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民間クリニックで世界初!!“自分の幹細胞でさまざまな病気を治す” 「幹細胞バンク」が国内で本格スタート

民間クリニックで世界初!!
“自分の幹細胞でさまざまな病気を治す”
「幹細胞バンク」が国内で本格スタート


聖心美容外科附属 聖心再生医療センター(所長:鎌倉達郎、所在地:東京都港区六本木)は、
6月1日(火)より「StemSource(R)幹細胞バンク」を導入し、サービス提供を開始した。
民間クリニックでの導入は世界で初めてとなるもので、
将来の病気に備える保険にもなりうることから注目されており、すでに一般予約も入っている。

■ 民間クリニック“世界初”の脂肪由来幹細胞バンク誕生!!

聖心美容外科の美容医療で、すでに取り入れられている脂肪由来の幹細胞移植は、
近い将来ほかの多くの病気を治す再生医療として役立つと考えられている。
本サービスはそのときに備え、幹細胞を凍結保存しておくものである。

■ 今最も注目されている“脂肪由来の幹細胞” の無限の可能性とは!?

では、“脂肪由来の幹細胞”とは、そもそもどんなものなのだろうか。
めざましい発展を遂げる再生医療のキーワードとして近年よく耳にするようになった幹細胞。
多種の細胞に変化(分化)する性質をもち、複製する能力もあるため、
人間の組織や臓器を再生できるとして、世界中で幹細胞を使った再生医療研究が進められている。

現在研究中の幹細胞には、1.胚性幹細胞(ES細胞)、2.人工多機能性幹細胞(iPS細胞)、
3.体性幹細胞の3種類がある。
しかし「胚性幹細胞」は受精卵を加工するため倫理性が問われたり、
「人工多機能性幹細胞」は臨床段階に至るレベルでなかったり、
取得できる量が少なかったりと、それぞれ広く実用化に向けてという段階ではない。

そこで注目を集めているのが、「体性幹細胞」の一種、“脂肪由来”の幹細胞だ。

今まで研究が進められていた体性幹細胞は骨髄や臍帯血などから取っていたため、
デリケートで取得できる量もごく僅かなものだった。
しかし、脂肪由来の幹細胞はそれらと異なり採取においての機能障害が少なく、
取得できる幹細胞の量も密度も高く、培養も不要である。
そのため研究は進み、「心臓疾患」「血管再生」「創傷治癒」など12疾患(詳細次頁)が臨床研究段階にあり、
今後の可能性に大きな期待が寄せられている。

■ 豊富な実績をもとにバンキングをスタート

聖心美容外科 統括院長 鎌倉達郎医師は、
2006年、乳がん手術により失われた乳房再建のため、
この脂肪由来の幹細胞を応用した九州中央病院の移植実施グループに参画。

以降、再生医療へ積極的に取り組み、
2007年には皮下脂肪組織から脂肪由来の幹細胞を抽出する「セリューションシステム」を導入。
幹細胞移植を豊胸や若返りといった美容医療分野でも実施し、
現在聖心美容外科としてはおよそ300症例という世界トップの実績をもっている。

この技術的裏付けをもとに、「StemSource(ステムソース)(R)幹細胞バンク」を導入した。
これは「セリューションシステム」を用いて採取した脂肪由来の幹細胞を
-150℃の窒素タンクで凍結保存するもので、
若く健康な時に採取した幹細胞を将来の疾患治療に活用することが可能になる。

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聖心美容外科附属       
聖心再生医療センター所長
聖心美容外科 統括院長・医師
鎌倉 達郎(かまくら たつろう)

1964年4月15日生まれ。宮崎県出身。宮崎医科大学医学部卒業。
九州大学医学部附属病院にて外科全般を修得後、大手美容外科に勤務。

2004年11月 聖心美容外科統括院長に就任。
2007年11月 聖心再生医療センター(東京)を開設。
2009年2月  脂肪組織由来幹細胞移植による豊胸術の症例数

世界一のドクターとして米国カルフォルニア大学サンディエゴ校で講演を行う。
現在も医療の発展を目指した国際交流と情報提供に精力的に取り組む。
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<「StemSource(R)幹細胞バンク」について>

 「StemSource(ステムソース)(R)幹細胞バンク」 とは、
ご自身の脂肪から「セリューションシステム」を用いて採取した脂肪由来幹細胞を
-150℃の窒素タンクで凍結保存するためのシステム。

【バンキングまでの具体的な流れ】
1:医師とのカウンセリング
2:患者情報を専用のシステムに登録
3:専用のIDカードを発行する
4:100〜260cc程度の脂肪を脂肪吸引手術で採取 (施術時間約2時間)
5:「セリューションシステム」を使い、採取した脂肪組織から凍結保管(バンキング)用の幹細胞を抽出する
6:凍結保存するための処理を行った後の幹細胞を−90℃まで徐々に凍結。その後−150℃の窒素タンク内に保管

【契約時に必要な費用】
幹細胞の採取(脂肪吸引手術+幹細胞抽出) 60万円
保管費用(5年単位) 18万円
合計 78万円

<再生医療における脂肪由来幹細胞の可能性>
脂肪由来幹細胞は、2001年米国サイトリ・セラピューティクス社(Cytori Therapeutics)の
創始者であるマーク・ヘドリック博士によって発見された、
皮下脂肪組織に存在する体性幹細胞の一種。
すでに脂肪由来幹細胞移植の臨床研究では、さまざまな難病の治療に有効な結果が出ており、
現在も研究が進められている。

●臨床研究中の疾患
乳房再建  心臓疾患  顔の若返り
放射性潰瘍 血管再生  骨髄移植の合併症
創傷治療  上顎再建  クローン病
頭蓋骨再生 I型糖尿病 尿失禁

●前臨床研究中の疾患
脳卒中  椎間板損傷 パーキンソン病
脊髄損傷 角膜再生  腎損傷
腱損傷  筋損傷   歯周病
肝炎   関節炎   脂肪肝
声帯ひだ再生

※「幹細胞バンク」ほか「再生医療の最先端」などに関する
米国サイトリ・セラピューティクス社への取材も対応致します。
ご相談ください。

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■このリリースに関するお問い合わせや取材、資料ご希望の方は下記までご連絡ください■

株式会社メディクルード(※聖心美容外科の非医療部門運営支援を行っております。)
担当:山田理衣  
TEL:03-5770-5277/FAX:03-5770-5606
東京都港区六本木6-6-9 ピラミデ2F 
聖心美容外科附属 聖心再生医療センター ホームページ :http://www.saisei-iryou.com/
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