(VCポートフォリオ)デックスレボ、初の液状高分子フィラーで世界に挑戦
[22/03/19]
提供元:PRTIMES
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既存の高分子フィラー効用性、限界克服260億規模のフリーIPOを終了…2500億ウォン投資バリュー策定世界最大規模の美容博覧会(AMWC)参加競争力を披露
[画像: https://prtimes.jp/i/94433/2/resize/d94433-2-7a458f66934315b9c54c-0.jpg ]
世界で最も速いスピードで超高齢化時代への進入が予想される韓国は、高齢人口が消費市場でも広い消費階層に位置づけられるという観測が出ている。 経済的能力を持っているシニア階層が、購買力のあるゴールド世代として注目を集め、ビューティー市場ではさまざまなアンチエイジングや抗老化製品が披露されている。 経営コンサルティング専門のヘブロンスター資料によると、国内の抗老化市場は20年まで年平均約13.2%成長すると予想される中、化粧品が75%で成長を主導し、医療分野は約18%、サービス分野が約7%を占めるものと見られる。
シニア階層が新しい主要消費階層に転換される状況で、エステ市場は単純なビューティーを超えて老化をカバーできる最小侵襲、非侵襲施術がトレンドになっている。 代表的な施術として、ボトリヌストキシンとヒアルロン酸フィラーが市場を主導しているが、製品の持続的、効用性に対しては限界がある。 また、参入障壁が低く、深化した競争に比べて製品間のクオリティの分別力が少なく、消費者の選択に制約されている。
デックスレボはこのようなフィラー市場で世界で初めて液状高分子フィラーの開発に成功するなど、画期的な新製品開発で関心も高いベンチャー企業として知られている。 昨年11月には成功的なフリーIPOを進めて、2500億ウォンの投資バリュー企業に浮上した。
世界的な肌美容市場への進出目標
13年に設立されたデックスレボは、生分解性高分子技術が基盤の美容製品の開発企業として、長年の研究で世界初の液状高分子フィラーを開発した。 デックスレボの液状高分子フィラーは、既存の微粒子製剤と異なり、体外では液状形態であるが、体内に投入されると粒子化し、肌にコラーゲンを再生して老化防止効果を発現する。 デックスレボのユ·ジェウォン代表は「肌の美容分野として事業方向を定め、アイテムを探していたところ、当時韓国内で紹介され人気を集めた、生分解性高分子フィラー製品が微粒子剤型になっており、ほうれい線のような限定的な部分にだけ使われるという点に注目した」とし「これを液状化することにより使用上の制約と副作用を無くした液状高分子フィラーを世界で初めて開発することになった。」と述べた。
デックスレボの液状高分子フィラーは肌の中でコラーゲン再生を促進するという点で既存のフィラーと違いがある。 既存のフィラーもコラーゲン再生効果を持っているが、粒子の形をしているため、肌にまんべんなく注入することができず、ほうれい線など、局所的な部分にのみ使用が可能だった。 このような制限点をデックスレボは液状形態で高分子化合物を肌に注入すれば、肌の中で再び微粒子形態に変わり、周りのコラーゲンを再生させて多様な部位に使うことができる。
差別化された技術を基にデックスレボは2021年上半期、液状高分子フィラーブランド「GOURI」で欧州CEを確保しグローバル進出の礎を固めた。 また、AMWC(Aesthetic and Anti-aging Medicine World Congress)で「GOURI」をローンチし、スペイン、サウジアラビア、UAEなどのヨーロッパ、西南アジア、ラテンアメリカなどの現地企業と供給契約を締結している。 ユ·ジェウォン代表は「22年から欧州CE(EC指令の適合表示マーク)認証を受けたGOURIでヨーロッパ、中東、ラテンアメリカなど現地市場の開拓を進めており、国内では22年までに製品許可を終え、23年に製品を発売した後、米国FDAの臨床も進めていく。」と述べた。
●2500億ウォンの投資バリュー確保
三養社とセルトリオンで実務経験を積んだユ·ジェウォン代表は、高齢化時代に社会構造が早く再編されていることを勘案し、肌美容市場で可能性を見出した。 ユ·ジェウォン代表は「抗がん剤、珍しい疾患など製薬·バイオ分野は資金力と研究能力などでグローバルビッグファーマとの競争が容易ではないが、肌の美容分野では世界の舞台で十分な競争力を備えていると思った。」とし「韓国は外向きを重視する文化から美容施術に高い関心があり、優秀な医療人材および製造基盤を活用すれば可能性があると考えた。」と言及した。
2021年、「GOURI」のローンチの成功とともにAMWCのメインスポンサーとして参加し、約3000万ドル規模の供給契約を結ぶなど目に見える成果を見せたデックスレボは11月、フリーIPOファンディングで260億ウォンを誘致した。 今回のフリーIPOファンディングには、既存株主のマグナインベストメントやハナ金融投資100億ウォン、スマイルゲイントインベストメント(スマイルゲート·アフロディーテサーブワンファンド)100億ウォン、現代技術投資(現代青年ファンド2号)40億ウォン、新韓キャピタル20億ウォンが参加した。
特に、投資バリューが投資前基準(18年シリーズB400億ウォン)より約6倍増加した2500億ウォンに策定されたという点が関心を引く。 ユ·ジェウォン代表は「当初、ファンディング規模を200億ウォンと計画したが、会社の将来の成長性を高く評価した既存株主の積極的な投資要請により260億ウォンに増額した」とし「既存株主の他にも多数のベンチャーキャピタルとPE(PrivateEquity)ハウスにも投資の意向を示したが、既存株主だけで投資予定規模を超過したため、外部投資は除外された」と述べた。
続いてユ·ジェウォン代表は「デックスレボの未来が重要で、企業公開(IPO)が目的ではなくIPOは付いてくるものだと思う。」とし「グローバル美容分野の1位企業になることが究極の目標だ。」と強調した。
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世界で最も速いスピードで超高齢化時代への進入が予想される韓国は、高齢人口が消費市場でも広い消費階層に位置づけられるという観測が出ている。 経済的能力を持っているシニア階層が、購買力のあるゴールド世代として注目を集め、ビューティー市場ではさまざまなアンチエイジングや抗老化製品が披露されている。 経営コンサルティング専門のヘブロンスター資料によると、国内の抗老化市場は20年まで年平均約13.2%成長すると予想される中、化粧品が75%で成長を主導し、医療分野は約18%、サービス分野が約7%を占めるものと見られる。
シニア階層が新しい主要消費階層に転換される状況で、エステ市場は単純なビューティーを超えて老化をカバーできる最小侵襲、非侵襲施術がトレンドになっている。 代表的な施術として、ボトリヌストキシンとヒアルロン酸フィラーが市場を主導しているが、製品の持続的、効用性に対しては限界がある。 また、参入障壁が低く、深化した競争に比べて製品間のクオリティの分別力が少なく、消費者の選択に制約されている。
デックスレボはこのようなフィラー市場で世界で初めて液状高分子フィラーの開発に成功するなど、画期的な新製品開発で関心も高いベンチャー企業として知られている。 昨年11月には成功的なフリーIPOを進めて、2500億ウォンの投資バリュー企業に浮上した。
世界的な肌美容市場への進出目標
13年に設立されたデックスレボは、生分解性高分子技術が基盤の美容製品の開発企業として、長年の研究で世界初の液状高分子フィラーを開発した。 デックスレボの液状高分子フィラーは、既存の微粒子製剤と異なり、体外では液状形態であるが、体内に投入されると粒子化し、肌にコラーゲンを再生して老化防止効果を発現する。 デックスレボのユ·ジェウォン代表は「肌の美容分野として事業方向を定め、アイテムを探していたところ、当時韓国内で紹介され人気を集めた、生分解性高分子フィラー製品が微粒子剤型になっており、ほうれい線のような限定的な部分にだけ使われるという点に注目した」とし「これを液状化することにより使用上の制約と副作用を無くした液状高分子フィラーを世界で初めて開発することになった。」と述べた。
デックスレボの液状高分子フィラーは肌の中でコラーゲン再生を促進するという点で既存のフィラーと違いがある。 既存のフィラーもコラーゲン再生効果を持っているが、粒子の形をしているため、肌にまんべんなく注入することができず、ほうれい線など、局所的な部分にのみ使用が可能だった。 このような制限点をデックスレボは液状形態で高分子化合物を肌に注入すれば、肌の中で再び微粒子形態に変わり、周りのコラーゲンを再生させて多様な部位に使うことができる。
差別化された技術を基にデックスレボは2021年上半期、液状高分子フィラーブランド「GOURI」で欧州CEを確保しグローバル進出の礎を固めた。 また、AMWC(Aesthetic and Anti-aging Medicine World Congress)で「GOURI」をローンチし、スペイン、サウジアラビア、UAEなどのヨーロッパ、西南アジア、ラテンアメリカなどの現地企業と供給契約を締結している。 ユ·ジェウォン代表は「22年から欧州CE(EC指令の適合表示マーク)認証を受けたGOURIでヨーロッパ、中東、ラテンアメリカなど現地市場の開拓を進めており、国内では22年までに製品許可を終え、23年に製品を発売した後、米国FDAの臨床も進めていく。」と述べた。
●2500億ウォンの投資バリュー確保
三養社とセルトリオンで実務経験を積んだユ·ジェウォン代表は、高齢化時代に社会構造が早く再編されていることを勘案し、肌美容市場で可能性を見出した。 ユ·ジェウォン代表は「抗がん剤、珍しい疾患など製薬·バイオ分野は資金力と研究能力などでグローバルビッグファーマとの競争が容易ではないが、肌の美容分野では世界の舞台で十分な競争力を備えていると思った。」とし「韓国は外向きを重視する文化から美容施術に高い関心があり、優秀な医療人材および製造基盤を活用すれば可能性があると考えた。」と言及した。
2021年、「GOURI」のローンチの成功とともにAMWCのメインスポンサーとして参加し、約3000万ドル規模の供給契約を結ぶなど目に見える成果を見せたデックスレボは11月、フリーIPOファンディングで260億ウォンを誘致した。 今回のフリーIPOファンディングには、既存株主のマグナインベストメントやハナ金融投資100億ウォン、スマイルゲイントインベストメント(スマイルゲート·アフロディーテサーブワンファンド)100億ウォン、現代技術投資(現代青年ファンド2号)40億ウォン、新韓キャピタル20億ウォンが参加した。
特に、投資バリューが投資前基準(18年シリーズB400億ウォン)より約6倍増加した2500億ウォンに策定されたという点が関心を引く。 ユ·ジェウォン代表は「当初、ファンディング規模を200億ウォンと計画したが、会社の将来の成長性を高く評価した既存株主の積極的な投資要請により260億ウォンに増額した」とし「既存株主の他にも多数のベンチャーキャピタルとPE(PrivateEquity)ハウスにも投資の意向を示したが、既存株主だけで投資予定規模を超過したため、外部投資は除外された」と述べた。
続いてユ·ジェウォン代表は「デックスレボの未来が重要で、企業公開(IPO)が目的ではなくIPOは付いてくるものだと思う。」とし「グローバル美容分野の1位企業になることが究極の目標だ。」と強調した。