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【北海道初】休眠預金1億7,821万円を活用する資金分配団体として、北海道初となる「ソーシャルビジネス形成支援枠」に採択。ソーシャルビジネス・インキュベーション構築事業を始動します。

本事業では、休眠預金を活用し北海道の広域におけるソーシャルビジネス・インキュベーション構築事業-地域と若者によるソーシャルビジネス開発を通じたモデル創出-に取り組みます。

特定非営利活動法人北海道エンブリッジ(本拠地:北海道札幌市、代表:浜中 裕之、以下「北海道エンブリッジ」)は、株式会社北海道新聞社(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:宮口 宏夫、以下「北海道新聞社」)および、特定非営利活動法人北海道NPOバンク(本拠地:北海道札幌市、代表:河西 邦人、以下「北海道NPOバンク」)とコンソーシアムを形成し、一般財団法人日本民間公益活動連携機構(所在地:東京都千代田区、理事長:二宮 雅也、 英文名:Japan Network for Public Interest Activities、略称:JANPIA)が公募する「2023年度 通常枠 <第1回> 休眠預金等活用法に基づく資金分配団体」に選ばれましたのでお知らせ致します。

助成予定額は1億7,821万円。「ソーシャルビジネス形成支援事業」における資金分配団体(コンソーシアム幹事団体)として北海道で初の採択となります。




[画像1: https://prtimes.jp/i/125435/2/resize/d125435-2-bd29e4a18953c8753ec7-6.png ]

一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)より、2023年度通常枠〈第1回〉の休眠預金等活用法に基づく資金分配団体が公表されました。

北海道エンブリッジ、北海道新聞社、北海道NPOバンクの3社がコンソーシアムにて申請した「北海道の広域におけるソーシャルビジネス・インキュベーション構築事業-地域と若者によるソーシャルビジネス開発を通じたモデル創出-」が採択されましたのでお知らせ致します。

助成予定額は1億7,821万円で、「ソーシャルビジネス形成事業支援枠」の資金分配団体(コンソーシアム幹事団体)として北海道初の採択となります。

具体的には、北海道の豊富で多様な資源を活かした社会課題の解決や価値創出に取り組む中小企業が行う新たな事業を支援するとともに、人手不足が課題となる地方産業に対して、地方発のソーシャルビジネスに関心を持つ若者をマッチングし、人的リソースを供給する「地域課題解決型インターンシップ」を実施致します。

北海道の地方から生れるソーシャルビジネスを支えるインキュベーション機能を構築するとともに、次世代のソーシャルビジネスの担い手を育成します。

つきましては、地方のソーシャルビジネスを発掘し、事業支援ならびに若者とのマッチングを担う実行団体を、北海道6エリアで公募し助成致します。
実行団体の公募は今年12月ごろを予定しており、公募の詳細は決まり次第、本事業のWEBサイトでお知らせします。
(WEBサイト:https://kyumin.en-bridge.org/

休眠預金等活用とは


休眠預金等活用とは、「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」(休眠預金等活用法)に基づき、2009年1月1日以降の取引から10年以上、その後の取引のない預金等(休眠預金等)を社会課題の解決や民間公益活動の促進のために活用するものです。JANPIAが資金分配団体を公募・選定し、採択された資金分配団体は選定された事業計画を元に、民間公益活動を行う実行団体を公募・選定し、資金的及び非資金的支援を伴走型で提供します。
[休眠預金の流れ(JANPIA ウェブサイトより)]
[画像2: https://prtimes.jp/i/125435/2/resize/d125435-2-da9c32155f7fe6baf4f3-4.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/125435/2/resize/d125435-2-d014756da194f58be652-1.png ]


一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)
公式サイト: https://www.janpia.or.jp/


本事業のビジョン


北海道179市町村には豊富で多様な資源があり、魅力的な中小企業が多く存在する一方で、人材不足を中心に都市規模に応じて様々な課題も抱えています。2021年には札幌市も人口減少に転じ、北海道各地から人材が都市部に集中し首都圏に流れる構造が大きな課題となっております。
ソーシャルビジネス支援を通じて北海道発の社会課題解決事例を積み重ね、同時に地方発のソーシャルビジネスに関心を持つ首都圏や都市圏、大学を有する中核都市で学ぶ若者が興味を持って地方に逆流する流れを生むことで、北海道の各地域から社会を変える事業が複数生み出される状態を構築します。


本事業の詳細


■北海道にソーシャルビジネスを育む、インキュベーション機能を構築する

幹事団体である北海道エンブリッジは2008年に活動を開始し、2012年にNPO法人化されました。地域の中小企業に若者を送り出す長期実践型インターンシップのコーディネートを行い、80社450人の若者を地域に送り出してきました。2018年には高校生・大学生向けの創業支援プログラムをスタートし、5年間で60名が参加、うち9社10名が創業し、参加者の年間総売上が2億2,000万円を超えるなど、北海道をフィールドに挑戦する若者たちが生まれています。

本事業では、北海道エンブリッジが培ってきたノウハウを各地に展開するとともに、地域で生れる新たな事業を可視化・支援し、若者が還流する仕組みを構築します。また北海道NPOバンクは、これまでの実績を元にソーシャルビジネスへの融資や出資を行う資金の流れを整備し、北海道新聞社は情報の発信と、地域発の事業を都市部や首都圏等と繋ぎ、事業を北海道外に広げていく動きを支えます。

外部の協力機関としては、特定非営利活動法人北海道NPOファンドが各実行団体の財務基盤整備や新たに生まれるソーシャルビジネスへの資金提供の仕組みづくりに寄与します。また、国立大学法人 北海道国立大学連携機構 小樽商科大学は、カリキュラムの組成や学術的な位置づけについての実証研究として連携を行います。

地域のプレイヤーとなる中小企業及び、若者の活力を、金融機関も含めた産官学の実行力のある組織体で支援する、ソーシャルビジネス・インキュベーション機能の形成を北海道にて取り組んで参ります。


■期待する連携
・首都圏など北海道のリソースと連携して新たな事業を生み出したい方
・北海道の自治体など地域にインキュベーション機能を呼び込みたい方
・若者を実践の場に送り出したい高等教育機関の方
本事業のビジョンに共感し、共に新たな事業創出に取り組む意志のある方はぜひ連携についてお問い合わせ頂けたら幸いです。


資金分配団体(コンソーシアム)からのコメント


■特定非営利活動法人北海道エンブリッジ代表 浜中裕之 (プロジェクト・リーダー)

[画像4: https://prtimes.jp/i/125435/2/resize/d125435-2-29d4b1963ef9aacd6fd3-6.jpg ]

2008年大学在学中に、地域の中小企業と大学生をコーディネートする長期実践型インターンシップをスタートし、以降15年に渡って、北海道の地域と若者の橋渡しを行ってきました。近年では、高校生・大学生の創業支援をスタートし、小さな挑戦を後押しすることで、人が集まり、モノがつくられ、地域に賑わいが生れる、そんな瞬間を目の当たりにしてきました。
北海道には豊富な資源があり、新しいことに挑戦する開拓の精神が根付いている土地です。

本事業を通じて、これまで10数年培ってきたネットワークやノウハウを結実し、新たにソーシャルビジネスを起こす方を支えられる環境づくりに取り組んで参りたいと思います。
北海道をフィールドにした社会課題の解決や新しい価値づくりに関心を持たれる方は、是非ご一緒できれば嬉しく思います。

■特定非営利活動法人北海道NPOバンク 理事 久保 匠 (プロジェクト・マネージャー)

[画像5: https://prtimes.jp/i/125435/2/resize/d125435-2-53c9eeea31cb4b44bd81-1.jpg ]

北海道にUターンして来て感じたのは、「地域のために力を尽くしたい」という熱意を持つ、人や組織が本当にたくさん存在するということです。それらの挑戦を応援し、より大きな社会的インパクトの創出するために、ソーシャルビジネスに取り組む企業や若者を支援するエコシステムを形成するのが、このプロジェクトの目的です。
我々コンソーシアムは、本事業を通じて、北海道内外の企業、行政、NPO、大学、金融機関等と積極的に連携することで、北海道のソーシャルビジネスの成長を加速させるための人やお金の流れをデザインしていきたいと考えております。
この取り組みに共感していただける方は、是非ご協力をお願い致します!


<参考情報>コンソーシアム連携機関



■特定非営利活動法人 北海道エンブリッジ(幹事団体)

[画像6: https://prtimes.jp/i/125435/2/resize/d125435-2-0a17d41760f2e80144b0-5.jpg ]

北海道エンブリッジは、「10年後の社会に必要とされる仕組み」をつくる次世代の起業家型リーダー輩出、地域の課題を解決する取り組みを行うNPO法人です。長期実践型インターンシップを軸に、様々なセクターと連携し、地域全体で若者を育成する仕組みをつくり続けています。本コンソーシアムでは、設立から15年間、80社450名の北海道の中小企業と若者をマッチングした実績をもとに、本事業を推進するためのノウハウを実行団体に共有します。また、大学との連携実績から北海道内の各大学への普及を推進する役割を担います。

公式サイト:http://en-bridge.org/
創業支援プログラム :https://mocteco.org/


■株式会社北海道新聞社(構成団体)

[画像7: https://prtimes.jp/i/125435/2/resize/d125435-2-85b793c46fbd34ea8ef4-8.jpg ]

発行部数84万部、道内シェア74%と、北海道でトップの発信力を持つ。本コンソーシアムでは、実行団体の募集や、取組後の成果を地域の企業や自治体・大学・金融機関に向けて発信を行う。また、地域情報に精通しているため、地域ネットワークの形成を担います。
公式サイト:https://kk.hokkaido-np.co.jp/

■特定非営利活動法人北海道NPOバンク(構成団体)

[画像8: https://prtimes.jp/i/125435/2/resize/d125435-2-7b6f54318e2bf044bbf8-1.gif ]


北海道のNPOに対して、20年で約4億円の融資を行い、99%の回収率を誇る。近年では、社会的投資を活用したソーシャルインパクトの創出や、社会課題解決に取り組む企業への融資を行うための体制構築を行っている。本コンソーシアムではソーシャルビジネス・インキュベーション機能の金融面の役割を担います。
公式サイト:http://npobank.dosanko.org/


協力団体



■国立大学法人北海道国立大学機構 小樽商科大学

2030年までに「高等教育に触れられない北海道民の数をゼロに」をスローガンとしたユニバーサル・ユニバーシティ構想を掲げ、道内企業・自治体・大学等と連携し、北海道のさまざまな地域において課題解決に資する人材育成に取り組む。大学とインキュベーション機能の連携実証、地域課題解決型インターンシップのカリキュラム化をテーマとした共同研究を通じたモデル構築を担います。

■特定非営利活動法人北海道NPOファンド

資金分配団体としての実績があり、ファンドとしても1億3,000万以上の助成実績を有する。資金管理のアドバイザーとして実働と共にノウハウを提供します。


お問い合わせ先


特定非営利活動法人北海道エンブリッジ 休眠預金等活用事業 事務局
Email: kyumin@en-bridge.org
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