カード利用に対してより安全性を求める傾向が明らかにカード利用者の 8 割以上が IC チップ付きを希望
[15/04/13]
提供元:PRTIMES
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ビザ・ワールドワイド(以下Visa、代表取締役:岡本和彦、所在地:東京都千代田区)は、2015年1月、全国の20代から50代の男女512名を対象に、「カードのセキュリティに関する調査」を実施しました。
[画像: http://prtimes.jp/i/6846/3/resize/d6846-3-211250-2.jpg ]
Visaの委託を受け、株式会社マクロミルが実施した本調査では、クレジットカード/デビットカード利用者(※1)に対してカードの利用動向およびカード決済によって抱える不安やセキュリティに関する知識について調べたところ、次のような実態が分かりました。
● カード利用者の実に9割以上が、カードの不正利用に不安があると回答
● カードの安全性に対する関心は高く、8割以上がカード偽造防止目的で搭載されているICチップ付きカードを希望
● セキュリティ機能の利用意向も高く、6割以上が「メール通知サービス」などのセキュリティ機能を活用しよりカードを使っていきたいと感じている
今回の調査結果から、PCやスマートフォン、タブレットなどを通じて日常でカード決済を行う機会が増える中で、多くの生活者が商品購入にあたりカードを活用している一方で、カード払いにおける不正利用の不安を抱えており、ネット通販利用者においてはその傾向が強いことがわかりました。そのため、利用者はカード自体そしてカードを使う際により安全性を求める傾向になっており、より安全性の高いICチップ付きカードや、なりすまし対策の3Dセキュア、不正に利用された際にすぐに気付くメール通知サービスなど、自身も様々なセキュリティの機能を活用することで安心してよりカードを利用していきたいと感じていることが明らかとなりました。また、利用するお店側に対しても、セキュリティ対策をしているお店では信頼・安心感を得ることができると感じているという結果となりました。
※1 次の条件に該当する512名の回答者に対して調査を実施
1.クレジットカード(デビットカード)を保有し、3ヵ月以内に利用している。
2.利用目的が、「店頭での買い物・飲食・チケット購入等」または、「ネット通販での買い物・チケット購入等」の少なくともいずれかに該当する。
■カード利用者は、カードを多く利用しながらセキュリティに不安も抱えている!?
店舗での支払いでは約半数、インターネットでの通販時は92.8%がカードを利用している一方で、カードの不正利用について多くの利用者が不安を抱えている現状も窺えます。「カードの不正利用(カード番号盗み取り、本人なりすましなど)が心配だ」という質問に対して、9割強が「そう思う」と回答しており、特に20代女性では96.9%と非常に多くの利用者が自身のカードが不正利用されてしまう可能性を心配しています。
その一方で、カードの不正利用にあった場合の対処法を把握しているか聞いてみると、「とてもそう思う」の回答はわずか7.8%となり、不正利用を気にしながらも対処方法を認識していないというギャップが見られます。実際「まあそう思う」の回答を足しても47.6%と半数にも満たず、カード利用者の多くが対策についての理解を持っていない現状が浮き彫りとなりました。
■増加するセキュリティ性の高いIC チップ付きカードへのニーズ
次にカードセキュリティに対する意識について調査したところ、上述のようにカード不正利用への不安を持つ中で、利用者のセキュリティへの関心も高まっていることが判明しました。店頭でのカード支払い時に、「PIN」または「自分のサイン」による本人確認を受けた際にどのように感じるか質問したところ、「セキュリティに気を遣っている店だと感じた(31.8%)」「安心感が増した(30.5%)」など本人確認によって利用者の安心や信頼につながっていることが分かりました。特に20 代男性では「もっと多くの店で『本人確認』をしてほしいと思った」という回答も3 割近くにのぼり、男女問わずセキュリティへの高い関心が見て取れます。
このような背景の中で、今後新たにクレジットカード、デビットカードを作る際にIC チップ付きカードとIC チップなしカードのどちらを使いたいかを聞いたところ、「IC チップ付きの方が安心で良い」という回答が実に8 割以上にのぼり、本人確認の方法としても「PIN」と「サイン」ではおよそ2:1 でよりセキュアだと感じられる「PIN」を望む声が多い傾向にありました。
■「3D セキュア」や「メール通知サービス」などカードのセキュリティ機能には多くの利用者が期待!
同様にネット通販時の意識について調査したところ、インターネット上での支払いの際のセキュリティとなる「3-Dセキュア(※2)」または「セキュリティコード」による本人確認を受けた利用者は、総じて店舗に対して好感を持つ傾向にあり、特に「セキュリティに気を遣っているサイトだと感じた」という回答が約半数にのぼるなど、店頭・ネット通販問わずにセキュリティ対策を施している店舗は利用者からの信頼を得ていることが分かります。
そして最後に、セキュリティのための様々なルールや機能について聞いてみたところ、活用できればしていきたいという意識が多く見られました。「メール通知サービス(※3)」「トークン化(※4)」というセキュリティルールや機能について、機能の有無による今後のカード利用意向を尋ねたところ、それぞれ「メール通知サービス(店舗:63.7%、インターネット:65.2%)」、「トークン化(店舗:65.2%、インターネット:6.5%)」という回答となり、それぞれのセキュリティ機能への高い期待が窺えます。
※2 3-D セキュアとは、ネット加盟店でのカード決済時に、クレジットカード、デビットカード番号に加え、あらかじめカード発行会社に登録したパスワードを使用して、カード会員とカード発行会社間で「本人認証」を行う仕組みです。3-D セキュアでのパスワード認証は、加盟店を一切経由することなく、カード会員とカード発行会社の2 者間のみで行われます。また、カード会員しか知らないパスワードを使用することで、第三者による「なりすまし」を防止することが可能となり、ネット上でより安全なカード決済環境を提供する仕組みです。
※3 メール通知サービスは、カード利用のたびに利用のお知らせがメールで来るサービスです。
※4 トークンとは、本来のカード番号から派生させた「類似カード番号」のことを指し、本来のカード番号とは異なった番号で構成されています。したがって、トークン化されたカード番号が何らかの理由により第三者の手に渡った場合でも、いわゆる「なりすまし」による不正取引を防ぐことができます。また、第三者の手に渡ったトークン番号は、本来のカードを再発行することなく、トークンのみを再発行することが可能であるため、カード会員にかかる再発行のための負荷が大幅に軽減されるメリットもあります。
【調査概要】
調査実施会社: 株式会社マクロミル
調査名: カードのセキュリティ意識に関する調査
実査期間: 2015年1月28日(水)〜1月29日(木)
調査方法: インターネット調査
調査地域: 全国
調査対象: 20代〜50代の男女512名
ビザ・ワールドワイドについて
ビザ・ワールドワイド(以下、Visa)は、世界規模のペイメントテクノロジーを提供する企業です。世界の200以上の国と地域において、迅速、安全かつ信頼のおける電子決済で消費者、企業、金融機関、政府機関を結ぶ役割を果たしています。毎秒56,000件を超す取引を処理できるVisaNetは世界でも最先端の情報処理ネットワークで、電子通貨の基盤であると同時に、消費者を詐欺や不正行為から守り、加盟店への確実な支払いを可能にしています。Visaの事業の特色として、カード発行、融資、会費や利息の設定を消費者に直接行わないことが挙げられます。Visaは取引先金融機関を通じて、デビットカードによる即時決済、プリペイドカードによる事前決済、クレジットカードによる事後決済といった多彩な選択肢を提供しています。詳しくはwww.corporate.visa.com(英語サイト)またはwww.visa.co.jp(日本語サイト)をご覧ください。
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Visaの委託を受け、株式会社マクロミルが実施した本調査では、クレジットカード/デビットカード利用者(※1)に対してカードの利用動向およびカード決済によって抱える不安やセキュリティに関する知識について調べたところ、次のような実態が分かりました。
● カード利用者の実に9割以上が、カードの不正利用に不安があると回答
● カードの安全性に対する関心は高く、8割以上がカード偽造防止目的で搭載されているICチップ付きカードを希望
● セキュリティ機能の利用意向も高く、6割以上が「メール通知サービス」などのセキュリティ機能を活用しよりカードを使っていきたいと感じている
今回の調査結果から、PCやスマートフォン、タブレットなどを通じて日常でカード決済を行う機会が増える中で、多くの生活者が商品購入にあたりカードを活用している一方で、カード払いにおける不正利用の不安を抱えており、ネット通販利用者においてはその傾向が強いことがわかりました。そのため、利用者はカード自体そしてカードを使う際により安全性を求める傾向になっており、より安全性の高いICチップ付きカードや、なりすまし対策の3Dセキュア、不正に利用された際にすぐに気付くメール通知サービスなど、自身も様々なセキュリティの機能を活用することで安心してよりカードを利用していきたいと感じていることが明らかとなりました。また、利用するお店側に対しても、セキュリティ対策をしているお店では信頼・安心感を得ることができると感じているという結果となりました。
※1 次の条件に該当する512名の回答者に対して調査を実施
1.クレジットカード(デビットカード)を保有し、3ヵ月以内に利用している。
2.利用目的が、「店頭での買い物・飲食・チケット購入等」または、「ネット通販での買い物・チケット購入等」の少なくともいずれかに該当する。
■カード利用者は、カードを多く利用しながらセキュリティに不安も抱えている!?
店舗での支払いでは約半数、インターネットでの通販時は92.8%がカードを利用している一方で、カードの不正利用について多くの利用者が不安を抱えている現状も窺えます。「カードの不正利用(カード番号盗み取り、本人なりすましなど)が心配だ」という質問に対して、9割強が「そう思う」と回答しており、特に20代女性では96.9%と非常に多くの利用者が自身のカードが不正利用されてしまう可能性を心配しています。
その一方で、カードの不正利用にあった場合の対処法を把握しているか聞いてみると、「とてもそう思う」の回答はわずか7.8%となり、不正利用を気にしながらも対処方法を認識していないというギャップが見られます。実際「まあそう思う」の回答を足しても47.6%と半数にも満たず、カード利用者の多くが対策についての理解を持っていない現状が浮き彫りとなりました。
■増加するセキュリティ性の高いIC チップ付きカードへのニーズ
次にカードセキュリティに対する意識について調査したところ、上述のようにカード不正利用への不安を持つ中で、利用者のセキュリティへの関心も高まっていることが判明しました。店頭でのカード支払い時に、「PIN」または「自分のサイン」による本人確認を受けた際にどのように感じるか質問したところ、「セキュリティに気を遣っている店だと感じた(31.8%)」「安心感が増した(30.5%)」など本人確認によって利用者の安心や信頼につながっていることが分かりました。特に20 代男性では「もっと多くの店で『本人確認』をしてほしいと思った」という回答も3 割近くにのぼり、男女問わずセキュリティへの高い関心が見て取れます。
このような背景の中で、今後新たにクレジットカード、デビットカードを作る際にIC チップ付きカードとIC チップなしカードのどちらを使いたいかを聞いたところ、「IC チップ付きの方が安心で良い」という回答が実に8 割以上にのぼり、本人確認の方法としても「PIN」と「サイン」ではおよそ2:1 でよりセキュアだと感じられる「PIN」を望む声が多い傾向にありました。
■「3D セキュア」や「メール通知サービス」などカードのセキュリティ機能には多くの利用者が期待!
同様にネット通販時の意識について調査したところ、インターネット上での支払いの際のセキュリティとなる「3-Dセキュア(※2)」または「セキュリティコード」による本人確認を受けた利用者は、総じて店舗に対して好感を持つ傾向にあり、特に「セキュリティに気を遣っているサイトだと感じた」という回答が約半数にのぼるなど、店頭・ネット通販問わずにセキュリティ対策を施している店舗は利用者からの信頼を得ていることが分かります。
そして最後に、セキュリティのための様々なルールや機能について聞いてみたところ、活用できればしていきたいという意識が多く見られました。「メール通知サービス(※3)」「トークン化(※4)」というセキュリティルールや機能について、機能の有無による今後のカード利用意向を尋ねたところ、それぞれ「メール通知サービス(店舗:63.7%、インターネット:65.2%)」、「トークン化(店舗:65.2%、インターネット:6.5%)」という回答となり、それぞれのセキュリティ機能への高い期待が窺えます。
※2 3-D セキュアとは、ネット加盟店でのカード決済時に、クレジットカード、デビットカード番号に加え、あらかじめカード発行会社に登録したパスワードを使用して、カード会員とカード発行会社間で「本人認証」を行う仕組みです。3-D セキュアでのパスワード認証は、加盟店を一切経由することなく、カード会員とカード発行会社の2 者間のみで行われます。また、カード会員しか知らないパスワードを使用することで、第三者による「なりすまし」を防止することが可能となり、ネット上でより安全なカード決済環境を提供する仕組みです。
※3 メール通知サービスは、カード利用のたびに利用のお知らせがメールで来るサービスです。
※4 トークンとは、本来のカード番号から派生させた「類似カード番号」のことを指し、本来のカード番号とは異なった番号で構成されています。したがって、トークン化されたカード番号が何らかの理由により第三者の手に渡った場合でも、いわゆる「なりすまし」による不正取引を防ぐことができます。また、第三者の手に渡ったトークン番号は、本来のカードを再発行することなく、トークンのみを再発行することが可能であるため、カード会員にかかる再発行のための負荷が大幅に軽減されるメリットもあります。
【調査概要】
調査実施会社: 株式会社マクロミル
調査名: カードのセキュリティ意識に関する調査
実査期間: 2015年1月28日(水)〜1月29日(木)
調査方法: インターネット調査
調査地域: 全国
調査対象: 20代〜50代の男女512名
ビザ・ワールドワイドについて
ビザ・ワールドワイド(以下、Visa)は、世界規模のペイメントテクノロジーを提供する企業です。世界の200以上の国と地域において、迅速、安全かつ信頼のおける電子決済で消費者、企業、金融機関、政府機関を結ぶ役割を果たしています。毎秒56,000件を超す取引を処理できるVisaNetは世界でも最先端の情報処理ネットワークで、電子通貨の基盤であると同時に、消費者を詐欺や不正行為から守り、加盟店への確実な支払いを可能にしています。Visaの事業の特色として、カード発行、融資、会費や利息の設定を消費者に直接行わないことが挙げられます。Visaは取引先金融機関を通じて、デビットカードによる即時決済、プリペイドカードによる事前決済、クレジットカードによる事後決済といった多彩な選択肢を提供しています。詳しくはwww.corporate.visa.com(英語サイト)またはwww.visa.co.jp(日本語サイト)をご覧ください。