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【株式会社シナジー研究所】 生成AIと業務システムを融合するfusion AI(TM)(フュージョン・エーアイ)サービスを開始

独自のツールとメソッドで、業務システムに対する柔軟で安全な自然言語インターフェースの実現を支援する伴走型のサービス

 株式会社シナジー研究所は、生成AIであるChatGPTを利用して業務システムの自然言語による操作を可能にする、「fusion AI(フュージョン・エーアイ)サービス」の提供を開始しました。
 各種の業務システムを利用するユーザー企業は、このサービスの利用により、業務システムへの最小限の改修で、自然言語インターフェースを利用できるようになります。
 その結果、業務領域の専門用語に精通していない、経営者や、部門管理者でも、情報の検索や更新が行えるようになります。より広範なユーザーが参加することで、システム利用が促進され、従来のIT投資を一層効果的に活用できるようになります。
fusion AIサービスのWEBページ : https://synergy-res.co.jp/fusion-ai
お問い合わせ先: https://synergy-res.co.jp/contact
株式会社シナジー研究所ホームページ: https://synergy-res.co.jp




タスク管理の例

業務の例としてプロジェクト管理の場合、経営者なら「XYZ物流センタープロジェクトの進捗率を教えて」とか、部門管理者なら「今月忙しい人を一覧表でみせて」のように、自分の発想や関心に沿った自然な語彙を用いて自然言語インターフェースに話しかけ、結果を手にすることができます。以下の図は、ChatGPTと連携するタスク管理システムに対して、経営者が自然言語で問いかけている様子です。

[画像1: https://prtimes.jp/i/114961/2/resize/d114961-2-84ab91e7b71a4209d30c-2.png ]


何が準備されているか

適用対象となる業務システムの種類に特に制約はありません。その代わりに、fusion AIでは、多くの組織にとって身近なテーマであるタスク管理を題材とした説明資料やデモ・システムを用意しています。業務システムとして、オープンソースのタスク・プロジェクト管理システムであるREDMINE(レッドマイン)を選択し、参照実装と説明資料の作成を行いました。

この参照実装は、AI関連サービスをユーザーに提供するために開発されたCAFE(会話型アプリケーション・フロントエンド)上で行われています。タスク管理の題材において、CAFEは、Chat GPT APIのPlugin機能と、業務領域APIであるREDMINE APIを駆使して、ユーザーにREDMINEに対する自然言語インターフェースを提供しています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/114961/2/resize/d114961-2-9852e1b128b9189513b8-3.png ]


生成AIの利用で、業務システムの国際化も低コストで可能

タスク管理の参照実装においては、日本語、英語、フランス語などのいくつかの主要言語で問題なく会話が成立すること、また必要に応じてタスク管理データベース内のデータの翻訳もCAFEに対して依頼できることが確認できています。そのため、特に、国際的な利用が求められている業務システムにおいては、fusion AIサービスによって低コストでその国際化ができると期待されます。

タスク管理以外の業務システムに対応できる

fusion AIサービスは、このような自然言語インターフェースを、タスク管理以外の広範な業務システムのバリエーションに対して提供することができます。例として、CRM(顧客関係管理)、HRシステム、ERP、生産管理、図面管理、IoT関連システム、BIなどがあげられます。これらは、自社開発でもパッケージシステムでも、また、オンプレミス配備でもクラウドサービス上のシステムでも対応できます。

業務システムとの連携のためには、通常は業務システム側にAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)が必要ですが、fusion AIサービスとしてそのAPIの開発を行うこともできます。

ツールと方法

fusion AIサービスが用意する具体的なツールとして、前述のCAFE以外に、プラグイン開発の方法論であるプラグイン依存性分析設計メソッド(PDAD)があります。PDADにより、柔軟で安全性の高いシステム設計を行うことができます。上述の「XYZ物流センタープロジェクトの進捗率」の例であれば、その「進捗率」が、プロジェクト管理システムのどのデータをどのように加工することで得られるのかを、明確に識別し、仕様として明らかにすることができるのです。

[画像3: https://prtimes.jp/i/114961/2/resize/d114961-2-e553058f51b60f0ab61c-0.png ]


生成AIの問題点とされるハルシネーション(幻覚)についても、PDADによりそれが発生し得る個所を特定して対策を練ることができるため、透明で安全な「責任あるAI」、「説明できるAI」を実現できます。

サービスの進め方

サービス提供はセミナーコース、体験コース、実践コースという3つのコースでセミナー形式やセッション形式によって行います。

セミナーコースでは、fusion AIの進め方を、目的、効果、プロセス、技術の観点から説明しますので、体験コースや実践コースの詳細についてあらかじめ知ることができます。

体験コースは、上述のタスク管理を題材として、自然言語インターフェースに実際に触れて試すことができ、また、上述のPDADを使って、独自の語彙や語り掛けに対して応答が得られるように、プラグインへの要求を分析し開発するプロセスを体験することができます(実装は、弊社fusion AIエンジニアが行います)。

実践コースでは、タスク管理から離れて、自社がもつ固有の課題の解決や、独自の業務システムの自然言語インターフェースの開発、さらに複数システムの連携の実現を目指して、POC(概念検証)やプロトタイピングから始めて、本格開発までを行います。

体験コース、実践コースともに、セッションで得られた、ユーザー企業独自のIT課題を抽出し課題管理を行い、継続した開発に備えることができます。

サービスの具体的な内容は、今後、「fusion AIサービスのWEBページ : https://synergy-res.co.jp/fusion-ai」に掲載していきます。

fusion AIについてのお問い合わせは、こちらまで : https://synergy-res.co.jp/contact

fusion AIは、商標登録出願中です。(株式会社シナジー研究所)
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