店)で取り扱う日用品の一部処方箋医薬品(本実証においては、検証のため偽薬品等を輸送予定)
(5) 使用機材諸元:マルチコプター型
・大きさ: 2.1 ×2.3 × 0.43
・搭載可能重量:4〜5kg(バッテリー重量による)
・運用最大飛行速度:10m/s
(6) 配送対象者:主に椛島、久賀島の島民
◆各社の役割
・ANAHD:ドローンの遠隔運航・管理・教育。配送通知を含む配送管理システムの構築、本実証とりまとめ
・株式会社そらや:ドローンの運航主担当、地域住民、自治体及び港湾・漁港等の関係者との調整等
・五島市:検証対象となる地域及び関係者との調整等
・長崎大学:久賀診療所、福江薬局、オンライン服薬指導とドローンによる輸送に従事する医師・看護師・薬剤師の合意形成・意見調整
◆協力事業者等
・ダイキョーバリュー福江店:商品のご提供、福江島内地上配送におけるご協力
・株式会社NTTドコモ:ドローンの上空飛行に係るLTEネットワークのご提供
・株式会社ACSL:ドローン機体のご提供
<参考情報>
ANAHDのドローンプロジェクトについて
ANAHDでは航空機の安全運航に関する知見を活かし、ドローンオペレーターとして、無人地帯での補助者なし目視外飛行(レベル3)による実証実験を行う等、2022年度のレベル4(※1)解禁を目処としたドローン配送サービスの事業化にむけて、継続して検証を実施しています。ドローンプロジェクトの活動についてはこちら
(https://www.ana-drone.com/)
株式会社そらやについて
そらやは長崎県五島市を拠点とし、「人の暮らしにプラスの変化を」を合言葉に、ドローンを活用したサービスを中心に、各種サービスを提供する企業です。本実証の取り組みでは、住民の方々が普段アクセスできない商品・サービスへのアクセスを提供し、新たなライフラインの構築と利便性の提供を可能とします。さらに地域の企業がドローン物流の運航を実施できるようになることで、このサービスを近い将来定常的に提供できる体制を整備することにつながると考えております。(そらやHP https://www.soraya.company/ )
五島市について
平成30年度から実施している、五島市ドローンi-Landプロジェエクトの取組の一つとして、離島間無人物流の実証事業を行っています。二次離島の住民は、医療や各種サービスを十分に受けることができないなど、当市は本土には無い離島地域ならではの様々な課題を抱えています。その課題を解消する手段として、ドローンを活用した本実証は意義深いものと考えています。
長崎大学 離島医療研究所について
長崎大学は、長崎県五島中央病院と五島市福江総合福祉保健センター内にそれぞれ離島医療研究所と予防医科学研究所を設置し、4名の大学教員を配置して離島医療に関する教育と研究、そして診療支援に長年取り組んできました。これまで、遠隔医療の導入に力を入れてきましたが、今回は、久賀診療所(診療所長:黒須良玄医師)を拠点として、福江島の福江薬局本店から久賀島の患者さんに向けたオンライン服薬指導とドローンによる医薬品搬送を組み合わせて、リアルなへき地診療の支援方策について検証いたします。(http://www.mh.nagasaki-u.ac.jp/soshin/research/it.html)
※1 Lv4とは「有人地帯における補助者なし目視外飛行」のことで、「第三者上空を飛行しての荷物輸送等」を対象としています。ドローン配送サービスをビジネスとして成立させるためには必須な要件であり、産業、経済、社会への変革をもたらすことが期待されています。先般成立した改正航空法の2022年内施行による実現に向け、準備が進められています。
ANAHDは、「無人航空機の飛行に関する許可・承認の審査要領」に基づき、ドローンを目視外飛行させる承認を得ました。 (阪空運第29676号)
(共同リリース)ANAホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:片野坂 真哉、以下「ANAHD」)、五島市(市長:野口 市太郎)、株式会社そらや(所在地:五島市、代表取締役:濱本 翔)、国立大学法人長崎大学(学長:河野 茂、以下「長崎大学」)は、五島市の「令和3年度五島市ドローンi-Landプロジェクト離島間無人物流実証事業」の採択内容に基づき、離島におけるドローン配送物流サービスの実装に向け、2022年2月9日から3月8日までの期間、福江港から二次離島である久賀島、椛島の2島に向けて、日用品ならびに医薬品(処方箋医薬品等)をドローンで配送する実証実験を行います。
[画像1: https://prtimes.jp/i/87116/2/resize/d87116-2-850a970308e15d4c3515-0.png ]
離島におけるドローン配送物流サービスの社会実装に向け、福江港から二次離島である久賀島、椛島の2島に向けて、日用品ならびに医薬品(処方箋医薬品等)をドローンで配送する実証実験を行います。
ANAより委託し、教育を受けた地元の人材がドローン運航を行います。
二次離島在住の方々の生活必需品ならびに医薬品を、地元の人材が運航するドローンが輸送する、日常生活に根付いた物流体制モデルの構築に向けた検証を実施します。
◆実証実験概要
(1) 目的:離島(五島列島)におけるドローン物流サービスの確立に向け、福江島内の小売店舗と調剤薬局
から久賀島および椛島への日用品サービス配送、ならびに処方箋医薬品等の配送を検証。
(2) 期間:2022年2月9日(水)〜3月8日(火) 8:00〜17:00(日没まで)
※日用品の配送サービスは、2月9日(水)から開始、処方箋医薬品の配送実証は3月4日(金)に実施予定。
(3) 飛行区間:長崎県五島市福江港〜
経路1:久賀診療所付近
経路2:伊福貴港(五島ふくえ漁協椛島支所西側)
[画像2: https://prtimes.jp/i/87116/2/resize/d87116-2-c36ee2d2c4f853943080-1.png ]
(4) 配送物:日用品(スーパーマーケット ダイキョーバリュー福江店)で取り扱う日用品の一部処方箋医薬品(本実証においては、検証のため偽薬品等を輸送予定)
(5) 使用機材諸元:マルチコプター型
・大きさ: 2.1 ×2.3 × 0.43
・搭載可能重量:4〜5kg(バッテリー重量による)
・運用最大飛行速度:10m/s
(6) 配送対象者:主に椛島、久賀島の島民
◆各社の役割
・ANAHD:ドローンの遠隔運航・管理・教育。配送通知を含む配送管理システムの構築、本実証とりまとめ
・株式会社そらや:ドローンの運航主担当、地域住民、自治体及び港湾・漁港等の関係者との調整等
・五島市:検証対象となる地域及び関係者との調整等
・長崎大学:久賀診療所、福江薬局、オンライン服薬指導とドローンによる輸送に従事する医師・看護師・薬剤師の合意形成・意見調整
◆協力事業者等
・ダイキョーバリュー福江店:商品のご提供、福江島内地上配送におけるご協力
・株式会社NTTドコモ:ドローンの上空飛行に係るLTEネットワークのご提供
・株式会社ACSL:ドローン機体のご提供
<参考情報>
ANAHDのドローンプロジェクトについて
ANAHDでは航空機の安全運航に関する知見を活かし、ドローンオペレーターとして、無人地帯での補助者なし目視外飛行(レベル3)による実証実験を行う等、2022年度のレベル4(※1)解禁を目処としたドローン配送サービスの事業化にむけて、継続して検証を実施しています。ドローンプロジェクトの活動についてはこちら
(https://www.ana-drone.com/)
株式会社そらやについて
そらやは長崎県五島市を拠点とし、「人の暮らしにプラスの変化を」を合言葉に、ドローンを活用したサービスを中心に、各種サービスを提供する企業です。本実証の取り組みでは、住民の方々が普段アクセスできない商品・サービスへのアクセスを提供し、新たなライフラインの構築と利便性の提供を可能とします。さらに地域の企業がドローン物流の運航を実施できるようになることで、このサービスを近い将来定常的に提供できる体制を整備することにつながると考えております。(そらやHP https://www.soraya.company/ )
五島市について
平成30年度から実施している、五島市ドローンi-Landプロジェエクトの取組の一つとして、離島間無人物流の実証事業を行っています。二次離島の住民は、医療や各種サービスを十分に受けることができないなど、当市は本土には無い離島地域ならではの様々な課題を抱えています。その課題を解消する手段として、ドローンを活用した本実証は意義深いものと考えています。
長崎大学 離島医療研究所について
長崎大学は、長崎県五島中央病院と五島市福江総合福祉保健センター内にそれぞれ離島医療研究所と予防医科学研究所を設置し、4名の大学教員を配置して離島医療に関する教育と研究、そして診療支援に長年取り組んできました。これまで、遠隔医療の導入に力を入れてきましたが、今回は、久賀診療所(診療所長:黒須良玄医師)を拠点として、福江島の福江薬局本店から久賀島の患者さんに向けたオンライン服薬指導とドローンによる医薬品搬送を組み合わせて、リアルなへき地診療の支援方策について検証いたします。(http://www.mh.nagasaki-u.ac.jp/soshin/research/it.html)
※1 Lv4とは「有人地帯における補助者なし目視外飛行」のことで、「第三者上空を飛行しての荷物輸送等」を対象としています。ドローン配送サービスをビジネスとして成立させるためには必須な要件であり、産業、経済、社会への変革をもたらすことが期待されています。先般成立した改正航空法の2022年内施行による実現に向け、準備が進められています。
ANAHDは、「無人航空機の飛行に関する許可・承認の審査要領」に基づき、ドローンを目視外飛行させる承認を得ました。 (阪空運第29676号)