地域社会への貢献を掲げる明石吉田屋産業が浜名漁協・浜松ホトニクス社内ベンチャー浜名湖餌料プランクトンとパートナーシップ協定を締結
[24/02/29]
提供元:PRTIMES
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〜人工養殖技術で浜名湖アサリの資源回復を目指す〜
静岡県西部及び愛知県東部地域にてエネルギー供給事業を担う明石吉田屋産業株式会社(管理本部:〒430-0944 静岡県浜松市中央区田町228-5、代表取締役社長:明石 真、以下「当社」)は、浜名漁業協同組合(本部:〒431-0211 静岡県浜松市中央区舞阪町舞阪2119-19、代表理事組合長:渥美 敏、以下「浜名漁協」)および、浜松ホトニクス社内ベンチャー 浜名湖餌料プランクトン(CEO:松永 茂、以下「浜名湖餌料プランクトン」)と、浜名湖のアサリ資源回復に向けて、3者間のパートナーシップ協定を締結いたしましたのでお知らせいたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118353/2/118353-2-00a25bf127fe5e510b4b4fd789f826e7-1367x1025.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▲2024年1月17日(水)協定書調印式にて
(左)明石吉田屋産業 明石社長 (中)浜名漁協 渥美組合長
(右)浜松ホトニクス社内ベンチャー浜名湖餌料プランクトン 松永CEO
<浜名湖アサリ存続の危機・・・「アサリが、採れない」>
かつて年間6000トンを超える漁獲量を誇った浜名湖のアサリは、近年深刻な不漁が続いています。その原因は、温暖化など地球環境問題やアサリの餌となるプランクトンの減少、クロダイによる食害等と考えられています。漁業者への影響は深刻であり、漁業だけでは生活を維持できなかったり、漁業そのものをやめてしまったりする漁師さんも少なくありません。また、かつて盛んであった浜名湖の観光潮干狩りもここ数年は中止が続いており、地元経済への打撃も避けられない状況にあります。
<浜名湖アサリの資源回復に向けたパートナーシップ協定 について>
当社、浜名漁協、浜名湖餌料プランクトンは、新たな資源管理サイクルを用いて漁獲量減少が社会課題となっている浜名湖アサリの資源回復を目指し、相互に連携して取り組みます。また、安定的かつ持続的なアサリ流通の事業化を実現することにより、地域漁業が抱える社会的な課題解決とSDGsの推進を図ってまいります。
【具体的な連携事業】
1:新たなアサリ資源管理サイクルの開発
2:浜名湖におけるアサリ養殖に関する研究
3:浜名湖におけるアサリの生育環境の改善事業
4:アサリ種苗、アサリ成貝の流通事業
【SDGs目標】
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118353/2/118353-2-5c6a8d4641ee7dffd3144cec67c634c2-1280x441.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118353/2/118353-2-9c62e48c93ca8484fa111560c7281844-626x352.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
<アサリの人工養殖技術の確立に向けて>
浜名湖餌料プランクトンでは、光技術を応用した餌料プランクトンの高効率生産や、アサリ人工種苗の生産・育成研究に取り組んでいます。同社は浜名漁協施設内にある研究施設にて、3色(赤、青、黄色)のLEDライトで水槽を照らし、植物プランクトン「パブロバ」を培養しています。飼料効果が高いパブロバを餌に使ってアサリ人工種苗を飼育したところ、人工種苗の迅速な成長と大幅な生存率向上に寄与することを確認しました。
昨年夏からは、施設内で人工的に生産・育成したアサリ種苗を、浜名漁協の協力を得て牡蠣棚につるして成長させる「垂下養殖」の実証実験を浜名湖で開始しています。現時点では、100万匹単位でのアサリ人工種苗の生産が計画可能となっており、人工養殖の規模とエリアの拡大に向け取り組んでおります。
■参考画像
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118353/2/118353-2-cf76a1696745295a175d121456352de6-581x330.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▲LEDライトで餌料プランクトンを促成培養[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118353/2/118353-2-9cd3ef39dc21cdaaf3cd490c3110d446-469x264.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▲牡蠣棚を利用した垂下養殖の実証実験
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118353/2/118353-2-17861af68bc942a96e70b7f66bc4801a-650x450.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▲垂下養殖に使用する容器(かぐや式)[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118353/2/118353-2-9db3ec060659273ec028ee433a44cea3-650x450.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▲容器ごと水深を変えて育成状況を比較
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118353/2/118353-2-1432726e152291469079d0ca501fe446-650x450.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▲稚貝のサイズ・生存個体数を確認[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118353/2/118353-2-d1ce170864f9884edf602500dfc44282-650x450.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▲エサとなる水中プランクトン濃度を測定
<当社の想い/今後の展望について>
当社は長年にわたり地元の漁業者の方々にエネルギーを供給して参りましたが、近年の漁獲量減少により地域漁業が衰退していくのを目の当たりにし、地域に欠かせない一次産業である漁業の持続可能性を守りたいとの思いを強く抱くようになりました。
このような想いから、浜名湖のアサリ資源回復に向けたパートナーシップ協定の締結にいたりました。地域の豊かさを次世代へと繋げるため、浜名漁業協同組合、浜名湖餌料プランクトンと手を携え、浜名湖アサリの持続可能な未来を築きます。
このパートナーシップは、単なる協定にとどまらず、地域の宝である浜名湖のアサリ資源を再生し、漁業の持続可能性を高めるという私たちの共通目標であり、責任をもって取り組んでまいります。2025年夏以降には、本パートナーシップ協定の成果として、人工養殖アサリの初出荷を目指しています。
今後、当社としては浜名湖で人工養殖しているアサリの認知度向上と、地元での消費促進という役割を担っていきます。そうした活動を通じて、地域漁業の衰退という課題を解決する社会的企業として、浜名漁協、浜名湖餌料プランクトンと連携して、持続可能な漁業と地域社会の活性化に貢献して参ります。
明石吉田屋産業株式会社
<会社概要>
愛知県・静岡県内で1.ENEOSガソリンスタンドをはじめ自動車整備・車検・車両販売・自動車保険などを扱うカーライフ関連事業、2.LPガスをはじめ住宅設備工事、リフォーム工事などを扱う住環境関連事業、3.産業用燃料油、工業用潤滑油、産業用機器などを扱う産業・法人向け事業と3つの事業を軸に、地域のエネルギーインフラとしての役割を果たしています。創業123年、グループ全体の売上高は100億円を超え、エネルギーの安定供給を基軸に地域経済の発展に貢献しております。(1)社 名:明石吉田屋産業株式会社(https://www.ay-sangyo.co.jp)
(2)代表者取締役:明石 真
(3)浜松管理本部:〒430-0944 静岡県浜松市中央区田町228-5
本社所在地:〒441-8075 愛知県豊橋市神野ふ頭町5-3
(4)創 業:1900年(明治33年)
(5)設 立:1946年(昭和21年)12月
(6)事 業 内 容:石油製品販売(工業用・農業用等)、ガソリンスタンド運営、自動車整備・車検、新車中古車販売、カーリース、損害保険代理業、LPガス販売、ガス機器販売、住宅設備工事、リフォーム工事
■本件に関するお問い合わせ先
明石吉田屋産業株式会社(https://www.ay-sangyo.co.jp/contact/contact-form)
連絡先:野末(Mail:m.nozue@ay-sangyo.co.jp)
浜名漁業協同組合
連絡先:053-592-2911 渥美
浜松ホトニクス社内ベンチャー 浜名湖餌料プランクトン
連絡先:松永(Mail: shigeru.matsunaga@hpk.co.jp)
静岡県西部及び愛知県東部地域にてエネルギー供給事業を担う明石吉田屋産業株式会社(管理本部:〒430-0944 静岡県浜松市中央区田町228-5、代表取締役社長:明石 真、以下「当社」)は、浜名漁業協同組合(本部:〒431-0211 静岡県浜松市中央区舞阪町舞阪2119-19、代表理事組合長:渥美 敏、以下「浜名漁協」)および、浜松ホトニクス社内ベンチャー 浜名湖餌料プランクトン(CEO:松永 茂、以下「浜名湖餌料プランクトン」)と、浜名湖のアサリ資源回復に向けて、3者間のパートナーシップ協定を締結いたしましたのでお知らせいたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118353/2/118353-2-00a25bf127fe5e510b4b4fd789f826e7-1367x1025.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▲2024年1月17日(水)協定書調印式にて
(左)明石吉田屋産業 明石社長 (中)浜名漁協 渥美組合長
(右)浜松ホトニクス社内ベンチャー浜名湖餌料プランクトン 松永CEO
<浜名湖アサリ存続の危機・・・「アサリが、採れない」>
かつて年間6000トンを超える漁獲量を誇った浜名湖のアサリは、近年深刻な不漁が続いています。その原因は、温暖化など地球環境問題やアサリの餌となるプランクトンの減少、クロダイによる食害等と考えられています。漁業者への影響は深刻であり、漁業だけでは生活を維持できなかったり、漁業そのものをやめてしまったりする漁師さんも少なくありません。また、かつて盛んであった浜名湖の観光潮干狩りもここ数年は中止が続いており、地元経済への打撃も避けられない状況にあります。
<浜名湖アサリの資源回復に向けたパートナーシップ協定 について>
当社、浜名漁協、浜名湖餌料プランクトンは、新たな資源管理サイクルを用いて漁獲量減少が社会課題となっている浜名湖アサリの資源回復を目指し、相互に連携して取り組みます。また、安定的かつ持続的なアサリ流通の事業化を実現することにより、地域漁業が抱える社会的な課題解決とSDGsの推進を図ってまいります。
【具体的な連携事業】
1:新たなアサリ資源管理サイクルの開発
2:浜名湖におけるアサリ養殖に関する研究
3:浜名湖におけるアサリの生育環境の改善事業
4:アサリ種苗、アサリ成貝の流通事業
【SDGs目標】
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118353/2/118353-2-5c6a8d4641ee7dffd3144cec67c634c2-1280x441.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118353/2/118353-2-9c62e48c93ca8484fa111560c7281844-626x352.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
<アサリの人工養殖技術の確立に向けて>
浜名湖餌料プランクトンでは、光技術を応用した餌料プランクトンの高効率生産や、アサリ人工種苗の生産・育成研究に取り組んでいます。同社は浜名漁協施設内にある研究施設にて、3色(赤、青、黄色)のLEDライトで水槽を照らし、植物プランクトン「パブロバ」を培養しています。飼料効果が高いパブロバを餌に使ってアサリ人工種苗を飼育したところ、人工種苗の迅速な成長と大幅な生存率向上に寄与することを確認しました。
昨年夏からは、施設内で人工的に生産・育成したアサリ種苗を、浜名漁協の協力を得て牡蠣棚につるして成長させる「垂下養殖」の実証実験を浜名湖で開始しています。現時点では、100万匹単位でのアサリ人工種苗の生産が計画可能となっており、人工養殖の規模とエリアの拡大に向け取り組んでおります。
■参考画像
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118353/2/118353-2-cf76a1696745295a175d121456352de6-581x330.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▲LEDライトで餌料プランクトンを促成培養[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118353/2/118353-2-9cd3ef39dc21cdaaf3cd490c3110d446-469x264.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▲牡蠣棚を利用した垂下養殖の実証実験
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118353/2/118353-2-17861af68bc942a96e70b7f66bc4801a-650x450.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▲垂下養殖に使用する容器(かぐや式)[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118353/2/118353-2-9db3ec060659273ec028ee433a44cea3-650x450.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▲容器ごと水深を変えて育成状況を比較
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118353/2/118353-2-1432726e152291469079d0ca501fe446-650x450.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▲稚貝のサイズ・生存個体数を確認[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118353/2/118353-2-d1ce170864f9884edf602500dfc44282-650x450.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▲エサとなる水中プランクトン濃度を測定
<当社の想い/今後の展望について>
当社は長年にわたり地元の漁業者の方々にエネルギーを供給して参りましたが、近年の漁獲量減少により地域漁業が衰退していくのを目の当たりにし、地域に欠かせない一次産業である漁業の持続可能性を守りたいとの思いを強く抱くようになりました。
このような想いから、浜名湖のアサリ資源回復に向けたパートナーシップ協定の締結にいたりました。地域の豊かさを次世代へと繋げるため、浜名漁業協同組合、浜名湖餌料プランクトンと手を携え、浜名湖アサリの持続可能な未来を築きます。
このパートナーシップは、単なる協定にとどまらず、地域の宝である浜名湖のアサリ資源を再生し、漁業の持続可能性を高めるという私たちの共通目標であり、責任をもって取り組んでまいります。2025年夏以降には、本パートナーシップ協定の成果として、人工養殖アサリの初出荷を目指しています。
今後、当社としては浜名湖で人工養殖しているアサリの認知度向上と、地元での消費促進という役割を担っていきます。そうした活動を通じて、地域漁業の衰退という課題を解決する社会的企業として、浜名漁協、浜名湖餌料プランクトンと連携して、持続可能な漁業と地域社会の活性化に貢献して参ります。
明石吉田屋産業株式会社
<会社概要>
愛知県・静岡県内で1.ENEOSガソリンスタンドをはじめ自動車整備・車検・車両販売・自動車保険などを扱うカーライフ関連事業、2.LPガスをはじめ住宅設備工事、リフォーム工事などを扱う住環境関連事業、3.産業用燃料油、工業用潤滑油、産業用機器などを扱う産業・法人向け事業と3つの事業を軸に、地域のエネルギーインフラとしての役割を果たしています。創業123年、グループ全体の売上高は100億円を超え、エネルギーの安定供給を基軸に地域経済の発展に貢献しております。(1)社 名:明石吉田屋産業株式会社(https://www.ay-sangyo.co.jp)
(2)代表者取締役:明石 真
(3)浜松管理本部:〒430-0944 静岡県浜松市中央区田町228-5
本社所在地:〒441-8075 愛知県豊橋市神野ふ頭町5-3
(4)創 業:1900年(明治33年)
(5)設 立:1946年(昭和21年)12月
(6)事 業 内 容:石油製品販売(工業用・農業用等)、ガソリンスタンド運営、自動車整備・車検、新車中古車販売、カーリース、損害保険代理業、LPガス販売、ガス機器販売、住宅設備工事、リフォーム工事
■本件に関するお問い合わせ先
明石吉田屋産業株式会社(https://www.ay-sangyo.co.jp/contact/contact-form)
連絡先:野末(Mail:m.nozue@ay-sangyo.co.jp)
浜名漁業協同組合
連絡先:053-592-2911 渥美
浜松ホトニクス社内ベンチャー 浜名湖餌料プランクトン
連絡先:松永(Mail: shigeru.matsunaga@hpk.co.jp)