間違った意味で使われる言葉ランキング 第1位は「ハッカー」と判明!
[13/10/15]
提供元:PRTIMES
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言い間違いされる言葉ランキング1位は「間が持てない」 “辞書の日(10月16日)”記念、小学館の国語辞典『大辞泉』編集部が発表
“辞書の日(10月16日)”記念、小学館の国語辞典『大辞泉』編集部が発表
間違った意味で使われる言葉ランキング 第1位は「ハッカー」と判明!
言い間違いされる言葉ランキング1位は「間が持てない」
株式会社 小学館(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:相賀昌宏)の国語辞典『大辞泉』編集部は、「あなたの言葉を辞書に載せよう。」キャンペーンを10月7日より実施。明日10月16日の辞書の日(米国の辞書編修者ノア・ウェブスターの誕生日/1758年)を記念し、「間違った意味で使われる言葉ランキング」と「言い間違いされる言葉ランキング」を発表します。
■間違った意味で使われる言葉1位は「ハッカー」
大辞泉編集部が選んだ50の言葉について、「普段、あなたが次の言葉を使うとき、どのような意味で使っていますか? 本来の意味かどうかは問いません」という質問で、「よく見かける、本来と異なる意味」と「本来の意味」を二択で提示。前者の回答が多かった順にランキングしました。
【大辞泉編集部による解説】
1位の「ハッカー」には、本来、コンピューターで不正行為をする人という意味はありません。そういう意味の言葉「クラッカー」と混同されているのでしょう。しかし、新聞・テレビの報道などでも、悪い意味で「ハッカー」が使われている例が見受けられます。2つの言葉の知名度・浸透度の差から、分かりやすさを重視して、あえて「ハッカー」を使うケースも考えられます。新しいだけに、意味の変化が起きやすい言葉なのかもしれません。
2位の「確信犯」は、平成14年度「国語に関する世論調査」(文化庁発表)では、本来と異なる意味で使用される割合が57.6%でしたが、今回の調査では73.0%でした。時間の経過とともに「誤用率」が大きくなってきています。
3位の「他力本願」は、自らの修行などによらず、阿弥陀仏の本願で救済されることという浄土教の言葉ですが、「人まかせ」という意味も定着してしまっているようです。これに対し、浄土宗や浄土真宗の各宗派などが本来の意味の周知につとめています。
■言い間違いされる言葉1位は「○ 間が持てない」→「× 間が持たない」
大辞泉編集部が選んだ50の「意味」について、「次の意味を表す言葉として、あなたが普段使っている言葉を選んでください」という質問で、「よく見かける間違った言い方」と「本来の言い方」を二択で提示。前者の回答が多かった順にランキングしました。
【大辞泉編集部による解説】
1位の「間が持たない」は、「途切れがちの会話などを、うまくつなぐことができない」と言いたいときに7割近くの人が使っていますが、「間が持てない」が本来の言い方です。平成22年度「国語に関する世論調査」(文化庁発表)では、「間が持てない」を使う人が29.3%で「間が持たない」を使う人が61.3%でしたが、今回の調査では68.3%と、時間の経過とともに本来と異なる言い方を使用する割合が増加しています。
2位の「声をあらげる」について、近年「声をあらげる」とすることもありますが、本来は誤りです。正しくは、「声をあららげる」で、漢字にすると「声を荒らげる」と書きます。しかし、最近は「あらげる」を使用する人の増加に伴い、放送現場では「あらげる」の使用も認められているようです。
3位の「足もとをすくう」は、「足をすくう」が本来の言い方です。「すくう(掬う)」は、「下から上へすばやく持ち上げる。また、下から持ち上げるようにして横にはらう。」という意味です。「足もと」は間違いなのかどうか、といった議論がなされる言葉です。
両アンケートでは、あえて「間違った意味」「言い間違い」としてランキングしましたが、言葉というものは、それ自体も意味も、時代によって変遷していくのも事実。必ずしも「間違い」とは言い切れない場合もあります。『大辞泉』は、そういった言葉の変遷を随時追跡し、辞書に反映する体制を整えています。
※本リリースの調査結果をご利用頂く際は、「小学館『大辞泉』調べ」とご明記下さい。
■調査概要
○調査名 :本来と異なる意味・言い方で使用される言葉ランキング
○調査方法:インターネット調査
○調査期間:2013年9月20日〜2013年9月23日
○調査対象:15歳以上の男女
○有効回答数:1200名<年代(15-19歳・20代・30代・40代・50代・60代以上)×性別 各100名>
■小学館・大辞泉「あなたの言葉を辞書に載せよう。」キャンペーン実施中
○名称:小学館・大辞泉「あなたの言葉を辞書に載せよう。」キャンペーン
○実施概要: 8つの言葉(1.愛、2.自由、3.大人、4.失敗、5.カワイイ、6.友だち、7.萌え、8.SNS)の語釈(100字以内)を一般より広く募集し、小学館『大辞泉』編集部が選定した語釈を、2013年12月の改訂時に『大辞泉』デジタル版データに収録
○募集期間: 2013年10月7日(月)〜10月31日(木)
○応募方法:1.インターネットまたは2.ハガキにて募集
○応募先:1.インターネットの場合 特設サイト(http://kotoba.daijisen.jp)投稿フォームより
2.ハガキの場合 〒101-8001 東京都千代田区一ツ橋2-3-1 株式会社小学館「大辞泉キャンペーン事務局」係宛
○賞品:全応募者から抽選で5名様に「iPad mini 16GBモデル」をプレゼント
※色は選べません。
※iPad miniは、本体のみのプレゼントとなります。インターネット回線の接続には、別途ご契約が必要となります。
※当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。
○掲載予定語釈数:1つの言葉に対して5〜10の語釈、合計40〜80の語釈を予定
○掲載時期:『大辞泉』デジタル版データの定期改訂時(2013年12月)に収録予定
のち、2014年1月以降、goo辞書、kotobank、JapanKnowledge等に順次反映
○宣 伝 活 動:期間内にウェブ広告、テレビCM、交通広告など幅広く展開予定
■『大辞泉』はネット&デジタル時代にマッチした“生きている国語辞典”
新しい言葉の採録に積極的に取り組んでいる“生きている国語辞典”『大辞泉』のデジタル版データは、最新採録語数27万語(2013年9月現在)に達し、同クラスの国語辞典のなかでもナンバーワン。更に毎年3回、8,000語以上の新語・新語釈を定期更新しています。
その先進性が評価され、kotobank、Yahoo!辞書、goo辞書、infoseekマルチ辞書など国内主要ポータルサイトの辞書データとして採用されているほか、主要な電子辞書にも搭載されています。デジタル時代にマッチした国語辞典として、今後も日々生まれゆく新しい言葉や語彙をキャッチし、立項・アップデートしていきます。
※『大辞泉』公式ウェブサイトでも情報発信しています!
“生きている国語辞典”『大辞泉』の知られざる特長、幅広い展開事例、関連する著名人のメッセージ、関連最新ニュースなどをご覧いただけます。『舟を編む』で話題の小説家・三浦しをんさんからの特別メッセージも読めます!
http://www.daijisen.jp または 大辞泉 で検索!
“辞書の日(10月16日)”記念、小学館の国語辞典『大辞泉』編集部が発表
間違った意味で使われる言葉ランキング 第1位は「ハッカー」と判明!
言い間違いされる言葉ランキング1位は「間が持てない」
株式会社 小学館(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:相賀昌宏)の国語辞典『大辞泉』編集部は、「あなたの言葉を辞書に載せよう。」キャンペーンを10月7日より実施。明日10月16日の辞書の日(米国の辞書編修者ノア・ウェブスターの誕生日/1758年)を記念し、「間違った意味で使われる言葉ランキング」と「言い間違いされる言葉ランキング」を発表します。
■間違った意味で使われる言葉1位は「ハッカー」
大辞泉編集部が選んだ50の言葉について、「普段、あなたが次の言葉を使うとき、どのような意味で使っていますか? 本来の意味かどうかは問いません」という質問で、「よく見かける、本来と異なる意味」と「本来の意味」を二択で提示。前者の回答が多かった順にランキングしました。
【大辞泉編集部による解説】
1位の「ハッカー」には、本来、コンピューターで不正行為をする人という意味はありません。そういう意味の言葉「クラッカー」と混同されているのでしょう。しかし、新聞・テレビの報道などでも、悪い意味で「ハッカー」が使われている例が見受けられます。2つの言葉の知名度・浸透度の差から、分かりやすさを重視して、あえて「ハッカー」を使うケースも考えられます。新しいだけに、意味の変化が起きやすい言葉なのかもしれません。
2位の「確信犯」は、平成14年度「国語に関する世論調査」(文化庁発表)では、本来と異なる意味で使用される割合が57.6%でしたが、今回の調査では73.0%でした。時間の経過とともに「誤用率」が大きくなってきています。
3位の「他力本願」は、自らの修行などによらず、阿弥陀仏の本願で救済されることという浄土教の言葉ですが、「人まかせ」という意味も定着してしまっているようです。これに対し、浄土宗や浄土真宗の各宗派などが本来の意味の周知につとめています。
■言い間違いされる言葉1位は「○ 間が持てない」→「× 間が持たない」
大辞泉編集部が選んだ50の「意味」について、「次の意味を表す言葉として、あなたが普段使っている言葉を選んでください」という質問で、「よく見かける間違った言い方」と「本来の言い方」を二択で提示。前者の回答が多かった順にランキングしました。
【大辞泉編集部による解説】
1位の「間が持たない」は、「途切れがちの会話などを、うまくつなぐことができない」と言いたいときに7割近くの人が使っていますが、「間が持てない」が本来の言い方です。平成22年度「国語に関する世論調査」(文化庁発表)では、「間が持てない」を使う人が29.3%で「間が持たない」を使う人が61.3%でしたが、今回の調査では68.3%と、時間の経過とともに本来と異なる言い方を使用する割合が増加しています。
2位の「声をあらげる」について、近年「声をあらげる」とすることもありますが、本来は誤りです。正しくは、「声をあららげる」で、漢字にすると「声を荒らげる」と書きます。しかし、最近は「あらげる」を使用する人の増加に伴い、放送現場では「あらげる」の使用も認められているようです。
3位の「足もとをすくう」は、「足をすくう」が本来の言い方です。「すくう(掬う)」は、「下から上へすばやく持ち上げる。また、下から持ち上げるようにして横にはらう。」という意味です。「足もと」は間違いなのかどうか、といった議論がなされる言葉です。
両アンケートでは、あえて「間違った意味」「言い間違い」としてランキングしましたが、言葉というものは、それ自体も意味も、時代によって変遷していくのも事実。必ずしも「間違い」とは言い切れない場合もあります。『大辞泉』は、そういった言葉の変遷を随時追跡し、辞書に反映する体制を整えています。
※本リリースの調査結果をご利用頂く際は、「小学館『大辞泉』調べ」とご明記下さい。
■調査概要
○調査名 :本来と異なる意味・言い方で使用される言葉ランキング
○調査方法:インターネット調査
○調査期間:2013年9月20日〜2013年9月23日
○調査対象:15歳以上の男女
○有効回答数:1200名<年代(15-19歳・20代・30代・40代・50代・60代以上)×性別 各100名>
■小学館・大辞泉「あなたの言葉を辞書に載せよう。」キャンペーン実施中
○名称:小学館・大辞泉「あなたの言葉を辞書に載せよう。」キャンペーン
○実施概要: 8つの言葉(1.愛、2.自由、3.大人、4.失敗、5.カワイイ、6.友だち、7.萌え、8.SNS)の語釈(100字以内)を一般より広く募集し、小学館『大辞泉』編集部が選定した語釈を、2013年12月の改訂時に『大辞泉』デジタル版データに収録
○募集期間: 2013年10月7日(月)〜10月31日(木)
○応募方法:1.インターネットまたは2.ハガキにて募集
○応募先:1.インターネットの場合 特設サイト(http://kotoba.daijisen.jp)投稿フォームより
2.ハガキの場合 〒101-8001 東京都千代田区一ツ橋2-3-1 株式会社小学館「大辞泉キャンペーン事務局」係宛
○賞品:全応募者から抽選で5名様に「iPad mini 16GBモデル」をプレゼント
※色は選べません。
※iPad miniは、本体のみのプレゼントとなります。インターネット回線の接続には、別途ご契約が必要となります。
※当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。
○掲載予定語釈数:1つの言葉に対して5〜10の語釈、合計40〜80の語釈を予定
○掲載時期:『大辞泉』デジタル版データの定期改訂時(2013年12月)に収録予定
のち、2014年1月以降、goo辞書、kotobank、JapanKnowledge等に順次反映
○宣 伝 活 動:期間内にウェブ広告、テレビCM、交通広告など幅広く展開予定
■『大辞泉』はネット&デジタル時代にマッチした“生きている国語辞典”
新しい言葉の採録に積極的に取り組んでいる“生きている国語辞典”『大辞泉』のデジタル版データは、最新採録語数27万語(2013年9月現在)に達し、同クラスの国語辞典のなかでもナンバーワン。更に毎年3回、8,000語以上の新語・新語釈を定期更新しています。
その先進性が評価され、kotobank、Yahoo!辞書、goo辞書、infoseekマルチ辞書など国内主要ポータルサイトの辞書データとして採用されているほか、主要な電子辞書にも搭載されています。デジタル時代にマッチした国語辞典として、今後も日々生まれゆく新しい言葉や語彙をキャッチし、立項・アップデートしていきます。
※『大辞泉』公式ウェブサイトでも情報発信しています!
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