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鹿児島県庁18階に地域と世界を結ぶイノベーションハブとなるコワーキングスペース「窓 SOUU」4月1日オープン

 鹿児島全域から多岐にわたる専門性の集団が中心となって結成された特定非営利法人 薩摩リーダーシップフォーラムSELF(本社:鹿児島県鹿児島市、代表理事: 野崎恭平、古川理沙、須部貴之、以下、「SELF」)は、鹿児島県庁の最上階である18階に、鹿児島県全域と世界をつなぎ、地域に根付いた官民共創によるイノベーションを創発するコワーキングスペース「窓 SOUU」を4月1日にオープンいたします。




[画像1: https://prtimes.jp/i/87973/2/resize/d87973-2-dedfaf53ec89bc17ea05-5.png ]

 多様な鹿児島の自然の中でも、県の中心に鎮座し、象徴として存在している桜島。そしてその桜島を取り囲み、島々とつながる海へと開く錦江湾。それらを一望できる県庁18階で、次世代に続くイノベーションの土壌を耕していきます。
 鹿児島の地は、約150年前に起こった明治維新の立役者を多く輩出しました。その薩摩のDNAは現在の鹿児島にも連綿と引き継がれています。SELFは、古くて新しい持続可能な地域社会の時代を「窓 SOUU」のオープンとともにスタートさせます。年齢や性別、肩書、価値観すらも超え、すべての命が輝く新時代の鹿児島を、地域のひとりひとりと共創してまいります。

鹿児島を起点としたイノベーションハブ「窓 SOUU」
 「窓 SOUU」は、鹿児島県庁最上階の18階に2022年4月1日オープンする会員制のコワーキングスペースです。コワーキングスペースとしての機能を起点としながら、アジャイルワーキング、スタートアップ、そしてイノベーションを加速させます。人と人、企業、地域、情報をつなぎ、鹿児島ならではの地域に根づいたイノベーションを創発するためのハブとして、150年後の世界を見据えた持続可能な地域社会を創出します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/87973/2/resize/d87973-2-08aa4ea0fe50fe14e583-2.png ]


鑿窓啓牖を由来とし、光を取り入れ風通しのよいイノベーションの場づくり
 「窓 SOUU」は、窓と書いて「そう」と読み、鑿窓啓牖(さくそうけいゆう)という四字熟語からインスピレーションを受けています。壁に穴を開けて窓を作り、閉じている窓も開けて外の空気や光を取り入れるという意味を持つこの言葉を由来とし、様々な考え方から学び、見識を広める場をつくってまいります。
 県庁18階の整備事業の実施要領におけるコンセプト「桜島と錦江湾を一望できる県庁18階に強く新しい風が吹く。若者、女性、地域を巻き込む風」にも回帰します。
 「窓 SOUU」のUUはWを表し、日本語で「種を蒔く」を意味する英語のsowにもつながります。「窓 SOUU」を、人と人、地域企業が結びあう場として、そして新たなイノベーションの種を蒔く場として活用いただけることを期待しています。

「窓 SOUU」 概要
■名称:「窓 SOUU」
■住所:鹿児島県鹿児島市鴨池新町10番1号 18階
■利用開始日:令和4年4月1日〜
■利用可能時間:月曜〜金曜 9:00〜18:00(休:土日祝日)
■料金:【個人会員】月額会費 6,600円 (税込・1名利用)
    【法人会員】月額会費 33,000円(税込・同一法人内で3名分の枠を利用可能)
    【ドロップイン(個人のみ)】:550円/時間、2,200円/日
    【12名用会議室の予約・貸切料】2,200円/時間 ※会員でも予約・貸切の場合は料金が発生。会議室のみ利用の場合、ドロップイン料金は不要。
■利用申込先URL :https://self-kagoshima.org/2022/03/02/souu_apply_start/
■設備:
・オンラインミーティング用個室ブース 2室
・12名用会議室 1室
・6名用ブレストボックス(打合せブース)2ブース
・2名用テーブル 5卓
・4名用テーブル 1卓
・6名用テーブル 1卓
・10名用テーブル 1卓
計56席

人々が集い、対話や共創が生まれる「かごゆいテラス」

[画像3: https://prtimes.jp/i/87973/2/resize/d87973-2-f908ee995f3fd63e6181-3.png ]


 「窓 SOUU」が入る県庁18階全体は、「かごゆいテラス」として全面的にリニューアルしてオープンします。今回のリニューアルでは、フロア中央にある大きな吹き抜けを取り囲む形で、「窓 SOUU」以外にも、桜島と錦江湾を正面に構える「結 YUI」のゾーン、鹿児島市内を一望できる「耕 KOUU」のゾーンに区分けされます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/87973/2/resize/d87973-2-8c4c002f3261100b0642-0.png ]


鹿児島の食の発信拠点「結 YUI」ゾーン「EAT LOCAL KAGOSHIMA」ポップアップキッチン
 「結 YUI」のゾーンには、訪れた方々に鹿児島の豊かな食やお茶を味わっていただくための「EAT LOCAL KAGOSHIMA」ポップアップキッチンが設置され、鹿児島の食の発信基地として、さまざまなイベントが実施されます。

[画像5: https://prtimes.jp/i/87973/2/resize/d87973-2-3f52bcdc17b32f21886c-4.png ]


 「EAT LOCAL KAGOSHIMA」とは、鹿児島を舞台に、食のあり方や食の循環をあらためて見つめ直し、県内の自給率向上や生産者・生活者・提供者の横のつながりや、学びの場を作っていくためのムーブメントです。
 鹿児島県の農業産出額は、北海道に次いで全国2位(注)を誇り、畜産、水産、農業など、日本のみならずアジアの食糧供給基地として重要な役割を果たしています。一方、後継者不足など人手の問題や気候変動、温暖化などの環境対策、ブランディング、DXなど様々な課題も多く存在しています。
 「窓 SOUU」では、「EAT LOCAL KAGOSHIMA」ポップアップキッチンを活用し、現在の鹿児島の産業構造を生かしながら、テクノロジーの力でテコ入れをするような地域に根付いた「食」に関するスタートアップやイノベーションが生まれていく様々な仕組みをデザインしていきます。新商品や事業承継を含むスタートアップ店舗のマーケティングやチャレンジの場として活用します。

(注)農林水産省「令和2年 農業産出額及び生産農業所得(都道府県別)」(令和3年12月24日公表)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kekka_gaiyou/seisan_shotoku/r2_betsu/index.html

「EAT LOCAL KAGOSHIMA」ポップアップキッチン 概要
■名称:「EAT LOCAL KAGOSHIMA」ポップアップキッチン
■住所:鹿児島県鹿児島市鴨池新町10番1号 18階
■利用開始日:令和4年4月1日〜
■利用可能時間:月曜〜金曜 11時〜17時(休:土日祝日)
■インスタグラムアカウント:@eatlocalkagoshima
[画像6: https://prtimes.jp/i/87973/2/resize/d87973-2-a2032d8bda711a9f52c4-1.png ]

誰かからの本の贈り物で、時空を超えた出会いを紡ぐ「耕 KOUU」ゾーン
「耕 KOUU」のゾーンには贈り手と読み手の、時空を超えた出会いを紡ぐ大きな本棚が置かれ、SELFがセレクトしたさまざまな書籍を、どなたでも無料で楽しむことができます。

[画像7: https://prtimes.jp/i/87973/2/resize/d87973-2-9db30ad034fb68507f07-6.png ]


図書館とは一味違った本との、そしてその本を先に読んだ先輩たちとのゆるやかな出会いを創出し、自らの心、そして誰かとの関係性を耕す場として設けています。

持続的な循環の中で育てられた木材で、人にも環境にもやさしいかごゆいテラス
 「かごゆいテラス」では、鹿児島県内で育ち県内の製材所で加工されたスギを使用しています。鹿児島県の森林は、長期間にわたり先人たちの手により地域資源として大切に管理され、伐採、利用、植樹と、持続的なサイクルの中で育まれています。木材は空気中のCO2を吸収し炭素を貯蔵することに加え、鉄などの他の資材と比べて製造時のCO2排出量が少ないことから、木材を利用した建築物はSDGsの達成やカーボンニュートラルの実現に大きく貢献しています。また、自然素材である木材は、断熱性が高い、調湿効果があるなど、人にも心地よい感覚を与えてくれます。
 また、「結 YUI」、「耕 KOUU」のゾーンでは、東京オリンピック・パラリンピック競技大会選手村の床材として使われていた鹿児島県産の木材をアップサイクルした、小屋型の打ち合わせボックスが設置されています。
[画像8: https://prtimes.jp/i/87973/2/resize/d87973-2-1dfd413937b33af74f6f-7.jpg ]


みんなで共創の場をつくっていくためのクラウドファンディング実施中
 SELFでは、一人でも多くの仲間と一緒に、地域の明るい未来を鹿児島からつくっていくためクラウドファンディングを実施しています。リターンとして「EAT LOCAL KAGOSHIMA」のロゴが入ったオリジナルタンブラーや、お一人の支援につき鹿児島の学生1名が1年間会費無料で「窓 SOUU」を利用できるようになる、鹿児島の未来を支える若者の「あしながおじさん」になれる権利などを用意しています。
・「鹿児島県庁最上階から、一人でも多くの仲間と一緒にローカルの明るい未来を描きたい!」
https://kibidango.com/2090

鹿児島県庁18階 整備についてのnote記事一覧
鹿児島県庁18階 整備への道 #001 ものがたりの始まり
https://note.com/self_community/n/n929fb459b54e

鹿児島県庁18階 整備への道 #002 施設整備
https://note.com/self_community/n/n7b4d00ad1449

鹿児島県庁18階 整備への道 #003 EAT LOCAL KAGOSHIMA
https://note.com/self_community/n/nce74dc0af498

鹿児島県庁18階 整備への道 #004 「鑿窓啓牖(さくそうけいゆう)」
https://note.com/self_community/n/n9c8e07ca3488

鹿児島県庁18階 整備への道 #005 「クラウドファンディング、スタート!」
https://note.com/self_community/n/n36da46613bdc

特定非営利法人 薩摩リーダーシップフォーラムSELF
SELFは、鹿児島県内の経営者、地域リーダー、行政職員、研究者などが垣根を越えて設立したNPO法人です。鹿児島県内に広いネットワークを持ち、地域活性化やSDGs達成のための活動を行っています。
https://self-kagoshima.org/

団体沿革:
2019. 4 経営者や団体代表25名が集まりキックオフ合宿
2019. 6 城山観光ホテルで「鹿児島SDGsスタートアップフォーラム」を開催。経営者、地域リーダー、研究者、行政など垣根を越えた90名が参加
2020. 3 第2回SELF合宿経営者、地域リーダー、研究者、行政など50名が参加
2020. 11 特定非営利活動法人として法人化
2021. 1 オンライン講演会 Transformation Lab開始。毎月月替わりで配信し、延べ3万人以上が閲覧
2021. 03 2泊3日のオンライン合宿を開催 。経営者、地域リーダー、研究者、行政など延べ100名以上が参加
2021. 06 オンラインの学びの場 SELF Transformation Academy開校、オンラインサロン SELF Community 開始
2021. 09 鹿児島県庁18階整備事業に採択。整備と運営を受託する。
2022. 4 県庁18階にコーワーキングスペース「窓 SOUU」をオープン。
[画像9: https://prtimes.jp/i/87973/2/resize/d87973-2-bb0fc4fdf3c2eaf71624-8.png ]

SELFの活動例 (オンラインセミナー配信、SDGsイベントの開催、地域活性化合宿、オンラインサロンの運営)

以上
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