大分県佐伯市で自然の循環をテーマにした観光プロジェクト「浦100」が始まります
[23/03/30]
提供元:PRTIMES
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“佐伯版SDGs”の取り組みから今年で400年。山・川・海の恵みを楽しむエシカルな観光プロジェクト
佐伯市観光協会は、100年後も人の営みが豊かな浦を残すための観光プロジェクト「浦100」を開始します。「100年後も人の営みが豊かな浦を残すにはどうすればいいだろうか」という問いを立て、山・川・海の循環がもたらす恵みを、アドベンチャーや食の体験を通じて知って学んでいただく観光プログラムを参画者と共に考え、共につくります。
令和6年度に開催される福岡・大分JRデスティネーションキャンペーンに向け、大分県下では地域の磨きあげを行うリバイバル事業が各地で行われてきました。
佐伯市観光協会としての新しい観光のコンセプトを制作し、大漁旗をフックにしたコンセプトロゴ、メインデザインが完成しましたので発表します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-4aa23daa6570f2251df9-13.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-f8f0a72f3fad9316f9a5-1.jpg ]
【目次】
浦100とは
背景と目的
これからの活動
2023年度の活動
デザイン
問い合わせ先
1.浦100とは
「100年後も人の営みが豊かな浦を残すための100の観光アクション」を生み出すことを目標とした、佐伯市観光協会のプロジェクトです。「佐伯の殿様 浦でもつ。浦の恵みは山でもつ」そう言い伝えられるほど、佐伯寿司で有名な大分県佐伯市は豊かな山、川、海を持っています。1623年、佐伯藩は魚類の生息を守るため森林資源を残す触書を出しました。SDGsの先駆けともいえる取り組みです。それから400年。佐伯市観光協会は次の100年に向け、「100年後も人の営みが豊かな浦を残すにはどうすればいいだろうか」という問いを立て、山、川、海の自然の循環を観光コンテンツと捉え、自然の恵みを体感できる観光プログラムの造成に取り組みます。売上の一部は、山・川・海の保全活動につかいます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-54191449bbab39f10406-10.jpg ]
2.背景と目的
大分県観光リバイバル事業で佐伯市の観光資源を見つめ直す過程で、私たちは浦の養殖業者の言葉が引っかかりました。「長年養殖業をやっているが、海の力が弱くなってきている。自分の次の代に事業を渡していいものか自信がない…」。年々、海水温は上昇傾向にあり、このまま続くと水産業の継続が難しくなる可能性があると、事業者は語っていました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-242475f74ec545dd7493-11.jpg ]
水産業が立ち行かなくなれば、観光業そのものも無くなってしまうかもしれない。私たちは危機感を抱き、佐伯の環境を調べました。すると、浦の恵みは山や川からもたらされることもわかってきました。佐伯市は九州で最大規模の森林があり、一級河川の番匠川が流れ、そして豊かな漁場がある浦をもっています。400年前の魚類を守るための森林保全の御触れも知り、大昔からSDGs的な取り組みが行われていたことを学びました。このため、山・川・海を単体でなく面で捉えて、自然の循環がもたらす恵みを学べるような観光コンテンツをつくれないかと考えました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-f93bb112fba73a1444c1-9.jpg ]
また、佐伯市は2020年3月に「さいきオーガニック憲章」を制定し、佐伯市の宝である山・川・海を守るまちづくりを宣言しています。佐伯市観光協会は「さいきオーガニックシティ構想」を観光の観点から推進するプロジェクトとして「浦100」プロジェクトを展開します。
目的:100年後も人の営みが豊かな浦を残す
目標:100年後も人の営みが豊かな浦を残すための100の観光アクションを起こす
3.これからの活動
佐伯市観光協会は、約350の佐伯市観光協会会員に「応援」と「アクションへの参画」の2つのアプローチでの協力をお願いします。
「応援」:約350の会員事業者に「浦100」のタペストリーとプレートを配布し、プロジェクトへの賛同と市民や観光客への宣伝活動への協力をお願いします。
「アクションへの参画」:山・川・海の恵みを体感できるような観光コンテンツを提供していただける事業者を募集します。参画事業者と共に、浦100の観光プログラムを造成します。
【参画条件】
山・川・海での自然体験を提供できる(トレッキング、キャニオニング、釣りなど)
山・川・海への送客、回遊に貢献できる(公共交通機関や宿泊施設、旅行会社など)
山・川・海での学びを提供できる(漁業・農業・林業体験や学習、藻場の再生・植林などの学習など。学校や教育機関)
山・川・海の食体験を提供できる(食べるだけではなく、魚のさばき方や料理体験も)
山・川・海を守ってきた文化を案内できる(アップサイクルや船玉信仰などの文化)
[画像6: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-64a064a8bc6a0ef165c3-12.jpg ]
4.2023年度の目標
観光プログラムの造成
アクションに参画する事業者と共に、2024年春に展開されるJRデスティネーションキャンペーンに向けた観光プログラムをつくります。
大漁旗デザインを活用したJR佐伯駅から佐伯港までのにぎわいづくり(予定)
10のアクション
初年度は100年後も人の営みが豊かな浦を残すアクションを10事業者と生み出すことを目標とします。スタート時点では3事業者が参画します。
道の駅かまえ Buri Laboratory
#アクション01「魚と浦の魅力を提供」
[画像7: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-70c804f5a18e8566a936-2.jpg ]
代表 早川光樹さん
「道の駅かまえの駅長です。佐伯は全国有数のブリの養殖地で、道の駅をBuri Laboratory(ブリ研究所)と名づけてブリの美味しい頂き方を研究し、提供しています。漁業関係者を取り巻く環境は厳しく、魚が獲れなくなることは、道の駅を含めた観光も立ち行かなくなることにつながります。豊かな浦を残したいと思う人たちと一緒に取り組んでいきたいと考えています。浦100の活動で得たお金を積み立てて、自然の保全にも取り組みたいです」
テントテントツアーズ
#アクション02「山・川・海と子どもをつなぐ」
[画像8: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-72fd50256377299fe6b6-3.jpg ]
代表 工藤克史さん
「アウトドアの自然体験を提供しています。特に子どもたちの野外体験に力を入れています。浦100を通じて山・川・海と子どもたちをつなぐ体験を提供します。みんなが環境や地域のためにできることを考えてアクションを起こし、気づいたら浦が少しでも元気になっていればいいなと思います」
JR佐伯駅
#アクション03「JR佐伯駅から山・川・海への送客」
[画像9: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-c35e015c08009eeaa702-4.jpg ]
駅長 原野結さん
「JR佐伯駅から佐伯港までは歩いてわずか5分です。港にこんなに近い駅はあまりないと思います。さらに港から大入島までフェリーや渡船があり、気軽に島に行くことができます。佐伯は自然豊かで食も豊かな地域です。その魅力を駅から発信します。JR佐伯駅には2023年3月にサイクリストが休憩できるサイクルステーションが完成しました。ここを拠点に観光客が自転車で山・川・海へ向かう動きが広がるよう頑張ります」
5.デザイン
コンセプトとなる大漁旗をモチーフにしたグラフィックデザインは、岡崎デザイン(北九州市)の岡崎友則氏が担当しました。佐伯の浦を豊かにする5つの要素、「伝承」「時間の流れ」「保全」「循環」「多様性」からキャラクターを抽出し、デザインに落とし込みました。
[画像10: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-4aa23daa6570f2251df9-13.jpg ]
[画像11: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-f8f0a72f3fad9316f9a5-1.jpg ]
岡崎友則氏のコメント
これまでの大漁旗の要素を残しつつ現代版の大漁旗デザインを考えました。
デザイン要素の各種アイテムを品良く見せる手法として、神社などで見かけるお札などをイメージしたデザインです。
大漁旗の手法としては「染める」「色の境目に養生した後の白線が残る」「波しぶきと太陽中心のデザイン」と言った事が考えられます。
このニュアンスを残しつつ、新しい雰囲気を感じさせる事はなにか?と考えました。
現代は染めだけでなくプリント表現が可能です。
各アイテムを1色だけではない深みを持たせた色の使い方をしています。
パソコンのアプリから選んだシンプルな色味やグラデーションのみで構成せず、
様々なテクスチャーや配色を使用することで、全体に重厚感が出るのでは無いかと考えたデザインです。
大漁旗の従来のポップさを抑えて、現在よく居酒屋などでよく目にする派手な大漁旗でもなく、縁起が良さそうで有り難みのあるニュアンスが出ると考えました。
また大漁旗に配置する各アイテムは、現代の佐伯を意味するもの、これまでの佐伯の歴史的なもの、これからのことをモチーフにしています。
デザイナー 岡崎友則
株式会社岡崎デザイン(北九州市)代表。グラフィック、フライヤー、パッケージ、ロゴマーク、ブランディングを担当。地域活性化の実績も多数。K-ADCアワード2021総合グランプリ受賞。以下は写真と主な製作実績。
[画像12: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-fd7123ec8150ce2426f2-5.jpg ]
6.問い合わせ先
一般社団法人 佐伯市観光協会 藤原容子
電話 0972‐23‐1101 E-mail: gxsta01@gmail.com
以下は主なQ&Aです。
Qなぜネーミングが「浦100」なのですか
A「100年後も人の営みが豊かな浦を残すにはどうしたらよいだろうか」という問いを「浦100」に込めました。
Q自然体験を売りにしたツアーをつくるということでよろしいでしょうか?
A自然体験のアクティビティだけでなく、観光客が「人間の自然との向き合い方」について深く考えられるような観光プログラムに育てていきたいと考えています
Qどうやってツアーをつくっていくのですか
A「100年後も人の営みが豊かな浦を残すにはどうしたらよいだろうか」という問いを参画する事業者と共に考えてつくります。観光協会は共に考える場をつくり、発信を含めて後押しします。
Q浦100への関わり方としては2つのパターン、「応援」と「アクションへの参画」とのことですが、参画条件はあるのですか。どのような手順を踏むのでしょうか。大漁旗デザインは勝手に使えますか?
A「応援」は観光協会の加盟事業者にタペストリーとプレート、および大漁旗デザインのデータをお渡しし、佐伯市内外の多くの方々の目に触れていただくようご協力をお願いします。例えばTシャツをつくって販売したい、名刺をつくりたい、などの商品化やPRのご相談がある場合は佐伯市観光協会に事前にご相談ください。申請のない販売は認められません。
A「アクションへの参画」をご希望の事業者は佐伯市観光協会への申請をお願いします。
山・川・海での自然体験を提供できる
山・川・海への送客、回遊に貢献できる
山・川・海での学びを提供できる
山・川・海の食体験を提供できる
山・川・海を守ってきた文化を案内できる
のどれかの条件を満たしていることを前提に、観光協会が参画の可否を判断いたします。
Q参画する事業者はどのように集めていくのですか。佐伯市内の事業者でないといけませんか
A申請をお待ちしながら、浦100の活動に相応しいと考える事業者様にはお声がけします。佐伯市外の事業者でも浦100の相応しいアクションを起こせる方々の参画をお待ちしています。
Q参画する事業者の組織化を佐伯市観光協会が行うのですか?事業者の意思決定機関をつくるのですか?それとも佐伯市観光協会がすべて決める?
A参画する事業者が少ないうちは、観光協会が主体的にプロジェクトを推進します。参画事業者が増えてきたら、事業者が主体的にプロジェクトを運営するような組織化を検討したいと考えています。
Qさいきオーガニックシティ構想ってなぜはじまったのですか
A佐伯市HPを参照ください。 https://www.city.saiki.oita.jp/kiji0033904/index.html
Q400年前の佐伯藩の魚類を守る取り組みについて詳しく教えてください
A以下の資料を参考にしてください。
大分県庁の資料
https://www.pref.oita.jp/uploaded/life/2213784_3955143_misc.pdf
https://www.pref.oita.jp/uploaded/attachment/11735.PDF
佐伯市観光ナビの資料
https://www.visit-saiki.jp/files/uploads/000/sdgs/%E4%BD%90%E4%BC%AF%E5%B8%82%E3%81%AESDGs%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%8F%96%E3%82%8A%E7%B5%84%E3%81%BFVer1.4_c4.pdf
以上
佐伯市観光協会は、100年後も人の営みが豊かな浦を残すための観光プロジェクト「浦100」を開始します。「100年後も人の営みが豊かな浦を残すにはどうすればいいだろうか」という問いを立て、山・川・海の循環がもたらす恵みを、アドベンチャーや食の体験を通じて知って学んでいただく観光プログラムを参画者と共に考え、共につくります。
令和6年度に開催される福岡・大分JRデスティネーションキャンペーンに向け、大分県下では地域の磨きあげを行うリバイバル事業が各地で行われてきました。
佐伯市観光協会としての新しい観光のコンセプトを制作し、大漁旗をフックにしたコンセプトロゴ、メインデザインが完成しましたので発表します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-4aa23daa6570f2251df9-13.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-f8f0a72f3fad9316f9a5-1.jpg ]
【目次】
浦100とは
背景と目的
これからの活動
2023年度の活動
デザイン
問い合わせ先
1.浦100とは
「100年後も人の営みが豊かな浦を残すための100の観光アクション」を生み出すことを目標とした、佐伯市観光協会のプロジェクトです。「佐伯の殿様 浦でもつ。浦の恵みは山でもつ」そう言い伝えられるほど、佐伯寿司で有名な大分県佐伯市は豊かな山、川、海を持っています。1623年、佐伯藩は魚類の生息を守るため森林資源を残す触書を出しました。SDGsの先駆けともいえる取り組みです。それから400年。佐伯市観光協会は次の100年に向け、「100年後も人の営みが豊かな浦を残すにはどうすればいいだろうか」という問いを立て、山、川、海の自然の循環を観光コンテンツと捉え、自然の恵みを体感できる観光プログラムの造成に取り組みます。売上の一部は、山・川・海の保全活動につかいます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-54191449bbab39f10406-10.jpg ]
2.背景と目的
大分県観光リバイバル事業で佐伯市の観光資源を見つめ直す過程で、私たちは浦の養殖業者の言葉が引っかかりました。「長年養殖業をやっているが、海の力が弱くなってきている。自分の次の代に事業を渡していいものか自信がない…」。年々、海水温は上昇傾向にあり、このまま続くと水産業の継続が難しくなる可能性があると、事業者は語っていました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-242475f74ec545dd7493-11.jpg ]
水産業が立ち行かなくなれば、観光業そのものも無くなってしまうかもしれない。私たちは危機感を抱き、佐伯の環境を調べました。すると、浦の恵みは山や川からもたらされることもわかってきました。佐伯市は九州で最大規模の森林があり、一級河川の番匠川が流れ、そして豊かな漁場がある浦をもっています。400年前の魚類を守るための森林保全の御触れも知り、大昔からSDGs的な取り組みが行われていたことを学びました。このため、山・川・海を単体でなく面で捉えて、自然の循環がもたらす恵みを学べるような観光コンテンツをつくれないかと考えました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-f93bb112fba73a1444c1-9.jpg ]
また、佐伯市は2020年3月に「さいきオーガニック憲章」を制定し、佐伯市の宝である山・川・海を守るまちづくりを宣言しています。佐伯市観光協会は「さいきオーガニックシティ構想」を観光の観点から推進するプロジェクトとして「浦100」プロジェクトを展開します。
目的:100年後も人の営みが豊かな浦を残す
目標:100年後も人の営みが豊かな浦を残すための100の観光アクションを起こす
3.これからの活動
佐伯市観光協会は、約350の佐伯市観光協会会員に「応援」と「アクションへの参画」の2つのアプローチでの協力をお願いします。
「応援」:約350の会員事業者に「浦100」のタペストリーとプレートを配布し、プロジェクトへの賛同と市民や観光客への宣伝活動への協力をお願いします。
「アクションへの参画」:山・川・海の恵みを体感できるような観光コンテンツを提供していただける事業者を募集します。参画事業者と共に、浦100の観光プログラムを造成します。
【参画条件】
山・川・海での自然体験を提供できる(トレッキング、キャニオニング、釣りなど)
山・川・海への送客、回遊に貢献できる(公共交通機関や宿泊施設、旅行会社など)
山・川・海での学びを提供できる(漁業・農業・林業体験や学習、藻場の再生・植林などの学習など。学校や教育機関)
山・川・海の食体験を提供できる(食べるだけではなく、魚のさばき方や料理体験も)
山・川・海を守ってきた文化を案内できる(アップサイクルや船玉信仰などの文化)
[画像6: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-64a064a8bc6a0ef165c3-12.jpg ]
4.2023年度の目標
観光プログラムの造成
アクションに参画する事業者と共に、2024年春に展開されるJRデスティネーションキャンペーンに向けた観光プログラムをつくります。
大漁旗デザインを活用したJR佐伯駅から佐伯港までのにぎわいづくり(予定)
10のアクション
初年度は100年後も人の営みが豊かな浦を残すアクションを10事業者と生み出すことを目標とします。スタート時点では3事業者が参画します。
道の駅かまえ Buri Laboratory
#アクション01「魚と浦の魅力を提供」
[画像7: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-70c804f5a18e8566a936-2.jpg ]
代表 早川光樹さん
「道の駅かまえの駅長です。佐伯は全国有数のブリの養殖地で、道の駅をBuri Laboratory(ブリ研究所)と名づけてブリの美味しい頂き方を研究し、提供しています。漁業関係者を取り巻く環境は厳しく、魚が獲れなくなることは、道の駅を含めた観光も立ち行かなくなることにつながります。豊かな浦を残したいと思う人たちと一緒に取り組んでいきたいと考えています。浦100の活動で得たお金を積み立てて、自然の保全にも取り組みたいです」
テントテントツアーズ
#アクション02「山・川・海と子どもをつなぐ」
[画像8: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-72fd50256377299fe6b6-3.jpg ]
代表 工藤克史さん
「アウトドアの自然体験を提供しています。特に子どもたちの野外体験に力を入れています。浦100を通じて山・川・海と子どもたちをつなぐ体験を提供します。みんなが環境や地域のためにできることを考えてアクションを起こし、気づいたら浦が少しでも元気になっていればいいなと思います」
JR佐伯駅
#アクション03「JR佐伯駅から山・川・海への送客」
[画像9: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-c35e015c08009eeaa702-4.jpg ]
駅長 原野結さん
「JR佐伯駅から佐伯港までは歩いてわずか5分です。港にこんなに近い駅はあまりないと思います。さらに港から大入島までフェリーや渡船があり、気軽に島に行くことができます。佐伯は自然豊かで食も豊かな地域です。その魅力を駅から発信します。JR佐伯駅には2023年3月にサイクリストが休憩できるサイクルステーションが完成しました。ここを拠点に観光客が自転車で山・川・海へ向かう動きが広がるよう頑張ります」
5.デザイン
コンセプトとなる大漁旗をモチーフにしたグラフィックデザインは、岡崎デザイン(北九州市)の岡崎友則氏が担当しました。佐伯の浦を豊かにする5つの要素、「伝承」「時間の流れ」「保全」「循環」「多様性」からキャラクターを抽出し、デザインに落とし込みました。
[画像10: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-4aa23daa6570f2251df9-13.jpg ]
[画像11: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-f8f0a72f3fad9316f9a5-1.jpg ]
岡崎友則氏のコメント
これまでの大漁旗の要素を残しつつ現代版の大漁旗デザインを考えました。
デザイン要素の各種アイテムを品良く見せる手法として、神社などで見かけるお札などをイメージしたデザインです。
大漁旗の手法としては「染める」「色の境目に養生した後の白線が残る」「波しぶきと太陽中心のデザイン」と言った事が考えられます。
このニュアンスを残しつつ、新しい雰囲気を感じさせる事はなにか?と考えました。
現代は染めだけでなくプリント表現が可能です。
各アイテムを1色だけではない深みを持たせた色の使い方をしています。
パソコンのアプリから選んだシンプルな色味やグラデーションのみで構成せず、
様々なテクスチャーや配色を使用することで、全体に重厚感が出るのでは無いかと考えたデザインです。
大漁旗の従来のポップさを抑えて、現在よく居酒屋などでよく目にする派手な大漁旗でもなく、縁起が良さそうで有り難みのあるニュアンスが出ると考えました。
また大漁旗に配置する各アイテムは、現代の佐伯を意味するもの、これまでの佐伯の歴史的なもの、これからのことをモチーフにしています。
デザイナー 岡崎友則
株式会社岡崎デザイン(北九州市)代表。グラフィック、フライヤー、パッケージ、ロゴマーク、ブランディングを担当。地域活性化の実績も多数。K-ADCアワード2021総合グランプリ受賞。以下は写真と主な製作実績。
[画像12: https://prtimes.jp/i/118912/2/resize/d118912-2-fd7123ec8150ce2426f2-5.jpg ]
6.問い合わせ先
一般社団法人 佐伯市観光協会 藤原容子
電話 0972‐23‐1101 E-mail: gxsta01@gmail.com
以下は主なQ&Aです。
Qなぜネーミングが「浦100」なのですか
A「100年後も人の営みが豊かな浦を残すにはどうしたらよいだろうか」という問いを「浦100」に込めました。
Q自然体験を売りにしたツアーをつくるということでよろしいでしょうか?
A自然体験のアクティビティだけでなく、観光客が「人間の自然との向き合い方」について深く考えられるような観光プログラムに育てていきたいと考えています
Qどうやってツアーをつくっていくのですか
A「100年後も人の営みが豊かな浦を残すにはどうしたらよいだろうか」という問いを参画する事業者と共に考えてつくります。観光協会は共に考える場をつくり、発信を含めて後押しします。
Q浦100への関わり方としては2つのパターン、「応援」と「アクションへの参画」とのことですが、参画条件はあるのですか。どのような手順を踏むのでしょうか。大漁旗デザインは勝手に使えますか?
A「応援」は観光協会の加盟事業者にタペストリーとプレート、および大漁旗デザインのデータをお渡しし、佐伯市内外の多くの方々の目に触れていただくようご協力をお願いします。例えばTシャツをつくって販売したい、名刺をつくりたい、などの商品化やPRのご相談がある場合は佐伯市観光協会に事前にご相談ください。申請のない販売は認められません。
A「アクションへの参画」をご希望の事業者は佐伯市観光協会への申請をお願いします。
山・川・海での自然体験を提供できる
山・川・海への送客、回遊に貢献できる
山・川・海での学びを提供できる
山・川・海の食体験を提供できる
山・川・海を守ってきた文化を案内できる
のどれかの条件を満たしていることを前提に、観光協会が参画の可否を判断いたします。
Q参画する事業者はどのように集めていくのですか。佐伯市内の事業者でないといけませんか
A申請をお待ちしながら、浦100の活動に相応しいと考える事業者様にはお声がけします。佐伯市外の事業者でも浦100の相応しいアクションを起こせる方々の参画をお待ちしています。
Q参画する事業者の組織化を佐伯市観光協会が行うのですか?事業者の意思決定機関をつくるのですか?それとも佐伯市観光協会がすべて決める?
A参画する事業者が少ないうちは、観光協会が主体的にプロジェクトを推進します。参画事業者が増えてきたら、事業者が主体的にプロジェクトを運営するような組織化を検討したいと考えています。
Qさいきオーガニックシティ構想ってなぜはじまったのですか
A佐伯市HPを参照ください。 https://www.city.saiki.oita.jp/kiji0033904/index.html
Q400年前の佐伯藩の魚類を守る取り組みについて詳しく教えてください
A以下の資料を参考にしてください。
大分県庁の資料
https://www.pref.oita.jp/uploaded/life/2213784_3955143_misc.pdf
https://www.pref.oita.jp/uploaded/attachment/11735.PDF
佐伯市観光ナビの資料
https://www.visit-saiki.jp/files/uploads/000/sdgs/%E4%BD%90%E4%BC%AF%E5%B8%82%E3%81%AESDGs%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%8F%96%E3%82%8A%E7%B5%84%E3%81%BFVer1.4_c4.pdf
以上