仮想通貨決済のスマホアプリをOSSで公開
[22/09/22]
提供元:PRTIMES
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株式会社ミクロスソフトウエア(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:田中 聰、以下ミクロス)は独自の仮想通貨を使用して決済を行えるアプリ「Crypto Pay」のソースコードを、オープンソース(以下、OSS)形式にて、無料公開しましたことをお知らせします。本OSS公開には、ブロックチェーン(以下、BC)を社会基盤として普及させたいという想いがあり、技術者の方にはBCアプリへの知見を深めて頂くきっかけを、一般の方にはインフラの一部として仮想通貨アプリを体験する場を提供しております。
また、本OSSをご覧頂くには、以下の「OSS閲覧申し込み用サイト」からのお申し込みが必要になります。連絡可能なメールアドレスとGitHubアカウントをご用意の上、サイトよりお申し込みください。
OSS閲覧申し込み用サイト:https://oss-hosting.firebaseapp.com
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●エンジニアの方に向けて
エンジニアの方に向けては、BCの基礎技術への理解を深めて頂く機会を提供しております。「Crypto Pay」で使用されている「Hyperledger Fabric」(以下、HLF)というBCは、許可された人のみが参加できる「パーミッションドBC」であり、主にビジネス上の取引への活用が想定されています。同様にエンタープライズ領域に特化した「パーミッションドBC」は他にもありますが、HLFはGitHubでのスター数が抜きんでていることから、特に多くの技術者から注目を集めているBCと言えます。ミクロスはこのHLFを使用したアプリをOSSで公開することで、エンジニアの方がBCアプリの全体像を掴みつつ、実際にソースコードを改変して理解を深められるようにしようと考えています。そのため、BCの動作に直接関係する部分だけでなく、UIを含めた完成品としてのアプリを提供しています。
●一般の方にむけて
一般の方に向けては、BCに触れて頂く機会を提供しております。具体的には、購買などの身近な決済アプリとしてご使用頂き、インフラとしてのBCの在り方を理解して頂く機会を作ります。アプリにおける仮想通貨のやり取りは「コミュニティ内での商品売買時の決済」と、「コミュニティメンバー同士の個人間送金」の2通りがあります。このやり取りをCrypto Payを通じて行って頂くことで、BCを使用することへのハードルを下げ、インフラとしての在り方への理解を深めて頂くことができると考えております。スマホとPCがあれば独自のブロックチェーンを立てて、アプリを開始することができるため、どの企業様でもアプリを始めることができます。
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