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アスリート・コーチ向けのモーション解析を使った次世代のウェアラブル技術を発表




[画像1: https://prtimes.jp/i/14695/3/resize/d14695-3-781648-0.jpg ]

スポーツに特化したIoTデバイスを開発するLEOMO, Inc.は、ウェアラブル技術を使った新しいデバイス「TYPE-R」を3月9日米国にて発表しました。TYPE-Rは、モーション解析を使って、特に競技アスリートとコーチにとって、そのパフォーマンスを最大限発揮できるように設計されており、今年夏後半に米国で、今年の後半に他の地域でも公式発売を予定しております。TYPE-Rは、アスリートのフォーム、効率、パフォーマンスを最適化でき、怪我の防止や怪我からの回復を助けます。

これまで、モーションキャプチャーなどのアスリート向けのモーション解析は、ラボやスタジオでの測定に限られており、より現実に近いトレーニングやレースの条件を反映することができず、精密かつ高価なシステムが必要でした。 モーション解析を屋外でも可能にするTYPE-Rは、アスリートやそのコーチがトレーニングや競技を行う環境と同じ条件下で、日々、気軽にモーションデータの収集を行うことができます。

[画像2: https://prtimes.jp/i/14695/3/resize/d14695-3-863112-1.jpg ]

モーション解析をより身近にするTYPE-R
TYPE-Rは、タッチスクリーンを搭載しており、ハンドルバーまたは手首に取り付けることができ、ANT +™対応の汎用のセンサーと接続することで、パワー、パワーバランス、ケイデンス、心拍数を表示することも可能です。TYPE-R本体だけで、他社の高価格帯のサイクリングコンピュータに匹敵する性能を持っておりますが、TYPE-Rの一番の特徴は、5つものLEOMOモーションセンサー(Bluetooth(R)接続)を標準で付属していることです。そのセンサーは、3軸のジャイロスコープと3軸の加速度センサーを搭載しており、センサーを着用したアスリートの動きやフォームを正確に計測します。LEOMOモーションセンサーは、左右の膝の上部と靴、腰(仙骨)の上に装着し、今まで測定できなかった下記のような動きを測定することができます。


Dead Spot Score: 1ケイデンス内で、ペダル速度がスムーズではない箇所の大きさと位置を特定
Foot Angular Range:ペダリング時に踵がどれだけ上下に動くかを測定
Foot Angular Range (Q1):クランク位置が0時から3時の間で踵がどれだけ上下に動くかを測定
Leg Angular Range:ペダリング時にももがどれだけ上下に動くかを測定
Pelvic Tilt:自転車選手の骨盤の前傾角度を測定

TYPE-Rは、トレーニングデータをワイヤレスでアップロードでき、簡単にフォームの分析ができます。 Wi-Fiのネットワークを経由し、トレーニングデータはクラウドにアップロードされ、PCのWebブラウザからアクセスできる「ダッシュボード」で分析が可能です。 今後は、有名なTraningPeaks(R)などのトレーニング分析プラットフォームと統合することも計画しています。

TYPE-Rは、Foxconnが製造し、高品質かつ最先端の技術で設計され、ユーザーは安心して使用することができます。加えて、長時間のトレーニングでも、バッテリーライフを気にすることなく、使用することができます。
TYPE-Rは、世界で初めて、ラボやスタジオではない場所でモーション解析を可能にし、自分の身体をより良く使いたいと考えているアスリートにとって、大きな武器になると確信しています。TYPE-Rは、自転車選手、トライアスロン選手、そのコーチを最初のターゲットにしておりますが、モーション解析は、これらのスポーツ以外にも応用が可能で、最適な動きは、あらゆるスポーツに重要です。将来的には、この技術をランニングや水泳に応用することを具体的に検討しております。
[画像3: https://prtimes.jp/i/14695/3/resize/d14695-3-467045-2.jpg ]

Obsession in motion
LEOMOは、正確かつ実用的なモーションデータを提供することが重要であると考え、選手とそのコーチが、今の限界を超え、次の目標を見つけることができるようサポートします。TYPE-Rをより効果的に活用するために、世界的に有名なコーチのHunter Allen氏やNeal Henderson氏を含め、多くのコーチ、選手、スポーツ科学者の間で幅広いテストを行っており、多くのメリットを実感しています。

コーチの場合:肉眼でアスリートの動きを見ても、正確な評価は出来ません。TYPE-Rを使用することにより、コーチは、アスリートのそばに居ても、居なくても、モーションデータを見ることで、正確にアスリートの動きを評価することができます。また、アスリートが意識的にフォームを変えると、モーションデータに反映されるので、コーチが自分の指示が正しく伝わったか検証でき、アスリートに指示を適格に伝えられるようになります。

アスリートの場合:自転車選手は、自分の動きをリアルタイムに見ることができません。特に実際の道路上では。ですが、TYPE-Rの画面には、自分の目では分かりにくいフォームや動きの僅かな変化をも可視化することが可能です。

「コーチとして、以前であれば、アスリートを直接見てもわからなかったような現実世界での動きの非対称性とパターンを、TYPE-Rを使うことによって、素早く特定できるようになりました。更に、これらのデータを使って、自転車選手の姿勢をどのように調整して、パワーやケイデンスなどの指標にどのような影響を及ぼすのかをより詳しく知ることができます。」と、Peaks Coaching Groupの創設者であり、TYPE-RのベータテストプログラムをリードしてきたHunter Allen氏は述べています。


[画像4: https://prtimes.jp/i/14695/3/resize/d14695-3-276999-3.jpg ]


パフォーマンス改善と怪我防止の可能性
TYPE-Rは、上述のような価値以外にも、将来的には、パフォーマンスや技術の向上、そして、怪我を認識・対応・回避することができるような画期的な価値を創出できると考えています。LEOMOは、これらの価値創出の可能性を検証するために、世界的に有名なスポーツ医学およびバイオメカニクスの研究者と提携しています。 身体の位置、動作の負荷、および継続時間を変えると、効率がどのように変化するか、自転車選手のフォームや動きをグリコーゲンの使用と比較する最先端の研究を行っています。 自転車選手が示す生体力学的動きを検証するための研究も行っています。
さらに、LEOMOは、USA TriathlonやUSA Cycling認定コーチ、スポーツ科学者、Neal Henderson氏などの世界レベルのコーチと協力して、トップアスリートでTYPE-Rを試験しています。 「動きを理解することは、身体を理解する上での基本であり、TYPE-Rは私と私の選手に、試合で勝つ為の価値ある視点を提供してくれます。TYPE-Rは、パワーや他の指標と共に使うことで、今まで不可能だった、リアルタイムでの、アスリートの動きを客観的に数値化して評価するのに役立ちます。」とHenderson氏は述べています。
USA CyclingのAthleticsのバイスプレジデントのJim Miller氏もまた、トップアスリート育成において、大きな可能性を感じており、こう述べています。「TYPE-Rは、パワーそのものだけではなく、パワーを生み出す動きを洞察するものです。 非常に主観的なビデオ分析とは異なり、データは客観的であり、アスリートの動きの変化とも一致しています。」
[画像5: https://prtimes.jp/i/14695/3/resize/d14695-3-322672-4.jpg ]


Institute of Motion Analysis:データとパフォーマンスの新領域を開拓
LEOMOは、TYPE-Rの発表に伴い、世界有数のスポーツ科学者、運動生理学者、コーチ、理学療法士、プロのバイクフィッターからなるシンクタンク、IMA (Institute of Motion Analysis)の設立を発表しています。 IMAは、モーション解析が肉体のパフォーマンスを測定するためのツールとして果たしている重要な役割を認識し、この重要なテーマについての教育と研究を促進することを目指しています。

IMAは、モーション解析の領域において、最も進んだ専門家とのコラボレーションを通じて、モーション解析における有数の研究機関になるべく、設立します。この研究機関は、現在トップスポーツで使用されているスポーツ科学を冷静な目で評価し、モーション解析を活用できる新領域を開拓します。確立された知識体の実用的なアプリケーションを特定しながら、さらなる研究が求められる領域を明らかにしていきます。

IMAは、将来的に、スポーツ科学者およびトレーニングの専門家に対して、スポーツトレーニングやスポーツ科学の発展のためのアイデアや最新の研究やデータを共有し、学ぶプラットフォームを提供します。

IMAは、下記の様々な分野で国際的に活躍する専門家によって構成されています。

Jim Martin :ユタ大学 運動並びにスポーツ科学の准教授
Ivan O Gorman:プロのバイク(自転車)フィッター
Neal Henderson:USA Triathlon と USA Cycling の認定エリートコーチ
Hunter Allen:トップコーチでもあり、「パワートレーニングバイブル」の著者
Dr. Inigo San Millán:コロラド大学 Sports Medicine and Performance Centerにおけるスポーツパフォーマンスプログラムのディレクター
Phil Burt:British Cycling の理学療法の責任者
Rodger Kram:コロラド大学 統合生理学の准教授


<LEOMO, Inc.について>
2012年に加地邦彦と、孫泰蔵が代表を務めるMistletoe株式会社によって設立され、アメリカ サンディエゴの本社および港区西麻布の東京オフィスにおいて、スポーツIoTデバイスの開発・製造と、それに連動するサービスの開発を行っています。社員数は、28名(2017年3月現在)。
会社情報・採用情報:https://www.leomo.io/
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